3歳・4歳は多くの子どもが年少さんとして保育園・幼稚園に入園します。
2歳・3歳から保育園に通っており、新しい園に転園する子もいれば、そのまま通い続ける子もいるなど、家庭により様々な状況である年齢でもあります。
そんな時期に、大人になるために必要な社会性や、小学校に入学するまでに身につけたいひらがなや数字を学ぶことができるのが「こどもちゃれんじほっぷ」です。
色々なことを楽しみながら学べるため、かなりの人気を集めています。
どんな教材なのか見ていきましょう。
こどもちゃれんじほっぷって?
こどもちゃれんじほっぷは、3歳・4歳の子どもを対象にした通信教育です。
ひらがな・数などの小学校に向けた学習や、社会生活や生活習慣など生きていくために必要なことを学べるようにできています。
子どもの環境に対応した教材
3歳・4歳の場合、3年保育に通い始める家庭もあれば、2年保育の園に入園するためまだ自宅保育をしている家庭もあります。
それだけではなく、すでに保育園・こども園に通っており進級するパターンもあり、子どもや家庭環境によって大きく異なります。
子どもの環境により対応するために、教材の一部がタイプ別になっていることもこどもちゃれんじほっぷの特徴です。
タイプは3種類
タイプは、保育園タイプ・3年保育タイプ・2年保育タイプの3種類です。
例えば、4月号の絵本の場合だと、保育園タイプはしまじろうもすでに保育園に通っている前提でストーリーが進みます。
3年保育タイプだと、初めて登園するしまじろうのお話になりますし、2年保育タイプだと児童館や公園に遊びに行くしまじろうのお話です。
子どもの生活に寄り添いながら、興味や関心を広げていく教材です。
こどもちゃれんじほっぷで学べることは?
こどもちゃれんじほっぷが年間で取り扱うのは、ひらがな・数と図形・好奇心・社会性です。
この4種類を、絵本やワーク、エデュトイ、映像教材で学んでいきます。
3歳・4歳の子どもが興味を持ちやすいようにできており、自分から学びに向かう姿が多く見られます。
エデュトイの1つである「ちゃれんじえんごっこセット」は、保育園・幼稚園のやりとりを人形などを使って表現できますし、今日活動したことを教えてもらうことにも役立てられます。
しまじろう・みみりん・とりっぴぃなどのキャラクターは、全員が3歳・4歳の設定になり、子どもと一緒に成長していきます。
キャラクターの真似をしたり、一緒に「できた!」を実感したりと、色々な楽しみ方があります。
こどもちゃれんじほっぷの教材は?
タッチでひらがなと数字がわかる!音声タッチペン「はてなくん」
音声タッチペン「はてなくん」は、まるでロボットのような形をした音声タッチペンです。
映像教材でもキャラクターとして登場しているため、子どもにとっては馴染み深いキャラクターとなります。
教材の「ひらがな かず ブック」の該当箇所をタッチすることで音声や歌が流れ、ひらがなや数字を覚えていくのです。
通常、幼児の学習では、親のサポートが必要なケースがほとんどであるため、負担が大きいと感じている人も少なくありません。
ですが、こどもちゃれんじほっぷでは、はてなくんがサポートを全て行ってくれるため、親の負担が一気に軽くなります。
また、子ども1人でも学習ができるので、家事をしたいときや構ってあげる時間が確保できないときに使えるのも嬉しいポイントですね。
保育園・幼稚園の予習にも!「ちゃれんじえんごっこセット」
「ちゃれんじえんごっこセット」は、しまじろう・みみりんなどの人形や、滑り台・テーブル・トイレなどがセットになっている教材です。
この時期の3歳・4歳の子どもは、入園を控えていたり、進級して環境が大きく変わります。
ちゃれんじえんごっこセットで新しい生活のイメージをすることで、環境への馴染みが早くなるでしょう。
また、ごっこ遊びを通して、新しいお友達への思いやりも身につきます。
実際の入園・進級後、その日に園でやったことの振り返りにも役立ちますよ。
大好きなドーナツで、自然に数の勉強を!「かずのドーナツやさん」
大好きなものを使用しての遊びは、どんな子どもでも楽しいものです。
多くの子どもが大好きなドーナツで数を勉強できるのが「かずのドーナツやさん」です。
ドーナツ屋さんごっこを通して、1から10まで数を数えられるようになります。
付属しているのは、チョコドーナツ5個、イチゴドーナツ5個です。
1から10までの数を理解しながら、「チョコドーナツ2個とイチゴドーナツ3個、合わせて何個?」というような簡単な足し算もできるようになります。
お店屋さんごっこもできるので、ごっこ遊びが大好きな子どもにぴったりの教材です。
「ひらがなパソコン」で、やり取りしながら言葉を習得
ひらがなを学べる教材の1つに、「ひらがなパソコン」があります。
ひらがなのボタンがついているパソコン型のエデュトイで、しまじろうとやり取り遊びをしながら自然と全てのひらがなが読めるようになります。
ママ・パパが触っているのを見て、パソコンに興味を持つ子どもも多いでしょう。
そんな子どもには、ひらがなパソコンがぴったりです。
ひらがなのボタンを押して、音と視覚で年少から無理なくひらがなが学べます。
こどもちゃれんじほっぷの年間カリキュラムは?
こどもちゃれんじほっぷの教材はかなり魅力的ですが、年間カリキュラムも気になるところです。
年少さんの間に、どのようなことを学べるのかチェックしていきましょう。
ひらがな
ひらがなの学習と言っても、3歳・4歳の子どもでも無理なく学習できるカリキュラムとなっています。
4〜7月
4~7月号は、音声タッチペン「はてなくん」を使用し、「ひらがな かず ブック」でひらがなをタッチし音を覚えます。
目と耳で楽しく覚えられるので、自然にひらがなの読みができるようになるでしょう。
8月
8月号は、「ひらがなパソコン」でやり取り遊びをしながら、ひらがな46文字の読みを完成させます。
パソコン型のエデュトイなので、ママ・パパと同じものが手に入ったと喜ぶ子どもも多いです。
9月
9月号からはいよいよ鉛筆を使用し、まずは鉛筆の持ち方や筆圧を安定させるための練習を行います。
通常の鉛筆ではなく、電車のような見た目をした「トレインえんぴつ」を使うので、楽しく取り組むことができるでしょう。
1月
1月号からはひらがなの読みの総まとめを行います。
「ひらがなよめるよブック」でおさらいをし、次の学年の「こどもちゃれんじすてっぷ」のひらがなを書く練習に備えます。
数・図形
数・図形も小学校入学までに身につけたい要素の1つです。
4〜7月
4~7月号では、音声タッチペン「はてなくん」の「ひらがな かず ブック」を使用して数字を目と耳で覚えます。
はてなくんから流れる音声で楽しく学べますし、本の中の文章もはてなくんが読み上げてくれるので、子ども1人でも楽しく学習できるでしょう。
8月
8月号では、「かずのドーナツやさん」でごっこ遊びをしながら数の概念を身につけます。
遊びながら、算数の基礎でもある「合わせていくつ」ができるようになります。
10月
10月号の「どうぶつバランスパズル」は、おもり入りのパズルです。
向きやおもりの位置を見て試行錯誤することで、考える力を育みます。
12月
12月号のキッズワークでは、シールで数・図形を学習していきます。
数・図形・論理などのテーマをシールで手を動かしながら遊ぶことで、算数の基礎が身につけられるでしょう。
シール遊びが好きな子どもも多いので、遊び感覚で取り組むことができます。
2月
2月号の「かたちのおかしこうじょう」は、お風呂で遊べるエデュトイです。
お風呂の壁に貼り、丸や三角を組み合わせて指定された形を作ります。
すごろく遊びもでき、お風呂の時間も楽しく過ごせます。
好奇心
3歳・4歳の好奇心は、今後の成長のために大切なことです。
こどもちゃれんじほっぷでは、好奇心を育てるためのカリキュラムも用意されています。
8月
8月号では、生き物への興味関心を高める映像教材がついてきます。
テーマは「虫の食事」となっており、虫が実際に食事をしている映像や絵本を見て、好奇心を刺激します。
2月
2月号は、水と氷について扱います。
「氷と水はどっちが冷たいの?」という疑問や、身近な不思議に気づくきっかけとなるでしょう。
氷は自宅でも作れるので、実際に自分で作ってみるのもいいですね。
社会性
これから人間社会を生きていく子どもにとって、社会性を育むのは大切なことです。
保育園・幼稚園も社会生活の1つで、スムーズに園での生活が送れるようなサポートを行います。
4月
4月号の「ちゃれんじえんごっこセット」では、しまじろうたちが通う「ちゃれんじえん」を舞台に、保育園・幼稚園生活のごっこ遊びをすることができます。
ごっこ遊びの中で、手洗いやトイレなどの生活習慣の振り返りができ、これからの園生活のための準備になるでしょう。
また、保育園・幼稚園での生活だけではなく、公園・電車・病院などの公共の場でのマナーも身につけなくてはいけません。
絵本や映像教材で、しまじろうたちの真似をしながら楽しくマナーが身につきます。
12月
12月号の「おいしゃさんセット」では、思いやりの言葉や気持ちを身につけることが可能です。
お医者さんのように優しい言葉をかけることをごっこ遊びを通して学べます。
年中さんに上がる直前には、進級後、年下の新入生に優しくできるよう、「お兄さん、お姉さんになったね」のタイトルで物語が進みます。
こどもちゃれんじほっぷの受講者の声は?
やり取りの幅が増え、コミュニケーションの種類が増えた
まだ全てのひらがなは読めないけれど、はてなくんを使った「ひらがな かず ブック」は1人で黙々とやっていました。
はてなくんに合わせてひらがなを読み上げており、びっくりしています。
他にも、保育園の友達の名前を付けた人形に洋服シールを着せていたり、ちゃれんじえんの人形で遊んだりと、コミュニケーションのバリエーションが増えています。
園生活の予習ができた
4月から幼稚園の生活が始まるため、「ちゃれんじえんごっこセット」で幼稚園生活の予習をすることができました。
先生への挨拶や「トイレに行こう」「お弁当食べよう」とごっこ遊びをしているのはとても微笑ましいです。
これからの園生活にも自信が持てたようです。
お風呂でひらがな!
ひらがなへの興味が強くなり、毎日お風呂でひらがな遊びを楽しんでいます。
やはり子育ては忙しいため、お風呂に入りながら知育ができるので助かっています。
先日、ひらがなで1人で絵本を読んでいてびっくりしました。
こどもちゃれんじほっぷで毎日少しでも続けていたので、字を覚えられたようです。
こどもちゃれんじほっぷのよくある質問は?
Q. 親はどれくらい関わればいいですか?
こどもちゃれんじほっぷは、子どもが主体となる教材です。
親はサポート役となりますが、負担がないように工夫されています。
例えば、はてなくんのスイッチを入れるところから本にタッチして読むことまで動画で解説しているので、はてなくんをわかりやすいところに置いておくだけで子どもが学習できるのです。
キッズワークの丸つけ、かるたの対戦相手などのサポートは必要となります。
子どもの成長を感じることができ、親も楽しんで関わることができますよ。
Q. 教材が増えて散らからないかが心配です。
こどもちゃれんじほっぷの教材は、今後届く教材と組み合わせて遊ぶことができるようになっています。
そのため、1年間の教材は思ったよりもコンパクトだったという声が多いのです。
例えば、8月号のひらがなパソコンは、12月号まで毎月の遊びが増えたり、かるたの読み上げの機能がついたりします。
1つのエデュトイで長く遊べるようになっており、物をあまり増やしたくないという人にも人気です。
Q. キッズワークは1ヵ月にどのくらい進めればいいの?
キッズワークは、1課題2~3分で取り組めるようになっています。
しかも、見開き単位でできるようになっているので区切りもつけやすく、「このページが終わったらご飯だよ」などの声掛けに使うこともできます。
必ず1ヶ月で終わらせる必要もないので、それぞれの家庭のペースで進めましょう。
ワークをもっとやりたいという場合は、オプション教材もおすすめです。
Q. DVDプレーヤーがなく、映像教材が見られない!
どの家庭にも必ずDVDプレーヤーがあるというわけではありません。
そのため、映像教材はDVDだけではなく、スマホ・タブレットのアプリ、Web配信などで見ることもできるようになっています。
例えば帰省先で映像教材を見たい場合、スマホやタブレットさえあれば映像教材を見せることができるので荷物がかざばりません。
もちろん、DVDとスマホやタブレットでの映像教材を並行して使いこなしている家庭もたくさんあります。
こどもちゃれんじほっぷの受講費は?
こどもちゃれんじほっぷの受講費は、毎月払いの場合、月々2,379円(税込)となっています。
2,400円ほどでひらがなや数などの知育や社会性を楽しんで身につけることができるのです。
もっとお得に受講したいという場合は、12ヵ月分一括払いがおすすめで、一括払いだと月あたり1,980円(税込)で受講できます。
2,000円と考えると、通うタイプの幼児教室が毎月5,000~10,000円ほどのところが多いので、かなりお得であることがわかりますね。
もし一括払いで退会した場合、受講していない分は返金されます。
最短2ヶ月から受講可能なので、お試し感覚での受講も可能です。
1ヶ月のみ受講可能なキャンペーンを実施していることもあります。
会員なら誰でも無料!デジタルワーク
こどもちゃれんじほっぷから新登場するキッズワークは、届いてすぐに終わらせてしまう子どもがたくさんいるほど大人気の教材です。
そんなワークを「もっとやりたい!」という子どもにぴったりなのが「デジタルワーク」です。
デジタルワークは、スマホ・タブレットのアプリ「しまじろうクラブ」で取り組むことができます。
ひらがな・数の問題が全部で100問以上あり、ゲーム感覚でどんどん取り組めます。
紙のキッズワークとは違い、何回も繰り返し取り組めるので、たくさんワークをやりたい子どもに大人気です。
解説や答え合わせも自動で行うため、子どもが1人でも取り組めます。
親にも嬉しい機能
子どもが喜ぶだけではなく、親にも嬉しいサービスが、ワークの正答率の解析です。
子どもの取り組み状況や学習理解度をチェックできる機能がついているので、学習のアドバイスもスムーズにできます。
アプリはスマホとタブレットの両方でログインができるので、外出先でも確認できるのが嬉しいですね。
もっとやりたい!の声に応える!オプション教材「こどもちゃれんじプラス」
キッズワークや工作、絵本など、もっと色々なことに取り組みたい子どもの気持ちを応援するのが、オプション教材の「こどもちゃれんじプラス」です。
こどもちゃれんじプラスは、こどもちゃれんじ会員ではなくても申し込み可能な教材で、1号あたり838円(税込)となっています。
ですが、こどもちゃれんじ会員なら会員価格の545円(税込)で受講可能です。
こどもちゃれんじほっぷの場合、知育プラス・表現プラス・読み聞かせプラスの3コースが開講されています。
知育プラス
知育プラスは、毎月届くキッズワークのプラスα教材です。
子どもの興味を引き出しながら、ひらがな・数・図形・論理など、様々な分野にバランスよく挑戦できます。
毎月約32ページとボリューム大なので、子どもの「もっとやりたい」気持ちに応えます。
今まで市販のワークをやらせてみたけど、なかなか取り組んでくれないという場合にもおすすめです。
表現プラス
表現プラスは、工作をメインとした教材です。
ちぎる・切る・貼るなど、手先が器用に動かせるようになる3歳・4歳の子どもにぴったりです。
色々な表現技法に触れることで、表現の楽しさを感じられるようになります。
例えば、4月号は「ちぎって はる」、7月号は「おって きる」、8月号は「こすりだす」など、子どもが楽しめる技法が満載です。
少しずつステップアップするので、無理なくチャレンジできるでしょう。
また、年間を通じて、はさみを使った表現方法も行っていきます。
自由切り・曲線切りなど、成長に合わせて少しずつ難しくなっていきます。
保育園・幼稚園での工作が好きな子どもにおすすめです。
読み聞かせプラス
読み聞かせプラスでは、毎月テーマが違う絵本が届きます。
物語の世界に入り込むことで、想像力や感受性を育てることが可能です。
絵本は全てこどもちゃれんじオリジナルの書き下ろしで、3歳・4歳の子どもが興味を持てる内容ばかりなので、読み聞かせも楽しい時間になるでしょう。
絵本が大好きな子どもにぴったりのオプションです。
こどもちゃれんじほっぷはこんな人にオススメ!
小学校入学前の学習を考えている
小学校の前段階として保育園・幼稚園に入園する3歳・4歳ですが、小学校入学までにひらがなの読み書きや数字をマスターさせたい親も多いでしょう。
実際に、言葉の読み書きと簡単な計算をマスターした子どもの方が、小学校の勉強でつまずきにくいことがわかっています。
ですが、自分で教えるとなると、いつ頃から始めればいいのか、どのように教えればいいのかがわかりません。
こどもちゃれんじほっぷは、子どもの成長に合わせてひらがな・数字の導入を行っています。
エデュトイやワークで少しずつ取り組むことで達成感も得られるので、子どもの「もっとやりたい」気持ちを育てることが可能です。
社会的なマナーを楽しく身に着けさせたい
親が教えると厳しくなりがちな社会的マナーは、大人になるためには大切なことです。
しかし、3歳・4歳の子どもに身につけさせるには、楽しく覚えることが重要です。
こどもちゃれんじほっぷでは、ごっこ遊びや映像教材などで、キャラクターと一緒に楽しく社会的マナーを身につけることができます。
キャラクターの真似をしてできるようになった子どもも大勢います。
習い事を気軽にやらせたい
習い事を考えている親は多いですが、ほとんどが対人や通うタイプの習い事なので、人間関係が発生します。
辞めたいと思っても、なかなか辞められないと悩む人が多いのも事実です。
こどもちゃれんじほっぷは通信教育なので、ネットから申込をし、電話で辞められるという気軽さがあります。
加えて、費用も毎月2000円前後なので、負担が少ないのも魅力です。
お試し感覚で受講している家庭も多いので、子どもの反応を見て辞めるという使い方もできます。
まとめ
大きく環境が変わる3歳・4歳は、小学校に向けた勉強を始めるのにもぴったりの時期です。
こどもちゃれんじほっぷは、子どもでも楽しみながら学べる教材となっています。
親のサポートや費用といった面でも負担が少ないですし、通信教育なので始めやすいのも魅力です。
2ヶ月だけお試し感覚で受講できるのも嬉しいですね。
こどもちゃれんじほっぷが気になるという人は、まず資料請求をして子どもに合っているかを確認してみてくださいね。