「グアム旅行に行きたいけど、子どもも一緒で大丈夫かな?」と思っている方はいらっしゃるのではないでしょうか。
「せっかく行ってみたものの、なんだか疲れるばかりだった」となってしまってはもったいないです。
子連れにとって嬉しいポイントやチェックポイントなどをよく確認して、素敵な南国リゾートで楽しく過ごせるホテルを探してみましょう。
立地を確認する
タモン地区(中心街)
グアム観光の中心地といえば、島の北部の西海岸側にあるタモン地区です。
トップクラスの観光地で、ビーチ沿いにはホテルなどの施設がずらりと並び、グアム最大のスーパーマーケットにも徒歩で行けるという好立地。
その上、グアム国際空港のすぐそばなので、アクセスの良さも抜群です。
この地区は南北で雰囲気が少し異なっており、
- より賑やかで子どもも楽しめる施設が多い北部エリア
- やや人が少なくビーチを満喫するのにちょうどよい南部エリア
となっています。
ホテルもそれによって変化しているので、自分や家族の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
タムニング地区
タモン地区の中心地から車で15分ほど行くと、今度はタムニング(タムニン)地区と呼ばれるリゾートエリアがあります。
タモン地区に次ぐリゾートホテルが並ぶこのエリア、最大の目玉は「グアム・プレミア・アウトレット」です。
グアム島唯一にして最大のアウトレット専門店で、この店を中心にレストランなどが立ち並んでいます。
移動手段がタクシーやレンタカーに偏りがちなグアムですが、様々なバスも乗り入れていて、グアム島のあちこちから人が集まる地域です。
その他
グアムのほぼ中央に位置し、首都でもある町「ハガニア」などもおすすめです。
歴史的建造物などもあるため、観光スポットには困りません。
タモン・タムニングといったリゾートエリアは基本的にビーチがとても広く綺麗です。
一方、ハガニアよりも南側の地域になると、今度は大自然を体感できるジャングルが多いため、そういったアクティビティを経験したい場合は、南よりの地域を探すと良いでしょう。
ホテルのタイプを把握する
特に子連れでの旅行の場合、大人が楽しめる施設ばかりでは子どもが飽きてしまいますし、子どもが騒いでしまって迷惑をかけないかといった不安が付きまとうところですよね。
ホテル選びはそういった点を解消できるポイントがあるかをよく検討しましょう。
まずはホテルのタイプによる違いをチェックしてみます。
リゾートホテル
よく耳にするリゾートホテルですが、具体的な意味はご存じでしょうか。
実はリゾートホテルとは、海や山、テーマパークなど観光地に建てられたホテルのことを言います。
ホテルから出てすぐに遊べるというのが大きな魅力なので、比較的、アクティビティを好む若い人や家族に向いたホテルと言えるでしょう。
部屋数も多く、また子ども連れの利用が当たり前なので、多少の賑やかさも気にすることなく利用できるのが安心ですね。
コンドミニアム
一方、ホテルとはまた違った楽しみ方ができる他の宿泊施設として「コンドミニアム」があります。
コンドミニアムはアメリカやカナダによく見られる、キッチンやリビング、洗濯機などの設備がある宿泊施設です。
家族などのグループで一時的に借りた家に住むイメージで利用でき、他のグループなどに気兼ねなく過ごせる他、キッチンで自炊したり買ってきたものを食べたりもできます。
ホテル滞在よりも出費を抑えやすくなるのがメリットと言えるでしょう。
グアムの場合、コンドミニアムの多くは観光地にあり、少し出歩けばレストランなども豊富にあるので、食事作りに追われてしまう心配もありません。
オーシャンビューか否かを確認する
立地・施設の違いを知ったら、いよいよどこにどうやって泊まるかを細かく考えていきましょう。
まず何よりもチェックしておきたいポイントとしては、オーシャンビューであるかどうかです。
グアムといえば海。
日本ではなかなかお目にかかれない青い海を、一日中堪能できるなんて夢のようではないでしょうか。
ホテルのすぐ目の前がビーチであっても、向きや階層によっては部屋からのオーシャンビューが望めない可能性もあります。
せっかくのグアム旅行ですので、部屋から海が見えるかどうかはぜひ事前にチェックしてください。
プールの充実度をチェックする
海はグアムの魅力の一つですが、海が荒れているような場合は泳ぎにいけないかもしれません。
特に小さなこどもがいると親としては心配になりますよね。
そんな不安を解消するために、ホテルや近隣のプール施設の利用を検討してみてはどうでしょうか。
ウォータースライダーや流れるプールなどは子どもにも大人気なので、一日中楽しく遊べそうです。
ビーチからの距離を把握する
海でのアクティビティがしたい、あるいは砂浜で遊びたいと考えている場合は、ビーチへのアクセスも要チェック項目です。
海や砂浜は魅力的な場所ですが、海水や砂でどろどろになった後は手間がかかってしまいますので、ビーチへどうやって移動するか、洗えるかといったポイントをおさえておきましょう。
また、パラソルやボートなどのレンタルについても事前に見ておくと安心ですね。
ベッドのサイズを確認する
意外な落とし穴になりがちなのが、ベッドサイズです。
一口に「ダブルベッド」などと書かれていても、実はベッドサイズはホテルによって異なることも。
小さなお子さんは添い寝で利用することも多いので、お父さんやお母さんがうまく眠れず困ってしまうかもしれません。
標準的なサイズの横幅180cmベッド、できることならばそれよりも大きなサイズのベッドがないかは、ホテル選びにおいて重要です。
アメニティをチェックする
ただでさえ荷物が多くなりがちな家族旅行。
できることならば持って行くものを減らして、ホテルのアメニティなどを利用したいところです。
また、今や持ち歩かないことの方が珍しいスマートフォンなどの電子機器は、充電器が欠かせません。
グアムの電圧は標準が110~120ボルトで、日本の100ボルトと少し異なるので、非対応ではないことを確認しましょう。
特に100ボルト専用になっていることの多いドライヤーには注意が必要です。
なお、電源プラグの形状についても日本とは違う三口であることが多いのですが、上部で並んだ二つの穴に差し込むことができるので、プラグの変換機を持って行く必要はありません。
ただし、仕事などのために特殊な機器を持ち込む場合は事前に確認しておきましょう。
設備をチェックする
ホテル内に子ども連れに嬉しい設備があるかもホテル選びにおいて重要です。
天候が悪く外に出られない場合、部屋で時間を持て余してしまうと勿体無いですよね。
キッズルームなど遊具があるのか、ショッピングやゲームが楽しめる場所があるかなどをチェックしておきましょう。
オン/オフシーズン料金を把握する
いつ旅行に行こうか迷っている場合は、ぜひ時期による違いをチェックしてから決めましょう。
グアムの海外旅行者は圧倒的に日本人が多いと言われているため、日本の長期休みやゴールデンウィークなどの連休は混雑します。
当然ながら旅行費用も高くなりますので、どうしても日程が合わないのでなければ、その時期は避けた方がお得です。
スコールなどの天候不順を避けたいならば乾季がおすすめで、1~2月頃が一番天気が安定しているでしょう。
日本語対応サービスの有無を確認する
前の項目でも触れた通り、グアムの観光客は日本人がとても多いため、日本語対応OKのスタッフがいるホテルも珍しくありません。
片言の英語や日本語でも意思疎通がしやすいグアムですが、何かあった時のために日本語がしっかり話せる人がいて欲しいのであれば、そういったスタッフのいるホテルを探すと良いでしょう。
グアムで楽しい思い出作りを!
青い海と白い砂浜が輝くグアム旅行は、とにかく海やプールで元気に遊びたい方におすすめです。
観光地に必要なものがぎゅっと詰まっているために、車などの心配をあまりしなくて良いのも親子連れには嬉しいところ。
とにかく様々な特徴のあるホテルが沢山ありますので、ぜひ、自分たちの希望に合ったホテルを探してみてください。