パスポートや航空券などの必ず必要なものに加え、タイ・バンコク旅行を楽しむために、持っていったほうが良いものとはどんなものでしょうか。
例えば旅行中にもスマホやノートパソコンを使いたい方は、SIMカードやWi-Fiを準備しておきたいですね。
また、気候や場所に適した服装を用意するのも大事なことです。
今回は、タイ・バンコク旅行の際の持ち物10個についてご紹介していきます。
パスポート
海外旅行に出かける際にはパスポートが必要になります。
まだ持っていない人は、事前に用意しましょう。
各都道府県のパスポート申請窓口にて申請することができます。
パスポートは申請してすぐに受け取れるものではありません。
パスポート申請の際には、写真や、戸籍謄本(または戸籍抄本)、本人確認書類などの必要書類があります。
必要書類を揃え、パスポートの申請から受け取りまで一週間から10日ほどの余裕を見た方が良いでしょう。
クレジットカード
バンコクで使えるおすすめカードブランド
バンコクでは、JCB、VISA、マスターカードなど主要なクレジットカードブランドが使用できます。
JCBカードを持っている場合は「JCBプラザ ラウンジ・バンコク」を無料で利用できるのでおすすめです。
「JCBプラザ ラウンジ・バンコク」では、観光情報を得られたり、フリードリンクなどのサービスを受けることができます。
カード付帯の海外旅行保険とは?
クレジットカードには海外旅行保険が付帯しています。
「自動付帯」と「利用付帯」があり、自動付帯のクレジットカードであれば、持っているだけで海外旅行保険が適用されます。
利用付帯のクレジットカードは、航空券やツアー代金をクレジットカード払いした場合に適用されます。
ご自身のクレジットカードが自動付帯なのか利用付帯なのか、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードの海外旅行保険では、賠償責任保険、携行品損害保険などがあります。
携行品損害保険では、例えば、金品が入ったカバンを盗まれてしまった場合や、デジカメなどをぶつけて壊してしまった場合などに補償を受けることができます。
限度額は決められていますが、旅行中の思わぬトラブルがあった場合に安心できます。
現金
両替は現地の方が手数料が安い
タイで使用する主要な通貨は「バーツ(Baht、THB)」になります。
両替は日本国内よりもタイ現地の方が手数料が安いです。
現地では、空港の両替カウンター、銀行、両替所、免税店などで両替することができます。
バンコク・スワンナプーム国際空港は24時間営業なのでいつでも両替可能です。
バンコクの街中にも出張両替所があり、両替できる場所は多いです。
出張両替所は銀行が運営しており、月曜日から金曜日までの平日のみの営業になります。
キャッシングも選択肢に
また、「キャッシング」にて現金(バーツ)を手に入れる方法もあります。
キャッシングであれば、クレジットカードをATMに入れて操作するだけですので簡単です。
語学力に自信がない方は、窓口の両替よりも手軽ですので安心感を感じられるでしょう。
ATMは空港や銀行内などにあります。
人目があって安全な場所のATMを選ぶと良いです。
キャッシングは利息が高そう…というイメージもあるかもしれませんが、両替の手数料よりも少なくて済む場合もあります(タイミングにより変わります)。
海外SIMカード・ポケットWi-Fi
SIMカード
タイ旅行でも自分のスマホを使いたいという場合は、SIMカードを購入しましょう。
SIMカードはAmazonなどのネット通販で購入することができますし、買っておくのを忘れた場合現地でも購入できます。
現地で購入できる場所は、空港やコンビニ、通信キャリアの店舗になります。
タイの主要なキャリアは「AIS」「TrueMove」「DTAC」の3つになります。
通信速度などに目立って問題があるキャリアはないと言われていますが、AISを選ぶ観光客が多いようです。
現地でSIMカードを購入する場合、マニュアルが英語になります。
元々デジタル機器の設定が苦手だったり、語学力に自信がない方は、日本国内で事前に購入しておく方が良いでしょう。
SIMカードを利用するには、スマホがSIMフリーの機種であることが必要です。
旅行前に、ご自身のスマホがSIMフリーであるかどうかを確認しておきましょう。
Wi-Fi
スマホだけでなくパソコンも持参してネットに繋ぎたいという場合には、Wi-Fiをレンタルするのがおすすめです。
SIMカードは通信量によって料金が異なりますが、Wi-Fiの場合レンタル料金は通信量ではなく一日いくらという設定がほとんどなので、通信容量を気にせずに使うことができます。
事前に予約をしておけば、出発の際に空港で受け取ってそのまま持っていくことができるレンタル会社もあり利便性が高いです。
Wi-FiはSIMカードの設定をするよりも簡単に使うことができますので、そういった設定などが苦手な方にもWi-Fiは便利です。
除菌・ウェットティッシュ
感染症対策の一環として、除菌シートでこまめに手を拭くという人も多いのではないでしょうか。
旅行中、食べ歩きの際などには除菌シートやウェットティッシュがあると便利です。
レストランに入って食事をする場合であっても、日本で出てくるような「おしぼり」はタイでは提供されません。
安心して食べ物を口にするためにも、除菌シートがあると良いです。
また、旅行中服や持ち物を汚してしまった際にも、サッと拭けるウェットティッシュは重宝します。
折りたたみ傘
グリーンシーズンと呼ばれる6月から10月、タイではスコールがあります。
日本の梅雨のように一日中シトシトと降る雨ではなく、激しい雨が1、2時間続きます。
暑季である4、5月にもスコールが降ることがあります。
急な雨に備えて折りたたみ傘があると便利でしょう。
タイは熱帯モンスーン気候で蒸し暑いです。
日差しも強いので、晴雨兼用タイプの折り畳み傘であれば、雨が降っていないときに日傘として利用できるのでおすすめです。
パジャマ
タイのホテルにはパジャマの用意がないことが多いので、寝るときの衣類を持参する必要があります。
Tシャツや短パンなど、ラクな部屋着を持っていってそのまま就寝時に利用するのも良いでしょう。
歯ブラシ
日本ではホテルのアメニティとして歯ブラシが置いてあるのが一般的ですが、タイでは置いてない場合が多いので注意しましょう。
タイでは香りが強い食べ物も多くありますので、しっかりと歯磨きができないと口の中が気持ち悪いと感じることもあるかもしれません。
日本から歯ブラシと歯磨き粉を持参すれば、食後の匂いを気にせず安心して色々なタイ料理を楽しむことができます。
航空券
航空券も忘れないように持参しましょう。
現在は「eチケット」と言って、紙の控えがない航空券が主流になっています。
スマホの中に保存しておけば、忘れる心配がありませんし、紛失や盗難のリスクもないため安心です。
スマホの充電切れが心配な場合は、プリントアウトしたものを用意しておきましょう。
羽織り物
タイは基本的に暑い国ですが屋内のレストランやスーパー、飛行機などは冷房が効いていて、特に女性には「寒い」と感じられる場合もあるので羽織物があると安心です。
肩から羽織るショールやブランケットなどは、飛行機で仮眠をとりたい場合にも使えますので一枚あると便利です。
また、寺院観光をしたい場合には長袖の衣類が必要です。
寺院の中に入る際には、肌を露出した服装は良くないとされています。
タイは蒸し暑いので半袖などの通気性の良い服装がメインになりますが、寺院観光の際には肌を覆う長袖のカーディガンなどがあると良いでしょう。
ボトムスも、足全体を覆える長ズボンやロング丈のスカートが適しています。
持ち物の準備万端にして、タイ・バンコク旅行を楽しもう
タイ・バンコク旅行に必要な持ち物をご紹介しましたが、予定している旅行日程がスコールの多い季節であれば、折りたたみ傘の他に濡れたとき用の大きめタオルなどもあると便利です。
また、日焼けを気にする女性であれば日焼け止めクリームも持参すると良いですね。
事前の準備を万端にしておけば快適な旅行ができるでしょう!
今回のリストを参考に持ち物を揃えて、充実した旅行を楽しんでください。