【ヘアケア】ブラッシングって?正しい方法と効果を引き出すコツも紹介

女性でも男性でも、誰でもやっているブラッシングですが、ブラッシングはただヘアスタイルを整えるためのものだと思っていませんか?

実はブラッシングには、髪の毛のためになる色々な効果があるのです。

ブラッシングの方法・効果を引き出すコツ・注意点を紹介します。

ブラッシングの方法やポイントを見直して、今以上に綺麗な髪を目指していきましょう。

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ブラッシングって?

いつも、クシやブラシを使って髪の毛をとかしますよね。

ヘアスタイリングには必須です。

毎朝鏡の前で寝癖を直すために格闘している人もいるのではないでしょうか。

このあとにヘアアイロンで巻いたり、ワックスで毛流れを整えたりもしますね。

この、毎日無意識のように行なっている、ブラシで髪をとかすことをブラッシングと言います。

そこまで特別なことではないことにびっくりした人もいるかもしれませんね。

正しい方法でブラッシングをすると、今よりももっと綺麗な髪を目指すことができるのです。

ブラッシングの効果は?

毎日行っているブラッシングですが、髪の毛が整うこと以外にどんな効果があるのでしょうか。

実は、見た目でわかること以外にも色々な効果があるのです。

汚れ・ホコリ・抜け毛を取り除く

見た目はツヤがあり、とても綺麗な髪に見えても、実は汚れやホコリがついています。

特に、1日過ごした後の夜は尚更です。

そんな汚れをシャンプーで落とすのですが、実際にはシャンプーで落としきれない汚れがあります。

それを、ブラッシングすることで落とすことができるのです。

それに、人は毎日100本単位で髪の毛が抜けます。

そのような毛を予め落とすことができるのもブラッシングのメリットです。

そうすることで、髪だけではなく頭皮も綺麗になります

新しい髪も、綺麗な状態で生えてきやすくなりますし、強く伸びることができるのです。

血行促進による育毛効果

頭皮マッサージをすると、頭皮の血行が促進され育毛効果があるとされています。

その他にも、現在ある髪の環境もよくなるので、ヘアケア効果も期待できます。

ブラッシングをすると、髪の毛だけではなくいつも頭皮にもブラシの先が当たります。

それが気持ち良くてやみつきになっている人も多いです。

実は、ブラッシングでブラシの先が当たっているだけで頭皮マッサージと同じような効果があるのです。

頭皮マッサージに興味はあるけれど、受けられないでいるという人は是非ブラッシングで同じ効果を体験してみましょう。

抜け毛が増えてしまうからと避けるよりも、実はブラッシングをしたほうが何倍もいいことがあるのです。

髪のツヤ・潤いをもたらす

髪のツヤは、何によって艶やかに光っていると思いますか?

髪自身の輝きというのも間違いではありませんが、実は頭皮から分泌される皮脂なのです。

この皮脂は、天然のトリートメント効果があるので髪の毛に悪いものではありません。

ツヤがある髪が乾燥してないのも、皮脂のおかげなのです。

ブラッシングをすると、この皮脂が髪の毛全体に行き渡ります。

髪の流れに沿ってブラッシングすることでキューティクルも整うため、ブラッシングをしている髪はとても綺麗です。

目に見えない皮脂やキューティクルですが、こんなにも美髪の要素を占めている、大切なものなのです。

ブラッシングの方法は?

ブラッシングをすればいいと言っても、適当にすればいいわけではありません。

正しいブラッシングをすることで綺麗な髪になることができます。

間違った方法でブラッシングをすると、綺麗になるどころか、髪が傷んでしまい逆効果です。

綺麗な髪に近づくためのブラッシング方法を確認していきましょう。

毛先からブラッシングする

普段ブラッシングをするときはどこからやっていますか?

人によって、どこからするかはかなり違いますが、美髪のブラッシングは毛先からやるのがポイントです。

なぜ毛先からなのかと言うと、髪の絡まりや引っかかりを防ぐためです。

根元からブラッシングすると絡まったりしやすくなってしまい、余計なダメージを負ってしまいます。

やはり長い髪ほど絡まりやすいです。

毛先から少しずつ根元に近づけながらブラッシングしていきましょう。

オールバックにブラッシングする

毛先から優しくブラッシングできたら、髪全体を後ろへ持っていきオールバックにしましょう。

なかなかオールバックにする機会はありませんが、おでこをしっかり出してオールバックにしながらブラッシングをしていきます。

なぜオールバックなのでしょうか?

それは、普段とかしきれていない髪までしっかりブラッシングをするためです。

いつもさっとするブラッシングは髪のごく一部しかブラッシングできていません。

しかもほとんどが外側の髪です。内側の髪までしっかりブラシを通すためにオールバックにするのですね。

生え際に向かってブラッシングする

最後に、生え際に向かってブラッシングをしていきます。

オールバックにしたときにブラッシングできていない襟足にもしっかりブラシを通しましょう。

頭を動かしたり顔の向きを変えたりして少しでもとかしやすいようにできるといいですね。

生え際の根元までブラシを通し、髪全体がブラッシングできたら完了です。

ブラッシング前と後の髪の様子の違いを確かめてみてください。

今はまだわからなくても、ブラッシングを習慣にすることで違いがわかるようになってきます

ブラッシングの効果を引き出すコツは?

ブラッシングを習慣化し、ケアをするのはとてもいいことです。

でも、ブラッシングが普段の生活にどのような効果をもたらすのでしょうか。

時間帯やシチュエーションなどを少し意識してブラッシングをするだけで、ブラッシングの効果をより実感できる方法がいくつかあります。

是非試してみてください。

自分の髪に感動するはずです。

お風呂の前にブラッシングをする

お風呂に入る前に、髪はいつもどのようにしていますか?

長いと縛ってまとめたりする人もいるでしょう。

ですが、お風呂に入る前にブラッシングをすることをおすすめします。

どうしても忘れてしまう人は、シャンプー前でも構いません。

あらかじめブラッシングをすることで、汚れやホコリが落ちます

シャンプーの泡立ちもよくなりますし、シャンプー時の絡まりがなくなったり抜け毛が一気に減ります。

シャンプーのときの髪の扱いが簡単になるのです。

また、そのあとに使用するコンディショナーやトリートメントの馴染みもよくなるので、是非今夜のシャンプーから試してみてください。

朝起きた時・寝る前にブラッシングをする

朝起きた時と夜寝る前にもブラッシングをおすすめします。

どちらもなんとなくで過ごしていることが多いかもしれませんが、特に朝は時間がなかったりとバタバタしてしまいがちです。

夜は夜で、疲れてしまっていてそんな時間はとれないということもあります。

綺麗な肌が作られるのは睡眠中と言いますが、髪も同じで夜寝ている間に作られます。

そのため、ブラッシングで頭皮の血行をよくしておくことで、睡眠中に髪を作る手伝いをすることができるのです。

他にも、ブラッシングで副交感神経が刺激されるので安眠効果もあります。

朝は、寝ているときに絡まってしまった髪を整えるブラッシングが必要です。

そのための時間を、少し確保してみませんか?

洗い流さないトリートメントを使う

ブラッシングも、状況によってはダメージとなってしまうときがあります。

冬場の静電気や乾燥しているときなどが特にそうです。

それから髪を守るために、洗い流さないトリートメントを使いましょう。

髪のダメージも防げるのとブラッシングで髪へトリートメントが浸透しやすくなるので一石二鳥です。

ダメージを与えないブラッシングをする

前述の他にも、ダメージの原因となってしまうブラッシングがあります。

それは力任せに行うブラッシングです。

季節が全く関係ないためいつでも起こります。

優しくブラシの重さに手を預けるようにブラッシングしましょう。

頭皮が痛いと感じるブラッシングよりも、気持ちいいと感じるほうが効果がありますし、その後の髪の状態も違ってくるのです。

キューティクルの流れを意識する

キューティクルは、髪の1本1本に、ウロコのようについています。

これが整っていると、ツヤがあり綺麗な髪となるのです。

逆に整っていないと、パサパサでツヤもありません。

どのような流れでキューティクルがついているかというと、根元から毛先に向かってついています。

なので、上から下へブラッシングすることを意識するようにしましょう。

目的に合わせてブラシを選ぶ

ブラシと一言で言っても、実際にはたくさん種類があります。

全てプラスチックでできているものもあれば、動物の毛を使用したものまであるのです。

例えば、ブローするときには大きなブラシ面のデンマンブラシがおすすめです。

ある程度の重さもあり、使いやすいです。

シャンプー前には抜け毛や汚れが取れやすいパドルブラシがいいですね。

適度な刺激のマッサージ効果もありますし、1つ1つのピンの先が丸く、ブラシ全体にクッション性があるので頭皮も傷みにくいです。

ブラッシングの注意点は?

ブラッシングにはいいことばかりですが、注意点もいくつかあります

濡れた状態でのブラッシング

髪が濡れた状態でブラッシングをしないようにしましょう。

髪が濡れているとキューティクルが開いた状態なので非常に髪が傷みやすくなっています。

その状態でブラッシングすると、髪がさらに傷む原因となってしまうのです。

何回もブラッシングをしない

また、ブラッシングに効果があるからと何回もブラッシングをしないようにしましょう。

何回もやると髪も頭皮も傷みます。

朝起きた時と寝る前、シャンプー前の3回が適度な回数です。

ブラシを手入れしましょう

使用するブラシが汚れていると、ブラッシングの効果も薄れてきてしまいます。

専用のクリーナーを使って手入れをしたり、ブラシの先と先の間に入り込んでしまった抜け毛を取り除きましょう

手入れをしたブラシは長く使うことができますし、さらに髪を綺麗にする力を貸してもらえます。

最後に

ブラシを髪に通すだけで美容効果は抜群です。

髪に悩んでいる人はもちろんですが、美髪をキープしたかったり、綺麗な髪と言われたい人もブラッシングに挑戦してみてください。

少し時間を取ってブラッシングするだけで、翌日から髪が違ってくるかもしれません

記事の執筆者
LS編集部

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