フリーランスのエンジニアとして働きたいけれど、安定した仕事や収入を得られるか不安で新しい一歩を踏み出せない人もいるでしょう。
フューチャリズムは、エンジニア専門のエージェントとして注目されています。
そこで、フューチャリズムが気になっている人のために、特徴やメリット・デメリットなどについて詳しくご紹介しましょう。
フューチャリズムとは?
案件数 | 約2,800件 |
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募集職種 | システムエンジニア、プログラマー、ネイティブアプリエンジニア、フロントエンドエンジニア、組込、制御エンジニア、汎用機エンジニア、データベースエンジニア、インフラエンジニア、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、プロジェクトマネージャー、ITコンサルタント、テスター、社内SE/情シス、キッティング/組立 |
対応エリア | 東京 |
税務サポート | – |
ヘルスケア | – |
コミュニティ | – |
支払い | 最短15日 |
フューチャリズムは「未来志向型エージェント」という方針に基づき、ポート株式会社が運営しているエンジニア専門のエージェントサービスです。
「未来志向型エージェント」とは、エンジニアのキャリアパスを見据えた案件を紹介するエージェントのことで、単に案件をこなすだけでなく、フリーランスエンジニアとしてキャリアアップを目指せる案件を提案してくれます。
また、ポート株式会社は東証マザーズに上場している安定した会社であり、フューチャリズムのほかにもエージェントサービスを展開しています。
登録者数は4,000人、公開案件数は2,500件と、数あるエージェントサービスの中でも登録者数・案件数ともに高い数字となっています。
フューチャリズムの特徴は?
・リモート案件が8割以上
・最高月収120万円
エンジニア出身のコンサルタント
フューチャリズムのコンサルタントはSEやプログラマー出身であるため、エンジニア業界のトレンドも把握しており一人一人に合った案件を紹介してくれます。
実体験に基づいたアドバイスもしてくれるので、キャリアの展望を決めかねている場合は相談できます。
フリーランスエンジニア専門のサービス
フューチャリズムはフリーランスエンジニアに特化したサービスであるため、エンジニアの案件を数多く抱えています。
案件の99%がエンジニア案件であり、多種多様なプログラミング言語の案件が公開されています。
専門性を活かした仕事ができるのもメリットです。
サポート体制が整っている
希望する案件を紹介してくれるだけでなく、エンジニアとしてのキャリアに関するアドバイスをしてくれます。
登録前のキャリアカウンセリングにおいては、電話面談だけでなく出張面談もしてくれます。
フューチャリズムを利用するメリットは?
キャリアアップ・スキルアップできる案件を紹介してくれる
フューチャリズムはエンジニアの方がキャリアアップ・スキルアップできる案件を豊富に抱えており、一人一人のキャリアに合わせた案件を紹介してくれます。
自分がなりたいエンジニアとしての理想像に向い、着実に前進することができます。
案件の単価だけにこだわるのではなく、エンジニアとしての価値を高めることを大切にしているエージェントです。
高額案件が多い
運営会社が東証マザーズ上場企業であることから、フューチャリズムには優良企業の高額案件が数多く公開されています。
また、一般的なエージェントサービスよりもマージン率が低いため、エンジニアの手取り額も多くなります。
公式に発表はされていませんが、フューチャリズムのマージン率は10~15%と言われています。
一般的なエージェントのマージン率は20~30%であるため、月収や年収にすると金額に大きな差がでます。
業界最速の支払いサイト
エージェントサービスを利用すると、締め日から支払いまで1ヶ月以上の期間があるのが一般的です。
エージェントによっては、締め日の翌々月が支払いのところもあります。
フューチャリズムは締め日から支払いまで15日と短いため、素早く報酬を得られるのがメリットです。
なかなか報酬が手に入らずイライラすることもありません。
フューチャリズムを利用するデメリットは?
地方の案件が少ない
フューチャリズムに公開されている案件は、東京に一極集中しています。
東京以外の案件は少ないうえ、あったとしても千葉県や神奈川県など東京近郊のエリアのものになります。
また、東京の案件であってもフルリモートで働ければ地方住みでも大きな問題はありませんが、フューチャリズムにはフルリモートの案件はほとんどありません。
そのため、地方の人が案件を見つけるのは難しいでしょう。
副業として働くのは難しい
フリーランスエンジニアを目指す人の中には、副業として週2~3で働きたい人もいるでしょう。
しかし、フューチャリズムで公開されている案件は、基本的に常駐型・週5の案件であるため、副業として働くのは難しくなります。
また、毎日会社に通勤するのが嫌でフリーランスになった人にとっては、正社員と同じような働き方しかできないため魅力が半減するでしょう。
未経験者のマッチング率は低い
フューチャリズムは、基本的にエンジニア経験者への案件紹介を行うエージェントサービスとなります。
高額案件が多いということは、それなりの知識や技術が求められるため、実務経験が無い人や浅い人は案件を見つけにくいというデメリットがあります。
未経験者でも受け入れてくれる企業で実績を積んでから、フューチャリズムでフリーランスエンジニアとしてのキャリアをスタートすると良いでしょう。
フューチャリズムを利用する流れは?
利用登録
まずはフューチャリズムの無料登録をしましょう。
案内に沿って情報を入力するだけなので簡単です。
また、この登録時、もしくは登録後できるだけすぐに、経歴やポートフォリオを提出する必要があります。
自分のスキルを十分に伝えられるよう、手を抜くことがないようにしましょう。
よく分からないという方は、ポートフォリオの作り方ガイドを掲載している記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
カウンセリング
次に担当のアドバイザーとのカウンセリングです。
経歴やスキルについて深掘りしたり、希望条件のヒアリングをしたり、これからの案件紹介に向けた準備をします。
希望条件には優先順位をつけておくと、アドバイザーとしても案件紹介がしやすくなり、自分としても案件の比較がしやすくなるでしょう。
基本的にオンライン面談が多いですが、場合によっては来社で対応しているところもあるようです。
案件紹介
ここから実際に案件の紹介が始まります。
勤務日数や報酬などはもちろんですが、必要なスキルなどもしっかり確認しておきましょう。
実際に希望する案件があれば、アドバイザーに伝えて選考へと進みます。
面談
参画先の企業との面談です。
勤務内容の確認や条件面のすり合わせなどを行なっていきます。
給与交渉や人間関係など、聞きづらいことはアドバイザーを上手に活用しましょう。
参画
企業とお互いの条件が合致すれば、晴れて参画となります。
業務にしっかり集中するのはもちろんですが、作業報告書等の書類提出が必要なことも多いので注意してください。
参画中もエージェントのサポートを受けられることが多いので、何か困ったことがあれば相談しましょう。
フューチャリズムがおすすめな人は?
フリーランスエンジニアとしてキャリアアップを目指したい人
フューチャリズムは一人一人のキャリアを見据えた案件を紹介してくれるので、フリーランスエンジニアとしてキャリアアップを目指している人に向いています。
フリーランスエンジニアとして明確なビジョンがない人
フリーランスエンジニアになりたいものの、明確なビジョンを持っていない人にもフューチャリズムはおすすめです。
エンジニアとしての経歴を持つコンサルタントが相談に乗ってくれるので、将来のビジョンを明確にしたうえで案件選びができます。
フリーランスとして高収入を得たい人
フューチャリズムは高額案件が数多く公開されているため、エンジニアとしての経験やスキルが豊富な人は高収入を得ることも可能です。
正社員からフリーランスになると収入がアップするのが一般的ですが、フューチャリズムは正社員の時よりも平均して85%ほどの年収アップが望めると言われています。
そのため、高収入を得たい人に向いています。
週5ペースでしっかりと働きたい人
フューチャリズムには常駐型・週5の案件が多く公開されているため、週休2日ペースでしっかり働きたい人におすすめです。
東京在住の人
フューチャリズムの案件は東京もしくは東京近郊のものがほとんどなので、東京在住の人におすすめです。
常駐型の案件が多いため、東京に通勤できる人に向いています。
フリーランスエージェントを選ぶポイントは?
案件数をチェックしよう
フリーランスエージェントを選ぶ上で、案件数がどれくらいあるかとういうことは大事なポイントです。
まずは、案件数の多いフリーランスエージェントを3種類ほど登録しておきましょう。
そうすることで、客観的な視点で見ることができます。
東京や大阪などの大都市エリアと、地方のエリアでは案件数が変わってくるため、自分に合ったサイトを選んでください。
大手のフリーランスエージェントは1万件以上あることも多いです。
仕事にこだわりを持っている人は、なるべく多くの案件が掲載されているフリーランスエージェントに登録すれば仕事が見つかりやすくなります。
様々なフリーランスエージェントで公開されている案件の内容を比較して、希望する条件に合う仕事を多く紹介しているフリーランスエージェントを選びましょう。
サポート体制をチェックしよう
フリーランスの案件紹介サービスは2種類あり、
- エージェント型
- クラウドソーシング型
と呼ばれます。
エージェント型は、契約時やトラブルが起きた時のサポート環境が整っています。
一方、クラウドソーシング型は案件にかかるまでの流れが簡単なので、簡単に仕事を始めることが可能です。
エージェント型に登録したいという人は、2〜3社程登録してみてください。
そうすれば、様々な案件を比較したり、使いやすいエージェントを探すことが出来ます。
探しているうちに、相性の良い担当者にも出会えることが多いです。
どちらが良いか分からないという人は、2つとも登録してみましょう。
まず登録してみて、使い勝手の良い自分に合ったサイトを見つけてください。
マージン率や支払サイトをチェックしよう
フリーランスエージェントでは、マージンを取られることが多いです。
マージンとは手数料のことを指し、この費用によってエンジニアが利用しやすい環境が整えられています。
中間マージンを取られたくないと思う人も多いですが、案件を探して仕事に参加するための必要な経費です。
マージンはフリーランスエージェントによって異なり、10~25%程度が多いと言われています。
中には、マージン率を非公開にしているサイトもあるため、しっかり確認してください。
高単価な案件を探すには、フリーランスエージェントを利用すると見つけやすいです。
フリーランスエージェントの賢い使い方は?
連絡はこまめに
IT業界でフリーランスとして活動をしていく上で重要となるのが人としての信頼です。
どんなに能力が高くても、クライアントから信用されなければ契約を結んで貰えません。
フリーランスがクライントから信頼を失う原因の一つに連絡の遅延があります。
作業に没頭するあまり連絡を忘れてしまうミスを犯すフリーランスは少なくありません。
定期的な報告を怠ればクライアントに無用な心配を掛けることになります。
例え期待通りの成果を上げられても、安心して任せられないという理由で次回以降は仕事を任せてもらえません。
経過報告が契約に記されていなくても定期的な連絡を入れることは最低限のマナーです。
フリーランスエージェントを複数併用する
近年はフリーランス向けのエージェントが増えています。
一見するとどこを利用しても同じという印象を受けますが、フリーランスエージェントによって案件数から仕事内容まで特徴は様々です。
高単価の報酬が期待できるエージェントもあれば報酬が低い分、短期間で数をこなせる案件が充実している所もあります。
クライアントからの依頼がいつ出るかは決められていないため、時期によって案件数に偏りが出ることも珍しくありません。
利用するフリーランスエージェントを一つに絞ってしまうと仕事が限定されてしまうだけでなく、安定した収入の確保も難しくなります。
仕事が途切れないように、複数のフリーランスエージェントを利用することもフリーランスとして長く活動する秘訣です。
報酬相場を把握しておく
フリーランスは仕事だけでなく、クライアントとの契約も自身で行わなければいけません。
フリーランスエージェントに依頼をするクライアントは大手企業から個人まで様々です。
全てが信頼できるわけではなく、中には不当に安い金額で契約を結ぼうとするクライアントもいます。
一般的な相場を把握していないと、提示された金額が正当な物か判断することができません。
正しく理解をしていれば契約交渉で金額を上げられる上限も見えてきます。
交渉を有利に進める相場の把握もフリーとして成功するための大事な作業です。
参画企業の情報もチェックしておく
仕事相手の情報を知っておくことはビジネスにおける基本作業の一つです。
クライアント企業の事業内容や過去の実績といった情報を調べておくことで、漠然と相手が何を求めているかが見えてくるので円滑に話を進められます。
相手を理解することで得られるメリットはスムーズな契約だけではありません。
良き理解者、パートナーとして長く付き合っていきたい相手と思わせることもできます。
安定して仕事を確保するためにも、事前調査を怠ってはいけません。
フリーランスでキャリアアップを目指そう
フューチャリズムは経験豊富なエンジニアにとって、高額案件を探せる優れたエージェントサービスです。
エンジニアの経歴を持つコンサルタントがキャリアアップを見据えた案件を紹介してくれるので、エンジニアとしてさらに飛躍することもできます。
フューチャリズムに登録して、フリーランスエンジニアとして活躍してみてはいかがでしょう。