妊娠初期の不安の乗り越えかたは?出産経験者が経験談も合わせて紹介

妊娠検査薬で陽性が出て、子どもができた!!と嬉しい気持ちでいっぱいですが、無事に育ってくれるのか、自分が出産できるのか不安な気持ちも隣り合わせなのではないでしょうか。

初めての妊娠なら余計に不安に感じるものです。

そこで、出産を経験した私の目線から、妊娠初期ならではの不安の乗り越え方を紹介します。

記事の執筆者
ぽん

2019年生まれの息子を育てるワーママ。
好きなことはゲームと美容だけれども、育児と仕事でなかなか思うように色々できない日々を過ごしています。
ライター業も好きなことの1つです。

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妊娠初期に感じやすい不安は?

流産

妊娠初期に不安になることの1つが流産です。

実際に、流産のほとんどが妊娠初期で発生しており、9割が12週までに流産してしまうとされています。

私も流産を経験しており、その時は8週でした。

かなり辛く、なかなか立ち直れなかったことを覚えています。

流産は、なんの前触れもなく起こることもあるので、自覚症状がないこともあります。

産婦人科で経過を見ることが1番の方法ということです。

心拍確認

流産の不安と似ているところがあるのですが、心拍確認ができるかどうかも不安に思う要素の1つです。

というのも、全妊娠のうち約15%が流産になってしまうのですが、心拍確認ができるとその可能性が約5%ほどにまで減少するためです。

心拍確認ができるかどうかが1番緊張したという人もいるくらいです。

胎嚢確認後、1〜2週間後に心拍確認をするのですが、何日も空いてしまうため不安な毎日を過ごすことになってしまいます。

心拍確認ができたときの安心感は忘れられないでしょう。

つわり

つわりも多くの妊婦さんが悩んだり不安に思う要素です。

人によって症状は様々ですが、

  • 吐きづわり
  • 食べづわり
  • 眠りづわり

などがあります。

ちなみに私は吐きづわりでした。

中にはつわりが悪化してしまい、重症妊娠悪阻という診断がつき入院して治療したという妊婦さんもいるほどです。

つわりが辛いと、こんなに辛いのがいつまで続くのかと不安になってしまいます。

私も、5週あたりから酷い吐きづわりになってしまい、点滴にも通いました。

2週間ほどで落ち着きましたが、終わりの見えない辛さは今でも忘れません。

ピークが平均よりも早かったため、調べてみてもあまり参考になるようなものがなかったというのも大きかったです。

実際にはその人に合ったタイミングで落ち着いてくるつわりですが、そのタイミングは誰にもわかりません。

辛いと精神的にも参ってしまうので、早く元気な体に戻りたいという気持ちも強くなっていきます。

実際に私が妊娠初期に感じた不安は?

私が実際に妊娠初期に感じた不安は、流産はもちろんですが、辛いつわりと体の変化です。

1人目の出産できた妊娠のときは、胎嚢確認と同時に辛いつわりがきました。

水を飲んでも吐いてしまうレベルだったため、体重も−4kg、見るからに痩せ細ってしまいました。

仕事も行ける状態ではなく、1ヶ月ほど休んでいました。

とにかく何でも吐いてしまうような状態だったので、流産のことを考える余裕がほとんどありませんでした。

心拍確認ができたときも、吐き気と戦っていたほどです。

流産を経て、現在2人目を妊娠中です。

体の変化にも戸惑っています。

つわりで体重が−5kgなのにも関わらず、胸が大きくなっていたり、乳頭が黒ずんでいったりと、以前の妊娠よりも早いペースで変化が進んでいます。

お腹も少しずつ出てきたので、2人目以降の妊娠ならではの不安もあります。

妊娠初期で私が心掛けたことは?

妊娠初期の行動で、自分で心掛けたことを紹介します。

妊婦さんによって、できる・できない範囲があるため、あくまでも参考程度にしてください。

外出を控える

つわりが酷いのと、初期はやはり不安定であることから外出を控えました。

つわりのピークのときは布団から出ることができなかったので仕事にも行けませんでした。

それが逆によかったのかなと思うときもあります。

職場復帰後も、外出は職場と自宅の行き帰りだけにとどめ、休日は自宅でのんびりすることにしていました。

現在は、1人目の子どもの保育園の送り迎えなどがありますが、なるべく主人にやってもらうようにしています。

食べられるものを食べられるときに、食べられるだけ食べる

特につわりのときですが、食べられるものを、食べられるときに、食べられるだけ食べることを心掛けました。

酷い吐きづわりだったため、あまり食べたいものもなかったのですが、グレープフルーツジュースやオレンジなどのさっぱりしたものをよく食べたり飲んだりしていました。

また、水を飲んでも吐いてしまうため、トイレに行く回数が極端に減ってしまったこともあり、経口補水液を飲むようにもしていました。

あとはエネルギーゼリーなど、吐いても楽なもの、負担の少ないものを食べたりしていました。

朝昼夜と特に時間を決めて食べるということをせず、食べられると思ったときに食べていました。

つわりが酷いときは、食事を1日5回くらいに分けて食べるのも効果的だそうです。

葉酸サプリメントの摂取

妊活中からやっていたことの1つに、葉酸サプリメントの摂取があります。

つわりが酷いときはあまり飲めませんでしたが、ピークがすぎてからは毎日飲んでいました。

葉酸は出産後の体力回復のためにも必要な栄養なので、産後もしばらく飲んでいました。

葉酸単体のサプリメントもありますが、マタニティ用の葉酸サプリメントならカルシウムや鉄などの妊娠に必要な栄養素を手軽に摂取できます。

ドラッグストアや通販などで簡単に手に入れることができますよ。

妊娠初期にやってはいけない行動は?

妊娠初期にやってはいけない行動をまとめました。

妊娠初期だけではなく、妊娠中を通して気をつけたいことばかりです。

タバコ・お酒は厳禁

妊娠中は、タバコ・お酒は厳禁です。

タバコは出血の原因になってしまったり、週数が進むと前置胎盤や常位胎盤早期剥離、周産期死亡などの原因となってしまいます。

無事に産めたとしても、新生児異常の原因となってしまうため、タバコを吸っていた場合は、妊娠がわかったらすぐにやめるようにしましょう。

お酒も同様です。

アルコールが胎盤から赤ちゃんの体内に入ると、体重の減少や脳の障害などの悪影響を及ぼします。

自分でできる対策はしっかり行うようにしましょう。

生物の摂取を控える

お寿司やサラダの生ハムなど、生物はとても美味しいので大好物という人も多いはずです。

ですが、妊娠中に控えたほうがいい食材の1つでもあります。

例えば、生ハムにはリステリア菌による食中毒のリスクがあります。

通常なら感染しなくても、妊娠中は感染しやすくなってしまっているのです。

もし感染してしまったら、赤ちゃんにも影響が出ます。

生ハム以外にも、スモークサーモンやナチュラルチーズが当てはまるので注意しましょう。

お寿司やお刺身の場合、アニサキス食中毒や水銀が気になるポイントです。

アニサキスの場合は、加熱はもちろんですが、新鮮なものを選んだり内蔵を素早く取り除くことなどで対策が可能です。

水銀はマグロなどを食べるときに注意したいものですが、毎日食べないこと、色々な魚を食べることが対策の1つです。

カフェインに注意!

好きなものの1つとして挙げる人も多いのがコーヒーです。

コーヒー好きの女性も多いので、妊娠中でも飲みたいという人はたくさんいます。

ですが、カフェインにも注意が必要です。

カフェインを摂りすぎてしまうと、赤ちゃんが低体重になってしまい、将来の健康にも影響が出てしまうのです。

絶対飲んではいけないというわけではありません。

1日マグカップ2杯程度のコーヒーに留めるようにしましょう。

その量も気になるという場合は、カフェインレスのコーヒーを用意するのがおすすめです。

ネットやインスタの情報に惑わされず、医師の指示に従う

不安すぎて、自分と同じような状況の人がいないかスマホをずっと見てしまっていませんか?

精神的に追い詰められてしまうと、自分はもちろんですが、赤ちゃんにもよくありません。

ネットが一般化したことにより、誰でも簡単に妊娠についての情報を得られるようになりました。

ここは注意!

その中には間違った情報もあり、全て信じていいというわけではありません。

ベストなのは、医師の指示に従って行動することです。

迷ったり不安なことがあったらネットの情報を鵜呑みにせず、まずは産婦人科で医師に相談しましょう。

私が感じた1番効果のある乗り切り方は?

妊娠中は常に不安が隣り合わせです。

ちょっと安心したと思ったらまた落ち込んだりと、気分も不安定になりがちです。

そこで私が不安を乗り越えるために行ったのは、胎嚢を確認したら、次は心拍、その次も心拍…というように、山を1つ1つクリアしていくような考え方に切り替えることです。

考えすぎもよくありませんが、考える負担がかなり減ったように感じました。

それに、考える範囲を次の検診までの成長と限定することで、その先のこともあまり考えなくなりました。

そのおかげか、1人目の子どもは予定日よりも3週早く、3000gを超えて産まれてきてくれました。

まとめ

妊娠初期は、妊娠が嬉しい気持ちもありますが、まだまだお腹が大きくないため不安な気持ちのほうが大きい時期でもあります。

ですが、そんな妊娠初期を乗り越えることで、元気な赤ちゃんに会える日が近づいてくるのです。

こんな経験は妊娠中でないとできないのではないでしょうか。

出産してみると、そんな悩んだ時期が懐かしいなと思える日がやってきますよ。