「経済的に自立したいけどうまくいかない」「どうしても依存してしまう」と悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
経済的な自立は性別問わず生きていく上で必要ですし、精神的な自立にも繋がります。
新型コロナウイルス問題のようなイレギュラーな事態に備えるという意味でも、経済的な自立は身につけておきたいもの。
そこで今回は、経済的な自立をするための方法やポイント、おすすめの資格について詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、経済的自立への第一歩につながる知識を学べますよ。
ぜひチェックしてみてくださいね!
経済的な自立って?
まずは、経済的自立について解説します。
経済的自立とは「お金持ちであること」と考えられがちですが、そうではありません。
経済的自立を構成する要素は以下の3つです。
- 安定した収入がある
- 自己管理ができる
- 他者に依存しない
それぞれ、詳しくみていきましょう。
1.安定した収入がある
生活をする上で収入は必要最低限の要素です。
他者に頼らず、自立して生きていくためには安定した収入が欠かせませんよね。
しかし、前述したように、安定した収入とは「お金をたくさん持っていること」ではありません。
安定した生活を確立するために必要な収入は人によって異なりますが、毎月、生活ができるだけの収入が得られることが「安定した収入」です。
経済的自立をするための要素として、安定した収入は必須事項だと言えます。
2.自己管理ができる
自己管理とは自身の行動をコントロールするスキルで、経済的なものに限らず「自立」をするために必要です。
自己管理ができれば、毎日規則正しい生活を送り、衝動買いや無駄遣いをすることはなく、仕事のパフォーマンスにもつながるでしょう。
自己管理能力を疎かにしてしまうと、自立からは遠ざかってしまうのです。
自己管理ができるようになるには努力が必要ですが、自立した生活のために欠かせない要素です。
3.他者に依存しない
いくら安定した収入や自己管理のスキルがあっても、他者に依存していては自立した生活を確立できません。
もちろん夫婦であれば家計上収入は依存し合う場合が多いですよね。
しかし、ここで解説している他者への依存とは夫婦の家系依存とは違います。
家計の管理を誰かに任せっきりで、「今どれくらいの資産があって、毎月の収支がわからない…」という場合を依存だと認識するといいでしょう。
家族や彼氏、夫などに依存している場合は、依存を解くところから始めましょう。
経済的自立のために必要な3つのポイントは?
経済的自立について理解したところで、経済的自立に必要なポイントをご紹介します!
経済的自立に必要なポイントは以下の3つです。
- 具体的な目標を決める
- お金をコントロールする
- 資産形成・資産運用スキルを習得する
それぞれのポイントを詳しく解説しましょう。
1.具体的な目標を決める
具体的な目標は、経済的自立をする上で「どうなりたいのか」を明確にするために必要です。
具体的な目標を決めることで、今後必要な行動や足りないスキルが見えてくるため、経済的自立のために必要な要素を洗い出すことができます。
例えば、
- 月収を増やしたい
- 貯金ができるようになりたい
- 浪費癖を治したい
など、具体的な目標を決めましょう!
その目標を達成するために何が必要で、何が足りないのかを明確にすることで、経済的自立への第一歩を踏み出せます。
2.お金をコントロールする
お金のコントロールとは、収支の把握や収入増加、支出減少、資産増大などを自身でコントロールすることを言います。
「そんなの自分ではコントロールできない!」という方も多いかもしれませんが、お金のコントロールができる人は自己管理スキルを有しているということ。
初めは大変かもしれませんが、お金についてきちんと学習をすれば、お金のコントロールは難しくありません。
お金をコントロールするために、まずはお金について学ぶところから始めましょう。
3.資産形成・資産運用スキルを習得する
資産形成・資産運用スキルを身につければ、資産を増大させることができます。
経済的自立をするために必ずしも必要なスキルというわけではないですが、習得していればお金のコントロールにも役立ちます。
老後資金を形成するために資産形成・資産運用スキルを習得される方も多いので、この機会にぜひチェックしておきましょう!
経済的自立への第一歩は資格の取得!
経済的自立に必要なポイントを解説しましたが、結局のところ最も重要なのは「知識」と「スキル」です。
知識やスキルは勝手に身につくわけではありません。
学習をしていく必要があります。
ここでは、経済的自立に必要なスキルが身につく資格について解説していきます。
経済的な自立を目指している方はぜひチェックしてくださいね!
ファイナンシャルプランナー(FP)
ファイナンシャルプランナー(以下FP)とは、お金にまつわる様々な知識を持った専門家です。
資産形成や資産運用のために必要な知識を総合的に学ぶことができる資格で、家計管理にも役立ちます。
保険会社や不動産会社、金融機関など、就職・転職に活かすことも可能です。
FPを取得することで、家計管理の仕組みはもちろん、資産の増やし方や運用方法を知ることができるので、お金のコントロールに非常に有用な資格だと言えるでしょう。
FPの中でもポピュラーなのが、FP技能士の国家資格です。
3級・2級・1級の3つの級位がありますが、お金の知識をつけるなら3級で十分!
独学でも取得可能なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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宅地建物取引士
宅地建物取引士といえば、不動産業界で必要なイメージを持っている方が多いですが、概ね間違いありません。
簡単に解説すると、高額な不動産売買において消費者が損をしないために必要な資格です。
宅地建物取引士を取得することで不動産に関する知識を習得できます。
特に、資産増大を目指している方は、不労所得として不動産経営・不動産投資などを検討する場合が多いでしょう。
その際、少しでも不動産について知識を増やすために、宅地建物取引士の資格や前述したFPの資格を取得することがおすすめです。
また、宅地建物取引士は難易度の高い国家資格であるため、不動産業界への就職・転職にも役立ちます。
取得まで時間がかかってしまうデメリットもありますが、将来のことも考えた上で資格取得を検討してみるといいでしょう!
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士業
士業とは、弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士、行政書士などの資格を指します。
「士業の資格を取るなんて夢のまた夢…」と感じる方が多いかもしれません。
しかし、本気で取得する気があれば十分にチャレンジできる資格です。
士業の資格は国に定められた独占業務ができるため需要が高い傾向にあり、独立開業にも役立ちます。
収入を増やす、自身で経営できるスキルを身につけるためには、士業の資格を取得することがベストです。
しかし、並大抵の努力では合格できない茨の道なので、それなりの覚悟を持って本気で取り組む必要があります。
資格学校や通信講座の活用も検討しながら取得を目指しましょう。
看護師
医師や獣医師といった師業の中でもスムーズに習得でき、収入アップを目指しやすいのは看護師です。
看護学校に入学する必要がありますが、学校のカリキュラムをきちんとこなしていれば卒業することができます。
また、看護師の専門学校は、通常の専門学校や四年制大学よりもはるかに学費が安いのもポイントです。
体力や精神力が必要な資格ではありますが、医療の需要が高い日本では看護師資格を持っていて損をすることはありません。
30代・40代で子供を持った後でも看護学校に入学する方もいます。
医療の道に興味がある方は、ぜひ看護師資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、経済的に自立する方法について解説しました。
生きていく上で経済的な自立を身につけておくことは非常に重要です。
特に、新型コロナウイルス問題もあり、経済的に大きな打撃を受けた方も少なくないでしょう。
イレギュラーな問題に備えるという意味でも経済的に自立し、生きていく蓄えを増やしましょう。
今回解説したポイントやおすすめの資格を参考に、ぜひ、経済的自立への新しい一歩を踏み出してくださいね。