離乳食と幼児食の違いは?年齢・回数・段階・形状など4つの項目から比較

子育てをする上で誰でも直面する壁が離乳食・幼児食です。

最初は母乳やミルクで栄養を得ていても、大きくなってくると足りなくなってしまいます。

そこで、離乳食・幼児食を食べ始めて、大人が食べるものと同じ食材から栄養を摂取するようになるのです。

ですが、離乳食・幼児食の違いについてはっきりと理解できていない人も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、離乳食・幼児食の違いにはどんなものがあるか紹介していきましょう。

また、自分の子どもがどの段階にいるのかも確認してみてくださいね。

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対象年齢・月齢が違う

離乳食・幼児食の大きな違いは、対象としている年齢・月齢です。

いつ頃だとどの食事に該当するのでしょうか。

離乳食は5ヶ月~1歳6ヶ月まで

離乳食はほとんどの場合で生後5ヶ月頃から開始して1歳6ヶ月頃で終了します。

もちろん、子どもの成長によって多少遅れることもありますし、進み具合によっても変化があります。

生後5ヶ月までの赤ちゃんは母乳・ミルクから栄養や水分を得ていますが、食事による栄養の摂取も行わなければなりません。

そのために体を少しずつ慣らしていくための食事が離乳食なのです。

幼児食は1歳6ヶ月~8歳頃まで

一方で離乳食終了後に始まるのが幼児食です。

1歳6ヶ月頃から始まり、8歳頃から大人と同じ食事にします。

子どもは味を感じる「味蕾」という舌の組織が大人よりも多いため、少しの味付けでもしっかりと味を感じ取ることが可能です。

そのため、食べやすく薄味を心がけた食事が幼児食ということになります。

食事の回数が違う

大人は1日3食の食事を摂りますが、離乳食・幼児食では違ってきます。

しかも、離乳食と幼児食でも違うのです。

離乳食は1日ひと口からスタート

初めて食材から栄養を摂取する赤ちゃんが、いきなり1日3食食べられるわけではありません。

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、1日1食、消化しやすいおかゆをスプーン1さじからスタートします。

慣れないものをいきなりたくさん摂取すると、お腹を壊す原因となってしまうためです。

体を慣らしていくことで、食材から栄養を摂取する準備をするということですね。

1日1回の食事をしばらく続けたら、2回、3回と増やしていきます。

最終的には大人と同じように1日3回の食事ができるようになるのです。

幼児食は大人と同じ朝昼晩

幼児食は離乳食終了後であるため、大人と同じ1日3回の食事です。

ですが、3回の食事では栄養が不足しがちなので、おやつで栄養を補てんします。

保育園や幼稚園でおやつの時間があるのもこのような事情なんですね。

幼児にとっての食事は、体づくりのために重要な役割を果たしています。

1日3回の食事を抜くことなく、健康な体づくりをしていきましょう。

ステップアップの流れが違う

食材の種類は色々あり、離乳食の進み具合や年齢・月齢で対応していきます。

離乳食・幼児食ではどのようにステップアップしていくのでしょうか。

離乳食は4つの段階でステップアップ

離乳食は、4つの段階でステップアップします。

生後5・6ヶ月の初期、7・8ヶ月の中期、9~11ヶ月の後期、1歳~1歳6ヶ月の完了期です。

体を慣らすだけではなく、食材を飲み込んだり舌で潰したり、歯茎で噛む練習をしたりと食事に必要な体の動きも身につけていきます。

大人が現在普通に食事をすることできるのも、赤ちゃんの頃の離乳食期間があってこそなのです。

幼児食は2段階でステップアップ

幼児食の段階は明確にされていませんが、1歳6ヶ月~3歳まで、3歳からの2段階でステップアップしていきます。

そんな幼児食での大きな違いは食べられるもので、例えば1歳6ヶ月~3歳までの期間では生ものはNGです。

お刺身などは加熱して、焼き魚にしてから与えるようにしましょう。

3歳を過ぎてからがスタートの目安となっているので、食べたがっても与えないように注意が必要です。

食べ物の形状が違う

食べる回数や食材も違いますが、形状も大きく違います。

大人と同じような食事をすることができるようになるまでには時間がかかるのです。

離乳食はドロドロからみじん切り

最初から大人と同じような固形物が食べられるわけではありません。

離乳食の最初ではドロドロのペースト状のものから始めます。

噛まずに飲み込んで、あとは消化だけでいいようなイメージです。

離乳食が進むにつれて食材を少しずつ大きくしていき、最終的にはみじん切りや子どもの口に入るようなサイズになります。

歯が生えそろっていない子どもでも食べることができるようになることが重要です。

大きさに困ってしまっているという場合は、レトルトなど市販のベビーフードでの野菜の大きさを参考にするといいでしょう。

幼児食は子どもが食べやすい大きさ

幼児食では最初から子どもが食べやすい大きさで食事を作ります。

ずっと同じ大きさではなく、子どもの成長に合わせて少しずつ大きくしていくことが理想です。

最終的には大人と同じ大きさで食べられるようになることを目指します。

子どもの成長や食べやすい大きさには個人差があるので、ゆっくり進めていきましょう。

離乳食と幼児食が学べる通信講座は?

離乳食・幼児食についての知識を深めるために、通信講座を受講したり、地域の料理教室などに参加している人は少なくありません。

おすすめなのは知識を身につけるだけではなく、資格を取得し一生もののスキルを手に入れることです。

ここでは、おすすめの資格取得ができる通信講座を紹介していきます。

離乳食・幼児食コーディネーター講座

スクール名 ユーキャン
料金(税込) 32,000円
教材 テキスト・動画講義・添削課題
学習期間 4ヶ月
サポート 12ヶ月間・質問1日3問まで
取得できる資格 離乳食・幼児食コーディネーター

離乳食を学ぶのにおすすめなのは、ユーキャンの離乳食・幼児食コーディネーター講座です。

一般社団法人日本味育協会が認定している資格で、子どもの発達段階に合った食事を効率良くつくれるプロになれます。

また、乳幼児の食だけではなく、身体発達についての正しい知識も身につけることが可能です。

受講者の多くは子育て中のママ・パパで、毎日何かと忙しくてもしっかり知識を修得できるよう、1日20分からの学習時間に設定されています。

年齢・月齢ごとのレシピ集がついており、全て時短・簡単を重視しているので、毎日の食事作りがぐっと楽になりますよ。

資格試験は、在宅試験で好きな時間に受験ができ、マークシート方式になっているため、記憶力に自信がなくても取得が目指せます。

合格ラインも70%なので、食や栄養などの学習が初めてでもチャレンジしやすい資格です。

幼児食インストラクター資格取得講座

スクール名 キャリカレ
料金(税込) 28,600円
教材 テキスト・動画講義・添削課題
学習期間 3ヶ月
サポート 700日間・質問無制限・就職支援
取得できる資格 幼児食インストラクター

幼児食の資格取得におすすめなのは、キャリカレの幼児食インストラクター資格取得講座です。

離乳食は色々な情報がたくさんありますが、幼児食については情報も少なく、相談できるような場所も多くありません。

それに、幼児食の時期は遊び食べや好き嫌いなどの悩みが多くなってくる時期でもあるのです。

幼児食に関するアドバイスに限らず、食事でのママ・パパの悩みを解決に導くことができるのが幼児食インストラクターです。

1日15分で学習ができるため、忙しいママ・パパでも学習がしやすいですし、1歳~6歳までの幼児食レシピをしっかり学ぶことができます。

在宅受験にも対応しており、自宅でテキストを見ながら試験を受けることができます。

資格を取得して終わりではなく、もっと幼児食についてを学びたい人のために上級幼児食インストラクターを目指すことも可能です。

まとめ

人間が成長していくために食事は必須です。

小さい子どもでもしっかり食べられるよう、成長に合わせた工夫をしなくてはなりません。

離乳食・幼児食の違いを理解し、自分の子どもに合った食事を提供できるといいですね。

記事の執筆者
リズ

日常生活に活かせる資格・講座・学習方法などを中心に紹介しています。
少しでも皆様のお役に立てるように頑張ります。
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