食に関する知識をもっと増やしたいという人や、食に携わる仕事をしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
世界無形文化遺産にも登録されている和食は、日本国内はもとより、海外からも注目されている食文化です。
和食について学び、暮らしや仕事に役立てたい人にぴったりの「和食にすと」の通信講座をご紹介します。
和食にすととは?
和食にすと基礎講座 | |
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スクール名 | がくぶん |
料金(税込) | 19,500円 (分割 月々3,300円〜) |
学習期間 | 2ヶ月 |
学習方法 | テキスト・DVD |
目指せる資格 | 和食にすと |
資格試験 | 在宅 |
おすすめ度 |
「和食にすと」は、がくぶんが手掛ける通信講座のひとつです。
がくぶんでは、大正時代以降、長い年月にわたって、通信教育によって人々に学びの場を提供してきました。
時代のニーズに応じて多様な講座を手掛けてきたがくぶんが、健康や美容の観点から注目を集める和食を学習するための講座として開講したのが和食にすとです。
四季のある国、日本の風土に合った方法で編み出され、大切に受け継がれてきた和食の奥深い世界に触れられるのは、和食にすとならではの魅力と言えるでしょう。
身近な食文化への知識を増やすことで、豊かな生活を過ごすヒントも得られる有意義な通信講座です。
講座の特徴は?
わかりやすいテキスト
通信講座を受講しようと思ったものの、テキストが読みづらくて断念してしまった、という人もいることでしょう。
オリジナル教材として配布される「和食にすと検定公式テキスト」は、写真やイラスト、そして図表が適切に用いられていて、興味を持って学習を続けやすいものとなっています。
文章だけでなく図表などと併せて学習することで、内容がより理解しやすく記憶に残りやすいのが特徴です。
テキストには「和コラム」のコーナーもあり、和食の豆知識を幅広く増やしながら学習を進められます。
テキストのサイズは、学習ノートによく見られるB5サイズです。
小さめサイズのため、お出掛けのバッグに入れて携帯しやすいのも嬉しいポイントですね。
隙間時間を活用して、効率よく学習できることでしょう。
体系的に学べる
和食にすとは、幅広い和食の知識を分類し、体系的に学べる構成になっています。
和食についての基礎知識にはじまり、郷土料理、行事食、伝統食材に関して、しっかり学習することが可能です。
日本各地の郷土料理を学習するページでは、各エリア別、都道府県別に郷土料理が紹介されていて、色々な土地の料理が幅広く学べます。
動画でいつでも学べる
和食にすとを受講すると届く教材は、紙のテキストだけではありません。
DVDも用意されていて、動画を通してさらに和食への理解を深められます。
DVDは「和食文化とマナー(作法)」と「日本の行事食」の2枚組です。
がくぶん独自のeラーニングシステム「がくぶんeマナ」に対応しているので、学習の度にDVDをセットする必要がなく、パソコンやスマホで好きな時に学習できますよ。
動画はそれぞれ細かい単元に分類してあります。
数分程度で学習できる単元もあり、スキマ時間の活用もできて大変便利です。
また、サブテキスト「DVD講義概要」を参照することで、動画での効率的な学習の方法を知ることができ、動画学習が初めての人も安心して取り組めます。
講座の学習内容は?
和食文化とマナー
「和食文化とマナー(作法)」では、普段の生活にも役立つ和食の作法をその背景や文化も含めて学習できます。
作法やマナーと聞くと、堅苦しいイメージを抱く人がいるかもしれませんが、身近な話題も多く、興味関心を維持しやすい構成です。
お懐紙コンシェルジュ協会代表理事として活躍する伊東香苗先生による分かりやすく丁寧な説明によって、快適に学習を進められます。
特に、和食を頂く際に欠かせないお箸の種類の違いや使い方の説明が詳しく、割り箸の正しい割り方といった豆知識を身に付けることも可能です。
箸を持ち上げる時には、三手(みて)という手順を心掛けるなど、誰に見られても恥ずかしくない美しい所作を知ることで、食事をよりエレガントに食べるコツを習得できます。
和食の配膳では、なぜご飯を左側に配置するのか、といった疑問にも明快に答えてくれるので、楽しく動画学習ができることでしょう。
日本の行事食
「日本の行事食」では、旧暦と密接な関わりを持ちつつ発展を遂げてきた和食について、先人の知恵にも触れながら学べます。
様々な行事食の種類について説明しているテキストは他にもありますが、この教材は、和食と暦の関係性への理解も促す貴重な教材です。
一年間を二十四に分ける二十四節気、七十二に分けて捉える七十二候による季節の感じ方を理解すると、季節感を反映して創られてきた和食への造詣も深まります。
お米やもち米を丸めてあんこをまぶした和菓子を、牡丹の咲く春分の頃には牡丹餅、萩の美しい秋分の頃にはおはぎ、と呼ぶなど、食べ物と季節との結びつきを改めて知ることができるでしょう。
和食を支える伝統食材
テキスト第2章「和食を支える伝統食材」は、和食のベースとなるものへの理解を促すものです。
よく、和食は出汁(だし)文化だと言われますよね。
甘味、塩味、酸味、苦味に次ぐ第五の味覚とされる旨味。
この旨味そのものといえる出汁は、世界中から注目を集めています。
この章では、そんな出汁について多角的なアプローチから学ぶことで、和食の命でもある出汁への理解を深めることが可能です。
調味料に関しては、味噌や醤油といった親しみのある発酵調味料の作り方やその特徴が解説されています。
醤油とひと口に言っても、濃口醤油、薄口醤油、たまり醤油、と様々な種類に分類されることを何となく知っている人は多いでしょう。
テキストでは、その塩分濃度や適した料理法について詳しく学べます。
納豆や漬物などの発酵食品、加工食品に関する知識を得ることも可能です。
普段から使う調味料や食品に関する理解をさらに深め、料理にも応用して下さい。
資格試験は?
通信講座の修了後に認定試験を受け、合格すれば和食にすとの資格取得ができます。
認定試験に向けては、オリジナル教材と共に届く「和食にすと養成講座課題集」の課題に取り組み、対策を練るとよいでしょう。
課題集は、確認問題と資格認定試験問題がセットになったものです。
課題集は自分で要点を繰り返し学習するのに適した内容となっています。
資格認定試験問題は、がくぶんに送付すると採点して返送してくれるので、本番さながらの緊張感を持って取り組むのがおすすめです。
和食にすとの資格は、一般社団法人ホールフード協会の認定資格であり、正しい和食の知識を習得済みであることの証明となるものです。
なお、資格取得の認定証の交付にあたっては、講座受講料とは別に資格認定料を支払う必要があるのでご注意ください。
こんな人におすすめ!
和食にすとは、身近な和食についての知識を得ることができる魅力的な通信講座です。
和食への理解を深めて、普段の食生活をより豊かなものにしたい人におすすめです。
また、資格を取得することで、飲食店や料理教室、食育教育など食に携わる仕事に就くことを目指す時のアピールポイントともなります。
まとめ
身近な存在である和食は、誰もがそれなりの知識を持っているものの、体系的に学ぶ機会は意外と少ないものでもあります。
和食にすとの通信講座を受講すると、和食を体系的に学習し、行事食や郷土料理についての理解を深めることが可能です。
また、普段の調理に使用する調味料や発酵食品など和の食材に関する知識も身に付き、応用の幅が広い通信講座となっています。