ストレスが多い現代社会だからこそ、日々癒しを求めているという人はたくさんいると思います。
ストレス解消法には、
- お風呂にゆっくり浸かったり
- いつもより美容の時間を長くしたり
- 好きな本を読んだり
など、色々な方法がありますよね。
そんな癒しに関してですが、専門の資格を取ることで自分以外の人も癒すことができるようになります。
今回の記事では、『癒し』に関する10の資格を詳しく紹介していきましょう。
1.心理カウンセラー
心理カウンセラーの特徴は?
心理カウンセラーが行う仕事は、悩みやストレスを抱える人の話を聴き、解決に導くことです。
大人だけではなく子どもにもカウンセリングを行うことがあり、学校には専任のカウンセラーがいるほどです。
このストレス社会において、心理カウンセラーのニーズは高まっています。
公認心理師などの国家資格以外は民間資格となります。
必須となる資格はありませんが、資格があると知識と技術の証明になります。
心理カウンセラーになるには?
心理カウンセラーの民間資格の取得には、主に2つの方法があります。
1つ目は、通信講座を受講することです。
心理カウンセラーになるための知識や技術などのスキルを効率よく学習できるため、短期での取得が可能です。
例えば、
・キャリカレのメンタル心理カウンセラーなら約2ヶ月
・たのまなのメンタルケアカウンセラーは約3ヶ月
・メンタルケア心理士なら約4ヶ月
で取得できます。
わかりやすい内容のテキストになっているので、初めてでもしっかりと内容が身に付きます。
早く資格を取りたい人や自宅で学習をしたいという人におすすめです。
もう1つは、セミナーやスクールなど通学講座に通うことで取得する方法です。
取得までに1年以上の時間がかかりますが、独立ができたり、プロのスキルを身に着けることができます。
また、就業フォローや開業のノウハウ、カウンセラー同士のつながりのような、通信講座では得られないようなことを得ることができます。
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2.リンパドレナージュ
リンパドレナージュの特徴は?
リンパドレナージュという言葉に聞き覚えがない人でも、リンパマッサージなら知っている人は多いのではないでしょうか?
リンパドレナージュ・リンパマッサージとは、全身に流れているリンパ液をスムーズに流すための施術です。
それにより、むくみ改善などに効果があります。
エステサロンでも施術を行っていることが多いため、定期的に通って施術を受けているという人も多いです。
むくみで痛くなった脚が楽になるので、立ちっぱなし・座りっぱなしの仕事をしているという人におすすめです。
リンパドレナージュの資格を取得するには?
リンパドレナージュの施術を行うための資格は特に必要ありません。
ですが、民間資格を取得していると、より施術に信頼感が増し、より充実して仕事を行えるようになります。
民間資格も色々あり、多くは通信講座を受講することで取得できます。
例えば、
・ベリーナチュラルセラピースクールのJBTA認定リンパドレナージュセラピスト
・グローバルボディケア総合学院のリンパリファインセラピスト
・キャリアカレッジジャパンのリンパケアセラピスト
などがあります。
ただし、医療用リンパドレナージュの場合は、医師・看護師・作業療法士などの医療従事者の国家資格がないと資格取得ができません。
医療従事者の国家資格がある場合は、キャリアアップに活かすこともできます。
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3.アロマテラピー
アロマテラピーの特徴
雑貨店などでいい香りのするコーナーを見てみると、アロマオイルなどが販売されていることがあります。
アロマを購入することで、いい香りを楽しんでいる人が多くなっています。
このように、植物から抽出した精油を使い、香りの効果で心身の不調を改善させ、リフレッシュできるようにする健康法のことをアロマテラピーと呼びます。
アロマテラピーを専門に行っているのがアロマセラピスト・アロマコーディネーターです。
香りのプロとして、その人に合わせた精油を選び、癒すことができるようになります。
アロマテラピーを取得するには?
個人でアロマを楽しむのもいいですが、資格を取得することで、よりアロマを楽しむ時間が充実させることができたり、アロマショップやアロマテラピーサロンへの就職・インストラクターとして仕事をすることもできるようになります。
経験を積むことで、自分のサロンを開くこともできます。
アロマテラピーの資格は民間資格で、いくつか種類があります。
例えば
・アロマテラピー検定
・アロマテラピーアドバイザー
・アロマテラピーインストラクター
などがあります。
アロマテラピー検定は受験資格がないため誰でも受験ができますが、アロマテラピーアドバイザーはアロマテラピー検定1級の所持など、アロマテラピーインストラクターはアロマテラピー検定1級・アロマテラピーアドバイザーの所持などが受験資格となります。
アロマテラピーの資格が欲しいという場合は、まずはアロマテラピー検定の受験を目指しましょう。
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4.リフレクソロジー
リフレクソロジーの特徴
聞き慣れないリフレクソロジーという言葉ですが、足の裏を刺激することで体の不調を改善したり、美容効果に期待できる健康法です。
足裏マッサージのほうが馴染みがあるかもしれません。
足の裏には、体の臓器や器官と連動するツボのような部分がたくさんあります。
例えば、胃や肝臓と連動している部分を刺激すると、疲労回復や不調の改善につながるのです。
このような施術が、リフレクソロジーと呼ばれるものなのです。
リフレクソロジーになるには?
リフレクソロジーの資格は、国家資格ではなく民間資格となります。
数あるリフレクソロジーの民間資格には、西洋式以外にも東洋医学の考えを元にしているものもあり、施術方法も1つではありません。
どの資格にするか迷ってしまいますが、
・どのようなリフレクソロジーの施術をしたいのか?
・就職を希望しているサロンではどのような施術を行っているか?
など、目的を決めてから選ぶと迷わずに済みます。
資格の資料請求の他にも、認定校で体験をしているなど、実際にリフレクソロジーに触れてから選ぶのもおすすめです。
実際に資格を取得する場合は、基本的には指定スクールや指定の講座を受講し、筆記試験・実技試験を受けて合格するとリフレクソロジーの資格が認められます。
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5.カラーセラピー
カラーセラピーの特徴
今の気分を色で表すと…という心理テストが数多く存在します。
色は着色に使われるだけではなく、心にも影響しているのです。
色彩が人間の心と体にもたらしている生理的・心理的効果を利用することで心身のバランスを整えることをカラーセラピーと言います。
色を利用して心や体の状態を探り、癒していくことができるのです。
実際に数えきれないほどの色を操り、気持ちをコントロールできるため、知識を得ると生活がもっと明るくなるでしょう。
カラーセラピーを学習するには?
カラーセラピーの資格は、有名なものだと
・英国オーラソーマ社が認定しているカラーセラピー
・カナダ発祥のセンセーション・ジャパン認定カラーセラピスト
などがあります。
資格を取得すると、自分の気持ちをコントロールすることはもちろんですが、仕事として落ち込んでいる人、悩みを抱えている人を癒すこともできるようになります。
カラーセラピストとして活動をするのはもちろん、サロンを開業することもできるようになります。
また、セラピストとして以外にも、色の専門家として活動も可能です。
例えば、流行っているパーソナルカラー診断を行ったり、企業向けカラーコンサルタント業をしているという人もいます。
身近にある色も、正しい知識があれば大きな味方になります。
同時に、色の世界がもっと広がるでしょう。
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6.ベビーマッサージ
ベビーマッサージの特徴
マタニティ女性を対象に、ベビーマッサージの講習会を行っているところが多くあります。
そもそもベビーマッサージとは、赤ちゃんのリラクゼーションを目的としたものだけではありません。
マッサージを通じてスキンシップをし、親子の絆を深め、子どもの発達を促す効果を持っているのです。
ベビーマッサージはイギリスから伝わったものですが、実は日本でも江戸時代から赤ちゃんや子どもの病気の治療・予防や発達促進のために小児按摩というベビーマッサージと同じようなものが行われていたほど歴史あるものなのです。
他にも、インファントマッサージ・タッチセラピーなどのベビーマッサージも日本で広がってきています。
ベビーマッサージを取得するには?
ベビーマッサージの資格はたくさんありますが、特に人気が高いものが
・ロイヤルセラピスト協会のベビーマッサージベーシック
・日本チャイルドマインディング&エデュケア協会のタッチケアセラピスト
などがあります。
自分の子どもに行うことができるのはもちろんですが、ベビーマッサージ講師として仕事をすることもできるようになります。
助産師や保育士、幼稚園教諭などの赤ちゃん・子どもを専門とした資格があれば、キャリアアップにも繋がるでしょう。
赤ちゃんをより身近に感じながら、成長の手助けをすることができるベビーマッサージは、子どもを持つお母さんからの絶大な支持を得ているのです。
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7.整体師
整体師の特徴
体のコリをほぐすため、定期的に整体へ通っているという人は多いと思います。
そもそも整体とは、骨・筋肉・関節を動かし、本来の位置へと戻すことで身体のコリや痛みを和らげることです。
技術だけではなく、身体の不調や悩みを聞き出し、その内容に合った施術を行います。
毎日を快適に過ごせるようなストレッチやトレーニングなどのアドバイスも行います。
経験を積めば自分の店を持つこともできます。
整体師になるには?
整体師は国家資格ではありません。
資格がなくても施術することはできますが、資格を得ることでより信頼を得ることができるようになります。
資格は、通信講座や専門のスクールに通うことで取得できます。
その上で、整体院などに就職することになります。
経験を積むことで、自分の整体院を開業することも夢ではありません。
整体師の中には、
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師
・はり師
・鍼灸師
などの国家資格を取得している人も多くいます。
これらの資格を取得するには、専門学校などで3年以上学習し、国家試験に合格する必要があります。
また、整体の資格は、国家資格を取得している人のスキル・キャリアアップにもなります。
整体をより専門的に行いたい、プロを目指したいという場合は、国家資格+民間資格の取得がおすすめです。
8.エステティシャン
エステティシャンの特徴
エステサロンが普及した現在、ほとんどの女性がエステサロンへ通った経験を持っているでしょう。
エステサロンでは、フェイシャルケアやスキンケア以外にも、脱毛・痩身・リンパマッサージなど多くの施術を行っています。
かなり多くのことができるようになったため、それぞれの分野に特化した専門のエステサロンもあるほどです。
そこで活躍しているのがエステティシャンです。
色々なエステの施術はもちろんですが、体や皮膚に関する知識など、多くのことが求められる職業です。
エステティシャンになるには?
ほとんどのエステティシャンは、美容関連の専門学校や養成スクールなどで、知識・技術を身に着けてから就職します。
ですが、未経験でも会社の研修制度を利用することで、仕事を通して学ぶことができる場合もあります。
学校以外にも、通信講座で学習するという方法もあります。
日本エステティック協会が認定しているエステティシャン資格を取得できる通信講座などがあります。
中には、技術習得のためにスクーリングが必要となる講座もあります。
時間帯は大丈夫なのか?通える場所にあるのか?などをしっかりと確認しておきましょう。
9.アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダの特徴
アーユルヴェーダとは、インド発祥の伝統医学のことです。
5千年以上の歴史があり、本来持っている自己治癒力を高めて病気になりにくい身体を作るのです。
具体的に行うのは、主にハーブオイルを使ったトリートメントマッサージです。
成人はもちろんですが、乳幼児・子供からお年寄りまで、あらゆる年代に対応しています。
病気予防だけではなく、癒し・美容効果も持つ施術として注目を集めています。
アーユルヴェーダを学習するには?
アーユルヴェーダを行うための資格は特になく、民間資格を取得してからセラピストとなって仕事をするのが主流となっています。
資格なしでも施術ができますが、予防医学と言われているだけあって体の仕組みなどの専門的な知識が必要です。
また、施術で使用するオイルやその効能、トリートメント方法など、身に着けるべきスキルはたくさんあります。
資格を取ることを目標にすると、信頼されるようになるのはもちろん、自分のお店に一歩近づけるのです。
アーユルヴェーダの資格の例には、JAAアーユルヴェーディックアロマセラピー検定があります。
取得するには、JAAが指定するスクールで、アーユルヴェーディックアロマセラピーWeb講座を修了する必要があります。
10.アートセラピー
アートセラピーの特徴
心を落ち着けるための施術の1つとして、アートセラピーがあります。
アートセラピーは芸術療法とされており、絵画はもちろんですが音楽や演劇などを利用した精神医療の治療・心のケアとされています。
施術では、アートを心を映す鏡とし、描いた絵や表現したものを見て心の状態・悩み・ストレスなどを見つける作業をします。
こうすることにより、自分を客観的に見つめて問題解決のきっかけとしたり、自己実現への道を発見します。
また、子供の心の育成や高齢者の知的好奇心を刺激する方法としても注目されているのです。
アートセラピーを取得するには?
アートセラピーを使用するための資格は民間資格のみとなっています。
例えばオーロラ アートセラピスト養成スクールのアートセラピスト通信養成講座などです。
絵画や芸術以外にも、心理学を利用して分析を行うため、ユング心理学などの深層心理学なども合わせて学習することがおすすめです。
また、さまざまな描画分析法の知識があると、描いた絵を見て心の状態を判断することに役立ちます。
中でも一番大切なのは、相手に安心して心を開いてもらえるようなコミュニケーション能力を身に着けることです。
資格取得ももちろんですが、どんどん実践を重ねて、自信をつけることも重要です。
まとめ
マッサージ・香りはもちろんですが、色やアートなど、意外な癒し方法もあります。
それぞれきちんと資格もあるので、取得することで専門の知識の証明ができるのです。
どれか1つは心が惹かれたものがあるのではないでしょうか?
- 自分の仕事につながるもの
- 趣味になるもの
など資格を取得するきっかけは様々です。
まずは自分の興味のあるものからチャレンジしてみるのがおすすめです。
気になる資格があれば、取得方法などをチェックしてみてください。