認定心理士とは?資格の取得方法・活躍の場・先輩の体験談を紹介します

心理学に興味があり、基本的なことを広く学んでみたいと思う人にふさわしいのが認定心理士です。

リズ
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心理学の世界に入るための第一歩になる資格とも言えます。

仕事に直結する資格というよりも、心理学の基礎をきちんと学びましたということを証明するものです。

今回の記事では、認定心理士を取得するためにはどうすればよいのか?また、実際に資格を取得した人の体験談などをまとめました。

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認定心理士って?

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認定心理士は、公益社団法人日本心理学会によって認定される民間資格です。

この資格を持っていれば、4年制大学で心理学の専門家になるために必要な基礎知識や基礎的な技能を学びました、と証明ができます。

認定心理士だけでは仕事に結びつくのは難しいかもしれませんが、臨床心理士や産業カウンセラーなどより、本格的な心理学の基礎知識を身につけられます。

認定心理士になるには?

認定心理士は大学等で心理学の基礎を学んだことを証明するためのものです。

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大学で特に心理学専攻というわけでなくても、日本心理学会が指定する単位を取得していれば認定心理士の申請が可能です。

ここがポイント!

通学だけでなく、通信制大学の単位取得でも認定心理士になれます。

比較的取りやすい資格ですが、挫折せずにしっかり学ばなければ取れない資格でもあります。

認定心理士の資格を取るためには?

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認定心理士になるための試験は特にありません。

日本心理学会に申請すれば資格を取得できます。

そのために必要な要件が以下の3つあります。

  1. 16歳以降に通算2年以上日本に住んでいること
  2. 大学や大学院で心理学や教育心理学などを学び、卒業あるいは修了していること
  3. 日本心理学会が指定する単位を大学等で取得している人

これらの要件が揃っていれば申請できるので、日本心理学会から申請用紙を取り寄せ、必要事項を記入し提出します。

日本心理学会の審査で合否が決まります。

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費用に関しては、審査料に1万円、後日合格通知が届いたら認定料3万円が必要です。

認定料の振込みが確認されれば、認定証やIDカードが送られてきます。

認定心理士の活躍の場は?

様々な場所でカウンセリングを行う

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認定心理士の資格を持つと、心理学の知識があると信頼されます。

基本的なカウンセリング技術を学んでいる証明でもあるので、児童福祉施設や社会福祉施設等でカウンセリングを行ったり、保育士介護福祉士のような専門家と連携して働くこともできます。

本格的なカウンセラーを行いたいなら、更に勉強して臨床心理士産業カウンセラーを目指し、ステップアップを目指す方法もあります。

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どんな場所で心理学の知識を活かして働きたいかで、目指す資格も決まります。

一般企業に就職する場合

一般企業に就職する場合も履歴書に認定心理士とあれば、コミュニケーション能力が高い・洞察力が深いとアピールでき、プラスに働くでしょう。

営業職でいろいろな人に会う、他の会社の担当者と交渉しなければならない、そんな人も自信を持って話せるようになり積極性が期待できます。

医療・介護業界の場合

医療や介護の現場で働く人にも、今持っている資格に認定心理士の知識と技術を加えることで、よりよい仕事をするための助けになってくれます。

職場だけでなく、家庭の中でも多角的に物事を見られるようになることで、家族関係が円滑になる可能性もあります。

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最も大切な人間関係と言える家庭内で役立てられるのも心理学を学ぶメリットです。

先輩認定心理士の体験談

難しくて苦労したが、達成感もあった

もともと心理学に興味があったので、認定心理士を取得しました。
最初は、心理学の基本を広く浅く学べればいいと思っていました。
専門用語が難しくて苦労しましたが、無事に全ての単位を取れた時の達成感は忘れられません。
勉強している間に職場のメンタルヘルスに興味がわき、産業カウンセラーの資格を目指したいと考えるようになりました。
将来は産業カウンセラーとして、職場で何かの形で学んだことを活かせたらと思っています。

きっかけは娘のために

きっかけはピアノをならっていた娘が、なかなか上達しない中で暗い表情になり、こんな時、親としてどうしてやればいいのかと思った時です。
心理学を学べば、娘に適切な言葉をかけてやれるかもしれないと思いました。
勉強を始めて、わからないことだらけで四苦八苦しましたが、目標があれば頑張れるかもと思い、認定心理士の資格を目指そうと。
何度も教科書を読み、借りた本を読み、ひたすら勉強してようやく認定心理士の認定証を手にできた時は、大きな達成感がありました。
心理学を学んで、物事をいくつもの方角からみられるようになり、いろいろな考え方ができるようになりました。
家族に対しても、以前なら考えなかったような思いを持って接することができている気がします。
娘は、私が勉強している姿を見て、自分も頑張ろうと思ってくれたようで、今では楽しんでピアノを続けています。

自分に自信をつけるために

看護師として、より患者さんに寄り添える看護を目指したいと思い、認定心理士を取得しました。
心理学の知識や、カウンセリングの技術を学べたおかげで、学ぶ前以上に患者さんとのコミュニケーションが出来るようになった気がします。
本格的なカウンセラーというわけにはいきませんが、心理学の知識があると患者さんに対しても職場の人達に対しても、自信を持って接することができるようになりました。
私はもともと看護師の資格があったので、認定心理士を取るために学んだ知識が仕事に活かせたのだと思います。

仕事のスキルアップのために

これまで特別養護老人ホームで社会福祉士として働いていましたが、精神保健福祉士の資格を取得して精神障害者に関わる施設に転職したのと、心理学も学んでおきたいと思い、認定心理士取得に挑戦しました。
社会福祉士になる時も心理学を少し学びましたが、より幅広い基本的な知識と技術を得られて学んでよかったと思いました。
今後、利用者の方々とお話する時にも役立ちそうです。
また、新しい職場は違う業種の方の出入りも多く、いろいろな立場の人との交流があるので、職場の人間関係を円滑に進められるように学んだことを活かしていきたいと考えています。

最後に

ここがポイント!

認定心理士は資格というよりも、心理学の基礎知識や基礎技術をしっかり学んだ証明書となるものです。

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心理学の基礎を幅広く学べるため、より難易度の高い心理学系の資格を目指すきっかけになります。

また、物事の見方や考え方が変わるきっかけになることもあるでしょう。

民間資格なら通信講座で取得が可能

民間資格であれば、通信講座を受講するだけで『心理カウンセラー』の資格を取得することができます。

これから心理学を学ぶのであれば、まずは民間資格の心理カウンセラーから受講を始めてはいかがでしょうか?

心理カウンセラーの資格は沢山の種類があるので、それぞれの講座を資料請求して比較することをオススメしています。

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講座を申し込む前に、まずは自分に合うかどうかを確認してみましょう。

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記事の執筆者
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