風邪は、年代問わず誰でもかかる代表的な感染症です。
それでも、他の感染症にかかるリスクがあることから、万病の元と言われるくらい予防しておきたい病気でもあります。
食事からの風邪予防
風邪を引きやすいときは?
小さな子どもであれば、頻繁に風邪を引いたり病気になったりします。
しかし、大きくなっても頻繁に風邪を引く人は、筋肉を付けて免疫機能を高めることが大切です。
栄養素は何が必要?
タンパク質とビタミンの不足に気をつけたいところです。
タンパク質は筋肉を作るために不可欠な栄養素であり、喉や鼻の粘膜を作ることにも役立っています。
肉類や大豆類に多いアミノ酸には、抗酸化作用が高く、免疫細胞の機能向上に働くため、抵抗力が上がることが期待できます。
毎日の食事で積極的にタンパク質を摂取しましょう。
風邪予防に効果的なビタミンとは?
ビタミンは様々な種類がありますが、抵抗力の向上に一役買ってくれるのは、ビタミンAとC、Eです。
これらは抗酸化作用に長け、免疫細胞の機能が下がるのを予防してくれます。
ビタミンA
中でもビタミンAは粘膜の保護機能向上に役立ちます。
ビタミンAを圧倒的に多く含む食材は、鶏肉や豚肉のレバーです。
他の生物の肝類もビタミンA含有率が高いですが、いずれも頻繁に食卓に上るような食材ではありません。
取り過ぎには注意してください。
普段使いにはしそやニンジン、卵黄などがおすすめです。
ビタミンC
ビタミンCを多く含む食材は、上位から赤ピーマン、黄ピーマン、ゆずの果皮です。
中々子どもに食べさせるのは難しいかもしれません。
柿やキウイ、イチゴなどのフルーツやモロヘイヤや水菜、ブロッコリーなどの野菜から取り入れるといいでしょう。
意外かもしれませんが、ハムやベーコンにもビタミンCが比較的多く含まれています。
ビタミンE
ビタミンEは、植物油やナッツ、魚介類から摂取しましょう。
植物油ではサフラワー油やとうもろこし油に、ナッツではアーモンドに多く含まれます。
魚介類の場合は、オイルサーディンのようなイワシのオイル漬けや、焼きたらこに多いです。
ビタミンEを含む野菜は、大根の葉やかぼちゃ、赤ピーマンなどが代表的な食材です。
ビタミンCは水溶性で加熱すると壊れやすいですが、脂溶性のビタミンAとEは加熱すると吸収率がアップします。
ビタミンCはできるだけ生で、ビタミンAとEはできるだけ油で調理するのがベストです。
まずは資料請求から!
資格講座の資料を取り寄せてみませんか?
資格・通信講座のサイトから資料を取り寄せることが可能です。
実際に合うか合わないかを確認する方法として、それぞれの講座を資料請求して比較することをオススメしています。
講座を申し込む前に、まずは自分に合うかどうかを確認してみてはいかがでしょうか?
資料請求ページ お申込みをする前に!
>>「食育」に関する通信講座を一括で資料請求する(無料)