Manapのこまです。
美容系の資格を取得したい皆さん。
美容系の資格ってたくさんあってどれが良いのかよく分からないですよね。
今回は、その中でも人気のスキンケアアドバイザーと日本化粧品検定に注目してみました。
スキンケアアドバイザーと日本化粧品検定(コスメ検定)何が違うの?と疑問に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は実際に日本化粧品検定1級を取得した私が2つの資格の学べる内容や受験料、活かせる場所など様々な面から比較します。
どちらの検定を受けようか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
それぞれを比較 一覧表
比較項目 | スキンケアアドバイザー | 日本化粧品検定 |
---|---|---|
協会 | 日本スキンケア協会 | 日本化粧品協会 |
種類 | 民間資格 | 民間資格 |
受験資格 | 誰でもOK | 誰でもOK |
合格率 | 合格率70〜80%前後 | 70%前後 |
受講料 | 46,800円 | 29,000円 |
月額払い | 月額1,700円〜 | 月額2,750円〜 |
試験方法 | 指定講座のレポート提出 | マークシート方式 |
受験料 | 受講料に含まれる | 3級 無料 2級 6,600円 1級 13,200円 |
試験実施月 | 通年 | 年2回5月と11月 |
合格後の諸費用 | 年会費 6,000円 資格認定登録料 5,000円 |
特になし |
ステップアップ資格 | スキンケアカウンセラー | コスメコンシェルジュ |
スキンケアアドバイザーって?
資格・講座名 | 費用(税込) | 学習期間 |
---|---|---|
スキンケアアドバイザー | 46,800円 | 6ヶ月 |
スキンケアアドバイザーは、日本スキンケア協会が主催の民間資格です。
公式ページ
>>「スキンケアアドバイザー」の通信講座の詳細はこちら
日本化粧品検定とは?
スクール名 | 金額 (税込) |
学習期間 |
---|---|---|
ユーキャン | 29,000円 | 4ヶ月 |
日本化粧品検定は、日本化粧品協会が主催する民間資格です。
資料請求ページ お申込みをする前に!
>>「コスメ検定(日本化粧品検定)」の講座を資料請求する(無料)
習得できる知識の違いは?
スキンケアアドバイザーで習得できる知識は?
スキンケアのアドバイザーとして活躍できるように接客術やコミュニケーション術も習得できるのが特徴。
- 肌悩みに合わせたアドバイス
- 基本的な皮膚の構造や特徴
- スキンケアの正しい知識
- 化粧品成分の理解
- 接客術やコミュニケーション力
- サロン開業や運営のノウハウ
スキンケアアドバイザーは、肌構造や化粧品についての理論や商品販売・売上げUP方法・接客術など、開業時に役立つ知識まで習得することが可能です。
日本化粧品検定で習得できる知識は?
化粧品だけでなく、ネイル、サプリメント、化粧品成分・効能、オーラルケア、ヘアケアなど幅広く美容知識を習得できるのが特徴。
- 化粧品の成分や効能
- 毛髪と頭皮の構造や機能
- ネイル
- 香りの効果効能や嗅覚の仕組み
- 薬事法や化粧品の官能評価
日本化粧品検定は、深く狭くと言うよりは、浅く広くまんべんなく知識を習得できる感じです。
主な受験者や活躍の場は?
スキンケアアドバイザーの場合は?
スキンケアアドバイザーの主な受験者
スキンケアアドバイザー資格は、下記のような方が主に受験しています。
・エスティシャン
・アロマセラピスト
・化粧品販売員
・美容部員
・化粧品会社社員
・看護師
・主婦
・肌荒れで悩んでいる人
・美容に関心のある人
初心者の方からプロの方でも満足できる内容で、美容業界で働いている方や独立開業を目指す方など、幅広い方が受験しています。
スキンケアアドバイザーの活躍の場
取得後の活躍の場としては以下のような場が挙げられます。
- 美容業界
- ドラックストアなどの小売業
- 化粧品の営業などの商社
- 化粧品販売員
- 自宅でフェイシャルサロンを開業
- 肌の弱い子供や家族のサポート
- 自身の肌の手入れ
- スキルアップ・キャリアアップ
肌の悩みや皮膚の悩みというのは、私たちに直接影響を与え、多くの人が悩みを抱えています。
その為、活躍できる場所というのは幅広い分野で沢山あります。
現在美容業界で働いている場合は、スキルアップやキャリアアップになりますし、今後自宅でフェイシャルサロンを開きたいという人は、取得することで信頼や自信にも繋がります。
また、医師が監修したテキストのため、肌の構造や化粧品、スキンケア方法について基礎からプロレベルまでしっかりと身につけることができます。
そのため、資格取得後はすぐに実践に活かすことができるでしょう。
日本化粧品検定の場合は?
日本化粧品検定の主な受験者
日本化粧品検定の資格は、以下のような人が主に受験しています。
・美容部員として働く方
・美容業界の方
・スキンケアに悩みを抱える人
・エスティシャン
・サロンを開業している方
・美容について発信している方
・化粧品選びに迷っている方
・幅広く美容の知識を身につけたい人
なんと10代〜70代までの幅広い人が受験しているんです。
日本化粧品検定の活躍の場
取得後の活躍の場としては以下のような場が挙げられます。
- 百貨店勤務
- 美容メディアを運営
- 化粧品会社の開業
- 化粧品ブランドオーナー
- コスメ講師
- 美容インストラクター
- 化粧品メーカー勤務
- 自宅サロン開業
日本化粧品検定は、化粧品のスペシャリストとして幅広い分野で活躍することが期待できます。
この資格にしかできない独占業務があるわけではありませんが、資格を取得することで知識の証明や権威性を持つことができます。
さらには、1級合格後に日本化粧品協会に入会することで、最新の美容情報が送られてきたり、求人案内がメールで届いたり、資格取得後の支援も充実しているのが魅力。
キャリアアップだけではなく、特にこれから美容業界にチャレンジしたいという方には転職が有利になるのでおすすめです。
試験や難易度の違いは?
スキンケアアドバイザーの場合は?
スキンケアアドバイザーは試験はなく、最短1ヶ月で資格取得が可能です。
テキストに沿って課題レポートを行い、最終的に日本スキンケア協会に課題を提出することで合否が出る流れになります。
課題レポートを提出して、正解率が70%以上であれば合格になります。
万が一、不合格だった場合でも受講期間の6ヶ月間以内であれば何度でも課題を再提出することができます。
そのため、難易度はかなり易しめで、課題をしっかりこなせば必ず取得できる資格になります。
日本化粧品検定の場合は?
日本化粧品検定は、級によって試験方法や難易度が変わります。
WEB受験で好きな時にいつでも何度でも受けることが可能です。
受かるまで何度も受けてOK!希望すれば証明証も発行できるよ!
年に2回(5月と11月)に開催されており、正答率が70%以上で合格になります。
試験はマークシート方式で、全部で60問ありますので、42問以上の正解で合格になります。
日本化粧品検定1級・2級は、試験後に問題用紙も回収されるため、過去問が世に出回っていません。
合格率は、第16回日本化粧品検定では1級が72.1%、2級は73.2%と高く見えます。
私の受験した感想では合格率が高い割に、私のような美容初心者には、そこそこ勉強しないと難しいように感じました。
合格率だけでみると取得しやすそうに感じますが、とにかく範囲が広い試験になりますので、テキストや問題集を読み込まないと容易くはないと思います。
資格の取得方法は?
スキンケアアドバイザーの場合は?
この指定講座を受講しなければ、資格取得は不可能ですので、必ず申し込む必要があります。
講座名 | 通常 | Web申込み |
---|---|---|
スキンケアアドバイザー資格 | 46,800円 | 36,080円 |
・スキンケア教本
・スキンケアアドバイザー公式レポート
・スキンケアアドバイザーのための接客術テキスト
受講期間は受講開始より6ヶ月になります。
この期間内に課題のレポートを提出し、70%以上の正解で合格することができます。
6ヶ月の期間内であれば何度でも提出可能できますが、期間を過ぎると添削は有料になるので注意してください。
スキンケアアドバイザー資格は、合格後も諸費用がかかります。
諸費用 | 金額(税込) |
---|---|
年会費 | 6,000円/年 |
認定登録料 | 5,000円 |
年会費6,000円は継続する限りは毎年必要な費用になります。
年会費を払うことで、会員だけの特別特典を受けることができます。
会員特典の内容はこちら
- 美容専門家による講習会
- 最新美容情報のメルマガの配信
- 年3回の会報誌
- 税務・保険コンシェルジュの無料相談
- 美容セミナー動画配信
ただ、スキンケアアドバイザーの知識だけ習得したい方には、年会費はちょっとネックになりますよね。
年会費はスキンケアアドバイザーの資格を持ち続けたい限りは払う必要がありますが、必ず強制するものではありません。
例えば、スキンケアアドバイザーの知識だけ習得したい、通信講座のテキストのみ欲しいといった場合には払わなくても良いと思います。
その代わり、スキンケアアドバイザーの資格取得者という証明はできなくなるので注意しましょう。
明確にサロンを開業したい方や自営業の方、美容業界で働いている方などは年会費を払っても継続するメリットがあると思います。
ちなみに途中で資格が不要になった場合はいつでも辞められるため、初年度だけ年会費を払って会員特典をもらう人も多くいるようです。
公式ページ
>>「スキンケアアドバイザー」の通信講座の詳細はこちら
日本化粧品検定の場合は?
通信講座の場合
通信講座の場合は、今のところユーキャンのみが対応しています。
講座名 | 料金(税込) |
---|---|
コスメ検定講座 | 29,000円 |
・1級〜3級の公式テキスト
・コスメ用語集
・コスメ選びガイド
・オリジナル問題集
・添削課題集
・ガイドブック
受講期間は4ヶ月で、2回の添削を受けることができます。
1番のポイントは、オリジナル問題集だと思います。
日本化粧品検定は、過去問も出回っていない上に問題集も市販では販売しておらず、公式サイトから購入するしか方法がありません。
そのため、ユーキャンが分析して作ったオリジナル問題集は合格への鍵になると思います。
働きながら取得したい方や時間がなくて忙しい方などは、ユーキャンのような通信講座を利用する方が1発合格を狙えるでしょう。
独学の場合は?
独学の場合は、2〜3ヶ月程しっかり勉強すれば合格可能だと思います。
個人的に感じたことは、とにかく試験範囲が広いため、テキストを隅々まで理解しようとするとかなり時間がかかります。
私は独学でしたがテキストの半分くらいまで到達すると、「はぁ」と挫折しかけたので根気強さがいると思います。
さらに、日本化粧品検定の受験料は、3級無料ですが、2級6,600円、1級13,200円と意外と高めの金額なんです。
独学で必要なテキストは書店で1級と2〜3級用の2冊購入し、公式の問題集は日本化粧品協会のHPから購入する必要があります。
その為、1度落ちてしまうと、受験料はまたかかってしまうし、問題集等も買い直しになります。
独学の場合は、試験予想などもできないのでしっかり準備をしなければ落ちる可能性も十分にあります。
それを考えると通信講座では効率よく的を絞って勉強でき、Webテストなど充実したサポートを受けながら合格へと導いてくれるのである意味賢い学び方である気もします。
もちろん独学に越したことはないですが、何から始めていいか分からない方や一発合格したい方、効率よく勉強したい方は通信講座を検討してみるのも良いと思います。
資料請求ページ お申込みをする前に!
>>「コスメ検定(日本化粧品検定)」の講座を資料請求する(無料)
ステップアップする資格はある?
スキンケアアドバイザーの場合は?
日本スキンケア協会主催のスキンケアアドバイザーのステップアップ資格として以下の資格があります。
- スキンケアカウンセラー資格
- スキンケアフェイシャリスト資格
スキンケアカウンセラーは主にカウンセリングを中心に学ぶことができるので、よりお客様に寄り添った接客やヒアリング術が身に付きます。
スキンケアフェイシャリストは、プロのエスティシャンを目指す資格になります。
日本スキンケア協会では、「スキンケアアドバイザー」「スキンケアカウンセラー」「スキンケアフェイシャリスト」の3つの資格を三本柱としています。
資格名 | 金額 | Web申込み |
---|---|---|
スキンケアカウンセラー | 73,800円 | 70,180円 |
スキンケアフェイシャリスト | 55,800円 | 43,780円 |
2つの資格を同時に受講もしくは3つ全ての資格を同時に受講申し込みすることで、さらにお得な料金で受講することも可能です。
しかし、決して安くない受講費ですし、学ぶべき範囲も増えるので、自分がどこのレベルまで習得したいかを予め考えておくと良いでしょう。
日本化粧品検定の場合
日本化粧品検定1級を取得すると、コスメコンシェルジュ資格を目指すことも可能です。
資格を取得するには、1級合格後に申し込みを行い、所定の認定プログラムと課題を提出することで取得することができます。
資格名 | 年会費 | 入会金 | 受講料 |
---|---|---|---|
コスメコンシェルジュ | 10,000円/年 | 10,000円 | 7,150円 |
コスメコンシェルジュになるには、初年度27,150円と意外と高い金額が必要です。
コスメコンシェルジュになるメリットとしては、最新の美容情報を受け取れたり、勉強メルマガの配信、転職や就職情報などを受け取ることができます。
実際に私自身もコスメコンシェルジュを受けました。
課題自体は、しっかりWeb講習を受けると答えは分かるので、そんなに難しくないと思います。
普段から美容業界で働く人や美容について発信している人は権威性や信頼を得ることができるのでおすすめです。
一方で、趣味で取得した方や特に美容業界で働く予定はない方などは、コスメコンシェルジュを取得しなくても1級で十分知識の証明になると思います。
それぞれを比較した結果は?
スキンケア アドバイザー |
日本化粧品検定 |
---|---|
取得しやすさ | |
易しめ |
普通 |
受講期間 | |
1〜6ヶ月 |
4ヶ月 |
試験 | |
試験なし |
試験あり |
おすすめ | |
開業派 |
転職・就職派 |
まとめ
今回は、スキンケアアドバイザーと日本化粧品検定を比較しました。
2つの資格は、似ているようで違う点がいくつもありました。
フェイシャルを中心に学びたい方はスキンケアアドバイザー、美容について幅広く学びたい方は日本化粧品検定がおすすめです。
それぞれWebから申し込むことでキャンペーン価格で受講できるので、気になる方は資料請求をして検討してみると良いでしょう。
どちらの資格も必ず自分に役立てることができるので、美容について気になる方はぜひチャレンジしてみてくださいね♪