先輩保育士に聞いた、『やりがい』を感じる瞬間はどんな時ですか?

保育士の仕事は楽しいだけじゃなく、辛く大変なことも多いものです。

しかし、その大変さの中でも「やりがい」を感じられる瞬間があり、それが継続する力になっています。

リズ
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では、どのようなことに「やりがい」を感じているのでしょうか?

今回は先輩保育士に聞いた「やりがい」を感じる瞬間について、詳しく紹介していきましょう。

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1.子供の笑顔が見れたとき

リズ
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保育士の仕事でやりがいを感じる瞬間No.1と言えるのが、子供たちの笑顔が見れた時です。

保育園に慣れるまでは子供にとって辛い時間であり、初めて保護者と離れるという子供も少なくなく、一日中泣き続ける場合もあるでしょう。

保育士としても泣き続ける子供をあやし続けるのは大変な仕事の一つです。

子供と向き合い続けていく中で、保育園が楽しい場所だと子供が認識し始めると笑顔になれる時間も増えていきます。

ここがポイント!

最初は泣いてばかりいた子供が笑顔で園庭を走り回っている姿を見ると、保育士の仕事っていいなと感じるようです。

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子供の笑顔は純真無垢で嫌味がありません。

子供の笑顔には周りの人々をも笑顔にさせてくれる力があります。

どんなに大変な時間を過ごしていても、笑顔で接してもらえると気持ちを落ち着かせることができるでしょう。

保育士は子供たちに笑顔を与えるのも仕事ですが、実は子供たちからもパワーを受け取っているのです。

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2.先生好き!と言われたとき

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子供たちから「先生が一番好き」「先生と一緒にいると楽しい」とストレートな表現で言われると、保育士という仕事がとても素晴らしいものだと感じるようです。

子供たちの言葉には嫌味や打算的なことがありません。

その為、本当に自分のことを好いてくれているというのが伝わってくるので、喜びも大きいのです。

「先生好き」とい言葉は、どんなに大変な仕事であってもパワーをくれます。
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この子供たちの為にもっと頑張ろうと思えるのも、ストレートな愛情表現のお陰と言えるでしょう。

保育士の仕事はやりがいこそあれど、笑顔になれない日もあります。

間違ったことをしてしまった子供に対して、叱らなければいけない場面もあるでしょう。

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必要な事とは言え、自己嫌悪に陥ってしまったり、自分は保育士に向いていないのではないかと悩んでしまう人もいるのです。

そのような時でも子供たちのストレートな言葉は心を救ってくれ、また頑張ろうと思わせてくれます。

3.子供の成長が感じられたとき

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保育園に通っている子供たちは0歳~6歳までと幅広く、最初から保育園を楽しい場所だと認識しているわけではありません。

泣いてばかりいた子供がいつしか急に泣かなくなったり、好き嫌いばかりしていた子供が急に頑張って食べるようになったりと子供の成長を感じる場面がたくさんあります。

まだハイハイしかできなかった子供が急につかまり立ちをし、よちよちと歩くようになる瞬間には感動してしまう保育士も多いのではないでしょうか。

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子供の成長はとても早く、一日一日変化が見られます。

昨日まで出来なかったことが急にできるようになったりと、感動させられる場面も少なくありません。

子供の心の成長は著しく、昨日までは自分の気持ちが優先だったのに、急にお友達に譲ってあげることができるようになることも珍しい話ではありません。

良いことも悪いこともどんどん吸収していく子供たちの姿には、驚かされることの連続です。

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そのような姿を毎日見られることに、幸せややりがいを感じているという先輩保育士は少なくないのです。

4.卒園した子供が成長していたとき

保育園では毎年卒園児を見送ります。

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保育園に初めて来た日を覚えている保育士にとっては、成長したその姿にはやりがいを感じずにはいられません。

卒園後は毎日顔を合わせることはなくなりますが、同じ地域の小学校に通っていると偶然会う機会も少なくないのです。

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兄弟姉妹が保育園に在園中の場合は、行事があるごとに顔を合わせることができます。

ここがポイント!

卒園した子供たちがどんどん成長していく姿は、寂しい気持ちもあれど、やはり嬉しいと感じる瞬間でもあります。

子供を送り出すことにやりがいを感じるといった先輩保育士も多く、長い間保育園に在園していた子供ほど、その成長には涙腺が緩んでしまうと言います。

5.育児の相談をされて頼られたとき

保育士は子供たちの世話をするだけではありません。

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子供と離れて過ごす保護者の気持ちに寄り添うのも仕事の一つです。

連絡手帳などを使って随時成長を伝えているものの、保育園で過ごしている時と家で過ごしている時で子供の様子が違うことが多く、家に帰ってから保護者の方が手を焼いて大変だと育児相談されることもあるでしょう。

育児相談をされる立場なのだと思った時、保育士のやりがいを感じる先輩保育士もいます。

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育児相談されるということは、保護者と保育士の間に信頼関係が成立していると言えるのです。

保育士としては、保護者の不安を少しでも解消できるよういつでもアドバイスしてあげられる準備をしておく必要があります。

そしてアドバイスをする際には、保護者の気持ちに寄り添いながら伝えることが大切です。

6.保護者から感謝の言葉をもらったとき

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保護者から保育士に対して、感謝の気持ちを伝えられる場面というのは少なくありません。

毎日の送り迎えの時に、挨拶程度でも「いつもありがとうございます」「助かっています」などの声を掛けられると、保育士の仕事を誇らしく感じますし、今日も頑張ろうと思えるのです。

保育士の仕事は毎日が同じことの繰り返しではなく、イレギュラーなことばかりですし、仕事が終わると倒れ込むぐらい辛い日もあるでしょう。

リズ
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それでもまた明日頑張ろうと思えるのは、感謝の言葉があるからかもしれません。

中には、嫌われているのではないかと思うような保護者もいますが、時間の経過と共に関係性がうまく作れるようになるのも保育士としてのやりがいを感じる瞬間です。

先生が担任で安心です」と言ってもらえる時ほど、努力が報われたような気持ちにさせてくれる言葉はありません。

7.行事を子供たちと成功させたとき

保育園は幼稚園と違い行事はあまり多くありません。

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それでも運動会や発表会などは子供たちと協力して作りあげていくものです。

運動会の練習は子供たちだけではなく保育士にとっても大変な仕事の一つです。

並ばせるだけでも大変で、毎日毎日がその繰り返しになります。

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幅広い年齢が在園していることもあって、プログラムを進行させていくことも簡単ではないのです。

そのような中でも、最初は全くやる気がなかった子供が一生懸命走ってくれたり覚えた振り付けを披露したりする姿には目頭が熱くなるでしょう。

大きな行事であればあるほど、子供たちと一緒に何かを成し遂げたという気持ちが生まれるのです。

リズ
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子供たちの笑顔も満開で、どれだけ大変な仕事であっても頑張って良かったと思わせてくれるでしょう。

保育士にしか味わうことができない時間

保育士の仕事は肉体的にも精神的にもハードです。

大変だと感じる瞬間が多く、保育士に向いていないのではないかと悩んでしまう人も少なくありません。

リズ
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しかし、その悩み以上にやりがいもたくさんあるのが保育士の仕事の良いところです。

子供たちの成長を見守りつつ、やりがいを感じさせてくれる仕事はそうあるものではありません。

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記事の執筆者
リズ

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