充実した同棲生活を送るためには、事前にしっかりと準備しておく必要があります。
しかし、実際にはどのようなことに注意して準備をする必要があるのかは、一人暮らしをしていても意外と忘れてしまうものですよね。
行き当たりばったりで準備してしまうと、契約上の手続きに違いがあったり、同棲後に用意できていないものがあって困ることも多々あります。
それが原因で、同棲直後に相手と喧嘩してしまって、険悪な状態でのスタートになる可能性があります。
お互いにもめることを避けるためにも、事前に準備するべきことを把握して、二人で協力して準備することが重要です。
ここでは、同棲の必需品・やることの準備リストについて、詳しく見ていきたいと思います。
同棲の準備にはどのくらいの時間が必要?
実際のところ、同棲の準備にはどのくらいの時間が必要なのでしょうか?
まず、同棲するために必要不可欠なのが、初期費用ですよね。
二人で予算を決めて、目標額が貯まるまでにかなりの時間を要する人もいると思います。
その期間をどれくらい要したのかによって、準備期間も変わってくるので注意が必要です。
初期費用が準備できた後は、いよいよ二人で住む物件を探すことになります。
同棲の家を探し始める時期は、同棲したいと考えている時期の2~3ヶ月前に探すと良いといわれています。
なぜ、2~3ヶ月前に探す方が良いのかというと、価値観の違う二人が一緒に住むわけですから、妥協できない点ももちろん違いますよね。
物件を探す期間が短くなってしまうと、なかなか良い家が見つからなくて、希望通りの家に住むことができない可能性が高くなります。
充実した同棲生活をスタートさせるためにも、同棲を始める前までに、最低でも2~3ヶ月は準備の時間を設けるようにしましょう。
同棲の家を探す時の準備することは?
同棲の家を探す時の準備リストは、以下の通りです。
・初期費用を準備する
・二人で住むための物件を探す
・現在の家の解約手続きを行う
まず、同棲をするために必要不可欠なのは、初期費用ですよね。
初期費用は、上述しましたが、人によっては準備する期間に差が出てきます。
少なくとも、同棲を始める3ヶ月以上前に予算額が貯まるように準備するようにしましょう。
二人で住むための物件を探すのであれば、2~3ヶ月前には探しておくことがベストです。
また、一人暮らしをしている場合には、契約書の記載の時期までに、管理者に退去の時期を伝えて、現在の家の解約手続きを行うことが重要です。
引越し時に準備することは?
引越し時の準備リストは、以下の通りです。
・引越し業者を手配する
・引越しのための荷造りを行う
・不用品を整理する
・電気・ガス・水道の解約/契約
新居に荷物を運搬するために引越し業者を手配する場合には、引越しの1ヶ月前には依頼しておきましょう。
引越し費用については、各業者を比較して、一番安い業者に依頼すると初期費用を抑えることができま。
また、不用品の処分については、引越し業者に処分を依頼するか、粗大ゴミの手配を行うのが一般的です。
しかし、引越し業者に依頼すると処分費用が追加でかかるほか、粗大ゴミの手配をするのも2週間~1ヶ月前までに行う必要があるので、ちょっとしんどいですよね。
アプリなどをうまく活用すれば、来てほしい日に無料で引き取ってもらえるほか、売ってお金にすることも可能です。
その他にも、電気・ガス・水道の解約・契約手続きは電話かWEBで行うことができます。
ガスの開栓には立ち合いが必要になる場合が多いため、引越し当日か、遅くても翌日にはガスが使えるように調整するようにしましょう。
手続き時の準備することは?
手続き時の準備リストは、以下の通りです。
・会社に住所が変わることを報告する
・引越し前の最寄りの役所に転出届を提出する
・郵便局へ転居届を提出する
・引越し後の最寄りの役所に転入届を提出する
まず、引越し日が決まった時には、会社に住所が変わることを報告する必要があります。
住所が変わることによって、交通費の変更や、税金および社会保険料の支払いに影響するため、早めに報告するようにしましょう。
また、住民票を移すために、引越し前後の最寄りの役所に転出および転入届を提出する必要があります。
住民票を移すための期間が引越し前後2週間以内になるため、早めに手続きをしておきましょう。
その他にも、元の住所宛に送られている郵便物が引越し先の住所に届くように、郵便局に転居届を提出する必要があります。
転居届は、全国の事業所で無料で配布されており、窓口に提出するだけで済むので、ちゃちゃっと提出してしまいましょう。
同棲前に用意するべき必需品は?
同棲前に用意するべき必需品の準備リストは、以下の通りです。
☑ | 家具・家電 | ☑ | 日用品・消耗品 |
カーテン | タオル | ||
照明器具 | バスタオル | ||
寝具用品(ベッドまたは布団類) | ティッシュ | ||
洗濯機 | トイレットペーパー | ||
冷蔵庫 | ゴミ袋(指定ではない場合) | ||
調理器具(鍋・フライパン等) | 洗濯用品(洗剤・ハンガー等) | ||
食器類(お皿・コップ等) | 掃除用品(雑巾等) | ||
ドライヤー | 洗面・入浴用品(歯ブラシ等) |
最低限、準備リストに記載されているものを用意することができれば、日常生活を送ることは十分可能でしょう。
家具・家電は、中古品店で低価格で購入するか、今までに使用していたものをそのまま使用する等の工夫をすると安く抑えることができます。
日用品・消耗品は、100円ショップや300円ショップなどを利用して購入すれば、うまく節約することができます。
同棲後に用意しても問題のない物は?
同棲後に用意しても問題のない準備リストは、以下の通りです。
☑ | 家具・家電 | ☑ | 日用品・消耗品 |
電子レンジ | ビニール袋 | ||
炊飯器 | 水切り袋 | ||
食洗機 | 水切りカゴ・ふきん | ||
ポット | 三角コーナー | ||
テレビ・テレビボード | ゴミ箱 | ||
掃除機 | シャワーカーテン | ||
加湿器・除湿器 | トイレカバー・マット | ||
空気清浄機 | 玄関マット | ||
壁掛け時計 | スリッパ | ||
ダイニングテーブル・チェア | 靴べら | ||
ソファ・椅子 | 傘立て | ||
カーペット・ラグ | ドライバーセット |
これらはほんの一部ですが、収入・支出状況を踏まえて、必要なものを少しずつ購入していくと良いでしょう。
いつ、どのタイミングで購入するのかを二人で話し合って決めておくと、効率的に節約することができます。
同棲の準備は、時間をかけて二人で一緒に行うことが重要!
同棲の準備は、初期費用の準備も含めると3ヶ月以上前から準備しておく必要があります。
どれくらいの予算で、いつまでに貯金をするのかを事前に話し合った上で、二人で計画的に貯金するようにしましょう。
また、同棲するまでに準備しておくことについても、しっかりと把握しておく必要があります。
ここがないがしろになっていると、契約上の手続きに違いが出てしまったり、そもそも手続きを忘れてしまう等のトラブルが起こる可能性が高くなります。
同棲前の準備が不十分だったことによって、喧嘩別れするカップルも少なからずいますので、悲しい結末を迎えないようにしたいですよね。
同棲生活を良い状態でスタートさせるためにも、同棲の準備は、時間をかけて二人で一緒に行うようにしましょう。