アートメイクとタトゥーの違いを5つの項目から比較!目的・施術方法の違いは?

「今話題のアートメイクが気になって色々調べてみたけど、タトゥーと同じなんじゃないの?」

「アートメイクに興味があるけど、タトゥーとの違いが分からない…。」

そんな不安を抱いている方も多いのではないでしょうか?

確かにアートメイクもタトゥーも、針を使用して皮膚の中に色素を注入するという工程は同じです。

ですが、その目的や施術方法は全く違います

そこで今回はアートメイクとタトゥーの違いを比較し、詳しくお伝えしたいと思います。

本記事はプロモーションが含まれています
本記事を経由してサービスの利用があった場合、掲載企業から紹介手数料を受け取ることがあります。ただし、紹介手数料の有無が本記事の内容や順位に影響を与えることはありません。コンテンツ内容に関しては、LifeStoriesが独自で制作したものです。(コンテンツ編集ポリシー)

1.利用する目的は?

アートメイクの目的は?

アートメイク施術を受ける人には

  • コンプレックスの解消できる
  • メイクの時短

主に2点のような目的があります。

コンプレックスの解消できる

アートメイクの目的はまずコンプレックス解消があります。

例えば眉の形がおかしいと悩んでいる方には眉のアートメイク施術を行い、あなたの顔に似合う形や色に合わせて美しい眉を造り出してくれます。

薄毛で悩んでいる方にも、ヘアアートメイク施術を行うことによって髪の毛を一本一本丁寧に描き足していくことで、自分の髪の毛がしっかりと生えているように見せてくれるのです。

メイクの時短ができる

アートメイクの目的の2つ目はメイク時短短縮です。

アートメイク施術を行うことで、眉やアイラインを描いている・唇に口紅やグロスを塗っているといった、メイクした状態を常に維持できるのでメイクの時短や化粧直しの回数削減に繋がります。

タトゥーの目的は?

タトゥーは、日本では主にファッションの一部として使用されています。

元々あるものを美しく見せるためのアートメイクとは違って、タトゥーは自分の好きなパーツに絵や文字・メッセージなどといった装飾を施すことが目的です。

つまり、本来は皮膚になかったものを一から加えるということになります。

また日本ではあまり認知されていませんが、緊急時に持病を伝えるために使用する「メディカル・タトゥー」や、DVなどにより受けた傷を隠すためのタトゥーもあります。

2.施術方法は?

アートメイクの場合は?

アートメイク施術は、

  • 専用の針を使った手彫り
  • 機械(マシン彫り)を使った方法

の二種類があります。

手彫り施術

手彫りでの施術は、人間の手で医療用の針を使用し色素を注入する方法になります。

手彫りのメリットは、とてもナチュラルで自然な仕上がりになること。

デメリットは、機械を使った施術と比べると時間がかかるため少々痛みを感じやすいことです。

マシン施術

マシン彫りでの施術は、医療用の機械を使った施術です。

アートメイク専用の機械に付いている針が、一定の間隔で皮膚に色素を注入していきます。

マシン彫りのメリットは、施術時間が短く痛みも少ないところ。

高速で色素を入れていくため手彫りでの施術よりも短時間で完了しますし、手彫りよりも痛みが少ないと言われています。

デメリットは、「しっかり化粧をしました」というような感じに仕上がるところ。

なのでメイクをしない男性や、すっぴんで過ごすことの多い方には少々不自然になるかもしれません。

タトゥーの場合は?

タトゥーの施術も、専用の針を使った手彫り機械を使った機械彫りの二種類があります。

施術は

  1. デザインの転写
  2. すじ彫り
  3. シェーディング
  4. 色づけ

という流れで行います。

すじ彫り・シェーディング・色づけはそれぞれ違った施術になり、痛みも違ってきます

針を使って丁寧に施術していくのですが、デザインによって掛かる時間は変わります。

3.施術時の針の深さは?

アートメイクの場合は?

アートメイクの場合は目的の部位を美しく見せるために自然な色を出す必要あります。

皮膚の浅い部分(0.01㎜~0.03㎜)に針を入れて色素を注入します。

そのため2~3年で色が薄くなり、繰り返して施術を行う必要があります。

かなり浅い部分なので、痛みはそれほど強くありません。

タトゥーの場合は?

タトゥーの場合は目的部位のデザインやそのイメージを持つことが大事になってきます。

皮膚内の約2㎜程度の場所まで針を入れて色素を注入します。

アートメイクと比べると、かなり奥深くまで針を刺しますね。

一度タトゥーを入れると手術や専用のレーザーを使った治療を行わない限り消えることはないと言われています。

「真皮層」と呼ばれる部分まで色素を注入するため、アートメイクよりも痛みが強く皮膚トラブルが起こる確率も高くなっています。

4.施術時の痛みは?

アートメイクの痛みは?

アートメイク施術を受ける際の痛みは、一般的に「毛抜きで毛を抜く際の痛み」程度だと言われています。

中にはくすぐったさを感じる人もいれば、心地よくて施術中にうたた寝をする人もいらっしゃるようです。

もちろん痛みの感じ方は個人差もありますが、ほとんのどクリニックでは麻酔を使用してくれますので過度な心配は必要ありません。

不安な方は、各クリニックに麻酔を使用してくれるかを確認することも可能です。

タトゥーの痛みは?

すじ彫り

すじ彫りの際はカッターの歯の逆の面で皮膚を切るようなチクチクと尖った痛みを感じます。

個人差はありますが、麻酔なしでも耐えられるレベルのようです。

シェーティング

次に行うシェーディングでは、針金のブラシで擦られるような痛みを感じるようです。

彫る面積が広いため、すじ彫りよりも痛みが強い場合があります。

最後の色づけは、日に焼けた肌をタオルで強く擦られるような痛みだと言われています。

5.施術後は?

アートメイクの場合は?

アートメイクの施術後は、薄いかさぶたのようなあとが残ります。

日が経つにつれて徐々にかさぶたが剥がれ、施術した部位が自然体になってきます。

気になるかもしれませんが、かさぶたは必ず自分で剥がさず、自然に取れるのを待ちましょう

タトゥーの場合は?

タトゥーの施術後は、施術部位が腫れてアートメイクと同じようにかさぶたが出来ます。

タトゥーの場合はアフターケアがとても大切になってきます。

施術部位の保護や薬(軟膏)を塗るといったケアを怠らず、しっかりと肌を守りましょう。

アートメイクをするメリットは?

最後に、アートメイクを行うメリットを3つご紹介します。

メイク時間を短縮できる

  • 眉やアイラインが常に描かれている状態
  • 唇にも口紅やグロスを塗っている状態

メイクした状態を保つことで、メイク時間をかなり短縮することができます。

朝の慌ただしい時間に、アイブロウ・アイライン・リップメイクの時間を省くことができると助かりますよね。

特に眉やアイラインは描くのが苦手で時間がかかるという方も多いので、苦手な作業の手間を省けるのはとても助かるのではないでしょうか。

メイクが崩れにくい

アートメイクは、化粧と違って汗や水分では落ちません

そのためメイク崩れの心配や、何度もメイク直しを行う必要がありません。

アウトドアが好きという方は化粧崩れを気にせず思う存分楽しめますし、大切なデートの際もメイク直しの心配をすることなく楽しい時間を満喫できます。

すっぴんに自信が持てる

アートメイク施術を受けると、眉やアイライン・唇がとても美しくなるためすっぴんの状態でも自分に自信が持てます。

  • 眉の形が左右で違っている方
  • 毛が生えていない方
  • まつげの量が少なく目元がぼやけてしまう方
  • 唇の色が悪く不健康そうに見えてしまうという方

にはとてもオススメです。

また化粧が面倒ですっぴんで出歩きたいという方も、眉・アイライン・唇が美しく整っていることで堂々と外出できます。

まとめ

一言で「針を使って肌に色を入れる」といっても、アートメイクとタトゥーはこんなにも違いがあるんですね。

アートメイクは医療行為であるにも関わらず、多くの美容サロンで違法で行っておりトラブルに発展するケースもあります。

そして、皮膚へのトラブルも完全にゼロというわけではありません。

肌の状態や体調に関して医療従事者と相談し、必ず医師免許を持った医師のいるクリニックで施術を受けるようにしましょう。

記事の執筆者
LS編集部

LifeStories(ライフストーリーズ)は、日々の生活の中で、前向きな気持ちや自信を持てる手助けをしたいという思いで立ち上げたメディアです。忙しい日常の中で、自分自身の変化を感じたい。そんなきっかけを提供できるようなメディアを目指しています。
>>YouTube
>>Instagram
>>X

アートメイク