日本経済を支える中小企業は不安定な経営状態に苦しんでいるところも少なくありません。
そんな経営者たちの心強い味方になるのが、難関資格としても知られている中小企業診断士です。
中小企業診断士の資格を取得するにはいくつかのアプローチ方法がありますが、通信講座などを活用して学習を進める人も少なくありません。
今回はおすすめの学習方法として、スタディングの中小企業診断士講座を紹介します。
スタディングの中小企業診断士講座の特徴は?
中小企業診断士講座 | |
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スクール名 | スタディング |
目指せる資格 | 中小企業診断士 |
料金(税込) | 合格コース:48,400円(分割 月々4,100円〜) コンプリートコース:69,300円(分割 月々5,900円〜) |
学習方法 | Webテキスト・映像講義 問題集・模擬試験 |
試験会場 | 全国主要都市 |
資格試験 | 筆記試験・口述試験 |
難易度 |
スキマ時間に勉強できる
スタディングは「忙しい人にこそもっと活躍してほしい」という理念に基づいて開発された学習システムです。
その最大の特徴はスマホ1つで学習環境が整うという手軽さであると言えます。
場所や時間を選ばず、通勤や家事の合間といったスキマ時間を有効活用して効率的に学習を進める事が出来るのです。
難関資格の1つである中小企業診断士を取得するためには、一般的に1000時間前後の学習時間が必要と言われています。
まとまった時間が取りにくいライフスタイルの人でも、ちょっとした時間にコツコツと学習を積み重ねるのは有効なアプローチとなるでしょう。
こまめにアプリを起動する事で、学習が日常的な習慣として定着しやすいというのもメリットです。
また、授業や講義に自分のスケジュールを合わせる必要もないので、マイペースで無理なく学習出来る点も人気を博しています。
低価格で受講しやすい
スタディングの特徴としてはもう1つ、コスパが良いという点が挙げられます。
本講座の1次・2次試験対応コースは48,400円(税込)という料金設定です。
一般的な中小企業診断士講座の料金相場が6万円強である事を考えると、スタディングは比較的割安で受講出来る部類であると言えます。
月々4,100円からの分割払いも可能なので、利用者の懐事情に優しい料金システムであると言えるでしょう。
スタディングが受講料を安く抑えられているのは、ムダな内容を省いて合格に直結する情報を吟味しているためです。
気軽に手を伸ばせる価格帯に収まっているのは、資格取得を目指す身としては嬉しいポイントですよね。
なお、1次試験に対応した冊子テキストは学習マップとセットで14,900円(税込)のオプションとなっています。
スタディングの中小企業診断士講座の口コミは?
財務以外はスマホがあれば隙間時間で学習をすすめられるので、WiFi環境のある自宅で動画を見ておいて、外で問題を解く、というパターンが多かったです。
財務は計算問題があるので、スマホだけでとはいかず、時間に余裕のある土日などに机に向かい集中的に取り組みました。問題はすべて二回繰り返し、間違えた問題は三回目も解きました。
受講する前は、本教材にほんとうに合格レベルに達する学習内容が含まれているか不安がありましたが、結果、充分の内容でした。
1つの講座動画時間が短く、勉強を開始するハードルがとても低くなっていて、少しずつでも毎日勉強する習慣が身についたことが合格へ大きく近づけてくれたと感じています。
加えて、移動などの隙間時間に、スマホで分野毎の過去問を解くことができ、間違った問題にはチェックする機能があるので、過去問の反復練習にとても重宝しました。
スタディングの中小企業診断士講座の学習の流れは?
スタディングでの学習はスマホの動画講座を中心に進めていきます。
講義で身に付けた知識を定着させるための演習問題や、動画を視聴しながらスマホをノートのように使えるメモ機能など、利用者が快適に学習出来る環境が整っているので安心です。
また、専用アプリを使用すればオフラインでも動画が視聴可能になるので、キャリアの通信制限などを気にする必要も無くなります。
自宅である程度まとまった時間が確保出来る場合は、オプションの冊子テキストを導入するとより一層学習が捗るでしょう。
スタディングの中小企業診断士講座のサポート体制は?
スタディングは一人で学習を進めていくスタイルとなっていますが、サポート体制が充実しているので行き詰ってしまう心配は少ないと言えるでしょう。
例えば独学で迷ってしまいがちな学習スケジュールに関しては、利用者ごとの進捗に合わせた最適解な学習フローを提案してくれます。
自身が今まで学習した時間や内容をグラフで可視化してくれるので、今後の学習計画策定やモチベーション維持にも効果的です。
AIも導入
また、スタディングは先進技術であるAIの導入にも積極的な姿勢を見せています。
2021年時点ではAI学習プラン・AI実力スコアという2つの機能が実装されており、それぞれ膨大なデータを活用して最適な学習方針を策定してくれるのです。
勉強仲間機能
変わったところで言うと、スタディングでは利用者同士が切磋琢磨するSNSのようなコミュニティが開かれています。
学習時間や内容を共有してコメントし合ったり、「いいね」機能によって励ましあったりする事が可能です。
完全な独学では自分の周りに同志やライバルが居ない事も多く、モチベーションの維持が1つのネックになります。
しかしスタディングのこうしたコミュニティを活用すれば、学習において自分を律する事はそう難しくないでしょう。
スタディングの中小企業診断士講座の合格率や実績は?
2021年中小企業診断士の合格率は1次試験で36.4%、2次試験が18.4%となっています。
しかし多くの通信講座では利用者の合格報告を義務付けていないため、正確な合格率を公表しているところは少ないです。
スタディングでも試験の合格率は公表していませんが、公式ホームページ上では170名以上にも及ぶ「合格者の声」が公開されています。
未報告の合格者も居る事を想定すれば、スタディングの中小企業診断士講座は毎年十分な人数の合格者を輩出している事が伺い知れるでしょう。
スタディングの中小企業診断士講座の微妙なところは?
質問対応は有料オプション
中小企業診断士講座以外にも多数の資格取得コースを展開しているスタディングは年々人気が高まっていますが、一方で人によってはもう一声欲しいというポイントがあるのも事実です。
例えば、スタディングで学習して分からないところが出てきた場合、講師や運営に質問して解決するためにはQ&Aチケットという有料オプションを購入する必要があります。
通信講座の中には無料で質問を受け付けているサービスも少なくないので、スタディングでも同じように質問出来るものだと思い込んでいると思わぬ出費がかさむ事になるでしょう。
不合格の場合の対応
資格講座を受講して不合格になってしまった場合に再受講を無料で提供しているところもありますが、スタディングの場合は再受講に20,900円(税込)が必要になります。
中小企業診断士は難関資格となっているため、1度の受験で合格出来るか不安だという人も多いでしょう。
しかし、不合格になったからといって必ず再受講しなければならないという訳ではありません。
講義の板書をメモしたテキストやノートを手元に残しておけばそれだけでも十分復習は可能です。
どうしても基礎から学び直したいという場合にのみ、再受講を検討してみるのが良いでしょう。
なお、再受講が無料としている通信講座はそう多くないので、スタディングの対応がイマイチであるという訳ではない点にも留意してください。
スタディングの中小企業診断士講座はこんな人におすすめ!
中小企業診断士講座に限った事ではありませんが、スタディングは仕事や家事で忙しい人に向けて開発されたサービスです。
そのため、日々の少ない空き時間を有効活用して資格の勉強を進めたいという人に向いています。
サポート体制が充実しているので、自分で学習計画を立てるのが苦手だという人にもおすすめのサービスです。
また、中小企業診断士は一般的に経営コンサルティング会社に所属して活動しますが、将来的には独立開業も視野に入ります。
経営に関する知識を活かした自営業を目指したい場合にも、スタディングの通信講座は一役買ってくれるでしょう。
難関の中小企業診断士を効率的に突破しよう
スタディングはスマホ1つで学習環境が整うサービスでありながら、利用者にとって便利な機能が数多く実装されています。
- 仕事を辞めずに資格を取得したい
- 子育てや家事で資格の勉強をする時間がない
といった悩みを抱える人にとっては、頼りがいのある学習パートナーになってくれるでしょう。
口コミも十分に公開されている事から信頼性も高いので、安心してサービスを利用してみましょう。