良い保育園を選ぶためにやるべきことは?5つのポイントから確認すべき項目を紹介

男女を問わずに社会の中で活躍することが求められていますが、そのために重要なのが、子育てをどのように進めていくかです。

親が働きながら、子供が安全に、健やかに育っていくためには保育園などの支援が欠かせません。

大切な子供を預ける保育園はしっかり選びたいものです。

選ぶうえで重要になる5つのポイントを紹介していきましょう。

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良い保育園を選ぶためにやるべきことは?

良い保育園を選ぶためには、まず自分たちが求める条件を家族でしっかり話し合っておくことです。

保育園とのつながりは、母と子はもちろんですが父親にも生まれてきます。

家族全員が納得して預けることができるか、協力できるかをまず話し合って決めていきましょう。

そのうえで情報収集をしっかり行っておきましょう。

パンフレットやホームページで得られる情報には限りがあります。

職場の同僚や近所の子育てをしている家の話を聞いてみるなど、実際の情報をできるだけ多く集めていくことが大切です。

早めに預けたい場合などはお子さんが生まれてからでは間に合わないこともありますから、妊娠中から情報収集を始めましょう。

確認すべき項目

・送迎のしやすさ・周辺環境
・受け入れ年齢
・保育時間
・料金・費用
・保育方針

送迎のしやすさ・周辺環境を確認

忙しい朝の送迎は大変

保育園を選ぶうえでまず重要になってくるのが、送迎がしやすいかどうか、また周りの環境がどうかなど、場所についての問題になります。

もちろん保育の質などは大切なのですが、毎日の送迎や子供が過ごす場所として問題があるようなら、やはり納得のいく保育園にはなりにくいでしょう。

特に送迎がしやすいかどうかは大きなポイントです。

毎日のことになりますから、忙しい朝に大変な距離や移動の難しさを感じてしまうと、それだけで親子ともども疲労してしまいます。

お子さんが疲れてしまうのはもちろん、親御さんもその後の仕事へ支障が出てしまうでしょう。

道の広さや交通量もチェック

また、周囲の環境がどうなのかも確認しておきましょう。

道が狭いと送迎に支障が出ることもあります。

近隣の環境も、騒音がひどかったり、交通量が多かったりするとお子さんに悪影響が及ぶこともあります。

特に交通量が多すぎる場所は、保育園での散歩の際などに事故の確率が増えることもあり、十分気を付けておきたいポイントです。

気になる保育園があれば、送迎の時間や平日の預かり時間など、散歩などをしながら周囲の状況をチェックしてみるとよいでしょう。

まずはこうした環境面で条件を満たすところをピックアップし、それから細かいところを確認しつつ選んでいきましょう。

受け入れ年齢を確認

何歳から預けられるのか

次に考えるべきなのが受け入れができる年齢です。

保育園はすべての園でどのような年齢のお子さんでも預かれるわけではなく、受け入れ年齢が限られていることもあります。

0歳から受け入れることができる場合でも、何カ月から預かれるかはそれぞれの園で異なることもあります。

小さいほどスタッフの人員も必要になってきますので、ある程度大きな保育園でないと小さなお子さんは預かれないこともあるのです。

早く仕事に戻りたいと考えている方は、早めに保育園探しを始めておくとよいでしょう。

受入実績も要チェック

受け入れが可能だとうたっていても、実際に小さなお子さんの預かり実績が少なかったり、積極的でなかったりする場合には、お子さんへの対応に不安が出てくることもあります。

書類上預かりが可能かどうかだけではなく、実際の預かり状況がどうなっているのかなどについてもチェックしておくと安心です。

また、ある程度育休が長く取れるとしても、0歳の段階で保育園に入れておかないと、0歳からの継続が多いので1歳2歳などの段階では定員がいっぱいで入れないケースも出てきます。

いつ保育園に入れるのが良いかもしっかり検討をしておきましょう。

保育時間を確認

退勤→お迎えに余裕があるか

仕事をするうえで、定時にしっかり帰宅できる方ばかりではないでしょう。

その日の業務の進み具合によっては残業になってしまったり、何か問題があって少し時間が遅れてしまうこともあるかもしれません。

一切残業ができなくなったり、何か問題があっても自分だけ帰らなければいけないと、同僚などに迷惑をかけてしまい、結果的に仕事が続かなくなりがちです。

まずは余裕をもって迎えに行けるような保育時間が確保できるところを探しましょう。

定時で仕事を終えてもギリギリで迎えに行けるかどうかでは保育園にも迷惑をかけます。

利用可能な保育園の保育時間中に間に合わないようなら、会社と相談して時短勤務などを取り入れるなどの対策も必要です。

延長保育はあるか

また、残業などが出てくる可能性があるようなら、延長保育が利用できる保育園を選ぶこともおすすめです。

それによって安心して仕事に向き合うことができます。

働き方、キャリアの築き方は人それぞれです。

そのため、どれだけ保育時間が必要かも人によって変わります。

同じ仕事をしている先輩の情報なども聞きつつ、自分の働き方に合った保育時間のところを選んでいきましょう。

料金・費用を確認

利用料金

さらに考えておきたいポイントとして挙げられるのが、保育園の利用料金です。

もし保育園に預けられたとしても、保育にかかる費用が大きくなると働いてもプラスにならないことがあります。

もちろんその場合でもキャリアをつなげることでプラスになるのであれば、利用する価値がある場合もあります。

しかし、生活のために少しでも稼ぎたい場合には、保育料がかかりすぎることはマイナスになるのです。

家計の在り方、自分の働き方、何をしたいかなどを考えて料金と見比べてみましょう。

認可・認可外で差がある

保育園の費用はどこでも同じではなく、認可保育所と認可外では費用が大きく変わってきます。

認可保育所の場合には、自治体などによっても異なりますが、収入に応じた保育料の支払いになったり、保育料がかからなかったりすることもあります。

認可外の場合には保育園が独自に保育料を決めることになるので、場合によっては負担が大きくなることがあるでしょう。

また、保育料以外にも必要なものをそろえたり、行事や延長保育などで追加費用が掛かったりすることもありますから、その点も確認しておきましょう。

保育方針が家庭方針と合っているか確認

ある程度条件面で保育園を絞り込んできたら、次は家庭方針と合うかどうかも確認しておきましょう。

保育園は単にお子さんを預かるだけではなく、お子さんが日々いろいろなことを学んでいく大切な場になります。

そのため、家庭での教育方針などと合わなければ、ご両親はもちろんお子さんが混乱してしまうことも出てくるのです。

自分たちの感覚と合っているかどうか、見学や体験などを通して見極めていくことも大切でしょう。

宗教など特にこだわりがある場合などは、それに合った保育園を選ぶと保育園と意見がぶつかりにくくなります。

宗教が教育のベースとなっている保育園も多いので、その点は前もって確認しておきましょう。

まとめ

働きながら子育てを進めていくにあたって、お子さんを安心して預けられる保育園の存在は重要なものです。

ぜひ、安心して預けることができて、お子さんも健やかに育っていける保育園を選びましょう。

そのためにはここに挙げたポイントを意識しながら、早めに情報収集をしてどこが一番適しているのかを見極めていくことが大切です。

記事の執筆者
LS編集部

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