同棲の初期費用は折半するのが普通?よくある負担割合パターン4選も紹介

同棲の初期費用には、賃貸契約時にかかる費用や、引越し費用、家具・家電の購入費用などがあります。

節約次第で安く抑えることはできますが、それでもかかる費用は大きいですよね。

そのため、初期費用は完全折半にすることが多いのではないでしょうか?

しかし、お互いの収入状況によっては、初期費用を完全折半にすると負担割合でもめてしまって、気まずい状態で同棲生活をスタートすることになるかもしれません。

楽しい同棲生活を良い状態でスタートさせるためにも、二人で事前に話し合って、初期費用の最適な負担割合を決めることが重要です。

ここでは、同棲でもめないための初期費用の負担割合について、詳しく見ていきたいと思います。

記事の執筆者
LS編集部

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同棲の初期費用は折半するのが普通?

同棲の初期費用は、約50~100万円が相場だといわれています。

初期費用を50万円に抑えるためには相当の節約が必要になりますが、70万円程を用意しておくと、余裕を持って同棲をスタートすることができます。

そのため、初期費用を100万円を用意することができていれば、贅沢をしない限りは、良い条件の物件を契約したり、家具・家電も十分揃えることも可能になります。

しかし、ここで一番気になるのは、同棲の初期費用の負担割合ですよね。

同棲の初期費用は、完全折半にする人もかなり多いのではないでしょうか?

完全折半にする人は、お互いの平等性を保つために、負担額を同じにしようと考えてそうしている人が多いと思います。

お互いが納得した状態での完全折半なら良いのですが、収入に差があるカップルの場合には、初期費用の負担割合に不満を覚えてしまう場合も少なくありません。

楽しい同棲生活をスタートさせるためにも、お互いの収入状況も踏まえて、初期費用の負担割合を話し合って決めることが重要です。

同棲の初期費用の負担割合は?

1. どちらかが全額負担する

どちらかが全額負担する場合には、以下のようなカップルが多いのが特徴です。

  • 社会人・学生カップル
  • 収入差が大きいカップル

社会人・学生カップルの場合は、社会人の相手が住む家を契約して、一緒に住むというケースが多いでしょう。

また、収入差が大きいカップルの場合は、収入が高い方が初期費用を全額負担するケースもあるようです。

しかし、二人とも社会人として働いている場合には、初期費用を全額負担することに不平等性を感じてしまうことも少なくありません。

特に、初期費用の金額はかなり大きいものになりますから、もめるのを防ぐためにも、二人で話し合って負担割合を決めるようにしましょう。

2. 完全折半にする

一番多い負担割合としては、初期費用を完全折半にする方法です。

お互いが社会人として勤務している場合や、収入差がない場合には、こちらの負担割合が選ばれていることが多いでしょう。

一見、完全折半にすると負担金額が同じなので、平等性が保たれていると思いますよね。

しかし、お互いに収入差がある場合には、完全折半にすると自由に使えるお金に差が出るほか、他の支払いに影響が出ることもあります。

そういった負担があることも念頭に置いて、初期費用の負担割合をどうするのが一番最適なのかについて、話し合うようにしましょう。

3. 収入に応じて負担割合を決める

収入差があるカップルの場合は、初期費用の負担割合でもめることは十分あり得ます。

そのため、お互いの収入状況を考慮して、負担割合を決めるようにしましょう。

例えば、以下のような負担割合になります。

初期費用が80万の場合

彼氏の収入額が40万:初期費用48万
彼女の収入額が30万:初期費用32万
→4:3で負担する

上記はあくまでも一例ですが、結果的には、お互いが納得した負担割合が決められればそれで良いんです。

お金の問題は厄介ですから、後で、「やっぱりあの負担割合はおかしい!」ともめないためにも、話し合いは十分に行いましょう。

4. 二人で予算を決めて貯金する

恋人との同棲を検討している場合には、「お互いに〇〇円を貯めてから同棲しよう!」と計画を立てて貯金する方法もあります。

この方法は、二人で一緒に同棲のための初期費用を準備するため、収入差があることでのトラブルは起きにくいのが特徴です。

しかし、お互いが同じペースで貯金できたら良いですが、どちらか一方が全然貯金してくれないというトラブルもあると思います。

そういう場合には、同棲後も金銭面でのトラブルが多くなることが容易に予想されるので、同棲自体をもう一度検討した方が良いかもしれませんね。

同棲の初期費用はそれぞれが自分の費用を負担することも多い!

同棲の初期費用の中でも、それぞれが自分の費用を負担することも多いです。

具体的な費用については、以下の通りです。

  • 引越し費用
  • 家具・家電の購入費用

それでは、それぞれの費用について、詳しく見ていきましょう。

引越し費用

引越し費用は、引越すタイミングはもちろん、荷物の量や移動する距離によって異なります。

そのため、自分の分の引越し費用は自分で負担することが多いと思います。

引越し費用を抑えるためには、繁忙期である3月頃に引越しをするのは避けるようにしましょう。

また、どちらか一方が車の免許および車を所有している場合には、自分たちで運搬して引越し費用を節約する方法もあります。

荷物の量や移動する距離によっては、引越し業者に依頼した方が楽な場合もあるので、総合的に判断して決めるようにしましょう。

家具・家電の購入費用

家具・家電の購入費用は、自分の部屋になるスペースに配置するものは自分で負担する場合も多いでしょう。

そのため、初期費用の予算の中から負担するものと、自分で負担するものとに分けておくと、より平等性を保つことができます。

また、家具・家電は、中古品店で低価格で購入したり、今までに使用していたものを代用したりすることで、安く抑えることができます。

物件を探す段階でも、家具・家電が備え付けられている物件を契約すると、費用を節約できるだけではなく、家具・家電を購入する手間も省けます。

これらの節約方法を念頭に置いて、費用をかけたいものと節約するものを厳選して購入するようにしましょう。

同棲の初期費用は二人で納得のいく割合を決めるのがベスト!

同棲の初期費用の分け方は、いろいろなものがあります。

よく聞く方法は完全折半ですが、お互いの収入差によっては、不平等だと感じてトラブルに発展してしまうこともあります。

同棲前に金銭面でトラブルに発展して、気まずい空気のまま同棲生活をスタートさせるなんてことは意地でも避けたいですよね。

これは、同棲後の生活費の分け方について決める場合でも同様のことがいえます。

同棲後にもめないためにも、金銭面にかかわる話し合いは、二人が納得できるまでしっかりと行うことが重要です。