海外の旅行先で、必要なものが見つからないと不安になりますよね。
日本では簡単に手に入るものでも、場所によってはなかなか手に入らない場合もあります。
行き先に応じて必要なものが違うので、あらかじめ調べて持って行くようにしましょう。
この記事では、ハワイ旅行に持っていくべきものを10個ピックアップし、なぜ持っていくべきなのかを解説します。
パスポート・ESTA
パスポートやESTAは必須アイテムです。
他の持ち物は旅先でも購入できますが、パスポートやESTAは忘れると出入国の時点でストップしてしまいます。
申請から発行までも時間がかかるので、日程が決まったら早めに申請しましょう。
既に持っている場合は、旅行中に期限が切れることがないかも確認しなければなりません。
国内ではさまざまなものが身分証明に使えますが、海外ではパスポートが自分の身分を証明する唯一のものになります。
携帯するときも、なくさないように注意深く管理しましょう。
また、ESTAとは電子渡航認証システムのことで、米国への渡航にはなくてはならないものです。
持ち物とはいえませんが、事前に申請が必要なので、パスポートをチェックする際には一緒に確認しましょう。
クレジットカード
クレジットカードは必須というわけではありませんが、米国はクレジットカード大国なので、持っていくと便利です。
米ドルに交換することなく買い物ができるため、両替の手間を省き、手数料も抑えられます。
また、クレジットカードには旅行保険が付帯しているため、手荷物品の破損や盗難、滞在中の病気や怪我の治療費などの補償を受けられる点もメリットです。
ただし、クレジットカードによって補償の範囲や条件が異なります。
何が補償されるのか、どこまで補償されるのかと共に、自動付帯か利用付帯かも確認しておきましょう。
空港ラウンジを利用できることや、いざというときにキャッシングできることも、クレジットカードの持参をおすすめする理由です。
現金
クレジットカードを持って行けば現金はいらないのかというとそうではありません。
いくらクレジットカードが普及しているハワイでも、クレジットカードでは支払えない場合があります。
お店での買い物は少額でもクレジットカードで支払える場合が多いですが、ホテルのベッドメーキングなど、チップが必要な場面では現金を使うことがほとんどです。
少なくともチップ用に現金を用意しておきましょう。
また、屋台や露店での支払い、一部乗り物や駐車場の料金などはクレジットカードが使えない場合もあります。
大量に現金を持って行くのはおすすめできませんが、1万円程度の現金は持って行き、両替する必要があるでしょう。
日本の免許証
ハワイで運転する可能性があるなら、日本の運転免許証を持って行きましょう。
日本の運転免許証は海外では通用しないだろうと思うかもしれませんが、ハワイの場合は日本の運転免許証でレンタカーを借りられます。
しかも、万が一、事故や違反で現地の警察に免許証の提示を求められた場合でも、日本の運転免許証で対応可能です。
もちろん、国際免許証があれば、そちらを持って行った方が良いのですが、国際免許証を持っている人は限られています。
持っていない場合は、日本の免許証を持って行くのがおすすめです。
ただし、日本の免許証は、ハワイで身分証明書としてはほぼ役に立ちません。
アルコール類を購入する際のIDとしても利用できないので、身分証明書としても利用するなら、国際免許証を取得する必要があります。
海外SIMカード・ポケットWi-Fi
日本にいるときと同様にスマートフォンを利用したいなら、海外SIMカードかポケットWi-Fiを持って行きましょう。
日本で使っているスマートフォンやタブレットをそのまま使いたいなら、ポケットWi-Fiのレンタルが便利です。
行くときに空港で借りて、帰りも空港で返すようにすれば、延滞料金の支払いも防げます。
ただし、プランによって1日当たりの通信量や料金が異なるので、確認が必要です。
モバイル機器がSIMフリーなら、海外SIMカードに差し替える方法もあります。
ハワイに到着後、SIMカードを差し替えて有効化の設定をすれば国内と同様に使えて便利です。
一時的に日本での電話番号が使えなくなるというデメリットはありますが、ポケットWi-Fiを持ち歩く必要がありません。
防水ケース
ハワイに行く場合、多くの人がビーチで遊ぶことを予定に入れているのではないでしょうか。
そこで気を付けなければならないのが、ビーチに持って行く荷物です。
日本と同じ感覚でいろいろカバンに入れて持って行ってはいけません。
持って行くのは鍵やスマホなど最低限のものに抑えることが大事です。
ハワイなど海外の観光地は、観光客を狙った車上狙いや置き引きが目を光らせています。
どうしても持って行かなければならない鍵や貴重品、カメラ、スマートフォンなどは防水ケースに入れて肌身離さず持ち歩くのが基本です。
リーフセーフの日焼け止め
ハワイに行くなら日焼け止めは必需品です。
できれば、ハワイの環境に優しい日焼け止めを選ぶようにしましょう。
ハワイでは、2021年1月から、サンゴ礁に有害な成分を含む日焼け止めの販売が禁止されています。
そのため、有害物質に指定されているオキシベンゾンとオクチノキサートを含む日焼け止めはハワイでは売られていません。
しかし、使用や持ち込みが禁止されているわけではないので、普段使っている日焼け止めを持って行って使うことはできます。
とはいえ、ハワイを気持ちよく観光するなら、ハワイの環境保護を考え、リーフセーフの日焼け止めを選んでおいた方が良いでしょう。
歯ブラシ・歯磨き粉
日本の感覚で行くと、ホテルになくて困るのが歯ブラシと歯磨き粉です。
日本のホテルや旅館では、洗面所に当たり前のように置かれていますが、ハワイのホテルにはない場合がほとんどです。
日本ではコンビニやドラッグストアですぐに見つかる携帯用の歯磨きセットも、ハワイではなかなか見つかりません。
もし、ホテルの備品として置かれていたとしても、それは稀なケースです。
それほどかさばるものではないので、日本で用意して持って行くようにしましょう。
パジャマ
パジャマも、歯磨き同様日本と同じ感覚で行くと忘れてしまいがちです。
日本では、特に旅館の場合、浴衣が用意されていることが多いため、寝るときの着替えは宿泊先に用意されていると思いこんでしまう人もいるようです。
しかし、ハワイのホテルでは、パジャマが用意されていることはありません。
バスローブやガウンなどが用意されている場合もありますが、用意されていないと思った方が良いでしょう。
寝るときにパジャマを着る習慣がない場合は、Tシャツと短パンなど、パジャマ代わりになり、そのまま部屋の外にも出られる服装を用意するのがおすすめです。
羽織り物
ハワイは常夏というイメージから、かさばらない薄手の服装しか持って行かないということが多いようです。
しかし、日差しが強く暑いからこそ、冷房が効いている場所があるということを忘れてはいけません。
ショッピングセンターやレストランなど、屋内に入ると寒くて我慢できないということがあります。
畳んでバッグの中に入れて持ち運べる羽織り物を用意しておきましょう。
ビーチでは、日焼けを防げるラッシュガードがあると便利です。
防水の羽織り物なら、朝晩のにわか雨にも対応できます。
持ち物をきちんと準備してハワイを満喫しよう
旅先に持っていける荷物の量は限られているため、荷物を減らそうとして、せっかくカバンに入れた必要なものをつい外してしまうことがあります。
そのようなことがないように、必要なものは詰め込む前にリストアップしておくことが大事です。
今回は、ハワイの旅を楽しむために欠かせないものを紹介しました。
忘れずに持って行き、ハワイの旅を楽しみましょう。