洗い流さないトリートメントって?種類・選び方・使い方を紹介

トリートメントは、髪の毛の内側に浸透しダメージを補修してくれるもの。

内側に栄養成分をしっかり浸透させることで、髪の毛が栄養を吸収し元気になっていくのです。

そんなトリートメントには、

  • 洗い流すもの
  • 洗い流さないもの

の二種が存在します。

お風呂場でシャンプーの後に使用する、洗い流すトリートメントは認知度も高く日常的に使用している方も多いです。

洗い流さないトリートメントは、聞きなじみのない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで「使ってみたいけれど、選び方や使い方がよく分からない…。」という方のために、洗い流さないトリートメントの役割や選び方正しい使用方法などをご紹介していきます。

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洗い流さないトリートメントの役割は?

では早速、洗い流さないトリートメントの役割をお伝えします。

洗い流さないトリートメントには外側から襲ってくる刺激から髪の毛を守りダメージを予防してくれるという効果があります。

髪の毛は、常に様々な刺激を受けています。

紫外線や摩擦といった外的刺激、そしてドライヤーやヘアアイロン・コテを使用するときに受ける熱ダメージなどですね。

そんな刺激やダメージから髪の毛を守り、保護するのが洗い流さないトリートメントの役割です。

またパサつきや絡まりやすいといった悩みを解消し、髪の毛を扱いやすいものに変化させてくれる役割もあります。

洗い流さないトリートメントの種類は?

洗い流さないトリートメントには、大きく分けて5つのタイプがあります。

オイルタイプは?

オイルタイプの洗い流さないトリートメントは、髪の毛をしっとりとさせてくれるものやサラサラにしてくれるものなど、様々な髪質や幅広い悩みに対応してくれます。

髪の毛が受ける熱ダメージを防ぎ保護してくれる力が高いのが特徴

コーティング剤としてヘアアイロンやコテを使用する前に髪の毛に付けることも可能です。

ミルクタイプは?

パーマやカラーでダメージを受けた髪の毛や、パサつきやゴワつきで悩んでいる方にオススメなのがミルクタイプの洗い流さないトリートメントです。

使用感はサラッとしていてベタベタとせず、しっとりとした髪の毛に仕上がります。

補修効果や保湿力が高く、乾燥が原因で髪の毛にボリュームが出てしまう方にも向いています。

クリームタイプは?

髪の毛のセット力が高いクリームタイプの洗い流さないトリートメントは、ヘアセットの際に髪の毛がまとまりやすくなるのが魅力。

固く太い毛や癖っ毛で悩む方にオススメできます。

保湿力がとても高く、更にオイルタイプの特徴であるコーティング効果とミルクタイプの特徴である補修効果のどちらも兼ね備えているので、非常に使いやすいトリートメントになっています。

ミストタイプは?

ミストタイプ(スプレータイプ)の洗い流さないトリートメントは、サラッとした仕上がりになり髪にツヤ感が出てベタベタしないところが魅力です。

細い毛や猫っ毛で悩んでいる方や、髪の毛の根元が頭皮にペタリとくっついてしまったり絡まりやすいと感じている方にオススメ。

ただし、ヘアアイロンやドライヤーなどを使用するときに受ける熱ダメージを防ぐ力や、髪の毛をまとめる力は弱くなっています。

ジェルタイプは?

ジェルタイプの洗い流さないトリートメントには水分が多く潤いとツヤを与えてくれるものと、油分が多く保湿効果やコーティング効果を与えてくれるものの二種類があります。

柔らかい髪質になりたい方は水分が多いものを、保湿力を高めたい方には油分が多いものをオススメします。

またバブル時代に流行し近年再ブーム化したソバージュヘアの方は、きれいなウェーブを出せるのでこのジェルタイプの洗い流さないトリートメントを使用しましょう。

洗い流さないトリートメントの選び方は?

髪質に合ったものを選ぶ

洗い流さないトリートメントを買うときには、自分の髪質に合ったものを選ぶことが大切です。

簡単に一例を出すと

タイプ オススメな人
オイルタイプ パサつき・乾燥で悩んでいる方
ミルクタイプ パーマやカラーで傷んだ髪の方
クリームタイプ 固く太い毛・癖っ毛で悩んでいる方
ミストタイプ 細い毛や猫っ毛・ボリューム感のない髪質の方
ジェルタイプ 柔らかい髪質になりたい方やソバージュヘアの方

といった感じで選ぶことをオススメします。

成分で選ぶ

髪の毛に良いと言われている主な成分は、

  1. アボカドオイル
  2. アミノ酸
  3. アミノ酸を含むポリペプチド
  4. アルガンオイル
  5. アーモンドオイル
  6. オリーブオイル
  7. ケラチン
  8. ゴボウ根エキス
  9. セラミド
  10. たんぱく質
  11. プラセンタエキス
  12. ホホバオイル
  13. ローズマリーエキス
  14. ローヤルゼリーエキス

こちらの14種類です。

上記の成分が多く含まれているものを選ぶと良いでしょう。

もちろん全て含まれている必要はありません。

またオーガニックのものや、天然由来成分100%のものも髪に優しいのでとてもオススメです。

ブランドを揃える

「洗い流さないトリートメントが店舗にありすぎて悩む…。」という方は多くいらっしゃいます。

ひとまず現在使用しているシャンプーやコンディショナーと同じ種類のブランドの商品を選んでみてはいかがでしょうか?

それぞれ、髪の悩みに合わせたヘアケア効果が期待できますし、香りにも統一感が出ます。

価格で選ぶ

あまりにも安い商品は本当に効果があるのか不安になりますし、高い商品は定期的な購入は厳しいですよね。

ドラッグストアや通販で購入する際は、税抜き1,000円〜3,000円前後のものを購入しましょう。

その金額でも、十分髪の毛のケアに効果のあるものがたくさんあります。

ヘアスタイルで決める

あなたは今、どんなヘアスタイルですか?

パーマをかけている方にはオイルタイプやミルクタイプのものが、ソバージュヘアの方にはジェルタイプのものがオススメです。

またヘアアイロンを使ってストレートヘアにする方や、コテなどで巻き髪にする方は熱ダメージから髪を守ってくれるオイルタイプのものを使用しましょう。

洗い流さないトリートメントの正しい使い方は?

それでは最後に、洗い流さないトリートメントの正しい使い方をご紹介します。

頭皮につけないようにする

トリートメントは髪の毛を保護し、髪の毛に栄養を与えるもの。

頭皮につけても良い効果は得られないどころか、むしろ悪影響なんです。

ニキビ・痒み・フケなどといったトラブルが起きる上に、ふんわりとしたトップが作れず髪型がセットしにくくなります。

洗い流さないトリートメントは毛先から中央部分までに使用し、頭皮トラブル知らずな美しい髪の毛を目指しましょう。

付けすぎないようにする

洗い流さないトリートメントは、付ければ付けるほど効果が高まるものではありません。

付けすぎると髪の毛の内側に油分が多く溜まってしまい、ベタベタとした質感になる原因になってしまいます。

更に付けすぎることで頭皮にも付着し、頭皮や毛穴の環境が悪くなり抜け毛が増えたり次に生える毛にも悪影響になります。

髪の毛の長さや毛量に合わせて、適量を使うことが大切です。

濡れた髪と乾いた髪を使い分ける

洗い流さないトリートメントにはシャンプーやコンディショナーを使用した後の濡れた髪の毛に使用するものと、ブロー後や出掛ける前などの乾いた髪の毛に使用するものの二種類があります。

使い方を間違えてしまうと、せっかくの効果が得られなくなります。

商品のパッケージに濡れた髪の毛用か乾いた髪の毛用かの記載がありますので、しっかり確認してから購入しましょう。

まとめ

一言で「洗い流さないトリートメント」といっても、種類は本当に様々。

髪質やヘアスタイル、求める使用感によって使い分けることがとても大切です。

もちろん、洗い流さないトリートメントだけでは美しい髪の毛にはなれません。

シャンプーやコンディショナーはもちろん、洗い流すトリートメントも併用することで更に髪の毛をケアする効果が高まります。

あなたに合ったものを正しい方法で使用し、誰もが羨むような髪の毛を目指しましょう。

記事の執筆者
LS編集部

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