dodaキャンパスは、学生がプロフィール情報を登録しておくことで、その内容に興味を持った企業側からオファーが来るスカウトタイプの就活サイトです。
就職活動を本格的に行う3~4年生だけではなく、大学1年生からでも登録することができるという大きな特徴があります。
そんなdodaキャンパスについて、詳しく解説しましょう。
dodaキャンパスとは?
dodaキャンパスは大学生向けの就活サイトです。
学生が自らのプロフィールを登録しておくと、その内容に興味を持った企業からオファーが来る「逆求人・スカウトタイプ」となっています。
元々は「doda」という転職希望者向けの求人サイトがあり、そこから派生して新卒となる学生をターゲットにしているのが、この「dodaキャンパス」です。
運営企業 | 株式会社ベネッセi-キャリア |
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登録企業数 | 7,600社以上 |
登録企業の規模感 | ベンチャー・中小・大手 |
おすすめ度 |
dodaキャンパスの口コミ・評判は?
ナビサイトで様々なインターンを受けたものの、イメージと違うことも。悩んでいたころに視野になかった業界からオファーを受け取ったのですが、やりたいこととピッタリ!最終的に入社を決めました。オファーがなかったら出会えなかったと思います!
公式サイトより引用
早い段階から就活イベントに参加したり、今知りたい記事を読んだりできるので、安心して就活に取り組めます。インターンシップに向けてモチベーションもあがりました!
公式サイトより引用
dodaキャンパスの特徴は?
大手からベンチャーまで豊富
dodaキャンパスは、誰もが知っているであろう大手企業から新進気鋭のベンチャー企業まで、様々な企業が利用しています。
「企業の規模は小さかったとしても、自分の能力を発揮したい」「学生のうちから社会人とコミュニケーションをとり、学生生活や学業に活かしたい」といった考え方をする学生にとっても、非常に便利な就活サイトです。
企業からのオファー
dodaキャンパスでは、学生のプロフィールを閲覧して、「この人にうちで働いて欲しい」と思った企業の採用担当者がその学生に対してオファーを行う仕組みになっています。
つまり、求人サイトのように「条件にあう企業を探し出して、一つずつ面接などの予約を取る」といった手間をかける必要がありません。
なお、同じようにdodaキャンパスを利用する他の学生に情報が洩れることは決してなく、また、企業に対しても開示したい情報を一部選択することができるので安心です。
1年生から利用できる
就職活動といえば、一般的に大学3~4年生がメインとなりますが、dodaキャンパスは大学1年生の時点から利用することができます。
早期から登録をすることで、キャリアや就活に関するコラムを読める、社会人と交流できるイベントに参加できる、といった就活に向けての準備を進められるだけでなく、なんと1~2年生であっても企業からのオファーを受けることが可能です。
まだ学生として学ぶ時間があるうちから企業とつながりを作っておくことで、大学生として学ぶことの指針ができたり、就活の時にスムーズに内定を貰えたりするかもしれません。
dodaキャンパスを利用するメリットは?
適性検査が優秀
就職活動を円滑に進めていくためには、企業側のことを知るばかりではなく、自己分析が欠かせません。
自分の強み・弱みやこれまでの経験、あるいは資格やスキルについて整理することで、「自分はこのような人間である。そしてこのような特性をいかして御社で働きたい」という、自己PRや志望動機が簡単に作れるようになるからです。
このため、多くの就活サイトでは、学生がより的確に自己分析を行えるように、様々な形で支援を行っています。
dodaキャンパスの場合は「適性検査ツール」を使うことができ、自分の良いところ・悪いところをグラフで可視化してくれます。
こうすることでぼんやりとしていた特技や弱点が明白になり、よりよい自己分析の足掛かりとなることでしょう。
サイト・アプリが使いやすい
dodaキャンパスはWebサイトとスマートフォンのアプリ、両方をリリースしていて、どちらからでも同じように利用することが可能です。
家ではパソコン、外出先ではスマホ、といった使い分けも簡単にできます。
また、サイトもアプリも、インターフェースに装飾が少なく、シンプルで使いやすいと評判です。
こういったUIの使いやすさは、小さなストレスを軽減してくれる重要な点です。
例えばオファーのやり取りや、選考段階まで進む時期は、複数の企業と同時にやりとりするケースが増えるので、負担も増してきます。
そんな時でも使いやすく、自分が必要とする情報を見つけ出すことが容易であると、作業ミス防止や作業の時間短縮に繋げられます。
イベントが豊富
就職サイトが主催してイベントを行うケースは珍しくありませんが、dodaキャンパスの場合は、その種類が非常に豊富です。
「エントリーシートの書き方講座」や「プレゼン講座」など実践的なもの、自分の志望する業界探しや業界研究に役立つ「業界疑似体験講座」などが行われています。
それも、就活真っただ中の3~4年生だけでなく、1~2年生のうちからそういったイベントに参加できるので、年単位で余裕をもって本番に備えることができるでしょう。
dodaキャンパスを利用するデメリットは?
プロフィールが薄いとオファーが来ない
dodaキャンパスは「プロフィール情報を登録した後は、自己分析などを行いつつ、後は企業からのオファーを待つ」という仕組みになっています。
しかし、残念ながら待てど暮らせど全くオファーが来ずに、ひたすら待つばかりになってしまう可能性もあります。
こういった問題を防ぐためには、プロフィール情報をいかに分厚くできるかを検討してみましょう。
企業の採用担当者も、何十人、何百人という数の学生の情報を見ているので、少しでも「この人は面白い」と興味を惹きつけるようなプロフィールを作ることが大切です。
有名大学の学生が多い
企業の担当者の目を惹きつける一つのポイントとして、少なからず「在籍する大学のネームバリュー」があげられます。
多数いる学生の中から優秀な人材を探す時、有名大学であれば有利に働く可能性が高いと考えられるからでしょう。
そのような傾向があるため、dodaキャンパスを利用している学生は有名大学に在籍していることが多いのです。
もちろん、知名度の低い大学に在籍しているから利用できない、といったことはありません。
仮に有名大学にはかなわないと感じるようであれば、自分のプロフィールを立派にして、内容で勝負するように心がけましょう。
メールが多い
オファーやイベント情報など、メールによる情報発信が多いdodaキャンパスですので、メールの量が多くて読み切る前に次が届いてしまい、煩わしいと感じる人も珍しくありません。
なによりもそういった状態では、重要なオファーなどを見逃してしまうリスクが高まるので、メールボックスを定期的に整理整頓する必要があるでしょう。
こういった作業は社会人になっても役立ちますので、積極的にメールを処理する習慣をつけると安心です。
dodaキャンパスはこんな人におすすめ!
dodaキャンパスは、大学生活を送りながら就職活動の準備を行いたい、といった考え方をしている人におすすめです。
基本的には「プロフィールを登録し、自分のアピールをしていく」といった、自己分析が得意で発信力がある人に向いているでしょう。
また、幅広く業界について学びたい・社会人とコミュニケーションをとることで自分のモチベーションを高めたい、といった考え方をしている人に最適な就職サイトです。
早いうちからコツコツ就活をしたい人に!
楽しい大学生活を送りつつ、早いうちから将来のことを検討したい人、あるいは就活を有利に進めるための準備をしたい人は、dodaキャンパスの利用がおすすめです。
特に就職活動が本格化する頃は、大学の学業も進んでより難しくなり、人によっては卒業論文や研究を並行して行わなければなりません。
後になって慌てないために、dodaキャンパスで早いスタートを切ってみる、というのもおすすめです。