日本では少子高齢化の影響で様々な業種における人手不足が深刻化しています。
そのため、外国人労働者のニーズが一層高まっていますが、スムーズにコミュニケーションが図れないのは双方にとって辛い問題です。
企業と外国人労働者双方の架け橋となる日本語教師を効果的に養成し、排出を続けているのが、TCJグローバルの日本語教師養成講座です。
この講座の特徴、また口コミや受講をおすすめしたい人についてご紹介します。
日本語教師養成講座とは?
日本語教師養成講座とは、その名のとおり様々な理由で『日本語を学びたい!』という願いを持つ方々に、外国語としての日本語を教える人を養成する講座です。
30年以上の実績を持つTCJグローバルが開講しています。
日本語教師養成講座の特徴は?
国際規格の認証を取得
TCJグローバルの日本語教師養成講座は、教育サービスの国際規格 ISO29991認証を取得しています。
つまり「教育の理念・目標、学修成果、生徒支援、地域貢献・社会貢献」などの10項目で世界基準の品質が保証された、大変信頼性の高い講座ということです。
TCJの日本語教師養成講座を受講したという実績は、国内外を問わず、日本語教師として働く上で強みになるに違いありません。
ハイブリッド形式の授業
新型コロナウイルスによるパンデミックで、社会的ニーズは大きく変化してきたと言われています。
感染状況などを踏まえて、在宅でも受講したいなどの要望にも応える必要が生じています。
TCJはこうした社会的ニーズに応えるべく、いち早くハイブリッド授業を導入しています。
生徒は衛生管理が行き届いた教室で、あるいはオンラインで自宅や外出先から受講できます。
社会の状況が変化したとしても着実に講座を受講できるのは、大きな安心材料ではないでしょうか。
高い就職率
TCJの日本語教師養成講座を受講した生徒について、日本語教育機関の採用担当はとても高く評価しています。
事実、毎年90%を超える受講者が就職できています。
この背景には、経験豊富な日本語教師による質の高い授業があります。
模擬授業、実際の外国人学習者を相手に行う教育実習、丁寧な実技指導や適切なフィードバックが、学習者が日本語を理解するうえで、本当に助けになる人材を生み出しています。
日本語教師養成講座で学ぶメリットは?
留学生と交流できる
TCJの日本語教師養成講座は、もちろん東京中央日本語学院と連携しています。
大学や大学院への進学や就職を志す留学生が受講しているクラスに参加し、一緒にディスカッションするという貴重な現場体験を積めるのは、大きなメリットです。
ITスキルアップ講座が無料
新型コロナウイルスのパンデミックは、社会のデジタル化を加速させました。
そのため、日本語教師にとってもITスキルは必須となっています。
具体的には、WordやPowerPointによる教材作成、Google Driveを使用した教材管理、Zoomによるオンラインレッスン等です。
これらのスキルは、今日の日本語教師にとってはどうにかして身に付けなければならないものです。
そのための講座を、無料で受講できるのは魅力的ではないでしょうか。
教育訓練給付金制度の対象
教育訓練給付金制度とは、日本語教師になることを目指す人などの学習、雇用、就職の促進を支援するための国の施策です。
TCJの「420時間コース」、420時間コースに検定試験対策ゼミを合わせた「Wライセンスパック」は、通学またはeラーニングのどちらも給金制度の対象となります。
この制度を利用すれば、修了時に最大10万円の学費が国から給付されます。
10万円を受け取れるか否かは大きいですよね。
日本語教師養成講座の口コミ・評判は?
コロナ禍の受講だったため、ハイブリッド授業の対応が迅速だったのも良かったです。私はできる限り通学したい派でしたが、子供が病気になった時にオンライン授業の選択ができたのは有難かったです。また、3年以内に何度も再受講ができるのも嬉しい制度です。現に、養成講座修了後、就職活動をしながら、弱いと思っていた文法の授業を全回再受講しました。
TCJの養成講座420時間コースでは、私は半年プランを選択したので、なかなかスケジュール的にハードなところもありました。
しかし、同期の皆さんと日々切磋琢磨する日々がとても楽しかったです。授業日以外にも親身になって相談に乗ってくれる仲間に出会える場です。自分の仕事の幅が広がると同時に、まだ自分にとって経験してない世界が広がっている実感があります。
私のクラスでは受講生が10人以下だったこともあり雰囲気がとてもよかったですし、モチベーションも保ちやすかったです。担当の講師の方も日本語教師としてキャリアが長い方が多く、実地体験も聞くことができました。自分もこういう先生になりたいなと思いながら受講していました。
日本語教師養成講座にはどんなコースがある?
420時間コース(eラーニング)
日本語の文法、音声、言語学、教育心理学など、日本語教師としての基礎知識(理論科目)を高品質な動画で学ぶことができるコースです。
もちろん、模擬授業や実習による教壇から教えるスキルを身に付けるための動画では学べない実技科目については、ライブ授業(登校orオンライン)で受講できます。
eラーニングの最大のメリットは、スマートフォン対応のため、通勤時間などのスキマ時間を有効活用できることでしょう。
他にも集中力を保って学べるよう、各ユニットが5分〜15分に分けられているという工夫も嬉しいポイントです。
420時間コース(通学)
eラーニング、通学のどちらにも共通していますが、TCJ日本語教師養成講座の「420時間コース」は、理論科目220単位、実技科目220単位とバランス良く分かれています。
こちらの420時間コース(通学)では、理論科目を含め、ライブ授業(登校orオンライン)で受講できます。
生徒はその都度、望む形式を選択できます。
検定対策ゼミ
検定試験を知り尽くしたプロが、試験問題を解説し、基礎から応用までを合計40時間、繰り返し演習形式で教えてくれます。
試験によく出る項目を熟知している講師から、効率よく教えてもらえるのは助かりますよね。
しかも、前年分の講義動画をeラーニングで予習、復習できます。
試験対策でこれだけの備えが得られるのは大きなアドバンテージになるに違いありません。
Wライセンスパック
実は、日本語教育機関の採用担当が重視しているのは、実際に日本語を教えた経験ではなく「養成講座での学習歴」そして「日本語能力検定試験合格」です。
イカロス出版「日本語を教えよう!2015」によると、日本語教育経験者を採用した日本語学校が15校なのに対し、養成講座修了歴のある人を採用した学校が27校、検定試験合格者を採用した学校が26校でした。
つまり、就職においてこの2つは、日本語を教えた経験以上に評価されると言うことです。
「Wライセンスパック」は、日本語教師としての就職率を飛躍的に伸ばす2つの要素を満たすコースです。
420時間の養成講座はeラーニング、通学のどちらも選ぶことができます。
さらに、検定対策ゼミもeラーニング、通学を選択可能です。
外国人と日本の架け橋となり得る日本語教師として働く上で、本当に心強いコースと言えます。
こんな人におすすめ!
外国人との交流が好きな人
外国の方と交流経験がある方の内、異文化に触れることの楽しさや学びに感動したり、逆に日本の魅力を発信することに喜びを感じたりしたという方は少なくないのではないでしょうか?
日本にいながら外国の方とのコミュニケーションができるのは、日本語教師の大きな魅力の一つです。
世界から見た日本や、自分では気づかなかった自身の魅力に気付くきっかけになるかもしれません。
「自分の中のグローバルな感覚を磨きたい!」そんなあなたに、日本語教師はうってつけのお仕事です。
TCJの日本語教師養成講座は、あなたの力になってくれるでしょう。
誰かのためになることに喜びを感じる人
母語以外の言語を学ぶというのは、楽なことではありません。
学ぶだけの動機、ニーズがあるはずです。
人にとって、誰かのニーズを満たせた時の喜びは格別ですよね。
日本語教師として働くとは、日本語を学びたいと思っている外国の方のニーズを満たすお仕事です。
あなたの努力が学習者の笑顔につながります。
TCJ日本語学習講座で、学習者のニーズを満たすために必要な技術や知識を学ぶのはいかがでしょうか。
海外に移住してみたい人
日本語教師としての需要は、日本に限ったものではありません。
「外国に行ってから現地語を学ぼう」という勇敢な方ももちろんいます。
しかし、事前の準備として出発前に現地語を学ぼうとするのは自然な発想ではないでしょうか。
外国で日本語を学びたいと思っている人もたくさんいます。
外国に移住し、そこで日本語を教える生活を送りたいという方にとって、就職率の高いTCJの日本語教師養成講座を修了したという経歴は、強みになることでしょう。
まとめ
東京中央日本語学院の日本語教師養成講座の魅力について、また受講をおすすめしたい方についてご紹介しました。
日本語教師として働くには、日本人である必要がどうしてもあると言われています。
他の国の方には満たせないニーズを、私たちは満たすことができます。
前述の通り、人は誰かのニーズを満たすと、言いようのない喜びを感じるものです。
この先、充実した日々を過ごすための選択肢として、検討なさってはいかがでしょうか。