キレイな髪と聞いて思い浮かぶ特徴は何でしょうか。
しっとりとした柔らかさや、指通りのなめらかさなどが挙げられますが、見た目だけですぐキレイだとわかるのは、やはり髪のツヤなのではないでしょうか。
ツヤツヤな髪は、見ているだけでうっとりとしてしまいます。
特にシャンプーのCMや美容院でトリートメントしたての髪を見るとなおさらです。
あんな髪になりたいと思っても、難しいと諦めてしまっていませんか?
日々のヘアケアを見直せば、誰でもツヤツヤの髪に近づくことはできるのです。
どのようにケアをしていけばいいのかを紹介していきます。
髪の毛につやがなくなる原因
まずは髪にツヤがなくなる原因からチェックしていきましょう。
ツヤがなくなってしまう主な原因は、髪のダメージです。
そのダメージの原因となるのは、ドライヤーやヘアアイロンの熱だったり、ヘアカラーだったりと様々です。
何もケアをせずにヘアアイロンをした髪はダメージでパサついてしまい、ツヤとは程遠い状態になります。
ヘアカラーも、ブリーチをしたりすると手ぐしが通らないくらいのダメージを負ってしまうのです。
加えて、加齢も原因となってきます。
年齢を重ねると、肌のシミやしわが気になるのと同じで、髪も老化していきます。
それに、キレイな髪をキープする力も減ってきているのです。
ダメージを防げば髪にも自然とツヤが出てきます。
ツヤ髪を目指せるケア6選をご紹介していきます。
1.今使っているシャンプーを見直そう
現在使用しているシャンプーは、自分の髪に合っていますか?
合っていないサインは、
- 洗ったあとに髪がきしむ
- 頭皮のかゆみがある
- フケが出る
この3つが主です。
思い当たることはありませんか?
その原因は、シャンプーの洗浄力にあります。
きしんでしまうのも、洗浄力が強すぎて髪が乾燥してしまうからなのです。
強すぎても弱すぎても合っていないということになってしまうので、ちょうどよい洗浄力のものを見つけるのが大切です。
でも、いちいちボトルで買っていたら合わないものを使い続けなければならないのでは?
と思う人におすすめの選別方法があります。
ドラッグストアなどで、100円ほどで1回分のシャンプーがよく販売されています。
気になるシャンプーを一度使ってみたいというときや、旅行へ行くときに便利ですよね。
一度しか使えないということを利用して、合うシャンプーを見つけていくのです。
自分に合うシャンプーが見つかれば、あとはそれを使い続けるだけです。
シャンプーが合っていないと感じたら、自分に合うシャンプーを探してみてください。
2.トリートメントで髪を中身から綺麗に
髪にツヤが出ないときは、ダメージが原因でパサパサしたりごわごわしてしまっています。
そんなときに使用したいのがトリートメントです。
トリートメントの種類
トリートメントは2種類あります。
- お風呂の中で使用するインバストリートメント
- 出た後に使用するアウトバストリートメント
です。
トリートメントも、どんな種類でもいいわけではありません。
自分の髪質に合ったものを選びましょう。
乾燥が気になるならホホバやアロエエキスが入っているものがいいです。
とにかくツヤを出したいという場合には、髪を整えてくれるはちみつやアーモンドなどが入っているものがいいですね。
使用中の注意とアウトバストリートメントの効果
使用するときは、
- 頭皮にはつけないこと
- ぬるぬるが取れるまでしっかり洗い流すこと
に気をつけましょう。
アウトバストリートメントは、ドライヤーの熱はもちろんですが、乾燥や静電気からも髪を守ってくれます。
また、紫外線を防止する機能を持ったものもあります。
アウトバストリートメントをつけずに乾かした場合と、つけてから乾かした場合で髪に大きな違いが出てきます。
いつもよりまとまりやすく、しっとりとした感触にびっくりするでしょう。
髪の状態がよくなると、自然とツヤも出てきます。
中身からしっかり補修して、1本1本の髪にツヤを持たせましょう。
3.ヘアオイルで髪を保護しながらツヤを出そう
ヘアオイルでツヤを出す方法もあります。
ヘアオイルには摩擦や熱、紫外線から髪を守る効果がありますが、髪のキューティクルを整える効果も持っているのでツヤを出すには最適なアイテムです。
使い方は簡単で、手に適量を取って毛先から髪の内側へ向かって馴染ませるだけです。
髪の長さによって適量が異なるので注意しましょう。
ダメージが気になるところにつけると、補修もしてくれる便利なアイテムです。
ただ、つけすぎると髪が重くなってしまったりベタついてしまうので、適量をつけることを心がけましょう。
4.適したクシ・ブラシを使おう
いつもどんなクシ・ブラシを使用していますか?
100均のプラスチック製のものから、こだわって選んだ動物の毛を使用したものまで様々です。
そんなクシ・ブラシですが、おすすめなのは椿油などのオイルを配合したクシか猪毛や木を使用したブラシです。
猪毛・木製のブラシは、毛や木に油分が含まれているため静電気を抑える効果を持っています。
また、その油分によりツヤを出す効果もあるのです。
ボリュームのある髪でもしっかりととかすことができます。
オイルを含んだクシを、つげ櫛といいます。
とかすだけで、オイルが髪に馴染んでツヤが生まれます。
つげ櫛はなんと縄文時代には原型ができており、現在まで使用されている歴史の深いものです。
女性は古くから、クシで髪をとかす文化があったのです。
つげ櫛は通販などでも購入できますが、100均にある木製コームを利用して自作のつげ櫛風コームを作ることも可能です。
作り方は、木製コームを1週間ほど椿油やあんず油などのオイルに漬け込むだけです。
本物のつげ櫛も手作りコームも、手入れをすることでいつまでも使用することが可能な素敵なクシです。
5.ドライヤーの使い方でツヤが出る!?
いつも髪を乾かすとき、どのようにして髪を乾かしていますか?
適当に乾かすよりも、丁寧に乾かすと髪にツヤも出ますしまとまりもかなりよくなります。
次の日の朝のスタイリングもかなり楽になります。
シャンプー後、まずはしっかりタオルドライをしましょう。
髪の水分をしっかり取ることで、髪が乾くまでのスピードが格段に速くなります。
続いて、クシやブラシでさっと髪をとかします。
髪の摩擦を防ぐために、粗めのものがおすすめです。
そのあと、トリートメントやオイルをつけます。
ドライヤーの熱から髪を守ってくれる、重要な役割を持っています。
いよいよドライヤーで髪を乾かします。
まずは全体的にばばっと乾かします。
コツは、根本から乾かすことです。
毛先は傷みやすいので、最後に乾かしましょう。
8〜9割乾いたら、ブラシを使って全体をブローしながら乾かすと次の日のスタイリングがかなり楽になりますよ。
6.美容院のトリートメントは効果抜群
手早くツヤを手に入れたいという場合は、美容院のトリートメントがおすすめです。
いつもカットだけだったり、カットとカラーだけしてもらうという場合に、トリートメントを追加するだけでダメージが補修されてさらさらツヤツヤな髪になれます。
特にかなり髪が傷んでしまっている人や、ハイトーンのカラーをした場合にトリートメントをするといいですね。
美容院のトリートメントは市販のものと成分がかなり違いますし、時間をかけて施術をするためセルフケアでのトリートメントよりも効果が格段に違います。
また、美容師さんが自分の髪に合ったトリートメントを選んでくれるのもいいポイントですね。
トリートメントの理想は2週間に1回です。
ですが、現実はそこまで頻繁には通えません。
施術のときに追加してもらってトリートメントをするくらいでもいいので、髪の傷みがどうにもならなくてツヤも出ないという場合は一度美容院でトリートメントをしてみてください。
まとめ
キレイな髪ほど見惚れてしまうものはありませんし、昔から「女の髪は命」と言われてきたくらい、女性にとって髪は重要なパーツの一部なのです。
今すぐできるような簡単なものもあるので、是非チャレンジしてみてください。
ツヤツヤな髪になれるの日も、もうすぐそこかもしれませんよ。