【同棲の生活費】収入別(月10万円〜40万円)6パターンをシュミレーション

初めての同棲生活は、胸が躍りますよね。

同棲するための家を探して契約したり、家具・家電を買い揃えたりと、準備することはたくさんあります。

その中でも、特に重要となるのが生活費のやりくりです。

生活費をいくらにするのかは、お互いの収入状況によって異なります。

また、将来への貯金を考えている場合には、生活費をわざと低く見積もって節約する人もいますよね。

計画的に生活費を節約したい場合には、同棲する前に生活費のシュミレーションを行うことが重要です。

ここでは、同棲の生活費のシュミレーションについて、詳しく見ていきたいと思います。

記事の執筆者
LS編集部

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同棲生活費の平均負担額はどれくらい?

初めての同棲だと、生活費はいくらになるのかがわからないですよね。

生活費の分け方を話し合うためには、あらかじめ、お互いの収入状況や支出状況を把握しておく必要があります。

それらが把握できて始めて、生活費にどれくらいお金をかけるか、という話になるわけです。

特に、同棲の生活費のシュミレーションは、どこに比重を置くかによって大きく異なります

お互いに収入状況が良い場合であっても、将来のことを考えて早く貯金したいと考えている場合には、生活費を安く抑えたいと考えるものですよね。

しかし、費用別に、どれくらいの生活費があればやりくりすることができるのでしょうか?

それらについては、収入別にまとめたものを下記にご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

そもそも、同棲の生活費がいくらになるのかわからない、という方のために、まず、一人暮らしの場合と同棲の場合とでの生活費の違いについて、平均負担額を把握しておきましょう。

一人暮らしと同棲での生活費の平均負担額は?

それでは、一人暮らしの場合と同棲の場合の、毎月の生活費の平均負担額について、一覧で見ていきましょう。

下記の表は、総務省統計局が2020年に発表した統計調査報告を参考にしたものです。

一人暮らし 同棲
家賃 約5~7万円 約10~15万円
食費 約2~3万円 約3~5万円
水道光熱費 約2万円 約2~3万円
交際費・娯楽費 約2~3万円 約3~6万円
通信費 約1~2万円 約2万円
その他 約1~2万円 約2~3万円
合計 約13~19万円 約22~34万円

生活費の平均負担額については、居住している都道府県・市町村によっても異なるほか、生活スタイルによっても異なります。

あくまでも目安金額として、把握しておきましょう。

【収入別】同棲の生活費のシュミレーションをご紹介

1. 月10万円の場合

月10万円の場合には、以下のようなシュミレーションになります。

家賃 4万円
食費 1万5000円
水道光熱費 1万円
交際費・娯楽費 1万円
通信費 1万円
その他 1万5000円

月10万円でやりくりするためには、かなりの節約が必要になります。

居住する都道府県や市区町村にもよりますが、物価が高いところほど、家賃相場も上がります

上記の家賃だと、居住する場所によっては、1Rになるか、築年数がだいぶ経っている物件などになるでしょう。

また、特にやりくりが厳しくなるのが、「交際費・娯楽費」「通信費」「その他」です。

一人暮らしの生活費の平均負担額よりも低い金額でやりくりしなければならないという覚悟がある場合には、挑戦してみても良いかもしれません。

2. 月15万円の場合

月15万円の場合には、以下のようなシュミレーションになります。

家賃 5万円
食費 2万2000円
水道光熱費 1万円
交際費・娯楽費 2万5000円
通信費 1万8000円
その他 2万5000円

月15万円でやりくりする場合には、月10万円の場合に比べると少し余裕が出ましたが、それでも節約は必須になります。

家賃についても、1万円の差は大きいですが、居住する場所によっては、1Rになるか、築年数がだいぶ経っている物件などになるでしょう。

条件の良い物件に住みたい場合には、居住する場所等も考慮して入念に探すと見つかる可能性があるので、探してみましょう。

また、家賃以外の生活費も節約する必要があるので、どこに重点を置いて節約するのかを話し合うと良いかもしれませんね。

3. 月20万円の場合

月20万円の場合には、以下のようなシュミレーションになります。

家賃 6万円
食費 3万5000円
水道光熱費 1万5000円
交際費・娯楽費 3万5000円
通信費 2万5000円
その他 3万円

月20万円の場合は、一般的な同棲カップルの生活費となります。

これくらいの費用があれば、外食をすることも可能になるほか、ちょっとした旅行にも行けるようになると思います。

しかし、収入状況によっては、貯金の面で見ると少し余裕がないかもしれません。

その場合には、「交際費・娯楽費」「その他」にかかる費用を節約したり、月々にかかる費用のあまりを貯金に回すと良いでしょう。

4. 月25万円の場合

月25万円の場合には、以下のようなシュミレーションになります。

家賃 7万円
食費 4万5000円
水道光熱費 2万円
交際費・娯楽費 4万5000円
通信費 3万円
その他 4万円

月25万円の場合は、月20万円の場合と比べても、各費用に余裕が出てきたことがわかります。

これくらいの家賃であれば、条件の良い物件に住める可能性も上がりますし、他の費用を節約して家賃を上げることも十分可能です。

また、貯金に回せる金額が出てくるのも、月25万円を超えたあたりからになります。

月々の生活費の内訳に、貯金の項目を作っても良いかもしれませんね。

5. 月30万円の場合

月30万円の場合には、以下のようなシュミレーションになります。

家賃 9万円
食費 6万円
水道光熱費 2万円
交際費・娯楽費 5万円
通信費 3万円
その他 5万円

月30万円の場合は、生活に余裕が出てきます。

食費などの費用にも余裕があるため、他の費用を節約すれば、家賃を上げて、好条件の物件に住めるのも月30万円からになります。

また、貯金をすることも可能になるため、計画的に貯金をすることで、短期間で結構な額を貯めることができるでしょう。

6. 月40万円の場合

月40万円の場合には、以下のようなシュミレーションになります。

家賃 12万円
食費 8万円
水道光熱費 3万5000円
交際費・娯楽費 6万5000円
通信費 4万円
その他 6万円

月40万円の場合は、それなりに裕福な生活ができるでしょう。

家賃についても余裕があるため、好条件で、広くて綺麗な部屋に住むことができます。

また、部屋数が多くなると水道光熱費などは高くなりますが、節約次第では各費用を抑えることができるので、貯金もしやすいでしょう。

ただし、生活に余裕があるからといって、贅沢をすることに慣れてしまうと、浪費癖がついてしまう可能性もあります。

貯金をしたいと考えている場合には、現状に甘えずに、浪費をしすぎないように注意しましょう。

同棲の生活費の中で、どの費用に重点を置くのかを考える

上記でご紹介した生活費のシュミレーションは、あくまでも一例となります。

生活費の上限が少なければ少ないほど、どの費用に重点を置いて負担する、もしくは、節約するのかが重要になります。

ここがしっかりと話し合えていないと、同棲後にもめる原因となるので注意しましょう。

また、「ここだけは費用を惜しまない!」というポイントを決めておくと、ストレスを溜め込むこともありません。

お互いに充実した同棲生活を送るためにも、上記を参考に、同棲の生活費をシュミレーションしてみてくださいね。