20代保育士が転職活動でアピールすべきこと5選!アピールポイントの探し方は?

「転職活動をしているけれど、どのようにアピールすればよいのかわからない」とお悩みの20代保育士さんはいませんか?

転職活動をしている20代保育士の中には、

  • 数年で前職を辞めたことがマイナスに評価されそう
  • 経験が少ないので、アピールできるポイントが見つからない

と悩んでいる人も多いでしょう。

そこでこの記事では、20代の保育士が転職活動でアピールすべきポイントや、アピールポイントの探し方についてお伝えします。

うまく自分をアピールできるかによって、採用・不採用が決まるといっても過言ではありません。
この記事を参考に、アピールポイントを探してみてくださいね。

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保育士の転職活動で大切なアピールポイントとは?

「いかに自分をアピールできるか」は、転職活動をする上で大切なことです。

なぜなら、採用・不採用を決める園は、履歴書や面接でしかあなたのことを伺い知ることができないからです。

つまり、自己PRは「あなた自身に興味をもってもらうための手段」。

「あなたを採用したらどのような仕事をしてくれるのか」を園にイメージしてもらうために必要なものなのです。

そのように言うと、「興味をもってもらうには、人と違うオリジナリティがある自己PRがよいのかも!」と思う人もいるでしょう。

もちろんオリジナリティは大切です。

しかし、あまりにも個性が強すぎる自己PRだと「園の雰囲気に合わない」と思われてしまうかもしれません。

園のカラーも考慮しつつ、自分の強みを具体的に伝える内容を意識しましょう。

20代の保育士を採用するときに園が不安に感じることは?

アピールポイントを考える前に、20代保育士の転職に対して、園がどのような不安を感じているのかを知っておくことをおすすめします。

アピールすべきポイントを探るためにも重要ですので、しっかりと理解しておきましょう。

即戦力としては期待できないかも……

20代の保育士を採用するとき園が感じる不安として、経験値の低さゆえ、即戦力人材としては期待できないかもしれないということがあります。

特に20代半ばまでの保育士に対して不安を感じる園は多いようです。

20代は保育士としての勤務年数が少ないため、他の年代に比べ、どうしても経験不足が懸念されます。

即戦力を求めている園や経験を重視している園では、採用してもらいにくいかもしれません。

すぐに退職してしまうかも……

20代の保育士を採用するとき、すぐに退職するのではないかと不安に感じている園もたくさんあります。

20代はライフステージが大きく変わる年代であることは、園も承知しています。

しかし、園は面接などで結婚や妊娠の予定を聞くことはできません。

そのため、園は不安を抱えながら採用・不採用を決めなければならないのです。

長期で働ける人材を探している園の場合、独自の採用基準を設けているケースもあり、20代での転職が難しいこともあるようです。

20代の保育士が転職活動でアピールすべきこと5選!

多くの園が、20代保育士の採用に不安を抱えています。

その一方で、若くて体力のある20代保育士に魅力を感じている園もたくさんあるようです。

園の不安をいかに払拭できるかが、20代保育士の転職を成功させるポイントとなるでしょう。

そこでここからは、20代の保育士が転職活動でアピールすべき5つのポイントについて具体的にお伝えします。

1. 結婚などの予定がすぐにはないこと

結婚などを直近に控えていない場合は、率直に伝えることをおすすめします。

仕事に専念できるという意味で、20代保育士にとってアピールポイントになるでしょう。

先ほども述べましたが、園は、採用後すぐに結婚などで休職や退職されるのではないかと不安に思っています。

実際、結婚や妊娠を理由に退職する保育士は多いため、園としても退職のリスクを抑えたいと考えているのです。

面接で結婚予定などを聞くことはできませんが、教えてほしいというのが園の本音。

すぐにそのような予定がない場合は、「当面結婚の予定などはありません」と伝えることで、すぐに退職するのではないかという園の不安を軽減できるでしょう。

もちろん結婚などを控えていること自体は、悪いことではありません。

とはいえ、結婚の予定がある場合でも、結婚についてあえて伝える必要はないでしょう。

2. 長く働く意思があること

20代保育士が転職を成功させるためには、長く働く意思があることを具体的にアピールすることが大切です。

20代で転職活動をしているということは、前の園を比較的短期間で退職したということ。

園としては「今回もすぐに退職してしまうのでは?」という不安を感じているかもしれません。

そんな園の不安を取り除くためには、長く働きたいという意思をしっかりと伝えることが大切です。

あわせて長く働きたい理由も伝えられると、説得力のあるアピールになるでしょう。

また、今まで粘り強く物事に取り組んだエピソードなどを例にあげ、すぐに投げ出すような性格ではないことも伝えられると、園の不安を払拭できるかもしれません。

3. 体力があること

20代ならではのアピールポイントが体力です。

保育士にとって体力はとても重要なので、採用時に重視している園も多いようです。

しかし「体力があります!」と言うだけでは抽象的過ぎて、自分が言いたい内容が園にうまく伝わらないこともあるでしょう。

また、説得力をもたせることも難しいですよね。

そこで「〇〇できるくらい体力がある」といったように、具体的なイメージができるように伝えることをおすすめします。

「忙しくても体調を崩さないくらい体力がある」「子どもとたくさん遊べるほど体力がある」のように、どのような点で体力があるのかを具体的に考えてみてください。

その根拠になりそうなエピソードを、学生時代や前職での経験の中で見つけられたらベスト。

ぜひ今までの経験を振り返ってみてくださいね。

体力があることは、20代にとって強みになります。

20代で転職を考えている保育士さんは積極的にアピールしましょう。

4. 環境になじみやすいこと

若さゆえの強みとして、環境になじみやすいこともあります。

環境というのは、仕事内容や保育士同士の人間関係のほか、子どもや保護者との関係なども含みます。

年齢が上がれば上がるほど、自分の考えに固執してしまう傾向が強いもの。

一方、20代は周りの意見やアドバイスを素直に受け入れる人が多いようです。

採用後、先輩保育士や保護者とトラブルになったり、園の方針を受け入れず自分のやり方を貫いたりしてしまうと、園としても困ってしまいます。

環境になじみやすいことは、アピールポイントとしてはインパクトが弱いかもしれません。

しかし、園にとっては安心材料となります。

自分の性格も考慮し、アピールできそうだと感じた人はぜひ伝えてみるとよいでしょう。

5. 実務経験があること

保育士としての実務経験があることは、園としても心強く感じます。

実務経験のある人は、どのような経験があるのか、そこから何を学び、今後どのように生かしていけるのかを具体的に伝えるようにしましょう。

自分が心がけたことや努力したことなどもアピールに効果的。

今までの保育士経験を振り返り、具体的なエピソードを探してみてください。

とはいえ、20代保育士の場合、実務経験はそれほど多くないのも事実です。

アピールポイントとしては弱いかもしれないということも頭に入れておきましょう。

保育士の転職に役立つアピールポイントの探し方は?

転職活動の際、「アピールポイントを見つけられない」「探し方がわからない」という声は多く聞かれます。

そこでここからは、保育士の転職に役立つアピールポイントの探し方を3つお伝えします。

志望園と自分に共通点がないか探す

アピールポイントを探すときには、志望する園と自分との共通点がないかを探してみましょう。

園は保育理念に共感し園の取組みを理解してくれる人材を採用したいと考えています。

園と自分に共通点がないか探るためには、まず園のホームページを見たり評判を聞いたりして、園の情報を収集しましょう。

考え方や目指すものに共通する部分がないか、じっくり探してみてくださいね。

共通点を見つけられたら、それを自己PRにつなげます。

また、園について詳しく調べているという点でも、好印象を与えられるでしょう。

ここがポイント!

ただし、「どの園に対しても同じようなことを言っているのでは?」と思われるような自己PRでは、園によい印象を与えられません。

実際多くの採用を担当した人の話によると、使いまわしのきく、テンプレ化した自己PRは、すぐにわかってしまうそうです。

そうなると履歴書の段階で、不採用となってしまうことも少なくないでしょう。

自己PRや面接でしっかりと自分をアピールするためには、志望園についてしっかりと調べることが重要なのです。

調べる過程で共通点を見つけたら、しっかりとアピールにつなげるようにしてくださいね。

過去のエピソードからアピールできる性格を探す

アピールポイントを探すときには、過去の経験を振り返ってみることが大切です。

経験に基づくエピソードは人柄をイメージしやすいので、自分という人間を知ってもらうきっかけになるでしょう。

どのような性格をアピールすればよいのかわからないという人は、保育士としてアピールできる性格に合うエピソードがないか探すという方法もおすすめです。

保育士としてアピールできる性格

明るい、前向き、視野が広い、責任感が強い、共感力がある、臨機応変に対応できる

自分がこのような性格をもっていないか、過去の経験を振り返って考えてみましょう。

保育士は子どもと直接ふれあう職業です。

それに加え、保護者とも信頼関係を築く必要があるため、採用時には性格や人柄が重視されます。

性格や人柄を伺い知れるアピールは積極的に行いましょう。

保育と関連性のある特技を探す

オリジナリティを重視したい人は、自分の特技をアピールするのもおすすめです。

この際、特技と保育士の仕事を関連付けて伝えることが大切です。

保育士の仕事に生かせそうな特技として以下のようなものがあります。

  • コミュニケーションスキル
  • ピアノ
  • ダンス

このような特技をどのように保育に生かせるのかを伝えられると、魅力を感じてもらいやすいでしょう。

意欲や熱意を伝えることにもつながりますので、高い評価を得られるかもしれませんね。

アピールポイントに悩んだときは転職エージェントの利用もおすすめ

紹介してきたように、過去の経験を振り返ったり園についてしっかりと調べたりすることが、アピールポイントの探し方として有効です。

しかし、「そうは言っても印象的なアピールポイントがわからない」と悩んでしまうケースもあるかもしれません。

実際、転職活動をする際にアピールポイントで悩む人は多いようです。

そんなときに役立つのが転職エージェント。

転職エージェントでは、あなたならではの強みを見つけるサポートをしてもらえます。

プロの目線からアドバイスしてもらえるので、自分では気付かない強みが見つかることもあるでしょう。

転職エージェントを利用すると、転職活動全般をサポートしてもらえます。

アピールポイントがわからなくて悩んでいる人はもちろん、初めての転職活動に不安を感じている人にもおすすめです。

まとめ

保育士は売り手市場です。

特に、長く働いてくれる可能性がある若い保育士を採用したいと考えている園は多いようです。

とはいえ、園が「採用に不安がある」と感じてしまうと不採用になることもあります。

園が感じる不安に先回りし、その不安を取り除くように対応すると、採用につながりやすくなるでしょう。

あわせて、保育士としての自分をアピールすることも大切です。

自分に合う保育園でのびのびと働くためにも、転職活動をがんばってくださいね。

記事の執筆者
Ricca

2人の子育てをしながら在宅で働くwebライター。
今までたくさんの人材系記事に携わってきました。
転職に悩む人や転職に踏み切ろうと努力している人のために、本当に役立つ、リアルな情報をお伝えします。
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