心理カウンセラーとは、相談者の心理的な問題を解決するためにサポートする役割を担っています。
現代はストレス社会と言われており、今後ますます職場や学校、病院など様々な場所で心理カウンセラーの活躍が求められてる現状です。
活躍する場所によって必要な資格も変わってきますが、今回は心理カウンセラーの資格を難易度順にランキング形式で紹介します。
また、それぞれの取得方法についても一緒にご紹介します。
1位 心理カウンセラー (難易度:易しい)
大学や大学院を修了していなくても、心理カウンセラーとして取得出来る資格はたくさんあります。
特に人気の資格は、
- メンタル心理カウンセラー
- メンタルケア心理士
- メンタルケアカウンセラー
などが挙げられます。
難易度はどれも産業カウンセラーと同じく『易しい』です。
1.メンタル心理カウンセラー
資格名 | 金額 (税込) |
学習期間 |
---|---|---|
メンタル心理カウンセラー | 28,600円 | 2ヶ月 |
メンタル心理カウンセラーは仕事に活かすというより、心理の知識を学びたい人向けの資格です。
通信講座で学ぶ事ができ、レポート提出と修了認定テストに合格すれば取得出来ます。
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2.メンタルケア心理士
資格名 | 金額 (税込) |
学習期間 |
---|---|---|
メンタルケア心理士 | 49,000円 | 4ヶ月 |
まずメンタルケア心理士は、通信課程の講座で添削課題を終了すれば検定が受けられます。
合格率40%と厳しめの資格ですが、勉強すればきっちりと知識を身に付ける事が出来ます。
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3.メンタルケアカウンセラー
資格名 | 金額 (税込) |
学習期間 |
---|---|---|
メンタルケアカウンセラー | 39,000円 | 3ヶ月 |
メンタルケアカウンセラーは心理的な理由から精神疾患に至らないよう、上手くストレスと付き合っていく方法を助言するのが仕事内容です。
認定講座を修了した後、自宅で試験を受けて合格を目指します。
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2位 産業カウンセラー (難易度:易しい)
注目の産業カウンセラー
産業カウンセラーは、企業でのキャリア形成支援やメンタルヘルス対策など働く人の援助を行う専門家と定義されています。
従業員の支援がベースなので心理カウンセラーのみならず、企業経営者や人事担当などが資格取得を目指すケースも多いです。
受験資格は?
養成講座を修了すると受験資格が得られるため、心理学関連の大学を出ていなくても挑戦する事が出来ます。
難易度は?
また試験は毎年1月に開催され、学科試験と実技試験を2週に分けて実施されます。
それなりに知名度のある資格ですが受験資格のハードルは低い事から、難易度は『易しい』に位置付けられています。
3位 キャリアコンサルタント (難易度:普通)
人気の国家資格!キャリアコンサルタント
終身雇用制が崩れた現代にマッチしている国家資格です。
主な役割は面談を通じて相談者の能力や仕事に対する意識、適正を引き出し、分析した上で今後のキャリア形成へのアドバイスやサポートを行っていきます。
就職支援のイメージが強いですが、メンタルヘルスがきっかけで働き辛くなった人への支援も行います。
受験資格や難易度は?
大学卒業の必要はなく、約2ヶ月間の規定の講習を受けると受験資格が得られるので、難易度は高くないと言えます。
試験は年4回行われ、マークシート50問の学科試験は7割以上で合格、また実技試験となる15分間のロールプレイで6割以上の点を取れば合格できます。
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4位 認定心理士 (難易度:普通)
受験資格は?
4年制大学を卒業して修士の学位を取得している事、または大学か大学院で所定の36単位を習得している事が必須条件です。
ちなみに大学で所定の36単位を習得出来ていなければ、大学の通信課程や放送大学で取る事も可能です。
36単位習得に要する期間は最短でも1年となっていますが、他の仕事をしながら習得を目指す人が多いため、ほとんどの人が2年ほどの時間をかけて資格を取っています。
難易度は?
認定試験はなく、座学のみで取得出来るので難易度も易しいと言えます。
認定心理士の資格を持っていれば、4年制大学で心理学の基礎知識や基礎技能を修得していることを証明出来ます。
5位 心理判定員・児童心理司 (難易度:少し難しい)
児童相談所等の公的機関で、虐待や育児放棄といった家庭環境の中で苦しむ子供達のサポートをする役割を担っています。
受験資格は?
資格試験は特にありませんが、児童相談所に勤務する心理判定員は公務員であるため、大卒レベルの上級地方公務員採用試験に合格しなければいけません。
難易度は?
試験内容は自治体によって違ってきますが、元々採用人数も少なく、難易度が高い事は間違いありません。
ちなみに、臨床心理士の資格を持っていると有利と言われています。
6位 臨床発達心理士 (難易度:少し難しい)
乳幼児期から学齢期、青年期、高齢期とそれぞれの時期で発達の悩みは違いますが、その発達段階に合わせた支援やサポートを行います。
子供だけでなく、成人も支援の対象であるため、活動場所も多岐に渡ります。
受験資格は?
発達心理学関係の大学院を修了するか、発達心理学関係の大学を卒業した後に4年以上の臨床経験を積むと受験資格が与えられます。
難易度は?
1次審査は書類審査、そして多肢選択式と論述の二部構成になっている筆記試験があり、2次審査には臨床発達心理士としての資質が問われる口頭試験が行われます。
試験の合格率は公開されていませんが、難易度は学校心理士と同様に『少し難しい』とされています。
7位 学校心理士 (難易度:少し難しい)
学校生活における様々な問題について、アセスメント・カウンセリング・コンサルテーションなどを通し、子供やその保護者、教師に心理教育的援助サービスを行う事が出来るのが学校心理士という資格です。
受験資格は?
受験するには4年制大学を卒業した後大学院を修了するか、大学院に行かない場合は5年以上の実務経験が必要となります。
難易度は?
論述式、多岐選択式、面接の3段階で行われますが、教員の経験を有する者や相談機関等の専門職従事者など定められた条件を満たしている場合は試験内容も変わってきます。
臨床心理士よりも取得しやすいですが、難易度は比較的高めの『少し難しい』となっています。
8位 臨床心理士 (難易度:難しい)
心理カウンセラーの資格の中では最も知名度が高く、取得後は様々な分野で活躍できるため、カウンセラーを目指す人達にとっては憧れの資格でもあります。
受験資格は?
4年制大学を卒業し、さらに指定大学院か専門大学院を修了する事で受験資格が与えられます。
その他に、医師免許取得者に関しては心理臨床経験を2年以上積む事で受験資格を有します。
難易度は?
試験は筆記試験と口述面接のみですが、試験の合格率は毎年60%程度となっており、難易度は『難しい』です。
9位 公認心理師 (難易度:難しい)
臨床心理の分野では国内初の国家資格です。
受験資格は?
大学の心理学部を卒業した後に大学院に入学し修了する、または心理職として2年以上の実務経験を積めば受験資格が与えられます。
国家試験を受け、合格して公認心理師登録簿への登録を済ませれば、登録証が交付されるという流れになっています。
難易度は?
まだ誕生して間もない資格であることから、ハッキリとした難易度は出回っていません。
しかし、受験するためにはトータルで530時間以上もの心理実習時間を要するため、社会人になってから心理学の勉強をして取得を目指すのは、様々な面から難易度が高い資格と言えます。
10位 ユング派分析家国際資格 (難易度:難関)
難易度は?
取得難易度という面では、ユング派分析家国際資格が一番難関でしょう。
範囲の広さや奥深さから独学で習得するのは困難であり、一般人はもちろん、心理カウンセラーや精神科医などの専門家ですら取得が難しいと言われる難関の資格です。
国際資格になるため、面談では英語で話さなければならず、日本人でこの資格を取得している人は100人にも満たしていません。
取得する方法は?
資格を取得するには、まず熟練分析家の資質チェックを受ける、分析家候補生として訓練を受ける、資格候補生となりスーパーバイザーの指導の下で訓練を受けるといった過程を踏むことになります。
これらの過程が順調に進んでも4年以上を要しますが、実際はそれ以上の時間をかけて卒業するケースが多いです。
働きたい場所によって必要な資格も違う
心理カウンセラーに関連がある資格はたくさん存在します。
受験資格を満たすのにハードルが高い資格もありますが、仕事をする上で必ずしも難易度の高い資格が必要になる訳ではありません。
大切なのは自分がどんな仕事をしたいか、その仕事にはどの資格が優位になるかという点です。
また資格を取得すれば終わりではなく、クライアントから信頼されるカウンセラーになるには仕事をしながら日々勉強していく事も大切です。
民間資格なら通信講座で取得が可能
民間資格であれば、通信講座を受講するだけで『心理カウンセラー』の資格を取得することができます。
これから心理学を学ぶのであれば、まずは民間資格の心理カウンセラーから受講を始めてはいかがでしょうか?
心理カウンセラーの資格は沢山の種類があるので、それぞれの講座を資料請求して比較することをオススメしています。
講座を申し込む前に、まずは自分に合うかどうかを確認してみましょう。
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