- ライティングスキルはないけどWebライターになってみたい
- Webライターは未経験でもなれる?
- Webライターとして短期間で稼ぐ方法が知りたい!
このように考えている方はいませんか?
最近では、未経験からフリーランスとして独立を目指している方、副業をしている方をSNSでよく目にするようになりました。
フリーランス・副業といっても職業は様々で、どれがいいか分からない方も多いのではないでしょうか。
筆者がおすすめするのは、未経験でもなりやすいWebライターです。
実際に筆者も、何も知らないまま会社を辞めてWebライターを始めましたが、3ヶ月で月収10万円を稼ぐことができています。
ただ、稼げそうという理由だけで始めると「想像より難しい」と挫折してしまう方も少なくありません。
そこでこの記事では、未経験・スキル0からWebライターになる方法について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
未経験でもWebライターになれる3つの理由
未経験でもWebライターになれる3つの理由は、下記のとおりです。
- レベルが高いWebライターが不足している
- 専門的な資格が必要ない
- 学べる教材が多数ある
それぞれ解説していきますので、ぜひご覧ください。
1. レベルの高いWebライターが不足している
Webライターを本業・副業として始める方は多いですが、レベルの高いWebライターが不足しているのが現状です。
SNSを見るとWebライターはたくさんいますが、そのなかで会社員並みの収入を稼いでいる人はほんの一握り。
それを聞くと「え、未経験で稼ぐのは難しいんじゃ…」と思いますよね。
しかし、未経験からレベルの高いWebライターになるのは決して難しくありません。
- ライティングの基礎を学ぶ(SDS法、PREP法など)
- 依頼のマニュアルを守る
- 報告・連絡・相談をきちんと行う
- 納期を守る
- わかりやすい文章を書く(同じ語尾を連続させない、漢字を多用しないなど)
上記5つのことができないWebライターが多いからこそ、これができれば未経験者のなかでも、少し上にいくことが可能です。
さらに、文章を書くだけでなく、デザインやインタビューなど別のスキルを掛け合わせることができれば、未経験でも仕事を獲得しやすくなります。
副業・フリーランスブームが到来しようとしている昨今で一番最初に飽和するのがWebライターかと。参入障壁がかなり低い。
生き残るためにはWordPress入稿は基礎レベルで、それ以外にも
・SEOに詳しい
・図解などの作成可能
・取材ができる(撮影も)
・SNSフォロワーが多いこの辺の差別化が必要。 https://t.co/RIaGCjs610
— 沖ケイタ|ライター育成のプロ (@namakemono0309) December 19, 2019
2. 専門的なスキルが必要ない
エンジニアやプログラマーなどの専門職とは異なり、Webライターになるのに特別なスキルや資格は必要ありません。
なろうと思えば、今日からでもWebライターになることはできます。
ただ、未経験・スキル0の状態からいきなりWebライターを始めるとなると、不安に思われる方も多いでしょう。
資格は必要ないといっても、資格がないわけではありません。
例えば、Webライターの資格には下記のものがあります。
- Webライティング能力検定
- Webライティング技能検定
- Webライター検定
- SEO検定
「いきなりフリーランスWebライターになるのは不安」「他のWebライターと差をつけたい!」という方は、ぜひチェックしてみてください。
3. 学べる教材が多い
フリーランス未経験の方にWebライターをおすすめする理由として、学べる教材が多いことが挙げられます。
YouTubeやブログ記事、メルマガなどを使えば無料で勉強できますし、1,000円台で購入できる本も多いのでお金をかけずに学ぶことも可能です。
しっかり学びたい方は、サポートが充実しているオンラインサロンや講座などの有料教材を使う手段もあります。
未経験でフリーランスWebライターを目指す方に、おすすめのオンラインサロンは下記です。
- Webライターラボ
- 人生逃げ切りサロン
- フリーランスの学校
- ライター組合
- ライターズバー
教材探しに迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。
未経験のWebライターが挫折する3つの理由
未経験でも始めやすいWebライターですが、以下3つの理由で断念する方も少なくありません。
- 最初は稼げない
- 行動力がないとキツ
- 自己管理力が必要
それぞれ解説していきますので「自分がWebライターに向いているか分からない」という方はぜひご覧ください。
1. 最初は稼げない
Webライターになると、最初はなかなか稼げないのが現実です。
Webライターの場合、1文字1円のような文字単価、もしくは1記事5,000円といった記事単価で報酬を得る方法が一般的です。
しかし、未経験の場合は実績を作るために低い単価でも仕事を受ける必要があるので、始めからお金を稼ぐことは期待できません。
むしろ、アルバイトの方が稼げます。
「未経験でもバンバン稼ぎたい!」という方は、ファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士の資格をとるなど、Webライターとして価値を高めましょう。
Webライターとしての価値=文字単価なので、稼ぎたい方はスキルの習得をおすすめします。
2. 行動力がないとキツい
Webライターとして稼ぐためには行動力が必要です。
会社員だと営業やディレクションなど業務が分かれていますが、フリーランスや副業のWebライターはすべて1人でこなす必要があります。
特に大事なのが営業で、よほど知名度が無い限り勝手に仕事が舞い込んでくることはありません。
「営業はなるべくしたくない」というWebライターの方もいますが、営業しなければ未経験から案件獲得するのは難しいです。
Webライターの場合、企業に電話やメールをしなくても、SNSやクラウドソーシングを使って営業する方も多いので、ぜひ活用してみてください。
3. 自己管理力が必要
未経験からWebライターになるうえで、下記のような自己管理力が必要です。
- スケジュール管理
- モチベーション管理
- 健康・体調管理
きっちり時間が決められている会社員と違い、Webライターは自分でスケジュールを組まなければなりません。
自己管理ができなければ休みすぎたり、逆に働きすぎたりすることも。
筆者も当初は仕事の止めどきがわからず、0時まで仕事をする日が続き体調を崩しました。
さらに、未経験の場合、最初は仕事が来ないこともあるのでモチベーション維持も必要です。
Webライターになると誰も助けてくれないので、自己管理力と「なんとかする」という強い意志がなければ厳しいでしょう。
筆者がおすすめする自己管理のコツは、下記4つです。
- Notionを使ったスケジュール管理
- 毎月、新しい目標を作る
- 仕事は22時までに切り上げる
- 週3日の軽い運動
自己管理が苦手な方は、ぜひ参考にしてください。
未経験Webライターが3ヶ月で月収10万円稼ぐ4ステップ
未経験・スキル0から3ヶ月で月収10万円を稼ぐWebライターになる4ステップについて解説します。
- 実務を経験する
- ポートフォリオを作る
- 営業して仕事を受ける
- ライティング以外の価値提供をする
筆者が実際に行ったロードマップなので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 実務を経験する
まずは、実務を経験しましょう。
いきなり実務はかなりハードルが高いと思われるかもしれませんが、未経験からWebライターとして稼ぐ最短ルートです。
おすすめの求人応募先は下記のとおり。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- サグーワークス
特に、フィードバックがある案件に応募するのがおすすめです。
実務経験を積みながら、ライティングのルールを教えてもらえたり記事を添削してもらえたりします。
仕事をこなしながら、+αでWordPressやSEOの知識も学ぶことでWebライターとして価値を高めることが可能です。
2. ポートフォリオを作る
実務を2〜3つほど経験したら、ポートフォリオを作ってみましょう。
経歴や実績を載せたポートフォリオを作ることで、未経験Webライターから脱却することができます。
クライアントもポートフォリオがあると仕事を依頼しやすくなるので、受注率を上げることも可能です。
ポートフォリオを作りたいけど実績がない方は、自分でブログを立ち上げて記事を書き、それを実績として載せましょう。
媒体はどんなものを使ってもいいので、Googleドキュメントやnoteでポートフォリオを作っているWebライターもいます。
きちんとしたサイトで作りたい方は、筆者も使っているedirecoがおすすめです。
3. 営業して仕事を受ける
営業しないと仕事が入ってこないことが多いので、SNSやクラウドソーシングを使ってどんどん営業しましょう。
経験が浅いWebライターの場合、営業しても連絡が返ってこないことはよくあります。
「返事が返ってきたらラッキー」という気持ちで、根気強く提案文を送りましょう。
提案文では未経験だとアピールせず、自分を採用することのメリットや得意なことを記載します。
さらに、応募案件でどう活かせるかも伝えると採用される可能性が上がります。
ずっと営業し続けるのは大変なので、いずれオンラインサロンに参加したりSNS発信したりして、営業しなくても仕事がくるWebライターになることがおすすめです。
4. ライティング以外の価値提供をする
ライティング以外の付加価値をつけることができれば、Webライターとして活躍の幅が広がります。
活躍の幅を広げないと単価が上がらないため、Webライターだけで食べていくのは難しいです。
そこで、ライティング以外に下記のような価値を提供をしましょう。
- WordPress設定
- SEO対策
- 記事サムネイルデザイン
- 専門的な知見(医療従事者や美容師など)
ライティングと付加価値を掛け合わせることができれば、文字単価が上がるだけでなく、他の業務を任せてもらえることも。
筆者は、未経験からWebライターを始めて3ヶ月目ですが、記事の入稿作業やサムネイルデザインも受けたことで、Webディレクターになることができています。
このように、未経験・スキル0でもクライアントにとって「かゆいところに手が届く人材」になれば、3ヶ月で月収10万円を稼ぐことも可能です。
Webライターに関するQ&A
最後に、Webライターに関するよくある質問を紹介します。
- Webライターは稼げる?
- Webライターに必要なものは?
- Webライターに向いている人の特徴は?
内容が気になる方は、ぜひご覧ください。
Webライターは稼げる?
結論をいうと、経験とスキルさえあればWebライターは稼げます。
ただ、未経験から始める場合は文字単価1円未満からスタートすることが多いため、本業レベルで稼ぐには時間がかかるでしょう。
経験を積み、スキルを組み合わせることができれば、Webライターとして月に40万円以上稼ぐこともできます。
Webライター1年間の収益
1ヶ月目58,540円
2ヶ月目138,557円
3ヶ月目158,728円
4ヶ月目215,166円
5ヶ月目205,594円
6ヶ月目240,921円
7ヶ月目239,015円
8ヶ月目252,439円
9ヶ月目189,735円
10ヶ月目321,865円
11ヶ月目326,411円
12ヶ月目361,252円
13ヶ月目400,250円結論:Webライターは稼げる。
— フリーランスWebライター/sho (@Webshofree) July 3, 2022
以下の記事で、Webライターの平均年収を解説しているので、ぜひご覧ください。
Webライターに必要なものは?
Webライターとして仕事をする上で、最低限必要なものは下記5つです。
- ネット環境
- パソコン
- Googleアカウント
- 文章作成ソフト(Googleドキュメント、Word)
- 連絡ツール(Chatwork、Slack)
Webライターは営業から実務まですべてネット上で完結するので、ネット環境さえあれば初期コストはかかりません。
パソコンを持っていない方も頑張ればスマホでも仕事ができるので、手軽に始められます。
ただ、スマホだとファイルのダウンロードや執筆に時間がかかるので、ゆくゆくはパソコンの購入を検討しましょう。
Webライターに向いている人の特徴は?
Webライターに向いている人の特徴は下記です。
- 文章の読み書きが好きな人
- 1人で長時間作業できる
- 向上心がある人
- 行動力がある人
- 自己管理力がある人
- ルールを守れる人
- コミュニケーション力がある人
当てはまっていれば、Webライターとして挫折する可能性が低いといえます。
当てはまってない場合は、足りないところを伸ばすことで十分Webライターとして活動できるので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
この記事では、未経験・スキル0からWebライターになる方法について解説しました。
結論、参入までの壁が低く需要が高いことから、未経験でフリーランス・副業をしたい方はWebライターがおすすめです。
ただ、始めは想像以上に稼げないことも。
Webライターとして稼ぎたいと考えている方は、この記事で紹介した4ステップを実践してみてください。