2020年に小学校での英語教育が必修となりましたが、子供の英語教育に力を入れている親御さんはどれくらい居るでしょうか?
グローバル化が進む現代社会では、今後より一層英語力の有無が子供の将来を左右すると言っても過言ではありません。
となれば、出来るだけ早いうちから英語に慣れ親しんで欲しいところですよね。
そこで今回は人気の子供向け英語スクールである「アルクKiddyCAT英語教室」について詳しく紹介します。
アルクKiddyCAT英語教室とは?
教材会社が手がける英語スクール
アルクKiddyCAT英語教室は、教材開発や出版を50年以上手がけてきた「株式会社アルク」が運営する子供向けの英語教室です。
教材開発会社が監修しているためカリキュラムやテキストのクオリティが高く、1995年の開講以来多くの生徒を集めています。
その実力は、2017年のイートアワード子ども英語教室部門優秀賞を受賞、2016年から2020年にかけてオリコンが主催した顧客満足度調査において5年連続1位を獲得するなど折り紙付きです。
「自分のことばで伝える力を伸ばす」というスローガンが掲げられており、「聞く」「話す」「読む」「書く」という4つの能力を子供それぞれの年齢や学習進捗度に合わせて指導しています。
オリジナリティの高い授業
また、アルクKiddyCAT英語教室ではレッスン方法にも工夫を加えて、オリジナリティの高い授業が心がけられています。
基本的な学習内容はカリキュラムや教材に基づいているものの、子供たちにどうやって伝えるかは各講師のやり方に委ねるという方針を採っているのです。
講師陣の個性を尊重する事で魅力的な授業が展開され、高い顧客満足度水準の実現に一役買っています。
何より、子供たちが楽しく学べるように工夫が凝らされているという事が保護者としても嬉しいポイントですね。
どんなコースがある?
2〜3歳コース
アルクKiddyCAT英語教室のコースで最も幼い子供を対象にしているのが2〜3歳コースです。
このコースでは週に1度40分のレッスンを行いますが、親子参加型となっているのが大きな特徴と言えます。
講師による緩やかな英語の問いかけでレッスンが進行され、アルクが開発した幼児向けレッスンDVDを通じて英語に慣れ親しんでいくスタイルです。
教育番組のような楽しい映像を見ながらの授業なので、子供が途中で飽きてしまう心配も少ないでしょう。
4〜5歳コース
4〜5歳コースでは、週1回50分のレッスンを2年間通じて行い「自分の事・自分の意思・身の周りの事を1センテンスで伝えられるようになる事」を目標に設定しています。
「聞く・声に出す・自分の事を話す」という3つのステップを基本として、小学生から始まる英語の授業に向けてしっかりとした土台作りに取り組むカリキュラムです。
英語の楽しさを実感してもらうために音が出るペンをはじめとする教材や、歌・クイズといったアクティビティを豊富に盛り込んでいます。
小学生コース
本格的な学習が始まる小学生コースでは、前期に週1回50分、後期では週1回60分のレッスンを行います。
聴覚が著しい発達を見せる時期なので、映像や音声の教材を中心にしたカリキュラム構成です。
前半の3年間は音を文字に結びつけるフォニックスを中心に指導を行い、子供たちの「伝える力」を養います。
後半3年間は前期で培った能力や知識を活かしながら、英語で「考える力」を身に付けていくという段階的な指導方針です。
中学生コース
高校受験も視野に入る中学生コースでは、週1回60~90分のレッスンを行い、独学では偏りがちな「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を定着させる事が目標です。
オリジナル教材である「中学英語4技能完全ドリル」を通じて、これらの能力をバランスよく伸ばしつつ、学校教育で重視される文法力とコミュニケーション能力に結び付けていきます。
宿題や復習といった学習習慣の定着も図る事が出来るので、子供たちが自発的に英語に触れる姿勢が身に付くでしょう。
アルクKiddyCAT英語教室が取り入れているCLILって?
アルクKiddyCAT英語教室では「CLIL」と呼ばれる教育方法が取り入れられています。
CLILは「Content and Language Integrated Learning」を略したもので、日本語では「内容言語統合型学習」と訳される事が多いです。
- Content(内容・トピック)
- Communication(読み書き・会話などの言語知識とスキル)
- Cognition(思考力・認知力)
- Community・Culture(共同学習・多文化・国際理解)
という4つのCで授業内容が構成されています。
英語を単純な文法に当てはめる教科ではなく、子供たちの「考える力と伝える力」を養うためのものとして再認識した考え方です。
こう聞くと、前述したアルクKiddyCAT英語教室の教育方針やカリキュラムに通じる部分が多い事に気付くでしょう。
アルクKiddyCAT英語教室では、主に小学校高学年向けのレッスンから本格的にCLILの要素を取り入れています。
アルクKiddyCAT英語教室の料金は?
アルクKiddyCAT英語教室は月謝・入会金が一定ではなく、それぞれの教室がある程度の範囲で独自に価格設定しています。
おおよその価格帯は月謝が3,300円〜11,000円、入会金は5,500円〜11,000円前後です。
例えば、東京都文教白山校の料金体系は
- 入会金:11,000円
- 月謝(2~3歳):5,500円
- 月謝(4歳以上):6,600円
といったかたちになっています。
自宅や学校周辺にいくつか教室が点在している場合は、いくつか比較して安い教室に申し込むというのも1つの選択肢でしょう。
なお、これらの費用とは別途で教材費(学年によって4,400円~18,700円、音の出るペンは+6,380円 )が必要になるので注意してください。
よくある質問は?
Q. アルクKiddyCAT英語教室では、なぜ日本人の先生が多いのですか?
英語教室と言えばネイティブの講師を想像する人も多いでしょう。
アルクKiddyCAT英語教室ではもちろんネイティブの講師も活躍していますが、「1から英語を学ぶ」という経験をしてきた日本人講師が主にレッスンを担当しています。
日本人だからこそ分かる間違えやすい・つまづきやすい場所を丁寧に指導する事が可能な他、保護者とのコミュニケーションをスムーズにするという意図もあるのです。
Q. レッスンは英語で行いますか?
子供たちのインプット・アウトプット量を増やす目的から基本的には英語でレッスンが行われています。
通いはじめのうちは戸惑う子供も少なくないですが、年齢的に飲み込みが早いためすぐに慣れてくれる場合が多いです。
もちろん無理矢理にでも英語でレッスンを進行するという訳ではなく、分からない場所や疑問点などは日本語で対応しているので安心と言えるでしょう。
Q. 1クラス何人くらいですか?
教室によって多少の差はあれど、原則的には最大6~8人で行う少人数制のグループレッスンとなっています。
講師の目が行き届きやすくキメ細かい指導が可能となる他、子供同士もコミュニケーションを取って仲良くなりやすい規模です。
Q. 教室はどこにありますか?
アルクKiddyCAT英語教室は全国展開しているため、多くのエリアで自宅もしくは学校の近くに教室が開講しているでしょう。
教室数が多く保護者側で探すには手間がかかるため、アルクKiddyCAT英語教室ではフリーコールのサポートセンターを用意しています(0800-800-8431:平日9時30分〜17時30分)。
まずはサポートセンターに問い合わせて近くの教室や料金設定を確認してみるのが良いでしょう。
受講者の口コミは?
良い口コミ
アルクKiddyCAT英語教室は展開規模の大きい英語教室であるため、口コミでも賛否が分かれています。
ただし、その多くは好意的な口コミとなっているので安心しても良いでしょう。
例えば良い口コミには
- 子供が楽しんで英語を学んでいる
- 日本人講師が多いので安心感がある
- 教材のクオリティが高い
- 内容に対して価格が良心的
といったものが挙げられます。
イマイチな口コミ
一方不満の口コミには
- 外国人の講師を期待していた
- アットホームなんだけど、大手英語教室のイメージと違った
などの内容が見受けられます。
サービスのクオリティに不満があるというよりも、利用者がイメージしていたものと食い違いがあったというケースが多いです。
ネイティブ講師を希望する場合や緊張感を持って英語の学習に取り組ませたいといった場合には、あまりマッチしないかも知れません。
サービス品質に問題が無いという点では多くの口コミで共通しているので、教室の雰囲気さえ問題なければアルクKiddyCAT英語教室はおすすめです。
アットホームな雰囲気で確かな英語教育!
英語教育は事前の準備が大きく差を付けるポイントであり、入学前に英語教室へ通わせてあげると子供が授業にすぐ馴染めます。
2歳から通えるアルクKiddyCAT英語教室はその点でアドバンテージを取りやすいでしょう。
既に入学済みでも学校以外の補助学習は成績に繋がりやすいポイントです。
40年以上の英語教育ノウハウとアットホームな雰囲気が魅力のアルクKiddyCAT英語教室で、子供の「考える力」と「伝える力」を伸ばしてあげましょう。