介護施設では介護福祉士やケアマネジャーだけでなく、様々な人たちが働いています。
例えば介護事務員は、介護施設で縁の下の力持ち的な存在となる重要な職種です。
そんな介護事務員として働くために資格は必須ではありませんが、介護保険に関する専門知識などが求められます。
そこで本記事では、介護事務の仕事をするために必要な知識やスキルを学べるソラストの介護事務講座について解説していきます。
介護事務とは?
介護事務は、その名の通り介護サービスを提供する事業所等で事務全般を扱う職種で、介護サービス提供に欠かせない存在でもあります。
では、一般的な事務職と介護事務では何が違うのでしょうか?
大きく異なるのは介護事務には介護報酬請求事務がある点です。
介護報酬請求事務とは、利用者の介護給付費明細書(レセプト)を作成し、国や自治体などに介護報酬を請求する作業のことです。
日本では、介護サービスを受けた利用者はその代金を全額負担する訳ではありません。
基本的には利用者が1~2割程度を負担し、残りは介護保険の保険者である国や自治体が負担します。
この国や自治体の負担分について請求するのが、介護報酬請求事務という訳です。
国や自治体から支払われる介護報酬は、介護施設を運営する上で重要な収入源となります。
レセプトの内容に誤りがあると介護報酬が支払われない恐れもあるため、介護事務は事業所の経営に関わる重要な仕事です。
もちろん介護報酬請求事務だけでなく、一般的な事務業務と同じように電話対応や来客対応なども行います。
また施設によってはケアマネジャーのサポート業務や職員の労務管理、ヘルパーのフォローを行う場合もあり業務は幅広く多岐にわたります。
ソラストの介護事務講座の特徴は?
介護事務講座 | |
---|---|
スクール名 | ソラスト |
料金(税込) | 40,000円 |
学習期間 | 1ヶ月〜 |
学習方法 | テキスト・Webテスト |
目指せる資格 | 介護事務管理士 |
資格試験 | 在宅 |
おすすめ度 |
介護事務の仕事では一般的な事務作業に加え、介護報酬請求事務も行うため幅広い知識が求められる傾向にあります。
ソラストの介護事務講座では、
- 介護報酬請求事務に必要な介護保険制度
- 介護報酬の算定の知識
- 介護事務全般に必要な知識
などを学ぶことが可能です。
そんなソラストの介護事務講座には主に2つの特長があります。
1ヶ月で学べる
1つ目の特徴は最短で1ヶ月で学べる点です。
ソラストの介護事務講座の標準的な学習期間は4ヶ月ですが、効率よく学習を進めれば1ヶ月で講座を修了することも可能です。
わかりやすい教材
2つ目の特徴として、教材が分かりやすい点が挙げられます。
まずソラストは1965年日本初の医療事務教育機関として創業し、1999年には介護、2002年には保育へと事業を展開してきた会社です。
そのためソラストの教材には創業以来培ってきた医療事務、介護事務などのノウハウが反映されています。
また専門学校での指導経験が豊富な講師が教材の作成に関わっているため、わかりやすい内容となっています。
例えば介護事務講座の教材は必要な知識が基礎から応用へ、段階的に身につく構成となっています。
介護報酬の仕組みは専門用語も多く、複雑なため、初心者が無理なく学べるように、基礎から段階的に学べる構成となっているのです。
主な教材はメインテキスト2冊と資料ブック、WEBテストの3種類です。
テキストでは表やイラストを用いて分かりやすく解説されています。
公式ページ
>>ソラストの「介護事務講座」公式サイトはこちら
ソラストの介護事務講座のカリキュラムは?
ソラストの介護事務講座の学習カリキュラムでは、一定の段階まで学習を進め、その後理解度をはかるためのWEBテストが行われます。
例えば標準学習期間である4ヶ月のカリキュラムの場合、最初の1ヶ月で介護従事者の基本知識や制度の仕組みを学び、第1回WEBテストが行われる訳です。
2ヶ月目には居宅・支援サービスの介護報酬の算定やレセプトの書き方を学び、第2回WEBテストが行われます。
3ヶ月目には施設サービスの介護報酬の算定やレセプトの書き方を学び、4ヶ月目には請求と支払いや他制度との関係などについて学びます。
第3回WEBテストは3ヶ月目と4ヶ月目に学んだ範囲に対して実施されるようです。
ソラストの介護事務講座のサポート体制は?
期間中は何度も質問できる
ソラストの介護事務講座のサポート体制で魅力的なのは、受講期間中は無制限で質問できる点です。
疑問点や不明点等がある場合は、講義・指導の経験豊富な講師が電話やメール・FAX・郵送で質問に答えてくれます。
疑問点をクリアにしながら、学習を進められるのは大きな魅力でしょう。
在籍期間を延長できる
もう1つの魅力が在籍期間の長さです。
ソラストの介護事務講座は標準学習期間が4ヶ月、早ければ1ヵ月程で修了することも可能ですが、仕事や家事・育児などでなかなか時間が取れない方はカリキュラムが計画通りに修了できない場合もあるでしょう。
一方、ソラストでは受講期間を8ヶ月延長可能、つまり最大12ヶ月在籍できます。
学習が遅れたり、途中で中断せざるを得ない事情が発生したりしても、ある程度時間的な余裕があるのでマイペースに学習を進められます。
教育訓練給付制度を受けられる
ちなみにソラストの介護事務講座は厚生労働省の「一般教育訓練給付制度」の指定講座です。
教育訓練給付制度とは、新しい職業に就くために支払った学習費用やスキルアップの費用の一部が国から給付してもらえる制度です。
一定期間、雇用保険に加入していた方なら、教育訓練給付金を受給できます。
教育訓練給付金には一般教育訓練給付金や特定一般教育訓練給付金など4種類ありますが、介護事務講座が該当する一般教育訓練給付金が最も一般的です。
一般教育訓練給付金では指定講座の受講開始時点で雇用保険の加入期間が3年以上(初めて制度を利用する場合は1年以上)あれば、費用の20%(上限は年間10万円)が支給されます。
受講料を負担に感じる方は、教育訓練給付制度の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
ソラストの介護事務講座を受講した人の口コミは?
介護事務講座を受講した人の中には既に介護施設で働いている方もいます。
こうした現場で働く方から、「現場で必要な知識が身につき、とても役立った」という口コミが見られました。
また、「質問メールの回答が丁寧、メールでの励ましが嬉しい」などの口コミもあります。
実践的な知識が身につくカリキュラムの内容だけでなく、不安な時に受講生に寄り添ってくれるサポートも評価されているようですね。
ソラストの介護事務講座はこんな人におすすめ!
介護関連の分野で働きたい人
ソラストの介護事務講座は介護関連分野で働きたい方におすすめです。
介護施設で働いてみたいけど夜勤が難しい、体力的に不安という方もいるでしょう。
介護事務専従であれば夜勤がほとんどない上に、基本的にデスクワークなので体力に自信がない方でも働きやすいです。
介護事務管理士の資格を取得したい人
また、介護事務管理士の資格を取得したい方にもおすすめです。
介護事務の国家資格はありませんが、知識やスキルを証明する民間資格が幾つかあります。
介護事務管理士もその1つです。
介護事務管理士の資格試験では介護報酬請求事務の知識やスキルを中心に問われる傾向にあります。
介護報酬請求事務のスペシャリストになりたい方におすすめの資格です。
ちなみにソラストの介護事務講座を受講すれば、介護事務管理士試験の自宅受験も可能となります。
まとめ
介護事務の仕事には介護報酬の算定やレセプトの作成など専門的な知識を求められる業務もあるため、ソラストの介護事務講座で正しい知識を身に付けるのがおすすめです。
講義は基本オンライン、更にわかるまで何度でも質問できるため、社会人や主婦の方でも学びやすい環境となっています。
介護関連分野で働きたいと考えている方は、受講を検討してみてはいかがでしょうか。
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