肌が乾燥したりバリア機能が弱くなると、
- くすみ
- 小じわ
- しみ
など肌のトラブルが増えてきます。
美しい肌を保つためには、スキンケアに最適なタイミングがあるのはご存知ですか?
今回はスキンケアに最適なタイミングや、季節別のお手入れのやり方について紹介します。
自分の肌質にあった化粧品を選んでも、タイミングやお手入れ方法を間違えると美肌効果を実感できません。
季節に合ったお手入れも、肌を健康に保つために必要です。
1日の中でどのタイミングが良いのでしょう?
ここでは、朝と夜のスキンケアのタイミングについてお話します。
朝のスキンケアのタイミングは?
朝のスキンケアのタイミングは、起きてすぐに行うか朝食を食べてからか迷いますね。
できれば、起きてからすぐのほうがすっきりと目覚めることができます。
そして、朝食の間に保湿成分が肌に浸透してメイクのノリがよくなりますよ。
朝食後にどうしてもスキンケアをしたいという人は、少し時間を置いてからメイクしましょう。
夜のスキンケアのタイミングは?
夜のスキンケアのタイミングは、入浴中です。
入浴中は体も温まり、毛穴が開いて古い角質や汚れが落ちやすくなります。
クレンジングをしたあとの洗顔は、お風呂から上がる直前にして保湿のためにスキンケアをしましょう。
肌に美容成分が浸透すると、キメが整って透明感が出てきます。
春におすすめのスキンケアは?
春は気温が安定しないので、冬の乾燥が残りバランスを崩しがちです。
さらに花粉のアレルギーなど肌が敏感になることも多く、シンプルなお手入れがおすすめです。
デリケートになっている肌の洗顔をする
肌はほこりや花粉などで汚れが溜まりやすくなっているので、きれいにすっきり洗い流すことが大事です。
最初に、手を清潔にしてぬるま湯で表面についている汚れを落とします。
濃密な泡を作り、肌の上を転がすようなイメージで丁寧に洗いましょう。
保湿ケアをする
朝の洗顔後にべたつくのがいやで、保湿ケアをしていないという人がいます。
保湿美容液を使うことで肌が潤い、トラブルを避けることが可能です。
アレルギー防止をする
赤みやかゆみが出やすい人は、刺激がない自然由来の化粧品を選んでいます。
普通肌の人も肌が敏感になっている時期は、パラベンやアルコールが入っていない化粧品を使いましょう。
紫外線対策をする
3月から紫外線の量が増えるので、日焼け止め効果がある化粧水や美容液も取り入れます。
外出するとき日焼け止めを使用するときは、塗り直しましょう。
夏におすすめのスキンケアは?
夏は脂が出やすいので化粧崩れを防止する美容や、紫外線対策が必要です。
化粧崩れを防ぐ保湿対策をする
夏に気温が上がると、昼過ぎにファンデーションが浮いたり目元のメイクがにじんだりしますね。
汗や湿気でべたつきやすく感じますが、夏でも化粧崩れを防ぐには保湿対策が必要です。
洗浄力が強い洗顔を使うと、皮脂を取りすぎて逆に乾燥がすすむので注意しましょう。
乳液がべたべたすると感じた場合は、少量を2回に分けてなじませると効果的です。
スキンケアをしてすぐにメイクをする人がいますが、肌になじんでいないときはファンデーションが密着しません。
基礎化粧品を使ったら、2分から3分置いてメイクをしてください。
紫外線対策をする
紫外線対策は日焼け止めだけに頼ると汗で流れるので、パウダーファンデーションを使いましょう。
パウダーファンデーションは、紫外線を反射する力があります。
うっかりと日焼けしてしまうことがあるので、夏は特に紫外線に注意しましょう。
日焼けは炎症と同じなので、濡らしたタオルで顔を冷やします。
そして化粧水をたっぷりと使ったコットンパックで、肌を整えましょう。
いつものスキンケアに、美白効果のある美容液をプラスして保湿対策もしっかりします。
肌のダメージは、できるだけ早く解消することが大事です。
有名な美白成分を使用する
美白成分は、シミの原因であるメラニンができる過程をブロックしてくれます。
有名なのがアルブチン・コウジサン・ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・カモミラETです。
秋におすすめのスキンケアは?
秋は、夏に受けた紫外線をシミなどにしないためにお手入れが必要です。
そしてシミ対策や角質美容など、夏の肌を回復し冬に向けて備えていきましょう。
シミを作らない対策をする
夏の間は美白商品を使っても、秋にはやめてしまうという方も多いのではないでしょうか?
暑い時期に浴びた紫外線で、シミができやすいのが秋です。
美白化粧品を使いたいけど、乾燥が気になるので取り入れていないという人へ。
このような悩みの人は、美容液タイプの美白化粧品をひとつだけ使用すると同時にうるおい成分もチェックしましょう。
角質美容をする
紫外線の影響で古い角質が溜まると、肌がごわついたりざらざらしたりします。
毎日正しい洗顔をしていれば、古い角質を気にする必要はありません。
しかしどうしても気になるという人は、1週間に1度酵素洗顔をやってみましょう。
酵素はタンパク質を分解するので、古い角質を落としてくれる働きがあります。
角質を落としすぎても、肌に負担になるので週に1度からスタートしましょう。
冬におすすめのスキンケアは?
空気が乾燥する冬は乾燥肌になりやすいので、乾燥メインの美容を取り入れましょう。
寒暖差による肌への影響も考えて、お手入れを実践します。
クレンジングや洗顔は優しく
洗顔でゴシゴシ肌をこすりすぎると、肌にダメージを与え乾燥の原因になるので気をつけましょう。
そして刺激が強い洗顔料を選ぶと、乾燥しやすくなります。
洗浄力が高いオイルタイプや、拭き取るタイプのシートは肌に負担になるので注意しましょう。
乳液やクリームを使う
化粧水で水分を補給した後は、美容液をつけて乳液かクリームで仕上げます。
保湿ケアに使う化粧品は、コラーゲン・セラミド・ヒアルロン酸のように肌の内側に存在する成分を選びましょう。
専用のクリームで乾燥を防ぐ
いつものお手入れをしても、口元や目元が乾燥するときは専用のポイントクリームを使いましょう。
顔全体につけなくてもいいので、心地よくお手入れができます。
蒸しタオルで血行をよくしよう
寒い季節は血行が悪くなり、お肌もくすみがちになっていませんか?
保湿ケアをしたあとに、蒸しタオルを顔の上に乗せると血行がよくなり気持ちがいいです。
ブースター美容液を使う
肌が乾燥して化粧水や美容液が浸透しにくいと思ったら、洗顔後にブースター美容液を使いましょう。
基礎化粧品の浸透力が高まるので、保湿成分が肌に届きます。
いつものスキンケアと比べると、肌が潤っていると感じるでしょう。
まとめ
今回は、スキンケアに最適なタイミングや季節別のおすすめのお手入れを紹介しました。
スキンケアの基本は洗顔で汚れを落とし、乾燥を防ぐために保湿ケアをすることです。
保湿対策ができると肌が潤ってターンオーバーが正常になり、ふっくらとした弾力の回復が期待できます。
紫外線の対策も必要で、メラニンの生成を抑えることで若々しい肌を保つことができます。
朝と夜のスキンケアを続けていると、肌の状態が変わってきて気持ちも明るくなります。