人生設計をするとき、大きなテーマとなりやすいのが「結婚」です。
結婚はしたいけれど身近には良い相手が見つからない、というときに便利なのが「結婚相談所」。
「婚活」などの言葉とともに耳にする機会が多い言葉ですが、実態はどのようなものでしょうか?
今回の記事では、結婚相談所の概要について簡単に全体像をご紹介します。
結婚相談所ってどんなとこ?
結婚相談所とは、簡単に言うと「結婚したい男女の出会いの仲介と、結婚までのサポートを行ってくれる場所」です。
大手の企業から個人事業所、自治体まで、様々な結婚相談所があります。
結婚が成立するまで手厚い支援が受けられる結婚相談所は、将来の結婚を真剣に考えているものの、相手がみつからない場合などに有力な選択肢となります。
結婚相談所に合う人は?
男女の出会いや結婚を仲介する様々なサービスの中でも、結婚相談所を利用するのに向いている人はどんな人でしょうか。
1.結婚相手に求める条件が明確な人
1つ目は、「結婚相手に求める条件が明確な人」です。
今後の人生設計を考えるにあたって、結婚相手に明確な条件を決めていたり、譲れないことがある人は結婚相談所に合っています。
結婚相談所に登録されるプロフィールは信憑性のあるものが多いため、安心して希望条件に沿った相手を検討することができます。
また、希望条件に合致する人が見つかりづらい場合であっても、結婚相談所であればアドバイザーの相談を受けることができます。
2.結婚を急いでいる人や確実に結婚したい人
2つ目は、「結婚を急いでいる人や確実に結婚したい人」です。
結婚相談所の登録者は、結婚を真剣に考えている人ばかりです。
そのため、結婚相談所を介して出会った場合、結婚に対して前向きに話を進めやすくなります。
また、結婚相談所が相談者のタイプや条件を確認し、マッチする相手を選んで提案するので、自分にとって良い相手を見つけられる確率が高まります。
3.アドバイスが欲しい人や自分に自信がない人
3つ目は「アドバイスが欲しい人や自分に自信がない人」です。
自分に自身がなく、不安があったり、婚活や結婚についてアドバイスを求めている場合、結婚相談所であればアドバイザーの相談やアドバイスを受けることができます。
単に自分の不安や相談をするだけにとどまらず、カウンセリングをして自分の魅力や自信を引き出してくれることもあります。
4.大人数の場では緊張したり積極的になりづらい人
4つ目は「大人数の場では緊張したり積極的になりづらい人」です。
婚活の場としてよく取り上げられるのは、街コンやパーティーなど、大人数の男女が一同に会し、多数の中から相手を見つける方法です。
しかし、このような大人数の場では、積極的になりづらい人やじっくり時間をかけて相手を判断したい人は、相手を見つけづらくなります。
結婚相談所であれば、最初から1:1の場を設定することができるため、大人数の場の婚活に抵抗がある場合も安心して利用することができます。
結婚相談所の種類
結婚相談所には、サービスの提供の方法によって3つの種類があります。
1.仲人・結婚相談室型サービス
1つ目は、「仲人・結婚相談室型サービス」です。
利用者に対してアドバイザー・仲介人が直接様々なアドバイスを行い、出会いの仲介や結婚までのフォローを行います。
お見合いのセッティングや結婚までのサポートまで行う紹介所が多いです。
また、自分だけでは判断できなかった魅力や人柄についても、アドバイザー・仲介人が読み取ってくれるため、より自分とマッチングする相手を見つけやすくなります。
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2.データマッチング型サービス
2つ目は、「データマッチング型サービス」です。
利用者が自分のプロフィールと相手に希望する条件を登録します。
登録したデータに基づき、結婚相談サービス側が条件に合った相手を選び、そのデータを利用者に提供します。
また、自分のプロフィールも他の利用者に提供されます。
その後の出会いなどについては、利用者同士で承諾をとりあって行うケースが多いです。
自分の希望条件を元に、希望に沿った相手をサービス側が提供するため、相手探しの負担が軽減されます。
また、一般的にデータマッチング型は利用者の数が多く、条件にあった相手を探しやすいのも特徴です。
サービスによっては、アドバイザーや相談員に相談できるものもあります。
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3.インターネット型サービス
3つ目は、「インターネット型サービス」です。
利用者がインターネットサービス上で、自分のプロフィール等を登録します。
インターネット上で相手のプロフィールを検索することができ、条件に合った相手にメッセージを送り、承諾が得られたら直接出会います。
比較的気軽に利用でき登録者数数が多く選択肢が広がる反面、自分で条件にあった相手を選びメッセージを送る必要があります。
パーティーや街コンなど他の婚活と併用しながら利用しやすく、費用が抑えられるのも特徴です。
結婚を目的としたインターネットサービスの場合、証明書類の提出等により正確なプロフィールを提供できるように工夫されているサービスが多いです。
結婚相談所の費用相場は?
結婚相談所の中でも仲人・結婚相談室型サービスの場合は、大きく4種類の費用がかかります。
1.入会金
1つ目は「入会金」です。
結婚相談所に登録する際の料金で、3万円~15万円程度が目安です。
10万円以上となると費用が高額に感じますが、結婚のために必要なプロフィールを細かく設定したり、カウンセリングや面談を行ったり、心理学による分析を行うところもあります。
最初のプロフィールを丁寧に設定することは、良い相手を見つけるためにも重要です。
また、結婚という重要な出来事のための大切な個人情報を扱うためにも、ある程度の費用は必要となります。
なお、結婚相談所によっては、「入会費」と「初期活動費」を分割して、入会費を安く抑える所もあります。
その際は、プロフィール登録や初期の面談等の「初期活動費」についても調べる必要があります。
2.月額料金(月会費)
2つ目は「月額料金(月会費)」です。
これは結婚相談書を利用している間にかかる費用で、1~2万円が相場です。
婚活が長引き全く利用しなかった月が発生した場合は、「休会」扱いとしてその月の費用は不要となる相談所もあります。
3.お見合い料金
3つ目は「お見合い料金」です。
条件に合った相手が見つかり、お見合いをする際の紹介費用やお見合いの場のセッティング、日程等の調整費用を指し、1件あたり5千~1万円程度が相場となります。
結婚相談所によっては、月額料金にお見合い料金を含む場合もあります。
4.成婚料
4つ目は「成婚料」です。
結婚が決まったときに支払ういわば成功報酬で、5~30万円と結婚相談所ごとにばらつきがあります。
成婚料が発生する時期は相談所によって異なっており、両親に挨拶をしたときやプロポーズをしたときなど基準が定められています。
相談所の基準を十分確認しておくことが重要です。
そのほかの結婚相談所は?
データマッチング型サービスの場合「入会金」「月額料金」は概ね同じ相場ですが、「お見合い料金」「成婚料」は発生しないことが多いです。
これはサービスの性質上「データを提供する」のみであり、その先のお見合いや結婚については自分たちで連絡を取り合って進めることが多いためです。
インターネット型サービスの場合、費用は「月額料金」が2千円~4千円程度のところが多くその他の費用はかからないことが多いです。
また、長期割引プランも用意されるケースが増えています。
結婚相談所の成婚率は?
結婚相談所で気になるのは「どれくらい確実に結婚できるのか?」、すなわち「成婚率」です。
成婚者数を公表している大手の仲人型相談所を比較し「成婚して退会した人の数」を「会員数」で割ってみると、概ね「10~30%」となります。
一般的な比率よりも高い数値の結婚相談所は、「成婚率」の算出方法が異なることが多いため注意が必要です。
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結婚相談所の特徴を知って、上手に活用しよう
このように結婚相談所は、「結婚」という目的に特化して出会いから結婚まで様々なサービスを提供しています。
費用はある程度必要となりますが、その分情報の信頼性や手厚いサービスに還元されていると考えることができるでしょう。
結婚を具体的に考えたい、確実に結婚をしたい人にとって、結婚相談所の利用は有力な選択肢です。
よく特徴を理解して上手に活用してください。