結婚式の招待状をいざ発送するとなると、出欠確認の返信ハガキや二次会の案内状、会場の地図など、用意するものはたくさんあります。
その中でも、結婚式の招待状を発送する時に必要になるのが切手だと思います。
特に、結婚式の招待状に同封するものがたくさんあると、切手の料金はいくらかかるのかがわからなくなりますよね。
実際のところ、具体的な料金については、郵便物の重さによって異なるものの、一般的にはいくらくらいかかるものなのでしょうか?
また、結婚式では慶事用切手を貼り付けることも多いですが、どのような種類のものを貼り付けたら良いのかなど、マナーにも配慮する必要があります。
ここでは、結婚式の招待状に貼る切手の料金・種類・マナーなどについて、詳しく見ていきたいと思います。
結婚式招待状に貼る切手に決まりはある?
結婚式の招待状に貼り付ける切手は、絶対にこれでなければいけないという決まりがあるわけではありません。
そのため、実質は、切手の料金に気を付けるだけで良いというわけですね。
切手の料金の目安は下記にご紹介しますが、具体的な料金については、結婚式の招待状と必要なものを封入した封筒の重さによって異なります。
結婚式の招待状を間違いなく届けたいという場合には、郵便局の窓口に行って、切手の料金がいくらになるのかを確認しておくことがおすすめです。
また、結婚式の招待状として定番なのは「慶事用切手」になりますが、切手にも様々な種類があります。
郵便物に適した切手の料金を支払っていれば、切手の種類は問われることはなく、オリジナルの切手を自分で手作りすることも可能です。
結婚式の招待状などのデザインに合わせて、切手のデザインも工夫することができるので、こだわりたい場合には、とことんこだわっちゃいましょう。
ただし、切手を貼り付ける時の位置や枚数、貼り方などのマナーにも配慮して、結婚式の招待状を発送する時期を逆算して準備することが重要です。
結婚式招待状に貼る切手の枚数と料金は?
結婚式の招待状を送る時に必要な切手の枚数は、全部で2枚になります。
1枚は、招待状等を封入する「封筒」、もう1枚は、結婚式の出欠を確認するための「返信ハガキ」に貼り付けるものになります。
切手の料金については、封筒に貼り付ける分が84円(定形郵便物25g以内の場合)、返信ハガキに貼り付ける分が63円(通常ハガキの場合)が目安です。
実際に必要になる切手の料金については、郵便物の重さによって異なるため、確実に発送するためには、郵便局で事前に確認しておくと安心です。
また、1枚の切手では料金が足りないからといって、切手を2枚貼り付けるというのはNGです。
昔から、割り切れる数字である「2」という数字は、結婚式では縁起が悪いと言われており、人によっては非常識だと受け取られる可能性もあります。
そのため、封筒に貼り付ける分が1枚、返信ハガキに貼り付ける分が1枚となるように、切手を貼り付けることがマナーであることを覚えておきましょう。
結婚式招待状に貼る切手の種類は?
結婚式の招待状に貼る切手の種類とは、以下の通りです。
- 慶事用切手
- グリーティング切手
- フレーム切手
それでは、それぞれの切手の種類とマナーについて、詳しく見ていきましょう。
慶事用切手
結婚式の招待状など、おめでたい行事全般によく使われる切手として定番なのが、「慶事用切手」です。
あくまでも、定番と言われているだけで、絶対に慶事用切手でないといけないというわけではないので、安心してください。
どうしても気になる場合には、職場の上司や親族など、目上の方に送るものにだけ慶事用切手を貼る形でも良いでしょう。
また、デザインについては、松・竹・梅と異なりますが、どのデザインが招待状用と定められているわけではないので、価格帯に合ったものを選ぶと良いでしょう。
グリーティング切手
結婚式の招待状に貼るものとして、「グリーティング切手」もおすすめです。
グリーティング切手は、可愛らしいデザインのものから、綺麗でおしゃれなものまで、カラフルで種類が豊富なのが特徴です。
慶事用切手は和風デザインのものだけなので、洋風デザインの招待状を作成したのであれば、招待状に合うようなデザインのものを選ぶと良いでしょう。
また、普通の切手のようにのり式のものだけではなく、シール式で貼りやすいものも多いので、郵便局の窓口またはWEBサイトなどでチェックしてみてください。
フレーム切手
結婚式の招待状だけではなく、切手にもこだわりたい!という方は、「フレーム切手」もおすすめです。
フレーム切手は、結婚式の招待状に合わせて、自分でデザインを考案して切手を作成することができます。
郵便局の窓口または専用のWEBサイトから作成することができるので、カップルの写真を載せたり、好きなデザインにしたい場合には、ぜひ活用してみてください。
まとめて郵送する場合は料金別納郵便を活用しよう!
まとめて郵送する場合、同じサイズに同じ重さのものが10通以上ある場合には、「料金別納郵便」を活用するのもおすすめです。
料金別納郵便を活用すれば、発送する枚数分の切手を揃えて、1枚ずつ貼り付ける手間を省くことができるので、準備が格段にラクになります。
また、料金別納郵便にはシールや印刷、スタンプなどがありますが、テンプレートのものだと事務的で簡素な印象になってしまいます。
結婚式の招待状のデザインに合うものを用いたい場合には、料金別納郵便のスタンプなどをオリジナルデザインのものを作成すると良いでしょう。
結婚式招待状の切手代節約にはWeb招待状もおすすめ!
結婚式の招待状の切手代を節約したい場合には、Web招待状を活用するのもおすすめです。
WEB招待状は、スマホやPCで無料かつ簡単に作成することができ、LINEやメールなどにURLを貼り付けるだけで招待状を送れる便利なサービスです。
切手代だけではなく、招待状を作成したり、印刷・発注するための時間や費用も削減できるので、最小限に抑えたい方にはおすすめです。
また、最近では、出欠の連絡のみをWEBで受け付ける方法を活用しているカップルも増えてきています。
この場合、返信用ハガキではなく、出欠登録用のQRコードやURLを貼った紙を、結婚式の招待状と一緒に封入することになります。
返信用ハガキの切手代を節約できるだけではなく、出欠登録も気軽にできるため、招待客側の負担を軽減することができます。
その他にも、結婚式の招待状をまとめて発送すると、料金別納郵便として一気に料金を支払うことができるので、切手を貼る手間も省くことができます。
いろいろと準備の手間を省きたい場合には、これらの方法を活用するのもおすすめです。
結婚式招待状に合った切手を貼り付けるようにしよう
結婚式の招待状に貼り付ける切手についても、郵便物の重さに適した切手の料金を支払うことができていれば、どの種類のものでも構いません。
切手の料金によっては、結婚式の招待状のデザインに適したものを探したり、自分でオリジナルのものを作成することもできます。
また、結婚式の招待状に1枚ずつ切手を貼り付けるのが面倒だと思う場合には、まとめて郵送して「料金別納郵便」を活用するのもおすすめです。
その他にも、返信用ハガキに貼り付ける切手代を節約したい場合には、WEB招待状の出欠登録を活用すると、さらに準備を楽に進めることができます。
このように、自分の好みのデザインに仕上げることができたり、効率良く節約できたりするので、上記を参考にうまく活用しましょう。