社会のIT化・自動化が急速に進んでいる現在、子供向けのロボット教室が注目を集めています。
将来に向けて他の子と差をつけたいと考えている、幼児・小学生のお子さんをお持ちの方は是非通わせたいところです。
しかし、様々な教室があり、そこから一つに絞るのは至難の業でしょう。
そこでこの記事では、オンラインに対応したおすすめのロボット教室を7つご紹介していきます。
お子さんに一番向いている教室を探す際に参考にしてみてください。
ロボット教室の選び方は?
ロボット教室と一口に言っても、複雑なロボットを作れることを目指した本格的なカリキュラムを用意しているものから、自宅にいながら気軽に学べるものまで様々あります。
ロボット教室を選ぶ際は、複数のポイントに注目して選ぶのがおすすめです。
まず費用ですが、入会金と月謝に加えてロボットそのものの代金もかかってきます。
それに加えて、お子さんの将来を見据えるとカリキュラムの内容や最終的な到達レベルも重要ですし、何よりも最後までやり通すためにお子さんとの相性が良いことは必須です。
多くの教室では無料体験が用意されているので、まず参加してみましょう。
1.ヒューマンアカデミージュニア
ヒューマンアカデミージュニアは、ロボットをはじめとして、プログラミングや算数・英語など、子供が将来グローバルに活躍するために必要な技能全般を習得できるスクールです。
その中でもロボット教室には特に力を入れており、47都道府県全てに展開しています。
月謝は1万円程度、ロボット代は3万円程度と費用は比較的安めです。
ロボット教室はレベル別に4つのコースに分かれており、組み立て方法を習得するところから、最終的には複雑な動作を行うロボットの自作を目指します。
経験豊富なアドバイザーのもとで、テキストを見て試行錯誤を繰り返しながら自分のロボットを作るというスタンダードなスタイルですが、だからこそ着実にレベルアップすることが可能です。
また、1時間・1回限りの体験会に参加することもできるため、教室の雰囲気をじっくりと味わった上でお子さんに合っているかどうか判断できます。
2.アーテックエジソンアカデミー
アーテックエジソンアカデミーは、ロボットの組み立て技術とプログラミング技術を一度に習得することのできるロボット教室です。
月謝は1万円程度、ロボット代は4万円程度になります。
カリキュラムは最初に基礎知識を叩き込むのではなく、初月から実際にロボットを組み立てていくというものです。
少しずつステップアップする形式で、テキストの説明も分かりやすいため、達成感を味わいやすく、モチベーションを高く維持したまま学習を進められるでしょう。
このカリキュラムは基本的には2年間で完結しますが、もっと応用的なことを学びたい子供向けにエキスパートコースも用意されています。
こちらは将来理系の道に進んで活躍することを見据えた本格的なコースで、ゲームをするロボットやお絵かきロボットなど、実用的なものを自力で作成します。
ロボットの国際大会に挑戦することもできるので、英才教育としてロボットを本格的に学ばせたい親御さんにはぴったりです。
規模の大きな教室ではどこでも無料体験授業を受けられ、受講の決め手として活用できます。
3.e-crefus(イークレファス)
e-crefus(イークレファス)は、オンラインで完結できる新しいスタイルのロボット教室です。
対面授業を行う教室と同じ内容のテキストを使用し、自力でロボットを組み立てていきます。
近くに教室がなくても問題なく、対面でない分費用がかなり安く抑えられるのが魅力です。
そばにいて助けてくれる人がいないのは少し心細いですが、リモートで待機中の先生に質問をすることができます。
カリキュラムは基本的なロボット制作から徐々にレベルアップする形になっていますので、コツコツ学習することができれば、途中で諦めることなく続けられるでしょう。
また、教室が近くにある場合は先生に課題を添削してもらったり、作ったロボットを他の生徒の前で発表することも可能です。
4.LITALICOワンダー
LITALICOワンダーは、首都圏に展開しているIT教室です。
ゲームプログラミングからロボット制作に至るまで、様々なコースが用意されていますが、ロボットに関しては、
- 作ったロボットを自分で動かすロボットクリエイトコース
- 最終的には設計を目指すロボットテクニカルコース
の2種類があります。
どちらのコースも経験豊富な先生の指導のもと学習を進めることになりますので、不明な点をその都度質問して解決しながら確実に技能を積み上げていくことが可能です。
また、首都圏以外に在住の場合でも、オンラインで同内容のコースを受講できます。
月謝は対面の場合5万円程度ですが、オンラインだと1万円以上安くなりますよ。
5.ロボ団
ロボ団は日本全国に展開しており、年長以上を対象とした、ロボット制作とプログラミングを学べる教室です。
グローバルに活躍できる人材を育てることを目標としたカリキュラムが組まれており、基礎からハイレベルな内容まで学ぶことができます。
テキストはオンラインとなっており、タブレットの操作方法を習得しながら学習を進められます。
低学年でも理解できるような分かりやすい解説が特徴で、クイズやゲームなどを通じて楽しく授業の予習・復習が可能です。
また、実習でロボットを組み立てる際はペアで役割分担をする課題が多く、また発表の機会も多いので、コミュニケーション能力を養いながら技能を上げていくことができます。
ロボットの部品の購入費用がかかる教室が多い中、ロボ団の場合はレンタルなので、月謝以外の追加費用がかからないのが魅力です。
全ての教室で無料体験を受け付けているので、まずは最寄りの教室に足を運んでみましょう。
6.つくロボ
つくロボは、ロボットの仕組みや動かすためのプログラミングの知識をオンラインで学べるスクールです。
LEGOブーストと専用のSNSを利用して学習を進めます。
SNSを通じて全国の生徒とコミュニケーションを取ることができ、他の子からアドバイスや指摘をもらえることもあるでしょう。
指導してくれる先生がいないのが難点ではありますが、利用者の多いスタンダードコースは月謝が3,300円と破格の安さです。
しかし教材の充実度を考慮すれば、自力で学習を進められるタイプのお子さんであれば問題なく取り組むことができるでしょう。
また、つくロボは初月無料キャンペーンを頻繁に行っており、1ヶ月間じっくり教材を見た上でその後も続けるかどうか判断することができます。
7.Z会プログラミング講座 with LEGO® Education
Z会プログラミング講座 with LEGO® Educationは、レゴブロックを用いてロボット制作とプログラミングを学べる通信講座です。
基礎編と標準編という、2種類のコースが用意されています。
基礎編ではモーターやセンサーの仕組みを学びながら、簡単なヘリコプターや探査機ロボットなどを作ります。
月謝は5,500円ですが、キット代として別途22,000円必要です。
標準編はより実践的な内容となり、複雑な部品を用いてギターやピアノなど、実用的な機械を制作します。
こちらは月謝が6,160円で、キット代として別途44,000円かかります。
どちらのコースも月に1つの課題に取り組む形式なので、自分のペースで進めることができ、他の習い事との両立も十分可能です。
まとめ
ここまで、幼児・小学生向けのロボット教室を7つ紹介しました。
費用はもちろんのこと、カリキュラムの内容や最終的な到達レベルは教室によって様々ですし、学習の進め方は対面とオンラインとでは大きく異なります。
多くの教室では無料体験授業が用意されているので、まずそちらを受講してみて、お子さんとの相性を見極めた上で選びましょう。