プログラマーが不足している6つの背景とは?稼げるエンジニアになる方法も紹介

  • プログラマーは余っていると聞いたから、もう目指すのは遅い?
  • プログラマーが不足しているって本当なのか知りたい
  • 市場価値の高いプログラマーになるにはどうしたらいい?

こんな悩みをお持ちではありませんか?

今はIT業界が勢いづいているので、プログラマーを目指す人が増えています。

そのため「プログラマーが飽和している」という声を聞くこともありますよね。

結論から言うと、プログラマーは全然足りていません。

そして、今後もプログラマー不足は加速するでしょう。

この記事ではプログラマーが足りていない背景と、稼げるプログラマーになるポイント未経験からプログラマーになるために大切なことを解説します。

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プログラマーが不足している6つの背景とは?

近年は、バックグラウンドに関わらずプログラマーを目指している人が増えていますが、それでも人材不足は深刻。

その理由を6つ紹介します。

1.労働人口が減少している

単純に日本の労働人口が減っているため、プログラマーも不足しています。

総務省の調査によると、15歳~64歳の労働人口が2010から2020年の間に101万人減少しました。

25歳~34歳に限定すると減少幅は186万人。

エンジニアに絞ると、さらに深刻になります。

経済産業省の調査によると、2030年までに高度IT人材が79万人足りなくなるとの試算が出ました。

どこの企業も人材不足を補うべく、自社で未経験エンジニアを養成したりスクールを開講するなどして対処していますが、全く追いついていません。

2.IT業界が成長市場

IT業界が成長市場なのも、プログラマー不足である背景の一つ。

今はWebサービスが充実してきている上に、AIやIoTなどの先端技術が次々と誕生して業界が勢いづいています。

加えて、2020年に発生した新型コロナウイルスの影響で、かつては現実世界でしか受けられなかったサービスもデジタル化されています。

  • Web会議の普及
  • 実店舗からECサイトへの移行
  • 社内システムのDX化

このように、あらゆる分野でITの可能性が見出されています。

それゆえ、プログラマーが足りていないのです。

3.本当にスキルのあるプログラマーがいない

「多少のコードなら書ける」「お遊び程度のゲームくらいなら作ることができる」という、いわゆる「なんちゃってプログラマー」みたいな人は多いかもしれません。

しかし、本当にスキルのあるプログラマーは少ないです。

フリーランスサイトの案件を見ても、以下のように応募条件が厳しい求人がほとんど。

  • Webアプリケーションの開発経験
  • JavaPHPなど特定言語の開発経験
  • システム保守の運用経験

プログラマーが不足しているからと言って、企業側も誰でもいいとは考えていません。

優秀な人材を手に入れるためにスキルや経験を重視しています。

しかし、企業が求めるスキルを持つ人材が少ないため、常にプログラマー不足です。

4.業界の変化についていけない

業界の変化についていけないのも、プログラマー不足の要因です。

IT市場はどの分野より変化が速く、たった数年で人材価値がゼロになることも珍しくありません。

例えば、20世紀に隆盛を極めていたFortranも現在ではマイナー言語に分類されています。

一方、ここ10年間でAIやIoT、AWSなど新たな技術が次々と導入されました。

もちろん、これらの技術が10年後も生き残っているとは限りません。

このように、激しすぎる業界の変化についていけず、プログラマーを断念する人は少なくありません。

5.ブラックなイメージがある

プログラマーにブラックなイメージが残っているのも、人材不足の大きな要因です。

一昔前より改善されたとはいえ、未だに違法労働が横行している会社もあります。

  • ムリな納期を強要
  • 裁量労働制の悪用
  • 未経験者の育成を放置

私の先輩にも、裁量権もロクにないままサービス残業をさせられている人がいます。

このようにブラックな実情があるせいで、プログラマーにをためらう人は多いです。

6.給料が安くなるケースもある

先のブラック企業と関連しますが、給料が安くなるリスクがあるのも、プログラマーの成り手が少ない原因の一つ。

プログラマーは高収入が期待できる仕事ですが、業界や会社を誤ると安く買い叩かれることもあります

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ただし、プログラマーの低年収問題はスキルを身に付け、適切にエージェントを利用すれば解決できます。

次章で詳しく解説しますね。

稼げるプログラマーになるコツ3つは?

繰り返しになりますが、人材不足と市場が急成長しているおかげでプログラマーは引く手数多。

そのため、プログラマーの待遇は年々良くなっています。

しかし、一歩間違えると低年収に苦しむかもしれません。

ここでは、稼げるプログラマーになるためのポイントを3つ紹介します。

1.成長ジャンルに絞る

稼げるプログラマーになりたいなら、成長分野に関わることをおすすめします。

例えば以下のようなジャンル。

おすすめのジャンル

・AI
・IoT
・ブロックチェーン
・データアナリティクス
・ロボット開発

これらのジャンルにはお金が多く流れている分、人件費もたくさん投入されています。

稼ぐためにはスキルを上げるだけでなく、どの分野でキャリアを積むかも考えましょう。

2.プログラミング以外のスキルとかけ合わせる

プログラマーはコードを書けたらOKと思うかもしれませんが、それだけでは安い給料で消耗するでしょう。

稼げるプログラマーになるためには、以下のような希少価値の高いスキルも習得しましょう。

プログラミングと相性の良いスキル

・プロジェクトマネジメント
・業界の専門知識
・マーケティング
・営業

中でもおすすめは、上流工程を巻き取れるスキルを身に付けること。

例えばプロジェクトマネジメントができると、年収が上がる傾向にあります。

フリーランスでプロジェクトマネジメントの案件を取ると、月の単価が100万円を超えることは珍しくありません。

コーディングスキルだけでは、どうしても年収が頭打ちになります。

他のスキルとかけ合わせて希少性を高めましょう。

3.独立を視野に入れる

高収入を狙うなら正社員だけでなく、フリーランスも視野に入れましょう。

なぜなら、単価が高くなる傾向にあるからです。

大手フリーランスエージェントのレバッテクフリーランスの調査によると、登録しているフリーランスエンジニアの平均年収は862万円。

プログラマーの平均年収394万円を大きく上回っています。

フリーランスが高待遇な理由として、雇用コストが低いことが挙げられます。

例えば、正社員の場合成果が低くても簡単にはクビにできません。

優秀な社員がどれだけ成果を出しても、能力が低い社員にも給料を払わなければいけません。

そのため、サラリーマンプログラマーの年収は低くなりがちです。

一方でフリーランスは純粋な業務委託なので、成果を挙げたら高い報酬をもらえます。

企業もワーカーの能力が見合わないと判断すれば、契約を切ることも可能。

このようにフリーランスは余計な雇用コストがかからないため、企業も高い報酬を払いやすくなるのです。

もし今勤めている(これから勤めようとしている)会社で年収が上がりそうになければ、独立も視野に入れましょう。

未経験からプログラマーデビューするためにおすすめの行動は?

読者の中には、未経験からプログラマーになろうか迷っている人もいますよね。

今は異業種から参入する人もたくさんいます。

しかし、然るべきステップを踏まないと低賃金重労働で消耗するかもしれません。

ここでは、未経験からプログラマーになるために大切な行動を4つ紹介します。

1.プログラミングスクールでスキルアップ

未経験からプログラマーになるなら、プログラミングスクールは王道。

なぜなら、プロのエンジニアから直接教えてもらえるからです。

プログラミングは独学でも習得できますが、エラーに直面しても自力で解決できないせいで挫折する人がたくさんいます。

一方、プログラミングスクールで講師に質問すれば初心者が何時間かけても分からないエラーを一瞬で解決してくれます。

また、大きなスクールだと転職サポートが含まれているケースも多いです。

中にはあっせん先から紹介料をもらう代わりに、受講料が無料になっているスクールもあります。

一日でも早くスキルを身に付けプログラマーになるなら、プログラミングスクールは外せません。

2.転職エージェントを活用する

未経験からプログラマーとしてのキャリアをスタートするなら、転職エージェントの助けも必要です。

転職エージェントとは、転職先を探している人と企業のマッチングをサポートしてくれる会社のこと。

単に会社を紹介するだけでなく、多様なサービスを提供してくれます。

  • 履歴書・ESの添削
  • 面接指導
  • 待遇面の交渉代行
  • 担当者によるカウンセリング

転職エージェントのメリットは、企業選びで失敗するリスクを減らせること。

無数の求人から自分に合った会社を自力で見つけるのは至難の業です。

しかし、転職エージェントを利用すれば、利用者の適性を踏まえて求人を出してくれます。

未経験から納得感をもってプログラマーデビューするなら、転職エージェントは必須のサービスですね。

3.プログラマー仲間を作る

未経験からプログラマーを目指すなら、仲間を作りましょう。

なぜなら、ネット上には出てこない貴重な情報を得られるからです。

例えば、仲間から業界の話や仕事の実際を聞けば、自分がプログラマーとして働いている姿を想像しやすいでしょう。

プログラマーになった後も悩みを共有したり、キャリアの方向性も決めやすくなります。

もし、身近にプログラマーがいないならコミュニティに所属しましょう。

例えば以下のようなコミュニティ。

  • オンラインサロン
  • コワーキングスペース
  • エンジニア交流会

未経験からプログラマーになるなら、ぜひ人脈作りにもこだわって下さい。

4.SNSで情報発信する

プログラマーになった後の話になりますが、SNSでの情報発信にも力を入れてください。

自分をブランディングできるからです。

おすすめの発信内容は以下のようなもの。

  • プログラマーデビューまでのプロセス
  • 業務に関する知見
  • 大切にしている価値観

自分がどんなプログラマーなのか知ってもらえたら、信用が得られます。

そこから転職のオファーや案件の成約につながることも珍しくありません。

今は多様なSNSがあるので、興味があるものを一つ運用しましょう。

未経験からプログラマーになりたい人におすすめのプログラミングスクール3選

プログラミングスクールなら、どこでもいいと言うわけではありません。

中には利益優先で受講生のことを考えないスクールもあります。

ここでは、数あるプログラミングスクールの中からおすすめを3校紹介します。

1.DMM WEB CAMP

DMM WEB CAMPは、教育・人材事業のインフラトップが運営しているプログラミングスクール。

転職特化型のプログラミングスクールでは1位の評価を獲得し、受講生の転職成功率は驚異の98%です。

未経験から確実にプログラマーになるために、万全のサポート体制を整えています。

サポート体制は?

・学習計画面談
・週1回のカウンセリング
・自己分析
・書類添削
・300社以上の企業を紹介
_卒業生コミュニティの運営

特に、卒業生のネットワークがあるのは、DMM WEB CAMPの魅力と言えるでしょう。

「卒業後の人脈もほしい」「キャリアサポートに評判があるスクールを探している」という人にピッタリですね。

 

2.TECH CAMP

TECH CAMPは、国内最大級のプログラミングスクール。

延べ3,200人以上の転職者を輩出し、86%が正社員就職を実現しています。

TECH CAMPで学ぶメリットは、最速でエンジニアへの道が拓けること。

受講生に一日でも早くプログラマーでデビューしてもらうために、実務に近いカリキュラムが組まれています。

実践にもとづいたカリキュラム

・コードレビュー
・最終課題でアプリのリリース
・運用・コミュニケーションの実践

受講生の中には、未経験から3ヶ月弱で転職に成功した人もいます。

最短でエンジニアを目指すなら、TECH CAMPは最高のスクールですね。

 

3.TECH ACADEMY

TECH ACADEMYは、日本最大級のオンラインプログラミングスクールで、受講実績が3万人とトップクラスです。

講師は合格率10%の狭き門を通過した現役エンジニアのみ。

優秀な講師の指導を余すところなく受けられるよう、バックアップも万全です。

TECH ACADEMYのバックアップ体制

週2回のマンツーマンメンタリング
8時間体制のチャットサポート
無制限の課題レビュー

受講生もメンターの指導力を高く評価していました。

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スキルのあるプログラマーになるためには、誰の元で勉強するかが大切。

TECH ACADEMYなら優秀な講師のサポートで、人材価値の高いプログラマーになれるでしょう。

 

プログラマーにおすすめの転職エージェント3社

1.リクルートエージェント

リクルートエージェントは国内トップの求人数を誇る転職エージェント。

公開のエンジニア求人は2021年12月時点で6万件を超えています。

年収800万円以上の高収入求人も1.4万件と豊富。

大きな特徴は、組織力を活かして迅速な対応をしてくれることです。

担当者も人材業の経験が豊富な人ばかりなので、転職未経験でも的確なサポートしてくれます。

リクルートエージェントを利用した人の口コミを見ると、頼りになると評価していました。

人によって感じ方があると思いますが、他の会社と比べると、速いと感じましたし、何よりちゃんと連絡をしてくれる。
言ったことはちゃんと守ってくれるという点が良かったです。

引用:BEST WORK

プログラマーに限らず、初めての転職に不安はつきものです。

利用者の不安を先回りして払拭してくれる点で、リクルートエージェントは魅力的と言えるでしょう。

 

2.レバテックキャリア

レバテックキャリアはITエンジニア・デザイナー専門の転職エージェント。

IT人材に特化した事業展開を15年続けているため、実績は目を見張るものがあります。

  • 年収アップ率60%
  • 最速一週間での内定実績
  • 初回提案の内定率90%

引用:レバッテクキャリア公式サイト

一番の特徴は、キャリアアドバイザーが業界に精通していること。

IT業界は変化が速いため、転職動向だけでなく最新技術の情報収集にも労を惜しみません。

そのため、求人の量と質は群を抜いています。

利用者の口コミでは、難なく転職活動を進められたと評価していました。

利用してみた感想としては、担当の方はとても親身になって相談に乗ってくれましたし、多くのアドバイスもいただき本当に助かりました。
ITエンジニアに特化したレバテックキャリアなので、やはり求人の量や質はとても良く、多くの仕事を紹介していただきました。
電話連絡もこまめにくれたので、今どのような状況かなどを詳しく知ることができたのでとても信頼できる転職エージェントだと感じました。

引用:BEST WORK

レバテックキャリアは、業界に対する深い理解があるエージェントと言えるでしょう。

 

3.ワークポート

ワークポートはゲーム・IT業界に強みをもつエージェントで、18年の歴史を誇っています。

主に異業種からエンジニアデビューしたい人の転職に力を入れており、サービスがとてもユニーク。

  • 転職コンシェルジュの「転職相談サービス」
  • 履歴書・職務経歴書簡単作成「レジュメ」
  • 転職活動支援アプリ「eコンシェル」
  • 無料講座「すぐに転職講座」
  • 無料エンジニアスクール「みんスク」

引用:ワークポート公式サイト

未経験からプログラマーを目指す人におすすめなのが、転職コンシェルジュ。

数々の利用者を転職成功に導いてきたコンシェルジュが、厳選された企業からベストな求人をマッチングしてくれます。

転職コンシェルジュのおかげで、金融業界の営業からSEに転身した人もいます。

口コミを見ると、利用者の意志を尊重し、必要な情報を提供してくれたことを評価していました。

システムエンジニアにキャリアチェンジしたいという私の意思を尊重し、必要な情報をたくさん提供してくれました。
“こうすべき”というスタンスではなく、あくまで最終的に決定するのは私であり、板倉さんは選択肢を広げて判断に必要な情報を提供してくれるという関係性でサポートしてくれたのがとても嬉しかったです。

引用:転職成功者の声|ワークポート

ワークポートは、異業種からIT人材になりたい人にピッタリのエージェントですね。

 

まとめ

この記事では、プログラマーが不足している背景と年収を上げるコツ、未経験からプログラマーデビューするためのポイント等を紹介しました。

しつこいようですが、プログラマーが余っているというのは間違いです。

確かに、スキル不足なプログラマーは増えたかもしれませんが、市場価値のあるプログラマーはひっ迫しています。

この記事で紹介したプログラミングスクールや転職エージェントも活用し、人材価値の高いプログラマーになりましょう。