レゴ®ブーストは、スマホやタブレットでプログラミングして、レゴ®で作った車やロボットを動かすキットです。
おもちゃとしてはもちろん、物づくりと同時にプログラミングも楽しめるので、初めてプログラミングに触れるお子さんにも最適です。
この記事では、プログラミング教材としても使えるレゴ®ブーストの作り方や、レゴ®ブーストで学べることなどを解説していきます。
レゴ®ブーストとは?
レゴ®ブーストとは、レゴ®で作ったロボットや車をスマホにインストールしたアプリで動かすキットです。
アプリ内でプログラミングした内容で、組み立てたレゴ®が動いてくれるのが特徴となります。
モーターで動かせるだけでなく、距離センサーやカラーセンサーも使えます。
また、プログラミングで動かせるレゴは、ほかに教育用のレゴ®WeDo2.0というものもあるのですが、レゴ®ブーストはこちらに比べて安価なのも魅力です。
活かし方は無限大
レゴ®ブーストは家庭用のキットなので、教材がついていません。
よって、レゴ®ブーストをどのように学習に活かすのかは、周囲の大人、もしくはレゴ®ブーストを教材として使っているプログラミングスクール次第となります。
基本的にはおもちゃとしての側面が強いキットです。
学習に活かすには工夫が必要ですが、楽しく遊べるので長く興味を持ってくれる可能性もあります。
直感的にプログラミングできるのが魅力なので、まだプログラミングに触れたことがない小学校低学年のお子さんにもおすすめです。
レゴ®ブーストは子供でも出来る?
パソコンでプログラミングを勉強するのは大変です。
専門的なコードを覚えたり、ものごとを順序だてて考えていくことは、小学生くらいのお子さんにはまだ難しいでしょう。
興味を持つきっかけを見つけるのも難しいので、勉強をはじめることに抵抗を感じてしまうお子さんもいます。
レゴ®ブーストは、馴染みのあるレゴ®を組み立てる楽しさと、直感的にプログラムを操作するわかりやすさが魅力です。
おもちゃを遊ぶ感覚で取り組めるので、はじめるのに抵抗を感じにくいのも特徴となります。
この特徴を活かして、キッズプログラミング教室のアルスクールでは、小学生のプログラミングへの導入としてレゴ®ブーストが採用されています。
レゴ®ブーストの作り方は?
アプリをインストール
レゴ®ブーストを作るには、まず最初に公式サイトからアプリをインストールする必要があります。
アプリはiOS版とAndroid版のほかにFire OS版が用意されていますので、使いたい端末のOSにあわせてダウンロードしましょう。
これらのOSが搭載されていて、公式が推奨するスペックを満たしていれば、スマホでもタブレットでも動作します。
お子さんの学習のためにレゴ®ブーストを利用するつもりであれば、画面が大きくて操作しやすいタブレットがおすすめです。
アプリと連携して動かす
アプリのインストールが完了したら、次はレゴ®ブーストと端末をリンクさせていきます。
Bluetoothを使ってリンクさせますので、端末のBluetoothを有効にしておきましょう。
レゴ®ブーストの緑ボタンを押すだけで接続できるので簡単です。
アプリには、デフォルトでいくつかのプログラミングブロックが用意されています。
画面上のブロックを複数組み合わせたり、数値を入力することで動きを変えられます。
プログラミングが完了したら、フラッグアイコンをタップして組み立てたレゴに指令を送りましょう。
動かない場合には
アプリから指令を出してもレゴが動かない場合に、まず疑われるのは電池切れです。
または、電池を入れ忘れている可能性もあります。
Bluetoothが原因で接続できないこともあります。
端末のBluetoothがオフになっていないか、チェックしてみましょう。
また、Bluetoothは、長時間操作しないと自動的にオフになります。
レゴ®ブーストの緑ボタンを押してリンクする際も、注意したいことがあります。
それは、決して長押ししないということです。
長押ししてしまうと、ファームウェアアップデートしてしまい、再度動かすのに時間がかかってしまいます。
レゴ®ブーストで学べることは?
レゴ®ブーストは、用意された作品を作って、用意されたプログラムを組んでみることでプログラミングを学べます。
マニュアルに沿って組み立てて動かすだけで学習可能なのです。
プログラミングとはどのようなものかという基本的なことが学べるでしょう。
レゴ®ブーストは、自由に作品を作ったりプログラムを組んだりできるのも魅力です。
自由にものを作るというのは、プログラミングを学ぶ上でとても大切です。
なので、用意された作品を完成させるだけでなく、レゴ®ブーストを使って自由にものを作ってみるように促してあげましょう。
そうすると、新しくものを作ったり、プログラミングを組むことの楽しさを学習できます。
レゴ®ブーストは小学生におすすめ
キッズプログラミング教室のアルスクールでは、小学生のプログラミングへの導入としてレゴ®ブーストが用いられています。
しかも、ただ用意された作品を組み立てるだけではありません。
「オリジナルタウンで自動運転車を創ろう!」というプロジェクトでは、自分だけの街を作って、その中をレゴ®ブーストで作った車を走らせます。
動かす楽しさを味わえるので興味を持ちやすく、とにかく取り組んでみる、失敗と試行錯誤を繰り返して正解を見つけるという、プログラミングに大切な要素を学ぶことが可能です。
レゴ®ブーストの評判は?
レゴ®ブーストは、楽しめるおもちゃとしてはもちろん、プログラミングの学習教材としても評判が良いです。
身近なおもちゃであるレゴ®を使えば、色んなものを作ってみたいと考えやすくなります。
チームを組んでどんなものを作るか相談すると、より想像力が刺激されるでしょう。
用意された作品に仕上げるだけでは、基本的なことは学べますが、すぐに飽きてしまう可能性があります。
アルスクールでは、レゴ®ブーストでできる基本的なことを学んだ上で、好きなようにレゴ®を組み上げるというレッスンが行われています。
このようにレゴ®ブーストに触れることで、想像力を刺激して、プログラミングへの興味も深めることが可能です。
ほかにも、スクラッチというプログラミング教材を使ってゲームやアニメーションを作成する楽しいレッスンも行われています。
楽しみながらプログラミングに触れられる
レゴ®ブーストは、馴染みのあるレゴを直感的なプログラミングで動かせるキットです。
楽しく遊びながらプログラミングに触れられるので、小学生のお子さんがプログラミングを始めるきっかけに良いでしょう。
学習方法に工夫を加えると、プログラミングに対して興味を持ってくれる可能性もあります。
レゴ®ブーストを教材として使っているアルスクールを受講してみるのもおすすめです。