幼いうちから教育を受けさせたくて、子ども向けの教材を探している方は多いでしょう。
教材によって内容や難易度などが違うため、しっかりと比較して見極めることが大切です。
そこで今回は、幼児向け通信教材のモコモコゼミについてご紹介していきます。
コースの内容や良いところ、悪いところまで解説するので、ぜひ参考にしてください。
モコモコゼミとは?
モコモコゼミとは、幼児向けの通信教育教材です。
幼児教育の最高峰と名高い「こぐま会」の教材が使われており、自宅でハイレベルな学習ができます。
また、中学受験に強い「SAPIX」とも提携しており、小学校や中学校受験を目指している子どもにもぴったりです。
教材が毎月送られてくる形式で、楽しみながら勉強を進められます。
年齢に応じたコースを利用して、少しずつ思考力や表現力を高めましょう。
モコモコゼミのコースについて
プチコース(1歳~2歳)
1歳から取り組むことができるプチコースで使用するのは、ぬりえやパズル、カード教材などです。
ぬりえでは集中力や手先の器用さを育み、パズルでは図形感覚を培います。
こぐま会の教材の中で最大の武器と言っても過言ではないカード教材では、楽しみながら子どもの力を伸ばせますよ。
可愛くてポップな教材で、まずは学ぶ楽しさを覚えましょう。
プレコース(2歳~3歳)
「螺旋型カリキュラム」の初年度となるのが、未就園児を対象とするプレコースです。
冊子教材や付録教材などを使って、遊び感覚で学習を進めます。
数の数え方や大きさ・高さなどの概念を理解し、基本言語の習得を目指します。
毎月難易度が上がるため、自然とレベルアップできるでしょう。
保護者向けの学習手引きも付いているので、教育に自信がない方でも安心して子どもと一緒に取り組めます。
年少コース(3歳~4歳)
年少コースでは、数多くの問題によって子どもの自発性を育みます。
冊子教材と一緒に、カードやすごろくといった内容の付録教材を使い、思考力などが培われるでしょう。
はさみ切りを行うことで、集中力の向上も期待できます。
毎月教材に取り組んで、年中へのステップアップに備えてくださいね。
年中コース(4歳~5歳)
年中コースでは、年長コースや小学校以降の学習に向けた基礎固めが行われます。
思考力や表現力を高めることで、その後の教育でも役立ちますよ。
これまで通り、冊子教材や付録教材、ぬりえなどを活用しながら学習を進めることが可能です。
保護者用のチェックシートも使いながら、できるまで繰り返しましょう。
年長コース(5歳~6歳)
年長コースでは、小学校進学に向けた準備が本格的に行われます。
文字や数字の読み書きだけでなく、割り算の基礎の習得まで目指します。
教材の問題を解くごとに、子どもの成長を実感できるのではないでしょうか。
応用編のような位置づけのコースですが、教材の親しみやすさは全く変わりません。
モコモコゼミの良いところは?
教材のキャラクターが可愛い
モコモコゼミの教材には、動物のキャラクターがたくさん登場します。
ゆるいデザインで可愛いので、愛着を持つ子どもは多いでしょう。
キャラクターに親しみを持つことで、勉強に対するマイナスな気持ちを抑えられます。
イラストも数多く用いられているため、絵本を読むように飽きずに取り組めますよ。
なお、マスコットキャラクターである「モコさん」以外の動物には、特に名前がつけられていません。
キャラクターの名前を全て覚えなければいけないということはないので、安心してください。
学習の手引きの質が高い
モコモコゼミには、保護者向けの学習の手引きがついています。
子どもへの声かけのポイントなどが記載されており、とても参考になると評判です。
どのように教えればいいか分からない方は、まず学習の手引きを確認しましょう。
思考力が鍛えられる
モコモコゼミの教材は、思考力の育成を重視しています。
簡単に答えを導き出せる問題ではなく、考えなければ解けない問題が充実しています。
幼いころから思考力を養うことで、小学校以降の勉強にも役立つでしょう。
子どもの個人情報がいらない
モコモコゼミを受講する際に、子どもの個人情報を登録する必要はありません。
ニックネームを使用できるため、子どものプライバシーを守ることができて、とても安心です。
モコモコゼミの微妙なところは?
教材の内容がハイレベル
モコモコゼミで用いられる教材は、比較的難易度が高いです。
特に年長コースはハイレベルなので、子どもの成長度合いによっては難しすぎるかもしれません。
まずは年中コースまで使って、様子を見てから続けられるかどうか判断することをおすすめします。
子どものレベルに合わない教材を無理に続けると、勉強に対する嫌悪感を持つ可能性があるため気をつけましょう。
英語には対応していない
グローバル化の中で、幼いころから子どもに英語学習をさせたいと思っている方は多いでしょう。
しかし、モコモコゼミに英語科目はありません。
どうしても英語を学ばせたい場合は、英会話教室や英語教材を併用するのがおすすめです。
問題が少なくてすぐに終わる
モコモコゼミの問題のボリュームは、決して多いとはいえません。
特にプチコースは楽しさを重視しているため、勉強の要素は少ないです。
集中して取り組めば、数日で終わらせてしまう子どももいます。
問題の量が足りないと思うのであれば、繰り返し問題を解けるように工夫しましょう。
答えを直接教材に書き込まなければ、何度でも学習できますよ。
安くはない
モコモコゼミの料金について、少し高いと感じる方もいるようです。
しかし、他の通信教材と比べて極端に高いわけではありません。
通信教材を選ぶときは、料金だけでなく内容も考慮することが大切です。
モコモコゼミのよくある質問は?
Q.子どもはひらがなを読めません。受講できますか?
ひらがなを読めない子どもでも受講できます。
保護者の方が、代わりに教材を読んであげることをおすすめします。
Q.年度途中からの入会が不安です。過去の教材を受講していなくても問題ありませんか?
問題ありません。
モコモコゼミのカリキュラムは、単元を繰り返して学習する方法なので、年度途中からでも受講できます。
Q.教材はいつ頃、どのように送られてきますか?
教材が自宅に届くのは、受講月の前の月の末ごろです。
たとえば、8月号は7月末ごろに届きます。
また、教材一式はポストに投函されます。
Q.退会方法と退会期限を教えてください
退会は公式ホームページの「退会・オプション解約」フォームから申請できます。
登録情報や退会したいコースなどを入力してください。
退会期限は前月の15日です。
たとえば、8月号で退会したい場合は8月15日までに申請する必要があります。
モコモコゼミで楽しく学ぼう
モコモコゼミは、数ある教材の中でもハイレベルな教材なので、高い能力の獲得が期待できます。
また、可愛いキャラクターが多用されており、楽しく学べるような工夫も満載です。
本格的な学習をしたことがない子どもでも、気軽に取り組みやすいのではないでしょうか。
保護者向けの冊子もついており、親子二人三脚で勉強できますよ。