髪がゴワゴワでまとまりにくかったり、パサパサの毛先を手軽にケアしたいようなときに使えるのがヘアオイルです。
使用すると、ドライヤー後の髪がしっとりとしますし、簡単に髪が扱いやすくなる優れものです。
でも、ヘアオイルを何となく使っているだけという人も多いでしょう。
実際にヘアオイルの効果を知ると、もっとヘアオイルのことが好きになり、上手に使えるようになるかもしれません。
ヘアオイルは
- どんなものなのか
- どんな効果を持つのか
- どんな使い方をするといい
のか見ていきましょう。
使ったことのない人も、使いたくなるかもしれませんよ。
ヘアオイルの良い点は?
ヘアオイルの良い点は主に2点あります。
髪に潤いを与えられる
髪がパサつきやすかったり、ゴワゴワしているような人は髪の潤いが足りなくなっていることが原因の1つです。
解決するためには髪に潤いをチャージする必要があります。
でも、ヘアセットをしているときは時間がないことがほとんどです。
そんなときにヘアオイルを使用しましょう。
ヘアオイルはオイルでできているので、主な成分は油分です。
髪につけると、1本1本を油膜でコーティングするので髪から水分が逃げてしまうのを防ぐことができるのです。
髪が扱いやすく、まとまりやすくなる
髪が潤い、しっとりとすると、自然とまとまりやすくなります。
特に髪が広がりやすいのは雨の日などの湿気の多い日です。
そんな日でも、ヘアオイルの効果でしっとりとまとまる髪をキープすることができます。
髪のパサつきやまとまりにくさに悩んでいる人にはぴったりのアイテムですね。
ヘアオイルの効果は?
続いて、気になるヘアオイルの効果をチェックしていきましょう。
今の髪質が気に入らないという場合も、ヘアオイルを使うだけで好みの髪質に近づけるかもしれませんよ。
1.サラサラヘアーになれる
ヘアオイルは油性であることから、どうしてもベタベタする感触が嫌だと敬遠してしまう人が多いです。
でも、実際には、髪の乾燥を防いでサラサラヘアーを保ってくれる優れものです。
髪の乾燥に悩んでいる人にぜひ使ってもらいたいアイテムです。
2.潤うツヤ髪になれる
ヘアオイルは髪の水分を保ち、乾燥を防いでくれます。
それだけではなく、効果が持続するので長時間乾燥を感じることがありません。
なので、まとまりのある髪をキープすることができるのです。
パサつきが気になったり、髪の広がりが悩みなら、解消に一役買ってくれるかもしれませんよ。
3.ドライヤーの熱から守ってくれる
濡れている髪を乾かすことだけでも、髪はダメージを負ってしまいます。
ダメージを防ぐためにもヘアオイルがいいのです。
ヘアオイルが髪を1本1本コーティングしてくれるので、ドライヤーの熱によるダメージが軽減されます。
製品によっては、熱でトリートメント効果が上がるものもあるのです。
どんな髪質の人でもドライヤーは使用します。
そのため、どんな人でも熱のダメージを負っているのです。
ドライヤーは必要だからこそ、防ぐアイテムを用意したいですね。
4.静電気にもなりにくい
冬になると頻発する静電気、嫌ですよね。
それに、ニット帽などを外すと、髪が静電気で広がったり嫌なことだらけです。
実はヘアオイルは、静電気防止のためにも使えるのです。
静電気の原因の1つに乾燥があるので、髪の乾燥を防いでくれるヘアオイルとは相性抜群なのです。
静電気で困っているという人は、ヘアオイルを取り入れると解決するかもしれませんよ。
5.ブラシの摩擦からダメージ軽減
ブラッシングはヘアケアにおいてとても大切な工程です。
しかし、ブラシとの摩擦が発生するのでダメージも与えることになってしまいます。
ですが、ヘアオイルはブラシとの摩擦からも髪を守ってくれます。
ブラッシングと合わせると効果抜群ですね。
ヘアオイルの種類は?
髪の悩みやダメージ防止に便利なヘアオイルですが、
- 植物性ヘアオイル
- 鉱物性ヘアオイル
それぞれ原料が違うのですが、効果もそれぞれ違います。
どの悩みにはどちらのオイルがいいのか、見ていきましょう。
植物性ヘアオイル
ホホバオイルやアルガンオイルなど、植物が原料となっているのが植物性ヘアオイルです。
髪の内部からダメージを補修する効果があるので、髪質改善にも向いています。
また、頭皮にも使うことができるのでオイルパックも可能です。
鉱物性ヘアオイル
鉱物油をベースとして作られているのが鉱物性ヘアオイルです。
髪の表面のダメージ補修に即効性があります。
つけると髪が柔らかくなり、まとまるようになります。
頭皮にはつけることができませんが、髪のダメージ補修効果はピカイチです。
ヘアオイルの選び方は?
ヘアオイルを使うなら、自分にぴったりのヘアオイルを使いたいものです。
実際にヘアオイルを選ぶ前に、選ぶときに注目したいポイントをチェックしていきましょう。
紫外線や熱から髪を守る成分を選ぶ
髪がダメージを負うのは、主に紫外線や熱です。
それらから守ってくれる成分が含まれていれば安心です。
紫外線から守ってくれる成分は、メドウフォーム-δ-ラクトン、γ-ドコサラクトンなどです。
熱からはメトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどが守ってくれます。
ヘアオイルを選ぶときに、ブランドだけではなく成分も気にしてみましょう。
髪質や毛量によって決める
ヘアオイルにも、髪質や毛量によって向き不向きがあります。
例えば、毛が細くて柔らかい人が合わないヘアオイルを使った場合、髪がぺったんこになってしまう場合もあります。
髪の量が多かったり、ダメージを補修したい場合はシリコン入りのヘアオイルなら、コーティング力が強いので髪にツヤを作ることができます。
髪が柔らかかったり、少ない人にはノンシリコンで植物性のオイルが向いています。
質感も軽いのでぺったんこになりにくく、ダメージから守りながら自然なヘアスタイルを保ってくれます。
油の成分で選ぶ
植物性のヘアオイルなら、シャンプー前のケアとして使うこともできます。
乾いた頭皮につけることで、毛穴や頭皮の皮脂を浮かせてシャンプーの効果をよりよくしてくれます。
鉱物性のオイルにはシリコンなどの成分が、頭皮の毛穴に詰まってしまうため必ず植物性のオイルを使うようにしましょう。
ヘアオイルの正しい使い方は?
最後に、ヘアオイルの正しい使い方を確認しましょう。
綺麗になれるからと言ってたくさんの量を使えばいいわけではないですし、こまめに使用するのがいいということではない。
使い方を守ることで、綺麗な髪に近づくことができるのです。
ドライヤーの前に使う
ヘアオイルを使うのに1番いいタイミングは、濡れている髪を乾かす前です。
しっかりタオルドライをして水分を取った髪にヘアオイルをつけて乾かすことで、ドライヤーの熱のダメージから髪を守ることができますし、髪の潤いもキープすることができます。
手のひらでなじませる
手のひらにヘアオイルをとり、しっかり指の間まで伸ばします。
毛先にもみこむようにつけると、1番乾燥しやすい毛先を守ることができます。
最後に髪の表面に馴染ませて終了です。
髪をいくつかの束にわけると、ヘアオイルを髪全体に馴染ませやすいですよ。
最後に
ヘアオイルにはベタつくなどのマイナスイメージもありますが、実は髪にとてもいいものです。
- 髪のダメージを防ぐ
- トリートメント効果
- しっとりさらさらで、まとまる髪へ
ヘアオイル1つで様々な効果を得ることができるかもしれません。
悩みがある人はもちろん、今まで使ったことのない人にもおすすめです。