調理師を目指せる通信講座おすすめ厳選4選 | 費用が安い順にランキング比較

スクールに通わない人でも、学ぶ意欲が高ければサポートしてくれるのが通信講座。

仕事の他に、家事や育児にも追われる忙しい女性にとっては心強い味方です。

人生100年時代といわれる現代では、子どもからお年寄りまでが、毎日を楽しく健康に過ごすために必要なのが食の知識でしょう。

バランスのとれた美味しい料理を作るスキルを身につけることは、一生の財産になります。

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通信講座の選び方は?

教材やサポート体制をチェック

通信講座で学ぶ際に最も注意すべき点はモチベーション維持ですが、すべてが学習者自身の責任ではありません。

孤独との闘いともいえる通信講座学習では、目の前にあるテキストが非常に大きな存在になるのも事実です。

内容はもちろん、イラストや写真が適度に使用されているか、持ち運びに便利な大きさや重さなのかも学習を続けるうえで大事な要素になるでしょう。

さらに、分からないことに対するサポート体制がどうなっているのかも、しっかりと確認しておく必要があります。

スクーリング制度は整っているのか、質問方法はどうなっているかなど、事前に必ずチェックしておきましょう。

口コミを信用しすぎない

学習のしやすさは人それぞれです。

有名な会社の通信講座で口コミも良いからといって、自分にとって必ず相性が良いかは分かりません。

他の人の評価や口コミだけで判断するのではなく、必ずテキストの内容やサポート体制を調べ、納得のできるものを選択しましょう。

また、習い事につきものなのが、費用に関する問題です。

最初に支払う費用のみを単純に比較するだけではなく、無料の学習期間延長はあるのか、自分に該当する割引サービスはあるのかなども確認しておきましょう。

調理師試験のおすすめ対策講座

スクール名 日本調理師協会 キャリカレ 東北福祉カレッジ ユーキャン
料金(税込) 30,450円 31,900円 43,989円 44,000円
学習期間 6ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 6ヶ月
学習方法 テキスト・添削課題 テキスト・映像講義
模擬試験
テキスト・添削課題
模擬試験
おすすめ度

1. 日本調理師協会

日本調理師協会
料金(税込) 30,450円
学習期間 6ヶ月
学習方法 テキスト・添削課題
おすすめ度 3.3

日本調理師協会は、調理師国家試験対策の通信教育事業を行う機関としてパイオニア的な存在です。

1968年に設立されてから50年以上の実績があるため、高い信頼も得ているのも特徴。

この講座の一番のメリットは、何といっても費用が安いことでしょう。

他の機関が実施する通信講座は40,000円を超えるところもあることを考えると、30,450円は破格の安さだといえます。

ボリューム満点の教材

また、講座で使用するテキストも非常に分かりやすいと定評があります。

学習期間は6か月で、3冊のテキストの他に学習ガイドブックが1冊、問題集が5冊と解答・解説書が5冊とボリューム満点。

合格率No.1を誇るのも、納得できる内容でしょう。

注目すべき点は、問題集と同じ冊数の解答・解説書がついているというところ。

たくさんの問題を解いて詳しい解説を読み込むことで、幅広い知識が深まることが容易に想像できます。

コツコツ学べる

6か月間という長めの学習期間も、豊富なテキストや問題集の量とバランスが取れているといえるでしょう。

1科目につき1か月を目安としたスケジュールが組まれているので、コツコツと確実に知識を習得したいという人にお勧めです。

テキストや問題集の量が多く学習期間も長めに設定されているため、最短で試験に合格したい人よりも、理解を深めて幅広い知識を身につけたい人に向いているでしょう。

 

2. キャリカレ

キャリカレ
料金(税込) 31,900円
学習期間 3ヶ月
学習方法 テキスト・映像講義・模擬試験
おすすめ度 4.2

キャリカレの調理師合格指導講座は、毎年たくさんの合格者を排出する調理師専門学校のノウハウを凝縮した講座になっています。

使用する教材は、5冊のテキストと1冊の暗記ブックが中心。

一般的な教材と比べて3分の1程度の学習量で合格できるカリキュラムが組まれているため、忙しくて日々の生活の中でまとまった勉強時間を確保できない人は検討すると良いでしょう。

1日にたったの20分の学習時間が目安になっているので、お昼の休憩時間や通勤中の電車の中だけでの学習でも、合格に必要な知識は十分に身につきます。

便利な教材

講座で使用するテキストや暗記ブックは、持ち運びに便利なB5サイズになっているのも特徴。

多忙な日々を送っている人向けに作られていることがうかがえます。

多彩なイラストや図表以外にも、ところどころに記載されたQRコードも学習をサポートしてくれる便利な機能。

映像講義や副教材にリンクしているものや、すぐに質問できる機能につながっているので、分からない箇所を放置しておくということにはなりません。

不合格の場合は全額返金

ネット割引で31,900円という安めの費用で、不合格の場合は全額返金というメリットもあります。

さらに、合格すると2講座目が無料というのも大きな魅力。

費用を抑えて短期間に合格したい人にとっては、検討する価値が十分にある講座だといえます。

キャリカレの口コミ

仕事が忙しく、勉強できた期間は実質2週間位でした。それでも、過去問や模試で7~8割正解することができ、本試験でも十分合格できる回答ができました。
理解しやすく、必要な内容は全て盛り込まれていた内容でした。

>>公式サイトより一部抜粋

重点的にテキストがまとまっていて、分かりやすく勉強しやすかったです。
大体のスケジュールが組まれていることで、気を抜かず進めることが出来ました。

>>公式サイトより一部抜粋

まだ 試験前ですが、一通り冊子に目を通し、添削問題を終えました。過去問などもあり 問題をこなしていくうちに理解度も解ってきてWEBで楽しく取り組めています。

>>公式サイトより一部抜粋

 

3. 東北福祉カレッジ

東北福祉カレッジ
料金(税込) 43,989円
学習期間 3ヶ月
学習方法
おすすめ度 3.0

通信講座ではめずらしいスクーリングがあるのが特徴です。

孤独になりがちな通信講座での学習者にとっては、非常に励みになる制度でしょう。

講座の費用は43,989円と比較的高めですが、キャリアセンターに登録することによって11,000円の割引が受けられます。

また、教育訓練給付金の対象にもなるため、自身が該当するかを確認しておくとよいでしょう。

 

実務経験も積める

通常、調理師になるには2つのルートがあり、調理師学校を卒業するか、2年以上の調理実務経験を積んだうえで調理師試験に合格しなければなりません。

したがって実務経験のない人が通信講座で学習しただけでは、普通は調理師の資格を得ることはできないのです。

しかし、未経験者でも調理師の資格を得ることができるのが当講座の大きなメリット。

独自のキャリアセンターに登録することによって、関連施設の厨房で調理補助の仕事を紹介してもらえます。

机の上の学習だけではなく、現場での経験を積むこともスキルを身につけるうえで重要なステップです。

未経験から通信講座で調理師を目指す人にとっては、必見ともいえる講座でしょう。

 

4. ユーキャン

ユーキャン
料金(税込) 44,000円
学習期間 6ヶ月
学習方法 テキスト・添削課題・模擬試験
おすすめ度 3.9

コマーシャルでもお馴染みの大手スクールで、講座の費用は44,000円と高めになっているのが特徴。

しかし、こちらの講座も教育訓練給付制度の対象となっているため、最大20%割引されます。

また、15回の分割払いも可能で、その際の1か月あたりの支払額は2,980円です。

わかりやすい教材

科目別に分かれた6冊のメインテキストの他、記憶の定着に役立つパワーアップ問題集や学習をスムーズに続けるためのガイドブックも大きな励みになるでしょう。

コンパクトなB5サイズのメインテキストには、学習しやすい工夫がいっぱい。

重要度がひと目で分かるマークや、専門用語の解説によってストレスを感じることなく学ぶことができるでしょう。

記憶力の低下を自覚していた60代の学習者から分かりやすいテキストだったと評価されていることは、多くの人にポジティブな印象を与えることがうかがえます。

サポートもばっちり

質問は1日に3回までできるため、分からないことを先延ばしにするという心配はありません。

また、標準学習期間は6か月ですが、受講開始から12か月まで指導してもらえます。

大手の機関に対して安心感を覚える人や、短い学習期間では不安があるという人は、視野に入れると良いでしょう。

ユーキャンの口コミ

使い勝手が良くて進めやすいテキストや、添削でのアドバイスのおかげで無事合格することができました。気持ちの上でも支えられたので、本当に感謝しています。
そして資格を取ったことによって、学校給食の仕事に就くことができました。

>>公式サイトより一部抜粋

テキストは見やすさも問題もなく、読んでいて意味がわからずにつまづいた記憶がないので、良い教材だと思います。内容は、魚のおろし方から栄養学、公衆衛生と、とても興味ある内容で、勉強していること自体が楽しかったですね。

>>公式サイトより一部抜粋

60歳を過ぎた私が、ユーキャンのテキストを何度も繰り返し読んで、大切だと思ったところを書き出して覚えていっただけで1回で合格しました。もし記憶力に不安な人は、何を置いてもユーキャンを選ぶことをおすすめします。

>>公式サイトより一部抜粋

 

調理師免許を取得するメリットは?

調理師免許を取得することで、調理に関する知識・技術を証明ができます。

また、より高度な専門資格へのキャリアパスとしても有効です。

ここでは、調理師免許を取得するメリットを詳しく見ていきます。

調理師としての信頼を得られる

食品衛生責任者の資格さえ持っていれば、店舗の営業自体は可能です。

しかし、食品への衛生観念を証明することは出来ても、調理の知識・技術については保証できないため、お客様からは「この店の料理は本当に安心できるのか」という不安を拭えないでしょう。

逆に調理師免許を取得しておけば、正しい知識・技術を持っていると証明できますので、お客様にも安心して料理を提供することができます。

良い評判が広まれば、リピーターや新規顧客の獲得も期待できるため、店舗経営の安定化にも必須の免許と言えます。

給料・待遇のアップが見込める

就職時に調理師免許があることをアピールすることで、免許保有者としての信頼を得ることができ、新人でも即戦力として調理を任される可能性があります。

また、職場によっては資格手当が加算されるため、調理師免許が給料アップに繋がるケースも多いです。

更に、より上の役職に就くなどのキャリアアップも期待できるなど、待遇面の向上も見込めるようになります。

就職や受験のキャリアパスになる

例えば、専門調理師や調理技能師などの専門資格では「調理師免許の取得後3年以上が経過しており、かつ所定期間の実務経験があること」が受験資格となっています。

これらの資格は、中国料理・フランス料理などジャンルごとに分かれており、より専門的な調理への知識・技術が問われることになります。

また、就職で調理師免許が必須になるケースもあります。

特に学校・病院などの給食調理は、自治体が調理師の最低人数を各事業所に規定しています。

そのため、これらの事業所で給食調理員として働きたい場合は、調理師免許の取得が条件となることもあるのです。

調理師免許の取得方法は?

調理師免許の受験には調理師の専門学校に通うか、規定の学歴と職歴を満たしている必要があります。

それぞれ詳しく確認してみましょう。

専門学校に通う場合

専門学校に通う場合、厚生労働大臣が指定する

  • 調理師専門学校
  • 調理科などの専門コースがある高校、大学

に入学・卒業することが条件となります。

卒業後、住所地の都道府県知事に免許取得の申請をすることで、試験を受けずとも調理師免許の取得が可能です。

なお、1年制の調理師専門学校であれば最短1年で調理師免許を取得できます。

実務経験を積んで取得する場合

実務経験を積む場合、以下2つの条件を満たしていれば試験を受けて取得することができます。

  • 中学校卒業済みで高等学校の入学資格を有する
  • 調理師法施行規則に指定されている施設で、2年以上の調理業務経験がある

ざっくりと言えば「中卒以上で2年以上の実務経験がある」ということです。

指定の施設には、宿泊施設を含む飲食店や惣菜製造業、販売以外の業務も営む魚介類販売業などが上げられます。

他にも、1回20食以上もしくは1日50食以上の提供を継続している学校・病院・寮の給食施設も当てはまります。

実務経験の要件

実務経験の条件は「通算2年」ですので同じ職場に2年以上留まる必要はありません。

しかし、同時期に複数の勤務先で働いても勤務期間の合算はできず、1カ月以上の長期休暇があると休暇分はカウントされませんので注意が必要です。

また、指定の施設で働いていても、食器洗浄・配膳・清掃といった調理以外の業務は実務経験の対象外になります。

因みに正社員である必要はなく、勤務時間が週4日以上かつ1日6時間以上であれば、パート・アルバイトでも調理師免許の受験が可能です。

ただし、都道府県によって受験資格となる勤務時間・日数は異なるので、公式サイトなどで必ず確認しましょう。

調理師試験の難易度は?

調理師試験は国家資格ですが、偏差値で言うと42程度で難易度は高くありません。

難関の司法試験が偏差値77ですから、その差は歴然と言えます。

出題範囲は広いものの、試験内容はマークシート式の筆記問題のみであり、実技試験が無いため独学でも十分合格できるレベルです。

合格率は例年60%~70%前後で推移しており、合格率1桁という難関資格が多い国家資格の中でも、比較的合格しやすい資格であることがわかります。

なお、調理師試験は各都道府県で別々に実施され、問題の出題内容も異なりますので、難易度や合格率は実施地ごとに差があります。

まとめ

人と人に相性があるように、人と物にも相性があります。

通信講座も例外ではなく、人によっては独学のほうが成果を上げられることもあるかもしれません。

口コミだけではなく、講座の特徴やサポート体制もしっかりと確認しましょう。

また、習い事を始める際に必ず考慮すべき問題が費用に関すること。

講座の料金だけではなく、自分に該当する割引などもよくチェックすることが非常に大事です。

記事の執筆者
LS編集部

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