スタディングの司法試験・予備試験講座って?特徴・口コミ・微妙なところは?

司法試験・予備試験は、弁護士や検察官の仕事に就けるかどうかを判断する国家試験です。

最難関という呼び声も高い試験であり、試験対策講座を設けている企業も複数存在します。

ただ、各講座によって特徴は大きく異なるため、慎重に選ぶことが必要不可欠です。

ここでは、司法試験・予備試験の対策を実施している企業の1つであるスタディングについてご紹介していきます。

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司法試験・予備試験講座の特徴は?

司法試験・予備試験講座
スクール名 スタディング
目指せる資格 司法試験・予備試験
料金(税込) 予備試験合格コース(基礎):89,100円
予備試験合格コース(総合):138,000円
司法試験合格コース(総合):129,900円
学習方法 Webテキスト・映像講義・問題集
試験会場 全国主要都市
資格試験 筆記試験
難易度 5.0

コスパが良い

スタディングの司法試験・予備試験講座の特徴は、教材が良質かつ低価格なところです。

こちらの講座では、オンラインを中心とした講義が実施されています。

後述で詳しく解説しますが、スタディングの講座に必要な費用は約10万円程度です。

50万円以上が必要となる企業もある中で、スタディングの受講料は非常に割安であると言えるでしょう。

ここまで金額が低いと、かえって本当に効果があるのかと不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、実際の動画は細かく作られており、図表を上手く使った分かりやすい教材となっています。

気になる方は、まず無料講義から受講することをおすすめします。

スキマ時間に勉強できる

他にも、スタディングのオンライン教材はスキマ時間の学習に役立ちます。

テキスト本の教材で勉強する方にとっては、何冊も持ち運んで移動することは簡単ではありません。

司法試験・予備試験は1つの教科のボリュームが多いため、テキストが分厚くなっているケースも多いです。

スタディングを受講している方は、スマホやパソコン、Wi-Fi環境さえ整えばどこでも勉強できます。

特にスマホを利用する場合は、データ容量に気を付ければ電車の移動中でも学習可能です。

低価格で分かりやすく、スキマ時間を存分に生かせる点がスタディングの講座の特徴です。

 

司法試験・予備試験講座を受講した人の口コミは?

働きながらの勉強でしたのでスキマ時間をフルに活用しました。
朝起きて家を出る前の時間、電車通勤の時間、お昼休み、帰宅後を勉強時間に当てていました。
少しでもスキマ時間が出来ると勉強できるというありがたみを感じて勉強しておりましたので、私の性格上ダラダラと勉強するよりもかえって良かったのではないかと思っています。
私は、ロースクールへの通学時間が長かったため、携帯一つで簡単に講座を聞けるというのは非常に有効でした。本を読むというのは実際のところなかなか大変です。特に疲れていたりすると思いのほか文字が頭に入りません。この点、スタディングの講座は耳を使って勉強することができるので、隙間で勉強することができ、とても役に立ちました。

通勤が電車で片道1時間程度であったので、その区間を利用して小村講師のインプット講義を視聴しました。
このインプット講義はスライドをふんだんに使用したもので頭に残りやすく、また小村講師の語り口調も平易でわかりやすく説明してくれるため、目からも耳からもインプットができます。
法科大学院時代に勉強した断片的で凝り固まった知識が氷解して有機的に結びついていき、「伸縮自在の、答案できちんと使える知識」に変化していくことが実感できました。
アウトプット講義は、仕事を終えた後や、休みの日に視聴していました。
講義を聴きながら参考答案を写経したり、声に出して読み上げることによって、法的三段論法の流れが身につき、実際の本試験で他の受験生に勝てるとまでは言わずとも、書き負けないくらいのペンの速さが身についたと思います。

※公式サイトより引用

司法試験・予備試験講座の学習の流れは?

基本講座

学習の流れはコースによって多少の違いはありますが、基本的にはインプットとアウトプットを交互に繰り返せるよう設定されています。

まず、基本講座では予備試験に出題される憲法・行政法・刑法・刑事訴訟法・民法・民事訴訟法・商法の基礎を学びます。

インプット学習で使われている教材は、198時間に及ぶビデオ教材とWebテキストです。

アウトプット学習に移る際には、スマート問題集とセレクト過去問集を解いていきます。

それぞれ1,648問と807問用意されていますので、本番前のトレーニングには最適です。

実務基礎講座

法律の基礎が固まったら、次は民事実務・刑事実務・法曹倫理を学ぶ実務基礎講座に進みます。

こちらは予備試験の論述式試験や口述試験で必要となる科目です。

インプット学習の教材のみが用意されており、総再生時間12時間のビデオとWebテキストで学習します。

論文対策講座

最後に待っているのは、論文対策講座です。

言うまでもなく、論文式試験に必要な知識と技術を学びます。

答案を作成する際には、書き方やコツ等を勉強しなければなりません。

合計153時間のビデオ教材と90問にも及ぶ問題集を使いながら攻略方法を身に付けていきます。

司法試験・予備試験講座はどんなコースがある?

スタディングの講座は大きく分けて3種類あるため、押さえておきましょう。

予備試験合格コース(基礎)

予備試験の短答式試験のみを対策したい方は、予備試験合格コース(基礎)の受講が適しています。

費用は全コースの中で最も割安です。

一括払いで89,100円かかりますが、分割払いによる方法も選べます。

その場合は、月々3,900円の24回払いが基本です。

自身の生活状況を確認しつつ、支払い方法も検討しておくといいでしょう。

予備試験合格コース(総合)

論文式試験も併せて学習したい方は、予備試験合格コース(総合)を選ぶ方が望ましいです。

通常価格が138,000円、月々6,200円の分割払いで金額は上がりますが、予備試験全体の攻略に役立ちます。

司法試験合格コース(総合)

予備試験を既に合格している方、若しくは法科大学院生であれば司法試験合格コース(総合)を受講しましょう。

司法試験の本試験に向けてしっかりと対策ができます。

料金は、通常価格が129,900円で分割払いは月々5,800円の24回払いです。

なお、全てのコースにおいて紹介した分割払いはあくまで一例であるため、場合によっては金額や支払い回数を変えられます。

チャット相談も上手く使いながら、自身に合ったコースを探すことが大切です。

司法試験・予備試験講座の微妙なところは?

こちらの講座で少しだけ感じる不安要素として、講義時間の短さが挙げられます。

600時間や900時間以上の講義を設けている企業もある中で、スタディングは全講座を合わせても400時間にも届きません。

要点は押さえられているためさほど問題ではありませんが、学習量は自然と少なくなります。

また、スタディングは質問サービスや添削サービスが設けられていない点にも注意が必要です。

基本的な内容を動画で学べても、細かい部分を修正することが難しいシステムとなっています。

良くも悪くも、お手軽に司法試験・予備試験の知識を習得できるサービスです。

その辺りも頭に入れておきながら、利用するか否かを決めていきましょう。

司法試験・予備試験講座はこんな人におすすめ!

学習費用を抑えたい人

スタディングの受講は、料金を抑えて司法試験・予備試験に合格したい方に最も相応しいと言えます。

1つの講座を10万円前後で利用できるサービスは、他の企業を探しても殆ど見つからないでしょう。

特に司法試験・予備試験は全ての資格試験の中でも最難関と言われる程の難易度です。

仮に50万円以上の金額を支払って対策したとしても、試験に落ちる可能性も低くありません。

その場合、再受講は出費もまた大きくなってしまいます。

その点スタディングは、お金をあまり用意できなくとも受講しやすいサービスです。

働きながら受験する人

加えて、仕事で忙しくて試験対策に時間を割けない方も検討する価値は十分あります。

司法試験・予備試験は少なく見積もっても3,000時間以上の勉強が必要です。

働きながら受験する方は、スキマ時間を上手く見つけて勉強していかなければなりません。

スタディングはスマホを使って勉強できるため、1日に何度も試験対策をすることが可能です。

仕事を辞めずにキャリアアップも目指したい方にとっては、非常に便利な存在となります。

さらに、スマホやパソコンといった最先端の技術を使う点で、モチベーションの向上にも繋がるでしょう。

まとめ

スタディングは、司法試験・予備試験を学ぶ上でコストパフォーマンスに優れている講座です。

お金が不安な方や仕事で忙しい方は、積極的に利用を考えていきましょう。

確かに、他の企業よりは学習量が少ないかもしれません。

しかしながら、スタディングはその分要点を整理していますので、時間を割けない方には最適なサービスとなっています。

記事の執筆者
LS編集部

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