介護に関する資格に、介護コミュニケーションアドバイザーというものがあります。
名前からもわかるように、介護で必要となるコミュニケーションに特化した資格で、介護の場面に合わせた知識や技術を習得できるのが特徴です。
ここでは、介護コミュニケーションアドバイザーの特徴や資格の取得方法、取得するためにかかる費用などを解説していきます。
介護コミュニケーションとは?
資格・講座名 | 金額(税込) | 学習期間 |
---|---|---|
介護コミュニケーションアドバイザー | 39,600円 | 3ヶ月 |
介護の現場では、人と人とのコミュニケーションが欠かせません。
そして、特に高齢者とコミュニケーションを取る際には、敬語の使い方や相手の気持ちを読み取ることが重要となります。
そんな介護で必要なコミュニケーションに関する知識と技術を持った専門家が、介護コミュニケーションアドバイザーです。
資格を取得するためには、キャリカレの講座を受講して試験に合格する必要があります。
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介護コミュニケーションアドバイザーの口コミ・評判は?
介護施設への転職を考え、こちらの講座を受講しました。とても実践的な内容で、テキスト・動画も具体的な例を挙げて説明されていて分かりやすかったです。利用者様の気持ちをくみ取り、良いコミュニケーションが取れるようになりたいと思いました。
介護の現場で働いているので仕事に少しでも活用したくて受講をしました。認知症の方メインで活動をしているのですが通常の老人向けの内容かなと感じました。実践に活用するには実践あるのみなのでしょうがもう少し初心者向けで、細かな言葉遣いを学べたら嬉しかったです。
介護コミュニケーションの基本的な考え方、技法を生かして声かけ・応答を学びました。様々な環境のなかでの要介護者への対応は相手に寄り添うことを基本にまた様々であり難しさを感じました。要介護者の言動や表情の背景を十分に理解し受容することを大切に努力したいと思います。
学習するメリットは?
高齢者との関係構築に役立つ
介護コミュニケーションアドバイザーの講座では、相手の立場に立ったコミュニケーションの取り方や様々なシチュエーションに合わせた共感の方法などを学ぶことができます。
そのため、人や場面に合わせたコミュニケーションを身につけることが可能です。
高齢者の人に寄り添ったコミュニケーションを取ると相手も心を開きやすくなり、信頼関係を築けるようになるでしょう。
施設の雰囲気が良くなる
介護施設では、コミュニケーション不足が原因で人間関係のトラブルが起こりやすいです。
介護コミュニケーションアドバイザーの講座では、そのような人間関係のトラブルを未然に防ぐ方法や発生してしまった時の収め方も学ぶことができます。
発生するトラブルの数を減らすことができれば、施設内の雰囲気も良くなるでしょう。
頼られる存在になる
相手のことを考えて適切なコミュニケーションが取れる人は、介護施設を利用している要介護者だけでなく、その家族からも頼りにされることが多いです。
また、同じように良好なコミュニケーションを取りたいという同僚からもアドバイスを求められたり、相談に乗るという形で必要とされるでしょう。
仕事が楽しくなる
介護コミュニケーションアドバイザーの講座で学ぶと、要介護者やその家族と良好な関係を築くことができます。
そして、トラブルを予防したり解決できれば、職場の雰囲気も良くなるでしょう。
さらに、そうした関係の構築や問題の解決を自身の力でできるということで自信にも繋がります。
その結果として、仕事をするのが楽しくなるでしょう。
講座の特徴は?
場面ごとのポイントを網羅
介護でのコミュニケーションは、場面によって必要となる知識やテクニックが異なります。
介護コミュニケーションアドバイザーの講座ではそのことを考えて、食事をしてくれない時や要介護者の家族の信頼を得たい時など、具体的な場面ごとでポイントを押さえてあります。
そうして、実践に近い形で習得した知識や技術は介護の現場で活かしやすいでしょう。
メールで気軽に学べる
介護コミュニケーションアドバイザーの講座では、基本のテキストとは別にメール配信サービスも用意されています。
テキストに沿った内容で、必要なポイントをまとめた内容が定期的に送られてきます。
このサービスは、テキストを読む時間があまり確保できない場合のカバーやテキスト学習後の復習などに活用できるでしょう。
必要なのはメールが受信できる環境だけで、持ち運びができるスマートフォンであれば、外出先でのスキマ時間などでも手軽に学習可能です。
安心のサポート体制
学習中に何か分からない部分があれば、スマートフォンを使って講師に気軽に質問することができます。
もちろん、その際に特別な料金は発生しません。
また、全部で6回の添削課題がありますが、それらは全て講師が手書きの採点をしてから手元に返ってきます。
個人の理解度に合わせてしっかりと間違いを訂正してくれるため、効率的な学習に繋げることが可能です。
そんなサポート体制は、最長で700日間受けられます。
この講座の標準的な学習期間は3ヶ月ですが、それよりもはるかに期間に余裕があるため、自分のペースでゆっくりと学習を進めることも可能です。
学習のカリキュラムは?
考え方を学ぶ
介護コミュニケーションアドバイザー講座は全部で3ヶ月のカリキュラムになっており、1ヶ月目ではまず介護コミュニケーションに関する基本的な考え方を学びます。
介護をする上で欠かせない介護指導と介護援助の違いや、コミュニケーションを取る上で必須となる正しい言葉の使い方などを学習していきます。
しっかり基礎を習得した上で、要介護者の気持ちが読み取れるコミュニケーションを目指していきましょう。
テクニックを習得する
1ヶ月目で基礎となる考え方を学び終えたら、2ヶ月目では実践的なテクニックを学んでいきます。
介護コミュニケーションでは相手の話を聞いたり、適切な助言をするというように、必要となるテクニックが数多くあります。
その基本である声かけの大切さを理解しながら、ただわかるだけでなく実際に使えることを目指しましょう。
介護をする役割を演じながら実践的に進めていくロールプレイング形式の学習方法を取り入れてあるのもカリキュラムの特徴です。
スキルを磨く
3ヶ月目では、より難しい場面を想定しながら介護コミュニケーションのスキルを磨いていきます。
コミュニケーションが困難になりがちな、認知症の人や怒っている人などを想定してあります。
そのような人を相手にした時の適切な対処方法を、起床時や入浴介助時など、シチュエーションごとに身につけていきましょう。
そうして、3ヶ月のカリキュラムを修了したら、介護コミュニケーションアドバイザーの資格試験を受けられるようになります。
こんな人におすすめ!
介護コミュニケーションアドバイザー講座のカリキュラムは、介護現場ですぐに活用できることを重視して作られています。
そのため、実際に介護の現場で働いていて、コミュニケーションに関する知識を深めたり、技術を向上したいという人に特におすすめと言えるでしょう。
また、介護にコミュニケーションが欠かせないことはわかっているものの、具体的に何が大切なのか、どのような対策が必要かがわからないという人にもおすすめです。
具体的なシチュエーションが想定されたカリキュラムによって、詳しい知識や技術を習得できるでしょう。
まとめ
介護の現場では、要介護者やその家族、同僚など色々な人とのコミュニケーションが欠かせません。
しかし、介護の仕事を始めたからといって自然とコミュニケーションに関する知識や技術が身につくとは限らないでしょう。
もし、仕事に活かすコミュニケーションの能力を高めたいのであれば、介護コミュニケーションアドバイザーの資格を取得することをおすすめします。
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