こんにちは。Manapのこまです。
今回、無事に日本化粧品検定1級に合格することができました。
日本化粧品検定は、2020年12月現在77万人もの人が受験している人気資格です。
しかし、過去問は出回っておらず、問題用紙は試験後に回収されるので情報が意外と少なくて困っている人も多くいると思います。
ということで、今回は日本化粧品検定1級に短期間で合格した私の感想などをできる限りまとめたいと思います。
- 実践した勉強法
- 実際の試験を受けた感想
- 試験に出題された内容
などについてまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
ちなみに私は、3級受験後に飛び級して1級を受験しました。
日本化粧品検定1級に合格しました!
第16回日本化粧品検定1級に無事合格することができました。
試験が5月23日だったのですが、私が勉強をスタートしたのが4月末。
試験まで1ヶ月もない短期間での勉強でしたが、無事に合格することができました。
合格に必要な教材は?
私は3級をWeb受験して、飛び級して1級を受験しました。
情報の少なさから飛び級への不安もありましたが、1ヶ月未満の勉強でも合格することができたのでコツなどを紹介したいと思います。
必要なのはたった2つ!
- 日本化粧品検定1級のテキスト
- 日本化粧品検定1級の問題集
私はこの2冊で合格できました!
1.日本化粧品検定1級のテキスト
このテキストは本屋さんで購入することができます。
ちなみに私は、2級のテキストは購入していません。
この2冊でも2級、3級の問題は、テキストと問題集に少しだけ問題が触れてあり学ぶことができます。
2.日本化粧品検定1級の問題集
この問題集は、日本化粧品検定の公式サイトでしか購入することができません。
これがあるだけで本当に合格率変わるので、必ず購入してください!
この公式テキストですが、2020年12月にリニューアルされています。
メルカリなどフリマサイトで販売されていることもありますが、間違って古い方を購入しないよう注意してください。
この問題集を購入するだけで、合格率が20%もUPすると公式HPにも書いてあるので、必須アイテムです。
実際に私の時も、問題集からそっくりそのまま出ている問題がありました!
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日本化粧品検定1級の難易度は?
私が実際に試験を受けた感触としては思ったより難しくてびっくりしました。
試験は1時間で問題数は60問でしたので、途中退席できるかなくらいの気持ちだったのですが、時間ギリギリまで使ってしまうくらいでした。
地味にひっかけ問題が多いので、見直しをしていたらあっという間に1時間たってしまうと思います。
ちなみに試験開始の30分後から途中退席OKでしたが、誰も出ていきませんでした。
前回の試験の合格率は?
意外と合格率が高いと思いませんか?
実際は受験者に美容業界で働いている人が多いため、高くなっているだけで、私みたいなど素人にはもう少し難易度高く感じました。
圧倒的に女性の受験者が多かったですが、男性の方も結構いました。
私のクラスには30名ほど受けていたのですが、そのうちの8人くらいは男性でした!
合格基準は70%以上なので60問中42問正解で合格!
つまり18問は間違ってもOKって考えると気が楽ですよね。
実際に合格した私の勉強方法は?
基本的にはこの4つのステップの繰り返しをしました。
- とにかく問題集を解く
- 問題集で出たところをテキストにマーカーを引く
- テキストを読む
- 問題集を繰り返し解く
1.とにかく問題集を解く
きっと勉強を始めようとした時、テキストから読み始める人が多いと思います。
私は、美容に関して特別知識があったわけではありませんが、とりあえず問題集を解くことから始めました。
問題集から解き始めると最初はほぼ不正解だと思います!
でもそれでいいんです!安心してください♪
- どのような問題が出されるのか傾向を掴める
- 問題の解説が詳しく載っている
- 各章が終わるごとにテキストを読む
問題集から解くことで、後でテキストを読んだときに頭に入ってきやすくなります。
また、どんなところが問題として出題されているのか、なんとなく傾向を把握することができます。
ここで大事なのは、間違った問題の横に必ずチェックを入れておくようにしてください。
何度も解くうちに解けなかった問題もどんどん解けるようになっていきますよ〜
2.問題集で出たところをテキストに線を引く
問題集はこのように何章かに分かれています。
まずは1−1から順番に解き始めていきましょう。
1−1が終わったら答え合わせをして〜という風に各章ごとに区切って勉強するのがポイントです♪
- 1章(1−1)を解き終わる
- 答え合わせ
- 解説を見る
- 出題された問題をテキストで探す
- 蛍光ペンで線を引く
- テキストを読む
1−1の全ての手順が終わったら、次は2−1に進むという感じで、この作業を最後の章まで繰り返していきます。
なぜ線を引くのか?
テキストには、もともと大事な部分が赤シートで隠せるようにオレンジの文字で書かれています。
問題集で問題として出た箇所をテキストに蛍光ペンで線を引いているうちに、あることに気づきました。
テキストでオレンジの文字になっている以外のところも試験問題として出されていた!
オレンジの文字と蛍光ペンの線が重なったところは出題率が高い!
このオレンジの文字と蛍光ペンの線が重なったところは本当に最強なんです!
実際の試験では、オレンジの文字以外の箇所からもよく出題されていました。
オレンジの文字が大事だと思いがちですが、蛍光ペンで引いた線の部分もかなり出題されていたので、必ず問題集の問題の部分も線を引いておくようにしてください。
そうすることで、試験前など後からテキストを見直す際に大事な部分が分かりやすいです。
3.各章が終わるごとにテキストを読む
1章解き終わったら解説を読む→蛍光ペンで線を引く→その章の部分のテキストを一通り読む。
全体に目を通したら対策問題で出されて間違った部分を重点的に読むようにしましょう。
テキストを読んだ後、余裕があればもう一度、同じ章を解いてみてください。
満点じゃなくてもある程度正解できるようになったら次の章へ進んでOK!
これを最後の章まで繰り返していきましょう。
4.問題集を繰り返し解く
最初は線を引いたりして時間がかかりますが、2回目からは問題を解くだけなのでサラッと進んでいけると思います。
私は5周くらいしましたが、最後は30〜40分もあれば全ページ時終わるくらいのスピードになっていました。
何周もしているうちに答えを覚えてしまったという時が来ると思います。
もしも答えを覚えてしまったという問題があったら、その分解説をしっかりと読んでおくようにしましょう。
また間違った問題にも毎回チェックを入れておきましょう。
そうすることで試験直前に見直したりする時に自分が苦手なポイントを見つけやすかったです。
試験前日はどうしてた?
試験前日は問題集に関しては1回だけ解いて間違いを確認したくらいであまりやりませんでした。
前日にメインでやっていたのがこちら。
- 模擬試験を解く
- 要点チェックシートを攻略
- 2級の問題を解く
付録を制するものが合格する!というくらいこの付録は合格への近道だと思いました。
1.模擬試験を解く
模擬試験は実際の60問の試験問題が1回分ついているので満点になるまで繰り返し解きました。
試験申し込みを早くすれば早期特典でさらに20問の過去問をもらうことができます。
もし受験を決めているなら早く申し込むほうがいいでしょう。
ちなみにこの早期特典と過去問からも、何問かそのまま出題されていました!
2.要点チェックシートを攻略
付録2として「要点チェックシート」というものがついています。
これは、四択問題ではなく、穴埋め問題となっています。
穴埋め問題は内容を理解していないと埋めることができないので記憶力の定着に繋がると思います!
実際にこんなに勉強してきたのにも関わらず意外と穴埋めになると実力不足を感じました。
特にこの穴埋めのメインは成分になっているのでここに載っている成分をたいてい覚えていたら合格間違いなしだと思います。
自分の知識定着度も確認できるので、この穴埋め問題はとても役立つと思います!
3.2級の問題を解く
2級の問題は全部で7問ですが、この7問は完璧にしておきましょう。
また対策テキストの方にも少しですが2級の問題が載っていますので確認しておきましょう。
ちなみに私は、これ以外に2級の勉強はしていません。
その理由は2級の出題範囲にあります。
肌悩みに応じた化粧品やメイク方法、紫外線・食事・運動・睡眠など美肌に影響を与える要因についての基礎知識を問います。
1級が「コスメを読めるプロになる」に対して2級は「美容を語れる人になる」レベルです。
2級は普通に美容が好きという人なら耳にしたことあるような問題が出題されるため、意外と突破しやすいのです。
正直、意外と知っていることが多いからテキストを買わなくてもいいかなとケチっちゃいました(笑)
肌の生まれ変わりのターンオーバーは何日でしょう?
正解:28日
このような問題が出されるのですが、普段コスメカウンターに行く人や雑誌、テレビなどで耳にしたこともある人も多いのでは?
正直、1級の試験に対して2、3級の問題が出る割合はそこまで多くなかったように感じました。
60問中18問間違えていいとして、2、3級の問題を落としたとしてもそこまで影響は少ないのが正直な感想。
それなら1級の問題を確実に定着させる方が効率良いと感じました。
また1級の範囲はかなり浅く広いため、2、3級も全て網羅しようとしたら1ヶ月じゃ足りないと思います。
あくまで今回は1級の取得が目的ですので、2、3級の知識もしっかり定着させたい方は、テキストを購入することをおすすめします。
実際に試験で出題された問題は?
実際に試験を受けてみた私がここは覚えておいた方が良いと感じ項目を言いたいと思います。
実際に試験に出るかどうかはわかりませんが、私が出たと感じた項目をまとめました。
- 成分について
- 紫外線について
- 機能や構造について
- 香料について
- 法律について
・水溶性成分と油性成分
・界面活性剤
・増粘剤、着色剤、防腐剤
・紫外線カット剤
・UVケア化粧品の種類と特徴
髪の毛、爪、口腔、頭皮の構造と機能について
動物性香料と合成香料、香料の持続時間について
医薬品医療機、医薬部外品、景品表示法、PRのためのルール
多いじゃん!って思うかもしれませんが、1級は本当に浅く広く出題されています。
この5つの項目は試験でもかなり出題されていたので必ず押さえて落とさないようにしましょう。
特に要点チェックシートに書いてある成分表を覚えておくと良いと思います。
かなり出題されていたし、ここを抑えるだけでかなり得点につながると思います。
あとはオレンジの文字と蛍光ペンが重なった部分を重点的に読んでおきましょう。
まとめ
今回は日本化粧品検定1級に短期間で合格するための勉強のコツを紹介しました。
実際に勉強した知識は実生活にも生きているし、知らないことだらけだったので受験してよかったなと思っています。
やっぱりどんな資格でも1級を取得すると自身もつくし、信頼性も高まるなと実感。
ただ正直この検定、13,000円の受験料がかかるって考えたらかなり高額ですよね!
だから受験料を無駄にしないためにもぜひ1発合格を目指して頑張ってくださいね。
美容好きな方からキャリアアップを目指している方、肌悩みを抱えている方にもおすすめしたい資格です。
持っているからといって就職に有利なったりする資格ではありませんが、知識証明として取得してみる資格としてとても良いと思います♪
資料請求ページ お申込みをする前に!
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