病院や薬局で働く上で必要不可欠なレセプトチェックの業務は、別分野の職場で事務の経験がある人にとっては聞き慣れない内容でしょう。
医療機関で募集をかけるときにはレセプトチェックのスキルを求められることが多く、日常業務でもこの知識があると確認がしやすくなるため、事前に学んでおく方がおすすめです。
そこでこの記事では、日本医療事務協会のレセプトチェック講座について見ていきます。
レセプトチェックとは?
レセプトチェック講座 | |
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スクール名 | 日本医療事務協会 |
料金(税込) | 53,900円〜 |
学習期間 | 1ヶ月〜 |
学習方法 | テキスト・添削課題 |
目指せる資格 | レセプト点検業務技能検定試験 |
資格試験 | 在宅 |
おすすめ度 |
病院や薬局では受診後や薬を処方された後に会計で支払いをしますよね。
しかし実際には、国民健康保険や被用者保険が医療費の大半を負担しており、個人で支払っているのは自己負担割合に応じた一部の金額です。
そのため、医療機関では医療保険の運営団体に差額を請求する必要があり、この請求書をレセプトと言います。
専用のシステムでレセプトの発行は機械が行いますが、提出する前に人の目で間違いがないかチェックします。
この作業がレセプトチェックです。
レセプトチェックを行う際は、医療事務の基本を理解している上で検査や治療、投薬などの内容を確認し、負担割合や請求先なども考慮して点検していきます。
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講座の特徴は?
日本医療事務協会のレセプトチェック講座は、医療事務全般について広く浅く学ぶタイプの講座とは異なり、レセプトチェックに特化して掘り下げて学ぶ点が特徴です。
医療事務員の中には、受付や会計のみの業務を行う人も多く含まれます。
しかし、請求業務であるレセプトチェックができるようになると、正社員への昇格や未経験の状態から就職できる可能性も高まるでしょう。
医療事務や会計は未経験から始めてもある程度対応できますが、レセプトチェックは内容が複雑な上、作業が煩雑なことから働きながら職場で教わることは多くありません。
そのため、最初からスキルのある人を優先的に採用する傾向があるのです。
少人数で運営をする薬局やクリニックは特にその傾向が顕著であるため、ぜひ事前に取得しておきたいスキルと言えます。
どんなコースがある?
レセプトチェック講座は東京都や愛知県、大阪府など、全国7か所にある教室に通う通学コースといつでもどこからでも学ぶことができる通信コースの2つがあります。
いずれのコースでも、最終的にはレセプト点検業務技能検定試験の合格が最終目標です。
通学コース
通学コースは自分が通いやすい立地の教室を選び、決められた日時に通ってベテラン講師から直接指導を受けるコースです。
実習が中心ですから即戦力になることができ、疑問に思ったことをすぐに質問できるため、効率的に学びたい方に向いています。
様々な症例のレセプトを使い、患者の病名から行われた検査や治療、処方された薬が適切かどうかを点検します。
ポイントやコツを解説してもらいながら実習を繰り返すため、短期間でも幅広い種類のレセプトチェックができるようになるコースです。
学習サポート期間は1年間設定されており、疑問をそのまま残さずに次に進めます。
また、振替や苦手科目の重複受講も無料で利用できますし、コースを変更することも可能です。
通信コース
通信コースは、ネット環境があればいつでもどこでも自分のペースで勉強できます。
事前にテキストが届き、理解度や空き時間に合わせて学習を進めていきますが、個別指導で一つひとつきちんと学べるので安心です。
テキストには診療項目ごとにチェックすべきポイントが分かりやすく記載されており、例題も豊富でしっかりレセプトチェックのスキルが身につきます。
既に医療事務で働きながら受講を両立させている人もいるので、スキルアップに役立てるのも良いでしょう。
課題の提出が2回あり、担任講師が添削とアドバイスをくれるほか、サポート期間が1年あるためゆっくり学ぶことが可能です。
メールや電話などによる質問を無料で何度でも受け付けていますので、苦手部分を残す心配もありません。
通学コースへの編入もできますが、差額の受講料は追加で支払う必要があります。
受講者の口コミは?
レセプトチェック講座を受講する人は実務経験者が多いです。
それまでレセプトチェックについてよく理解しておらず、受講したことでこれまで負担が大きく時間がかかっていた作業がずいぶん楽になったという意見が見られました。
また、レセプトチェックの仕組みを理解したことで、日々の会計業務をしながら間違いがないか確認できるようになって業務全体を見渡しやすくなったという声もあります。
コンピューターを使用したレセプトの発行も入力するのは人間ですので、整合性や算定方法についての知識や経験が必要です。
その点でも、さまざまな視点から業務を見直せるこちらの講座は高く評価されています。
よくある質問は?
Q. どんな人が受講していますか?
レセプトチェック講座には医療事務の基礎的な内容は含まれていないので、ある程度医療事務に関する経験や知識がある人を対象としています。
その上で、医療機関で正社員を目指したいという人、事前に知識を身につけてからクリニック等で働きたいという人が多く受講しています。
また、既に現役の医療事務員として働いている人の中にもレセプトチェックに現状関わっていないものの、今後のキャリアアップを目指したいとの考えで受講している人がいます。
Q. コースによって身につく力に違いはありますか?
金額的には通信コースの方が安くなっていますが、どちらも同じ教材を使用して担任講師がスキル習得のためにサポートする点は同じです。
通学コースの方が直接話を聞けるので理解しやすい環境ではあるものの、通信コースでも努力次第で十分な実力を身につけることは可能です。
こんな人におすすめ!
全く知識や経験のない人が医療事務について勉強したいという場合には、まずは基本の講座を受講するか、こちらの講座とセットで受講するのがおすすめです。
医療事務の基本的な知識を持っていて、いずれ必要になると思われるレセプトチェックについても学びたいという人はこちらの講座がぴったりでしょう。
また、
- 既に医療事務員として働いており、スキルアップを目指したい
- 業務としてレセプトチェックをしたことはあるが、しっかり理解しているわけではない
- 分野の違う医療機関に移る予定があるため、しっかりレセプトチェックについて学びたい
といった人も、こちらの講座で様々な症例に対応できる能力を身につけておくと良いでしょう。
まとめ
このように、レセプトチェックは医療事務員として従事する上で、スキルアップや正社員登用には必要不可欠です。
仕組みやチェックする際に気を付けるべき点、ノウハウなどを学ぶことで職場にとっても有用な人材になりますし、日ごろの作業や請求作業に費やす負担や時間も大幅に軽減できます。
長く医療事務を続けたいのであれば、ぜひ学んでおきましょう。
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