無料語学アプリ「Duolingo」より、語学学習者の動向データが発表されました。
公表されたデータによると、語学学習時間の世界一は日本でした。
今回は「Duolingo」のユーザーデータを分析した「Duolingo Language Report 2022」について解説していきます。
Duolingo日本人ユーザーの語学学習時間は世界一!
無料語学アプリを提供する「Duolingo」は、世界中で5億人以上いるDuolingo学習者のデータを元に、最新の言語学習者の動向を公表しています。
2022年に発表された「Duolingo Language Report 2022」によると、語学学習に長い時間をかけた学習者が多い国のトップが日本です。
日本は真面目で勤勉というイメージを持たれることが多いので、あまり驚く結果ではないかもしれません。
トップ5は上から日本、ベラルーシ、ハンガリー、ロシア、チェコの順です。
トップ5の国は全て、Duolingo学習者の平均学習時間が長いとされています。
年齢別分布を見ると、日本の場合は23歳以上のほとんどの世代で、語学学習者が多いという結果になりました。
社会人になって語学を学び直す人が多いのはもちろんのこと、大人になってから新しい言語を学ぶ人も増えてきていると考えられます。
コロナ禍や世界的なインフレにより、海外旅行を躊躇する人も少なくありません。
しかし徐々に海外旅行への兆しが見えてきたことや、海外のコンテンツを見るためといった理由で、語学学習のモチベーションが高まっている人が多い傾向にあります。
今の日本にとって語学を学ぶことは、海外と繋がる方法の一つになっているのかもしれません。
日本の語学学習者の動向は?
「Duolingo Language Report 2022」と連動して、母国語が日本語の人かつ現在語学学習している男女を対象に、「日本国内における語学学習に関する調査」も実施されています。
日本で最も学習されている言語は英語という結果になりました。
次いで学習者が多いのが韓国語で、3番目が中国語です。
日本人の語学学習者の多くは、動画やアプリ、教本といったほとんど費用がかからない方法を選んでいます。
お金をかけずに自分のペースで学習できるため、日本でDuolingoの利用者が多いのでしょう。
また、日本人ユーザーの学習頻度は「週1〜2日」が多いという結果になりました。
まとめ
Duolingoの分析データによると、Duolingoユーザーの語学学習時間世界一は日本でした。
スキマ時間で勉強できるということもあり、社会人ユーザーの学習者が多いという結果でした。
日本人の語学学習時間が長いのは、Duolingoアプリでの勉強が日本人に合っているということでしょう。