人生は一生勉強とよく言われるように、社会で成功するためには常に学ぼうとする姿勢が大切です。
しかし、いつも勉強しなければと気を張っていては心も体も疲れてしまいます。
たまに息抜きをすることも大事です。
そこで今回は、勉強の息抜きにおすすめな方法を7つご紹介していきます。
1. お風呂に入る
家ですぐにでもできる息抜きとして、お風呂に入ることが挙げられます。
普段はシャワーで済ませてしまうような人も、勉強で疲れた体を癒すために湯船につかると良いでしょう。
湯船で十分に体を温めることで血管が拡張され、肩こりや疲労、ストレスの解消効果が期待できます。
入浴剤やバスソルトを使うことで、香りの面からもストレス解消効果があるでしょう。
湯船につかることで体温が上昇し汗とともに老廃物が排出され、免疫力の向上につながる面もあります。
体調管理としてもお風呂は有効です。
また、しっかりと時間を取って息抜きをしたいときは温泉に行くこともおすすめです。
普段とは違う広い湯船につかることで、より一層疲労回復や気分転換などの効果が期待できます。
サウナが併設されているなら、サウナに入ることでもストレス解消効果などを得ることができるのでおすすめです。
2. マッサージ
長時間座って勉強していると徐々に肩や腰がこって痛みが出ることがあります。
その状態で無理に勉強を続けても集中力が途切れやすくなってしまい、効率が悪くなるでしょう。
そんな時は少し時間を取ってマッサージを受けてみるのがおすすめです。
マッサージで筋肉をほぐし血流を改善することによって、肩こりなどの改善が期待できます。
また、マッサージにはホルモンバランスを整える効果があり、ストレスによって生み出されるホルモンを抑制することができます。
マッサージ中に人と会話したり人に触れられる気持ちよさなどもあいまって、高いストレス解消効果を得られるでしょう。
なるべく外に出ず短時間で済ませてしまいたいという人は、自分でストレッチを行うのも良い息抜きになります。
他人にやってもらうマッサージ程ではなくとも、血流の改善効果やストレス解消効果が期待できるでしょう。
3. 散歩
家の中で長時間勉強していると、次第に気分が落ち込んできたり体に不調が出たりすることがあります。
そんな時は一旦外に出て、散歩をしてみるのもおすすめです。
散歩には脳を活性化させる効果があり、集中力や創造力の向上が期待できます。
家の中にいるだけでは思いつかなかったようなことも見つかるかもしれません。
また、日中であれば日の光を浴びることでセロトニンというホルモンが分泌され、ストレス解消効果や睡眠の質の改善効果を得ることができます。
日の光以外にも、鳥の声や川のせせらぎといった自然に触れることでリラックスできるでしょう。
ただし、あまり長時間歩くと逆に疲れて勉強に戻れなくなってしまうので、10〜15分程度家の周りを歩いたりする程度が適切です。
風にあたるだけでも気分がすっきりしますよ。
4. 運動
勉強をしていて疲れた時には運動もおすすめです。
適度に体を動かすことで脳の血流が改善され、集中力を取り戻すことができます。
ただし、あまり運動経験のない人が激しいスポーツをしてしまうと、むしろ疲労が蓄積したり怪我のリスクがあったりと逆効果になることがあります。
運動に慣れていない人には家の中でもできる筋トレがおすすめです。
腕立て伏せやスクワット程度の軽い運動であれば適度に脳をリフレッシュし、勉強の効率アップが期待できるでしょう。
運動経験のある人は定期的に好きなスポーツを行うことで、良いストレス発散になります。
運動で体のコリがほぐれ、肩こりなどの改善も期待できるでしょう。
5. ドライブ
学生の頃は少し難しかったかもしれませんが、社会人になるとドライブも息抜きの選択肢として考えることができます。
車が趣味という人は少し時間を取ってドライブに出てみてはどうでしょうか?
車の中は自分一人だけの空間なので自由にストレス発散をすることができます。
好きな音楽を流して大声で歌ったり、何も考えずに行ったことのない場所に行ってみるのも良いでしょう。
町中を走るのも良いですが、緑が広がる景色の中を走ることでも良いストレス解消効果を得ることができます。
時には遠くの田舎までドライブしてみるのもおすすめです。
6. 旅行
ある程度まとまった時間が取れる時には、思い切って旅行に行ってみるのも良いでしょう。
旅行に行くということは日常から離れることです。
特に、普段からストレスを感じることが多いという人には、良いストレス解消になるでしょう。
他の息抜き方法をたくさん取り入れることができるのも大きなメリットです。
知らない土地を気分の赴くままに自分の車でドライブしたり、旅館やホテルで大きな湯船につかったり、登山をして体を動かすことができます。
色々な息抜きをまとめて取り入れることで、高いストレス解消効果を得ることができるでしょう。
ただし、他の方法よりも長い時間やお金が必要になることは考慮しておく必要があります。
7. 寝る
勉強していて疲れてきたと感じた時は、いっそ寝てしまうのも効果的な方法です。
寝ることで体の疲れを取ったり脳をリセットすることができ、気持ちを切り替えて勉強することができます。
コーヒーやエナジードリンクなどを飲んで無理に勉強するよりも、むしろ寝てしまった方が効率よく勉強することができるでしょう。
勉強中に少し寝てもう一度勉強したいという時には、15分程度の仮眠を取るのがおすすめです。
もし寝足りないというときには90分程度が望ましいでしょう。
人間は眠りについてから約90分の間深い眠りに入っており、その後約90分浅い眠りに切り替わるというサイクルを繰り返しています。
深い眠りの時に起きてしまうと頭が上手く働かなかったりするため、浅い眠りに入ったタイミングで起きることができると、その後の勉強をスムーズに行うことができるでしょう。
息抜きをする必要性は?
人間が一つの作業に集中できる時間はおおよそ40〜90分と言われています。
もちろん個人差はありますが、基本的にこれぐらいの時間で人間の集中力は切れてしまうのです。
大学の90分ある講義で「集中力が最後まで続かずに寝てしまった」という経験をしたことがある人も多いでしょう。
集中力を保つためには適度に息抜きをする必要があります。
特にストレスを抱えているときなどは、一層勉強に集中できなくなるものです。
そのような状態で無理に勉強をしようとしても、普段と比べて大きく効率が落ちてしまいます。
集中力がなくなってきたと思ったら、一度勉強を中断して息抜きをした方が良いでしょう。
一旦勉強を中断することで集中力がリセットされ、勉強の効率を上げることができます。
息抜きをする上で注意することは?
勉強の息抜きをすることには大きなメリットがあり、適切に息抜きをすることで効率よく息抜きをすることができます。
しかし、ただ息抜きをすれば良いというわけではありません。
注意しておいた方が良いこともあります。
しっかり時間を決める
勉強の途中で少し息抜きをするという場合、ちゃんと時間を決めてから息抜きをすることが重要です。
せっかく効率を上げるために息抜きをしているのに、無駄に長くなってしまって勉強時間が短くなるようでは本末転倒になってしまいます。
だらだらと長い時間をかけるのではなく、タイマーなどを使ってしっかり時間を決めて息抜きを行うのが効率的な勉強を行うコツです。
仕事や勉強のことを考えない
せっかく息抜きをしているのに仕事や勉強のことを考えてしまっては、それがまたストレスになってしまいます。
息抜きをしているときはしっかり頭を切り替えて、仕事や勉強のことは考えないようにしましょう。
もし何か新しいことを思いついたのであれば、メモをする程度にしておくのが良いでしょう。
必要以上にスマホを扱わない
スマホは便利なもので、色々な事ができてしまいます。
逆を言えば、誘惑になってしまう可能性が高いということです。
「スマホで動画や漫画を見始めたら止まらなくなってしまった」というのは多くの人が経験したことがあるでしょう。
無駄に時間を使わないためにも必要以上にスマホは扱わないことをおすすめします。
まとめ
長時間ずっと気を張って勉強するよりも、適度に息抜きをする方が効率よく勉強できます。
もちろん必要以上に息抜きをしてしまっては逆効果です。
自分に合った息抜きを取り入れて勉強に励んでくださいね。