近年増加傾向にある発達障害児の支援に関する資格があることをご存じでしょうか?
その資格が今回ご紹介する「児童発達支援士」という資格です。
今回は児童発達支援士の特徴やメリットを解説していきます。
児童発達支援士とは?
児童発達支援士とは、発達障害児支援を目的に創られた資格試験となります。
この資格は一般社団法人 人間力認定協会が認定しています。
発達障害児支援の資格と言えば、この児童発達支援士と発達障害児支援士という資格が有名ですが、児童発達支援士の方が初心者・中級者向けとなっています。
そのため自分の子供が発達障害である保護者、放課後デイや学童で働かれている方にお勧めの資格と言えます。
公式サイト
>>一般社団法人 人間力認定協会|公式サイト
児童発達支援士の特徴は?
児童発達支援士 | |
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スクール名 | 人間力認定協会 |
料金(税込) | 37,400円 |
学習期間 | 1ヶ月 |
学習方法 | テキスト・映像講義 |
目指せる資格 | 児童発達支援士 |
資格試験 | 在宅 |
おすすめ度 |
専門知識と具体的なアプローチの2部構成
児童発達支援士は2部構成に分かれています。
- 発達障害に関する専門知識や療育
- 子供の能力を引き出すアプローチ
なぜこのようになっているのかというと、一般社団法人 人間力認定協会では「発達障害を知る前に、人間の特性や心理を学ぶ事が最適な支援に繋がる」と考えているからです。
発達障害についての専門知識だけを詰め込んでも、適切な支援は出来ない。
子供にうまく働きかけることが出来て初めて意味を成すと言う事のようです。
パソコン、タブレット、スマホで完結
受講する際、そして受験する際もすべてパソコン、タブレット、スマホいずれかの機器で学習が出来るようになっています。
試験がスマホで出来るという気軽さは、デジタル機器があまり得意ではない方にとっても非常に朗報と言えるでしょう。
この講座には動画学習もあります。
その際利用するのは基本的にはDVDになるためDVDプレーヤーが必要となりますが、そういった機器をお持ちでない方への対応もしっかりとなされており、youtube上で限定公開されているURLを教えてくれます。
youtubeであればスマホからほとんどの方がアクセスできるでしょうから、こちらも嬉しいポイントのひとつです。
試験は24時間、365日対応している
先ほど紹介した通り、試験もスマホなどのデジタル機器で受けることが出来るのですが、なんと24時間365日いつでも対応可能だと言う事です。
当然事前申し込みは必要となりますが、試験予定日を決めたらその1週間以内に受講すればOKという猶予まで設けてくれています。
忙しい主婦の方や働かれている方にとってとても嬉しい特徴です。
試験は自宅で受けられますので、子供が寝ている深夜に受験する。
もしくは早朝起きて受験すると言う事が可能ですね。
児童発達支援士の学習内容は?
学習内容は下記のようになっています。
1章 発達障害の特性を知る
2章 支援・療育方法とケーススタディ
3章 脳科学の面から、子供の特性を知る
4章 人の道に立つための、しつけ教育
5章 やる気を引き出し、自ら成長していく子の育て方
6章 人間力を身につけ、必要とされる子の育て方
1、2章で発達障害についての専門知識を学び、3章以降で子供の能力を引き出すアプローチ方法について学んでいくという流れです。
これだと発達障害についての情報が少ないのでは?と感じられる方も中にはいらっしゃるようですが、逆にちょうどいいと感じられる方もいるため、この辺りは目的に応じて判断される必要があるでしょう。
逆に自分の子供が発達障害児ではないけど、小さい子供がいて子育ての指針が欲しいという方にもお勧めできる内容だと言う事も出来ます。
児童発達支援士の教材やテキストは?
教材は大きく3つ提供されます
- テキスト
- ワークブック
- 試験対策DVD
テキストはイラストや図解が盛り沢山
まずテキストは130ページ程度のテキストとなっており、程よいボリューム感と言えます。
ちなみにこの講座の履修目安時間は15~30時間程度となっています。
テキストの中身はモノクロとなっておりますが、女性に優しいデザインでイラストや図解で多数解説されているため、専門書を読んでいるという感じはありません。
取っつきやすい雰囲気です。
支援士としてのアプローチが学べるワークブック
次にワークブックは、支援をする際の具体的な方法論について紹介されており、実際にそのワークを受講者が書き込んでいくスタイルになっています。
このワークでは心理学に基づいたアプローチ方法が紹介されているので、カウンセラーやセラピストが学ぶような内容となっているとも言えそうです。
試験に合格するためのDVD学習
最後に試験対策DVDですが、こちらをやれば試験は大丈夫!と言えるほど試験に出題されるポイントだけが紹介されています。
時間は1時間20分程度のボリュームなので、1日20分程度時間を取れれば1週間で中身を完璧に把握できるのではないでしょうか。
中身はシンプルですが、要点をまとめてくれているので試験合格のために重要なステップだと言えます。
児童発達支援士の口コミや評判は?
この資格の口コミは、Twitter・Instagram・ブログ・資格紹介サイトなど多くのところで観られます。
それだけ普及しているのだと言う事がわかります。
そしてその口コミのほとんどは良い口コミで、私たちが確認した限りでは悪い口コミはありませんでした。
自由に記載できるTwitterで悪い口コミがないというのは信頼の証でもあるでしょう。
それではいくつか口コミを紹介します。
本当に勉強してよかったと思います。私は資格としては必要ないのですが、自分の子供への接し方に悩んでいたため申し込みをしました。この資格の特徴は「すぐに実践できることばかり」と言う事だと思います。専門用語が少ないので取り組みやすいとも思いました。
5歳児の子育てをしており、友人にこの資格を勧められたのがきっかけでした。学んだことを子供に実践し、親子で学ばせてもらえました。気軽に学べて、受験もパソコンやスマホから好きな時間に受験できるのはよいと思います。
自閉症の子供がいるため受講をさせてもらいました。受講後「自分の子供にも明るい未来があるんだ」と思えたことが一番の成果だったかもしれません。自閉症とわかってからずっと暗い気持ちを引きずっていましたが、この資格を通じて現実を受け入れたうえで、前を見れるようになったと思います。本当に感謝しています。
子どもの発達支援だけでなく、これからの生き方の参考になりました。ありがとうございました。
児童発達支援士はこんな人におすすめ!
この資格は発達障害児にかかわる方、もっというと子供にかかわる方にお勧めです。
- 自分の子供が発達障害やグレーゾーンである
- 教育機関で働いているが、これから発達障害について学ぼうと思っている方
- 子供の教育に興味関心がある方
- 放課後デイや学童への就職、転職を考えている方
上記に当てはまる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
児童発達支援士は受講期間が定められていないため、いつでも好きなタイミングで勉強することが出来ます。
どこまでも忙しい方に優しい資格だと思います。
こういったところも一般社団法人 人間力認定協会の理念や考え方が貫かれており、信頼がおけるのではないでしょうか。
是非こちらのページから児童発達支援士の詳細を確認してみましょう。