シミができると、「できるだけ早く消したい」とか「これからシミを増やしたくない」と思いますね。
老けて見えたり厚化粧になったり、シミを見つけてからストレスが溜まっていませんか?
紫外線対策のために、日焼け止めや美白化粧品を使ってもシミに悩んでいる女性は多いです。
シミの改善には、毎日のスキンケアだけでなく体の内側のケアも大切です。
ここでは今できているシミの対策だけでなく、これからできるシミの予防方法を紹介します。
シミができた時の対策は?
ここでは、実際にシミができたときの対策についてお話します。
医療機関で受診する場合は?
シミを医療機関で治療したい場合は、皮膚科に相談しましょう。
皮膚科の治療内容について、調査しました。
レーザー治療
レーザー治療は、シミの部分に吸収される波長のレーザーを照射します。
黒い部分だけに反応するので、周囲の部分には影響がありません。
ゴムで弾いたような痛みはありますが、麻酔を使うことが可能です。
光治療
光治療は顔の広範囲に光を照射することで、
- シミ
- くすみ
- 毛穴
- 肌荒れ
などトラブルをサポート。
コラーゲンを作り出す細胞を活性化させるので、肌の内部のケアができます。
レーザー治療と違って、治療後に洗顔やメイクが可能な施術方法です。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは肌に優しい酸を塗ることで、古い角質を溶かす治療法です。
皮膚に溜まったメラニンを除去して、ターンオーバーを活性化してくれます。
即効性はないので、他の治療法と合わせる場合が多いです。
皮膚科を選ぶときは無料のカウンセリングを実施している、クリニックをを選びましょう。
料金プランを確認して、最初から高額なプランで契約するのは避けることが大事です。
セルフケアする場合は?
痛みやかゆみ、盛り上がっていないシミは自宅でセルフケアができます。
洗顔
たっぷりの泡を作り、摩擦がおきないように洗顔します。
美白化粧品を使う
美白化粧品は、シミの対策として継続したいアイテムです。
クリームはしっとりしますが、油分が多いのですべての人に使えません。
美白成分が入った美容液を使うと、保湿対策にもなりセルフケアに向いています。
自宅でピーリングする場合
自宅でピーリングをする場合は、肌にやさしいフルーツ酸やグリコール酸がおすすめです。
保湿成分がたっぷりのジェルタイプは、人気があります。
シミ対策での薬の選び方と成分は?
シミ対策で、薬を使用する場合に選び方についてお話します。
日光黒子・そばかすの場合は?
外用薬やビタミンCを塗ることで、薄いシミなら改善していきます。
肝斑の場合は?
トラネキサム酸が入った、内服液を使用します。
炎症性色素沈着の場合は?
ビタミンCの内服液やハイドロキノン配合の外用薬で、薄くなってきます。
外用薬の成分について紹介
カモミラET・トラネキサム酸
メラニンの活性化を、抑える働きがあります。
ハイドロキノン・コウジ酸・アルプチン・エラグ酸・リノール酸
チロシナーゼの働きを、阻害します。
ビタミンC誘導体
チロシナーゼの活性化を抑え、できてしまったメラニンを直接還元させます。
ホルモンバランスが関係する場合は?
肝斑は妊娠中や出産後、更年期にホルモンのバランスが乱れることで発生します。
ストレスが溜まったり、マッサージなどの刺激でも起こります。
このような時期はトラネキサム酸の内服液が有効とされていますが、医師に相談することが大切です。
シミを予防する4つのポイントは?
ここではシミができる前に、予防する方法についてお伝えします。
1.紫外線対策をする
1年中紫外線対策
シミを予防したいなら、夏だけでなく1年中紫外線対策をしましょう。
寒かったり曇りの日にも、紫外線は降り注いでいます。
近所に買い物に行ったり、コンビニに行くのにUVケアをしない女性も多くいます。
日焼けをすると、ダメージが肌に蓄積されてシミになります。
SPAとPAをチェック
日焼け止めを選ぶときは、SPAとPAをチェックしましょう。
SPAは紫外線B波をカットして、肌が赤くなったりヒリヒリするの予防します。
PAは紫外線A波をカットしてくれるので、皮膚の奥にシミが到達するのを防いでくれます。
用途や肌質により使い分ける
コンビニや近くを歩く場合はSPF25・PA+前後、海や山に行く場合はSPF50+・PA++前後を目安に選びましょう。
SPFとPAが高いものは刺激が強いので、肌が弱い人はノンケミカル処方の商品を選びます。
長袖や長ズボン・日傘・サングラス、帽子を使用して紫外線から肌を守りましょう。
2.正しいスキンケアをする
使用量を守る
紫外線対策で日焼け止めを使う場合は、使用量を守りましょう。
下地に日焼け止め効果があっても、使用量を誤ると効果は期待できません。
パウダーファンデーションを使用したほうが、UVカット効果が高いです。
やさしく泡で洗う
洗顔のときにごしごしと顔をこすると、摩擦が起きて肌の表面が傷つきシミになりやすいです。
丁寧に泡を作って、やさしくころがすように洗いましょうね。
洗顔後はすぐに化粧水で、水分を補給しておきましょう。
保湿対策をする
日焼け止めを使用するだけでなく、保湿対策をしておくことも大切です。
肌が乾燥すると、バリア機能が低下して紫外線の影響を受けます。
保湿効果が期待できる成分は、セラミド・ヒアルロン酸です。
自分の肌に合うコスメを選ぶ
美白化粧品を選ぶときは、自分の肌の質に合ったコスメを使います。
乾燥しやすかったり敏感肌の人は、美白化粧品で肌が荒れることがあります。
肌荒れを防ぐためには、低刺激のコスメを選びましょう。
使用感が悪かったり、高額な商品はリピートできないのでおすすめできません。
3.ビタミンC、Eを含んだ食品を摂取する
シミを予防するには、スキンケアだけでなく体の内側からもケアしましょう。
ビタミンCとEを含んだ食品は、紫外線によってできた活性酸素を除去してくれる作用があります。
活性酸素の量が減ると、メラニンの生成を抑えてくれるので毎日摂りましょう。
ビタミンCが多い食品
みかん・いちご・キウイ・パセリ・ブロッコリー・芽キャベツ
ビタミンEが多い食品
ピーナッツ・えだまめ・ほうれんそう・かぼちゃ
4.十分な睡眠をとる
睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が減ってターンオーバーが乱れてきます。
十分な睡眠をとって、新陳代謝がいい肌を作りましょう。
質がいい睡眠がとれていないと、活性酸素が増えてコラーゲンが傷つきシミができやすくなります。
寝不足になるとストレスも溜まり、イライラして食べ過ぎる女性も多いですね。
最後に
今回は、シミに悩んでいるあなたに、予防法と対策を紹介しました。
紫外線対策は大事ですが、毎日の生活習慣もシミの予防には役立ちます。
バランスがいい食事と質がいい睡眠で、ストレスを溜めないようにしましょうね。
シミで気分が優れないという人は、すぐに実践してみてくださいね。
紫外線対策と生活習慣を変えてシミが薄くなると、スキンケアも楽しくなってきます。