グロービス経営大学院は、日本最大級のビジネススクールです。
パートタイム&オンラインMBAプログラム(日本語)など、3つのプログラムが用意されています。
実務経験豊富な講師陣の授業も特徴の1つで、受講生の満足度は非常に高く、約93.2%がキャリアにポジティブな変化があった、98.1%が人生の選択肢が広がったと回答しています。
ここでは、グロービス経営大学院の特徴やコースなどをわかりやすく解説していきます。
グロービス経営大学院とは?
グロービス経営大学院は
- 理論と実践を融合した能力開発の場
- 生涯にわたる人的ネットワーク構築の場
- 自らの志と生き方(キャリア)を見つける場
を提供し、「創造と変革の志士」を輩出することを目的としています。
さらに、日本そして世界に「創造と変革」のダイナミズムを生みだし、社会全体の成長に寄与することを使命としています。
常に変化する時代に対応したカリキュラムにより、高度で最新の知識や情報、人脈を得ることができるビジネススクールです。
グロービス経営大学院の特徴は?
グロービス経営大学院にはどのような特徴があるのでしょうか。
質の高いカリキュラム
グロービス経営大学院のカリキュラムの特徴は、理論やフレームワークといった基礎的な学習に、独自の「思考」「テクノベート(テクノロジー×イノベーション)」「志」「創造」「変革」領域を加えている点です。
既存の枠にとらわれず、常に次代を見据えたカリキュラムとなっています。
多様な受講生
グロービス経営大学院では多様な背景を持つ在校生が学んでいます。
2022年の入学者は1,158名で、男性が76%、女性が26%となっています。
世代は、23歳〜34歳が28.7%、35歳〜44歳が50.9%、45歳〜54歳が18.4%、55歳以上が2%です。
20代の若い世代と、30代40代といった働き盛りの世代を中心に、多様な年齢層の人が学んでいると言って良いでしょう。
在校生の所属企業の業種はメーカーが最も多く21%、IT・通信ネットワークが次いで多く13%となっています。
オンラインコースでは、アメリカ・タイ・シンガポール・インドなど海外の学生も多く参加していて、グローバルで国際色が豊かなものになっています。
仕事と両立しやすい仕組み
働きながら学ぶ仕組みも充実しており、平日夜間&週末の開講スケジュールは
- 平日:19~22時
- 土曜:10~13時、14~17時、18~21時
- 日曜:10~13時、14~17時
となっています。
日頃仕事をしていて、忙しい方も続けやすいスケジュールが組まれています。
さらに、オンラインを選択することもでき、育児休暇中の方、海外在住者、地方在住、出張が多い方なども授業を受けることが可能です。
平日はオンライン、週末は通学という組み合わせで受講されている方もいます。
このように、通学とオンラインを組み合わせることが可能な点もグロービス経営大学院の特徴です。
オンラインではディスカッション形式の授業で思考力を磨き、「深く考え抜く力=実践力」をつけることが可能です。
また、「都合が悪いときは振替授業が可能」「長期履修制度があり5年まで延長可能」「欠席した時は録画視聴ができる」などの仕組みも整っているため、働きながら無理なく続けることができます。
グロービス経営大学院を受講した人の口コミは?
仕事の生産性・効率性が格段に上がりました。それに加えて、常に新しい学びを得たいという気持ちも芽生え、新しい仕事と学びにチャレンジし続けることができています。
視野が広がり、何事もロジカルに考えられるようになりました。グロービスの授業は全ての科目がディスカッション形式なので、常に自分の意見を論理立てて考えなければなりません。自分の意見に対して、教員やともに学ぶ仲間からフィードバックを受けることで、自分の思考の癖を自覚し、少しずつ考え方を改善できるようになりました。
グロービスで出会った仲間は自分とは違う視点や経験を持ち、話していると自然と刺激され、「自分にもできることがもっとあるはずだ」と仕事への意欲がわいてきます。卒業後も仲間の活躍を祈ると同時に、自分も負けずに頑張ろうという刺激をもらっています。
グロービス経営大学院の2年間の本科生とは?
グロービス大学院の入試に合格して入学した方を本科生と呼びます。
本科生は2~5年間の在学期間中に所定の単位数を取得し、基礎学力テストに合格すると、卒業時に学位(MBA)が授与されます。
この場合、研究科専攻は「経営研究科経営専攻」となり、授与する学位は「経営学修士(専門職)」ということになります。
入学時期は毎年4月で、期間は標準2年〜最大5年です。
アンケートでは、本科生の93.2%が卒業後にポジティブな変化(処遇・キャリア上の変化)があったと回答しており、その内訳は年収が増加した(76.7%)、業務で特別な業績・実績を上げた(60.9%)、昇進した(50.0%)などとなっています。
グロービス経営大学院は教育訓練給付制度の対象講座に指定されているため、条件を満たせば最大で112万円の給付金が受けられます。
グロービス経営大学院の1科目から学べる単科生とは?
単科生とは、大学院本科入学前に1科目(3ヶ月)から先行して受講できる制度のことで、対象科目は14科目、履修可能期間は原則3ヶ月~1年とされています。
入学期間は4月、7月、10月、1月で、審査は「職務経験と志望動機」により判断されます。
「授業を受けてから入学したい」「学びとプライベートを両立できるか確かめたい」といった方にはピッタリの制度です。
この制度には「スケジュールに余裕ができる」「単位・学費が無駄にならない」などの利点があります。
本科生では標準で24科目の履修が必要ですが、多くの方が「2年間でこれだけの科目を履修するのは大変だ」と感じているようです。
そんな方は2科目を先行受講できる単科生制度を利用すれば、悩みが解消するかもしれません。
先行受講した2科目は、単位として認定されます。
また、大学院への入学が確定していなくても、単科生として1科目から受講可能です。
グロービスマネジメントスクールとの違いは?
グロービス経営大学院の単科生とグロービスマネジメントスクールとでは大きく次の点が違います。
まず、グロービス経営大学院の単科生が本科生の入学前に基本科目を1科目から先行して履修できるプログラムであるのに対し、グロービスマネジメントスクールは必要なビジネススキルを1科目から学べる非学位のプログラムです。
つまり、グロービス経営大学院の単科生は、あくまでも本科生を受験する人を対象としていると言うことができます。
それに対して、グロービスマネジメントスクールは大学院本科生への進学は検討していない人を対象としています。
そのため、グロービスマネジメントスクールでは単位を取得することはできません。
しかし、グロービスマネジメントスクールで開講している科目は大学院で提供している基本・応用科目の一部であるため、特にスキルを習得したい人に向いていると言えるでしょう。
グロービス経営大学院の注意点は?
グロービス経営大学院の注意点も確認しておきましょう。
実践は少なめ
グロービス経営大学院では、基礎理論やフレームワークから専門性を深めて応用力を高める応用科目、実践性を高める展開科目まで幅広いカリキュラムが用意されていますが、元在校生からは「実践という意味ではやはり少し物足りなかった」という声も上がっています。
この「実践が足りない」という部分には注意するべきです。
「既に実践を多く経験してきた」「日頃から実践する場を持っている」などといった人は不満なくカリキュラムを履修することができるでしょう。
グロービス経営大学院はこんな人におすすめ!
グロービス経営大学院は
- 働きながら本格的に経営について学びたい
- 通学とオンラインを併用して授業を受けたい
- 教育訓練給付制度を利用してMBAを取得したい
- 最新の専門的情報を得たい
といった人には特にオススメです。
まとめ
グロービス経営大学院は、新時代のビジネススクールとして優秀であると言えます。
経営の基礎が学べるのはもちろんのこと、今の時代のニーズに合った学び方で、最新の見識を得ることができます。
また、元在校生から評価の高い良質な人的ネットワークを得ることができるのは非常に有益です。
これから、通学とオンラインを併用してMBAを取得したいという人には特にオススメです。