現在社会問題となっているのが心の病です。
仕事が原因で起こる場合もありますが、学校に通っている子どもも悩みを抱えてしまっていることが多いため、事態がどんどん深刻化していると言っても過言ではありません。
そんな問題を解決に導くのが心理カウンセラーです。
専門の知識を活かし、問題を解決に導きます。
カウンセラーの資格のうち、メンタル心理カウンセラーとメンタルケア心理士の違いについて詳しく紹介しましょう。
認定団体の違いは?
同じように聞こえる2つの資格ですが、実際は色々違う面があります。
まず挙げられるのは、認定団体の違いです。
メンタル心理カウンセラーは一般財団法人日本能力開発推進協会
メンタル心理カウンセラーの認定団体は、一般財団法人日本能力開発推進協会です。
一般財団法人日本能力開発推進協会は、保健・医療・福祉だけではなく、社会教育・学術・文化などの芸術分野などでの実務能力・職業能力の向上を図るため、情報提供事業を行っています。
その事業を通じ、職業能力の開発・雇用機会の拡充・経済活動の活性化を目指しています。
仕事に活用できる資格として目標を定めることで、能力向上を目指し、活用していくということです。
メンタル心理カウンセラーなどの医療・福祉分野の資格だけではなく、食やスポーツに関する資格なども認定している協会です。
メンタルケア心理士はメンタルケア学術学会
メンタルケア心理士はメンタルケア学術学会が認定しています。
メンタルケア学術学会は、メンタルケアのスペシャリストとして、精神科医や看護師などの医療関係やソーシャルワーカー・ケースワーカーなどメンタルケアに関連する仕事をしている当事者と有機的連携を図ることで、より円滑にメンタルケアを行うことを目的としています。
また、メンタルケア心理士・メンタルケア心理専門士を育成し、メンタルケアで地域・社会貢献を行えるよう教育にも力を入れています。
また、文部科学省後援こころ検定の資格を通して、誰でもこころの教育を受けることができる社会を目指しています。
資格の分類の違いは?
資格には国家資格・公的資格など、色々な分類があります。
メンタル心理カウンセラーとメンタルケア心理士は、どの資格に分類されるのでしょうか。
メンタル心理カウンセラーは民間資格
メンタル心理カウンセラーは民間資格に分類されます。
メンタル心理カウンセラーだけではなく、認定団体である一般財団法人日本能力開発推進協会が認定する他の資格も民間資格ということになります。
民間資格と聞くと仕事に活かせるかどうか不安になる人も多いですが、民間資格でも資格取得をしていることで専門的な知識があることの証明にもなりますし、肩書にもなるので、十分仕事に活かすことができます。
メンタルケア心理士は公的学会資格
メンタルケア心理士は、公的学会資格に分類されます。
公的学会資格とは、認定団体が日本学術会議協力学術団体に指定されている資格のことです。
認定団体のメンタルケア学術学会も、日本学術会議協力学術団体に指定されているため、公的学会資格になるということです。
民間資格とは少し違う位置づけにあるため、レベルが高いのではないかと考えてしまいますが、初心者でもたくさんの人がメンタルケア心理士の資格を取得しているため、不安に思う必要はありません。
レベルアップの違いは?
資格取得後、キャリアアップ・スキルアップが目指せるかどうかも資格選びをする上で大きなポイントになるのではないでしょうか。
メンタル心理カウンセラーとメンタルケア心理士のレベルアップについてチェックしましょう。
メンタル心理カウンセラーは上級心理カウンセラー資格にレベルアップ
メンタル心理カウンセラーの資格取得後は、上級資格である上級心理カウンセラー資格を目指すことが可能です。
上級心理カウンセラーは、メンタル心理カウンセラーと同じく一般財団法人日本能力開発推進協会が認定している民間資格です。
メンタル心理カウンセラーの知識を踏まえ、さらに専門的な知識を身に着けることができるため、もっとカウンセラーとしてスキルアップしたいと考えている人におすすめです。
メンタルケア心理士はメンタルケア心理専門士を目指せる
メンタルケア心理士の上級資格にはメンタルケア心理専門士の資格があります。
メンタルケア専門士も、メンタルケア学術学会の認定資格であるため公的学会資格となっています。
心理カウンセラーとして社会的に活躍できるよう、医療機関などの施設でのカウンセラー・メンタルケア相談室開業が可能になるレベルの内容を学習します。
それに、メンタルケア心理士の資格を取得していることが受験資格になるため、確実に段階を踏んでレベルアップできます。
資格の取得方法の違いは?
資格の種類が色々あるように、取得方法も様々です。
メンタル心理カウンセラーとメンタルケア心理士はどのような方法で取得するのでしょうか。
メンタル心理カウンセラーは在宅受験が可能
メンタル心理カウンセラーの資格は、指定の通信講座を受講することで在宅受験での資格取得が可能です。
学習から試験までの全てが在宅で完了するので、子育てなどでなかなか自宅を離れることができないという人におすすめです。
それに、在宅試験ではテキストを見ながらの解答が可能なので、暗記が不安という人も挑戦しやすいですね。
メンタルケア心理士はまずこころ検定2級を取得
メンタルケア心理士の資格を取得するためには、まず文部科学省後援のこころ検定2級を取得しなくてはなりません。
こころ検定2級を取得し、指定の講座を修了することでメンタルケア心理士の資格が取得できます。
こころ検定は会場へ赴き試験を受けるタイプです。
試験対策をしっかりと行う必要がありますし、試験のための時間を確保する必要もあります。
ですが、カウンセラーとしての資格を2つ同時に取得できるのは魅力ですね。
ちなみに、上級資格であるメンタルケア専門士は、こころ検定1級の取得が必要となります。
おすすめの通信講座は?
キャリカレのメンタル総合心理カウンセラー
スクール名 | 金額 (税込) |
学習期間 |
---|---|---|
キャリカレ | 28,600円 | 2ヶ月 |
メンタル心理カウンセラーの資格取得におすすめなのは、キャリカレの通信講座です。
認定団体である一般財団法人日本能力開発推進協会の指定講座であるため、在宅受験が可能な講座です。
それにキャリカレでは、メンタル心理カウンセラーだけではなく、上級心理カウンセラーの資格取得も可能です。
カウンセラーの知識を上級資格も含めて学習でき、在宅で資格取得までが完了する講座となっています。
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たのまなのメンタルケア心理士講座
スクール名 | 金額 (税込) |
学習期間 |
---|---|---|
たのまな | 49,000円 | 4ヶ月 |
メンタルケア心理士でおすすめなのが、たのまなのメンタルケア心理士講座です。
文部科学省後援こころ検定2級に対応している指定講座なので、こころ検定2級合格と講座の修了でメンタルケア心理士の資格が取得できます。
従来の方法である紙のテキストだけではなく、eラーニングのコースも選択できるため、スマホやパソコンを使用した学習をすることも可能です。
それに、こころ検定は年に数回開催されているので、再チャレンジしやすいのも魅力ですね。
カウンセリングの実技も映像で学習ができますよ。
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まとめ
カウンセラーとしての資格は色々な種類がありますが、せっかく取得するなら実用的で仕事にすることができる資格がいいですよね。
メンタル心理カウンセラーとメンタルケア心理士、どちらの資格もカウンセラーとしてプロの知識を得られる資格です。
取得方法など色々な違いはありますが、自分が取得しやすい資格を選んで、カウンセラーを目指していきましょう。
その他の講座もあります!
そのほかにも、心理カウンセラーの資格講座はたくさんあります!
特に、ユーキャンは人気の通信講座が多いので、もし気になるようでしたら、ぜひ資料請求などを検討してみてください。
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