オンライン教材『すらら』とは?特徴・料金・利用者の声などを紹介!

教育現場では、時代の流れに合わせ、また教育の質を上げるために、ICT教育が大きな注目を集めています。

文部科学省は、2023年度までにすべての教育現場でICTの活用を目指す「GIGAスクール構想」を打ち出しました。

これにより、さらに大きな変革が求められるようになったのです。

今回は、ICT教材として高い評価を得ている、すららの特徴や料金などについて紹介していきます。

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すららとは?

すららは、小学生から高校生までを対象とした、5教科を学習するために作られたICT教材です。

パソコンやタブレットを用いて、一人ひとりの理解度に合わせながら学習を進めていけることが最大の特徴となっています。

レクチャー機能やドリル機能、テスト機能を搭載しており、「理解、定着、活用」という学習サイクルを繰り返しながら、基礎学力を定着させていくことが可能です。

この教材は2007年に開発をスタートさせ、2017年には政府の特待生「J-Startup企業」として認定されるなど、これまでに数々の賞を獲得してきました。

2020年12月現在で、1,000校の塾、1,000校の学校、合計2,000名以上の先生が導入しており、高い評価を受けている教材だと言えるでしょう。

小・中・高校や学習塾はもちろんのこと、家庭学習や海外、放課後等デイサービスなど、多種多様な場所で取り入れられています。

 

すららの特徴は?

対話型のアニメーション講義

かつて、教育現場では先生が教え、生徒は黒板を見ながらノートに取るスタイルが主流でした。

一方通行型の教育方法だったのです。

すららでは、従来のように一方的な解説をするのではなく、「理解度を確かめる質問」を投げかけながら講義を進めていきます。

対話型のスタイルをとることで、生徒を飽きさせることがありません。

また、読み解くだけの紙教材とは異なり、ICT教材では動く授業を「見て」イメージを掴み、わかりやすい解説を「聞いて」学んでいきます。

キャラクターの声は声優さんが担当しており、内容も聞き取りやすくなっています。

英語の授業では、ネイティブな発音で読み上げていくため、リスニング力も高めていけるでしょう。

さらに、学習内容は平均15分という小さな範囲に分けて進めていきます。

スモールステップを取ることで、初めての内容を学ぶ場合でも無理なく進めていけるようになるのです。

AI搭載ドリル

成績を上げるために必要なのは、「知識を正しく理解していること」と「理解した知識を定着させること」です。

すららには60,000問以上の問題数があります。

問題が解けなかった場合は、その根本的な原因をAIが自動的に見つけ出していき、理解度に応じてその時に必要な問題を出題していくため、効率良く知識を脳に定着させられるのです。

そのため、自宅など、一人で学習を進めていく場合でも問題ありません。

この「つまずき診断」があることで、つまずいた部分を克服しながら確実にステップアップしていけるようになるのです。

学力診断テスト

自分の今の学力を分析し、弱点を克服するために、取り組んだテストの復習や分析は大切です。

しかしながら、一般的な模試の場合、〇×の判定しかされず、結果が分かるまでに多くの時間がかかるケースがほとんどでしょう。

すららでは、小学4年生から高校3年生の範囲で、学力診断テスト機能を搭載しており、学年や学期など一定の期間ごとに弱点を分析して、それらを克服するために必要な単元を提示していきます。

つまり、今後、成績を上げるために何をすればよいのかが分かり、効率良く学んでいけるようになるのです。

その他にも、定期テスト用に作られた模試を受け、苦手単元の分析や対策が分かる定期テスト機能や、小さな範囲で理解度の確認や振り返りができる小テスト機能などもあります。

学習管理機能

成績を上げていくためには、学習目標や計画を立て、しっかり管理していくことが欠かせません。

すららの管理機能では、目標の達成状況や学習状況をリアルタイムで見ることができます。

また、それらの情報は、先生用の学習管理画面からも把握できるようになっており、保護者用の管理画面からは学習時間やクリアした単元数が確認可能です。

これにより先生や保護者からのサポートやコミュニケーションもスムーズになり、生徒をしっかりサポートしていけるでしょう。

ゲーミフィケーション機能

すららでは、ゲームの要素や原則を取り入れることで、学習のモチベーションアップを狙っています。

学習していく中で付与されたポイントを使いながら、マイページ内にあるアバターやパートナーの変更ができるようになっているのです。

このマイページは、他の生徒と共有できる自己表現の場にもなっています。

すららの利用料金は?

すららの利用料金は、コースによって異なってきます。

小中コースは小学1年生から中学3年生、中高コースは中学1年生から高校3年生に対応しています。

また、新規入会時には下記の入会金が必要です。

  • 小中・中高5教科コース:7,700円(税込)
  • 小中・中高3教科、小学4教科コース:11,000円(税込)

3教科コース

国・数・英の3教科が学び放題のコースです。

小中高にかかわらず、

  • 毎月支払い:月額8,800円(税込)
  • 4ヶ月継続:月額8,228円(税込)

となっています。

4教科コース

国・数・理・社の4教科が学び放題のコースです。

このコースは小学生が対象で、

  • 毎月支払い:月額8,800円(税込)
  • 4ヶ月継続:月額8,228円(税込)

となっています。

5教科コース

国・数・理・社・英の5教科が学び放題です。

こちらも小中高にかかわらず、

  • 毎月支払い:月額10,978円(税込)
  • 4ヶ月継続:月額10,428円(税込)

となっています。

利用者の声は?

すららを通して内面も大きな変化

すららの学習画面に出てくるランキングが気になるようで、他の人との競い合いがモチベーションの維持につながったようです。

高校のテスト順位も、入学した頃に比べると確実に上がりました。

苦手だった数学も毎回10点から15点アップし、中学生の頃より40点ほど上がっています。

勉強に対して自信が付いたことで、自己肯定感が上がり、積極的な姿も多く見られるようになりました。(高校1年生の保護者)

さかのぼり学習で基礎力アップ

すららを始めてから、苦手な分野に対しても、子供が自主的に取り組めるようになりました。

さかのぼって学習ができたことで、基礎をしっかり身に付けられたのか、定期テストでは以前よりも点数が3割ほど上がるまでに。

高校にも無事に合格できました。

ひとつの内容に繰り返し取り組めたため、理解の定着にもつなげられたのだと思います。(中学3年生の保護者)

こんな子供におすすめ!

すららは、勉強には一生懸命取り組んでいるものの、なかなかその成果が得られない子におすすめの教材です。

苦手分野の分析や、対策などをしっかり提示してくれるため、効率良く学習を進めていけるようになるでしょう。

また、自主的に勉強していくことが苦手という子供にも向いています。

ゲーム感覚で楽しめる要素も盛り込まれているため、勉強に対するモチベーションを維持し、積極的に取り組めるようになるでしょう。

すららで勉強を楽しもう

人によって苦手分野は異なり、抱えている悩みも様々です。

すららは、一人ひとりの状況に合わせながら学ぶことに焦点を当てた最先端の学習システム。

AIを駆使し、サポートが充実したICT教材であれば、楽しみながら学習を進めていけるようになるでしょう。

勉強を楽しむことは、成績をアップさせる最大の近道になるかもしれません。

記事の執筆者
LS編集部

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